JPH0711776Y2 - スクリーン用異物除去装置 - Google Patents

スクリーン用異物除去装置

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JPH0711776Y2
JPH0711776Y2 JP2728890U JP2728890U JPH0711776Y2 JP H0711776 Y2 JPH0711776 Y2 JP H0711776Y2 JP 2728890 U JP2728890 U JP 2728890U JP 2728890 U JP2728890 U JP 2728890U JP H0711776 Y2 JPH0711776 Y2 JP H0711776Y2
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JP
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screen
foreign matter
blower
speed sprayer
fluid
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JP2728890U
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JPH03119411U (ja
Inventor
勉 金谷
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Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スピードスプレーヤの送風機の吸入口等に
配設されて異物の通過を阻止するスクリーンの異物除去
装置に係り、詳しくはスクリーンに付着した異物を除去
することができるスクリーン用異物除去装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
スピードスプレーヤでは、送風機へ落ち葉やビニール等
の異物が進入するのを防止するために、送風機の吸入側
にスクリーンが配設され、異物等を引っ掛けて、通過を
阻止するようにしている。
スクリーンへの異物等の付着は、送風機の送風能力の低
下や、散布むら等の不具合の原因となるので、定期的に
異物等を除去する必要があるが、従来のスピードスプレ
ーヤ(例:実公昭56−43417号公報)では、スクリーン
に付着した異物等を除去する装置は設けられておらず、
作業者が手作業でスクリーンに付着した異物等を除去し
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕 このように従来のスピードスプレーヤでは、スクリーン
が付着している異物等の除去は手作業で行う必要がある
ので、手間がかかるとともに、除去作業は、スピードス
プレーヤによる薬液の散布作業に並行しての実施は困難
で、散布作業を中断して行う必要があり、散布作業の能
率も低下している。
この考案の目的は、スクリーンにおける流体の通過中
も、スクリーンからの異物の除去を、手作業を省いて行
うことができるスクリーン用異物除去装置を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
この考案のスクリーン用異物除去装置の前提となるスク
リーン(32)は、流体の通過部に配設され、流体中の異
物(56)の通過を阻止する。そして、この考案のスクリ
ーン用異物除去装置では、スクリーン(32)は中空部材
(41,42)から成る。噴出穴(44)は、スクリーン(3
2)における流体の流れ方向に関して中空部材(41,42)
の上流側の面に穿設されている。異物除去用流体源(4
8)は、中空部材(41,42)内を経て噴出穴(44)へ連通
して、噴出穴(44)へ異物除去用流体を送出する。
〔作用〕
異物除去用流体源(48)が噴出穴(44)へ連通している
状態では、異物除去用流体が、異物除去用流体源(48)
から中空部材(41,42)内を経て噴出穴(44)へ導か
れ、噴出穴(44)からスクリーン(32)の上流側へ向か
って噴出する。これにより、スクリーン(32)に付着し
ていた異物(56)が吹き飛ばされて、スクリーン(32)
から分離する。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第4図はスピードスプレーヤ10の側面図である。スピー
ドスプレーヤ10は、前輪12と後輪14の駆動により前後進
自在であり、作業者が乗り込んでスピードスプレーヤ10
の運転操作する運転席16と、薬液を内部に貯蔵する薬液
タンク18と、エンジンやポンプ等の機械を収容するエン
ジン室20と、周囲へ薬液を噴出するノズル22を周辺部に
沿って配列されている噴頭24と、後方から空気を吸い込
んで噴頭24へ吐出する送風機26とを前側から順番に備え
ている。送風機26は、側方及び上方を覆う風胴28と、風
胴28内に配設され回転により空気を後方から吸入して噴
頭24へ吐出する動翼30とを備え、スクリーン32は、送風
機26の吸入口、すなわち風胴28の後方側開口に取付けら
れる。
第5図は風胴28からスクリーン32を取り外した状態で風
胴28及びスクリーン32を示す斜視図である。スクリーン
32は、同心的に配設されて周方向へ延びる複数個の環部
34と、放射方向へ延びて環部34を相互に連結する複数個
の放射部36とを備えている。取付部38は放射部36の外側
の端部に固定され、ボルト40は、取付部38に挿通され
て、風胴28の端面に螺合し、スクリーン32を風胴28に着
脱自在に固定する。
第1図はスクリーン32をスピードスプレーヤ10の後方か
ら見るとともにスクリーン32への加圧空気の供給装置を
示す図、第2図は第1図のII−II矢視の断面図である。
各環部34は1本の環状パイプ41から成り、各放射部36
は、スクリーン32の半径方向へ隣接同士の環部34を相互
に結合する複数個の直線状パイプ42から成る。噴出穴44
は、空気を吸入する側の各環状パイプ41及び直線状パイ
プ42の面に、スクリーン32の全体に分布するように、適
当な間隔で穿設されている。第2図に示されるように、
連通孔46は、環状パイプ41の各直線状パイプ42との接続
面に穿設されて、相互に結合している同士の環状パイプ
41と直線状パイプ42との中空空間同士を相互に連通し、
これにより、スクリーン32のすべての環状パイプ41及び
直線状パイプ42は相互に連通状態になる。第1図におい
て、電動コンプレッサ48は吐出側をホース50を介して所
定の放射部36の外側の端部に接続されている。スイッチ
52は、スピードスプレーヤ10の運転席16に配設されて、
運転席16の運転手によりオン、オフ操作され、電動コン
プレッサ48へのバッテリ54の電力の供給を制御する。
第3図はスクリーン32の落ち葉56が引っ掛かった状態を
示している。送風機26の運転に伴って、スピードスプレ
ーヤ10の後方から空気が吸入され、それと共に周辺の落
ち葉56やビニール等の異物が吸入され、落ち葉56等はス
クリーン32に引っ掛かって、送風機26内へ進入を阻止さ
れる。
実施例の作用について説明する。
送風機26の運転経過に連れて、スクリーン32には環部34
等の異物が付着し(第3図)、これは噴頭24の送風機26
からの薬液の噴霧を搬送する風量の低下及び散布むらの
原因になる。作業者は、スクリーン32からの落ち葉56等
の除去の必要を判断したときは、運転席16のスイッチ52
をオンにし、電動コンプレッサ48を駆動する。電動コン
プレッサ48の駆動はスピードスプレーヤ10の走行中及び
送風機26の運転中であってもよい。電動コンプレッサ48
の駆動により、加圧空気が、電動コンプレッサ48から吐
出され、ホース50を経てスクリーン32へ供給され、スク
リーン32のすべての環状パイプ41及び直線状パイプ42へ
行き渡る。そして、スクリーン32の全体にわたって分布
している噴出穴44から、送風機26における空気の吸入方
向とは逆方向へ噴出される。これにより、スクリーン32
に付着している落ち葉等は、スピードスプレーヤ10の後
方へ吹き飛ばされ、スクリーン32から除去される。
図示の実施例では、異物除去装置をスピードスプレーヤ
10のスクリーン32について説明したが、この考案に係る
異物除去装置は、スピードスプレーヤ10のスクリーン32
以外に例えばエンジン冷却水の放熱を行うラジエータに
設けられる防虫網等へも適用可能である。
図示の実施例では、異物除去用に加圧空気が利用される
が、高圧水等の流体を噴出させてもよい。
図示の実施例では、スクリーン32は網体であるが、スク
リーン32は相互に平行な複数本のバー等から構成されて
いてもよく、本考案が適用されるスクリーンの構造は任
意である。
〔考案の効果〕
この考案では、スクリーンが中空部材から構成され、噴
出穴が中空部材の上流側の面に穿設されて、異物除去用
流体が、異物除去用流体源から中空部材内を経て噴出穴
へ供給され、噴出穴から噴出して、スクリーンに付着し
ている異物を吹き飛ばすようになっている。したがっ
て、手作業によるスクリーンからの異物の除去を省略す
ることができ、簡単となるとともに、スクリーンにおけ
る流体の通過中にも異物の除去を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図はスクリーンを
スピードスプレーヤの後方から見るとともにスクリーン
への加圧空気の供給装置を示す図、第2図は第1図のII
−II矢視の断面図、第3図はスクリーンの落ち葉が引っ
掛かった状態を示す図、第4図はスピードスプレーヤの
側面図、第5図は風胴からスクリーンを取り外した状態
で風胴及びスクリーンを示す斜視図である。 32……スクリーン、41……環状パイプ(中空部材)、42
……直線状パイプ(中空部材)、44……噴出穴、48……
電動コンプレッサ(異物除去用流体源)、56……落ち葉
(異物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の通過部に配設され流体中の異物(5
    6)の通過を阻止するスクリーン(32)において、前記
    スクリーン(32)は中空部材(41,42)から成り、噴出
    穴(44)が、前記スクリーン(32)における流体の流れ
    方向に関して前記中空部材(41,42)の上流側の面に穿
    設され、異物除去用流体源(48)が、前記中空部材(4
    1,42)内を経て前記噴出穴(44)へ連通して、前記噴出
    穴(44)へ異物除去用流体を送出することを特徴とする
    スクリーン用異物除去装置。
JP2728890U 1990-03-19 1990-03-19 スクリーン用異物除去装置 Expired - Lifetime JPH0711776Y2 (ja)

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JPH03119411U JPH03119411U (ja) 1991-12-10
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JP2003334478A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Kioritz Corp 吸気部構造、送風装置及びスプレーヤ
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