JPH07113725A - 動揺度測定用プローブ - Google Patents

動揺度測定用プローブ

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Publication number
JPH07113725A
JPH07113725A JP5259857A JP25985793A JPH07113725A JP H07113725 A JPH07113725 A JP H07113725A JP 5259857 A JP5259857 A JP 5259857A JP 25985793 A JP25985793 A JP 25985793A JP H07113725 A JPH07113725 A JP H07113725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
vibration
tip
load
impedance head
Prior art date
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Pending
Application number
JP5259857A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sato
剛 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定中に先端チップ1に水分等の液体が付着
しやすいときや、プローブ本体を洗浄液で清掃するとき
等に、液体がプローブ内の電気部材を格納する場所に浸
入することがない動揺度測定用プローブを提供する。 【構成】 少なくとも、測定対象物に接触する先端チッ
プ1、入力信号の周波数に比例する周波数の振動を発生
する加振器10,11,12,13,14、前記先端チップ1を通じて
前記加振器10,11,12,13,14により加振された前記対象物
に生じる振動応力及び前記加振器の振動加速度を検出し
て、これらに比例する電気信号をそれぞれ発生するイン
ピーダンスヘッド2、前記先端チップ1を介した前記対
象物と前記インピーダンスヘッド2の間の静的接触荷重
を測定する荷重測定手段8からなる動揺度測定用プロー
ブにおいて、少なくとも、前記加振器10,11,12,13,14、
インピーダンスヘッド2及び荷重測定手段8を含む電気
部材を格納する場所を防水構造としたことを特徴とする
動揺度測定用プローブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定対象物の動揺度を
測定する装置の一部を構成する動揺度測定用プローブ。
【0002】
【従来の技術】従来この種の測定装置のプローブとし
て、例えば特開昭62-172946 号公報記載の「歯の機械イ
ンピーダンス(動揺度を含む)測定装置」のプローブ
は、先端チップ、ランダム信号発生器の出力により駆動
される加振器、加振器の振動の加速度と先端チップを通
じて該加振器により加振された歯周組織に生じる振動応
力を検出して、それらに比例する電気信号を発生するイ
ンピーダンスヘッド、歯周組織にかかる静的な接触荷重
を測定するロードセル(荷重測定手段)で構成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプロ
ーブでは、生体組織が測定対象物の場合に、例えば、唾
液等の水分が生体組織と接している先端チップからプロ
ーブ内部に浸入し、プローブの故障や感電事故を引き起
こすことがあるという問題点があった。本発明の目的
は、測定中に先端チップに水分等の液体が付着しやすい
ときや、プローブ本体を洗浄液で清掃するとき等に、液
体がプローブ内の電気部材を格納する場所に浸入するこ
とがない動揺度測定用プローブを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は「少
なくとも、測定対象物に接触する先端チップ、入力信号
の周波数に比例する周波数の振動を発生する加振器、前
記先端チップを通じて前記加振器により加振された前記
対象物に生じる振動応力及び前記加振器の振動加速度を
検出して、これらに比例する電気信号をそれぞれ発生す
るインピーダンスヘッド、前記先端チップを介した前記
対象物と前記インピーダンスヘッドの間の静的接触荷重
を測定する荷重測定手段からなる動揺度測定用プローブ
において少なくとも、前記加振器、インピーダンスヘッ
ド及び荷重測定手段を含む電気部材を格納する場所を防
水構造としたことを特徴とする動揺度測定用プローブ」
を提供する。
【0005】
【作用】本発明にかかる動揺度測定用プローブでは、少
なくとも、前記加振器、インピーダンスヘッド及び荷重
測定手段を含む電気部材を格納する場所を防水構造とし
た。即ち、ブローブにおいて、水分や洗浄液等の液体が
浸入すると、故障や感電を引き起こしやすい電気部材を
格納した場所を防水構造とした。
【0006】従って、本発明にかかる動揺度測定用プロ
ーブでは、測定中に先端チップに水分等の液体が付着し
やすいときや、プローブ本体を洗浄液で清掃するとき等
に、液体がプローブ内の電気部材を格納する場所に浸入
することがない。即ち、プローブの故障や感電事故が発
生することがない。かかる防水構造は、電気部材を格納
する場所を格納容器及び封止材料で密封することにより
形成できる。格納容器には、例えば、プローブの外筒や
内筒が利用できる。封止材料としては、例えば、ポリス
ルフィド系、ポリウレタン系、シリコン系、ブチル系又
はクロロスルホン化ポリエチレン系の各シーラントが好
ましい。さらに、溶剤型シーラントして、ポリクロロプ
レン系、アクリル系、SBR系、ニトリルゴム系、再生
ゴム系の各シーラントも使用できる。
【0007】また、かかる防水構造は、修理、点検、清
掃が可能な構造、即ち簡単に分解及び再組み立てができ
る構造にすることが好ましい。これは、弾性が大きい、
O−リングやシート状のゴムカバーを封止材料として使
用ことにより可能である。以下、実施例によって本発明
をより具体的に説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0008】
【実施例】図1は、実施例の動揺度測定用プローブを示
す概略断面図である。先端チップ1は、インピーダンス
ヘッド2にねじ込まれている。インピーダンスヘッド2
は、荷重測定手段の一例であるロードセル8にねじ込ま
れている。ロードセル8は、間に第1板バネ16を挟み込
んで軸9にねじ込まれている。軸9の他端(上側)は、
コイルホルダー14及び第2板バネ17を挟み込んでナット
18により締め付けられている。
【0009】磁石10の一端(下側)は、第1ヨーク11に
接着されており、他端(上側)は第2ヨーク12に接着さ
れている。第1ヨーク11と第2ヨーク12の間には磁路が
形成され、その間にコイル13が配置されている。コイル
13は、コイルホルダー14に接着されている。これらの磁
石10、第1ヨーク11、第2ヨーク12、コイル13及びコイ
ルホルダー14は、加振器を構成している。
【0010】第1の筒6内に、ヨーク11、スペーサ15、
板バネ17等を挿入した後に、ネジ19を第1の筒6にねじ
込むことで、筒6内に挿入された各部品を固定してい
る。第2の筒7も第1の筒6にねじ込まれており、両筒
6、7のつなぎ面には、封止材料としてOリング22を設
けている。第2の筒7の他端(上側)には、蓋20がねじ
込まれており、蓋20には外部機器と接続している電気コ
ード21が貫通している。電気コード21は、インピーダン
スヘッド2、ロードセル8、コイル13にも接続してい
る。
【0011】封止材料であるシート状のゴムカバー4
は、その一端(上側)を第1の筒6の端部(下側)に、
ゴムの伸びを利用して被せており、他端(下側)はイン
ピーダンスヘッド2の一端(下側)の円筒部分に、同じ
くゴムの伸びを利用して被せている。また、インピーダ
ンスヘッド2とゴムカバー4との間に隙間ができて、隙
間から液体が中に浸入するのを防ぐために、ゴムカバー
押さえ3によって、ゴムカバー4をインピーダンスヘッ
ド2との間に挟み込んでいる。
【0012】先端カバー5は、外見向上とゴムカバー4
保護のために設けてある。先端カバー5は、第1の筒6
にねじ込まれている。以上のように構成された動揺度測
定用プローブの動作について説明する。まず30〜20
00Hz程度の周波数を有するランダム電流をコイル13
に流す。コイル13は磁石10、第1ヨーク11、第2ヨーク
12により形成される磁場の中に置かれているので、コイ
ル13に電流を流すと、コイル13に力(コイル自体を動か
そうとする力)が発生する。
【0013】この力により、先端チップ1、インピーダ
ンスヘッド2、ロードセル8、軸9、コイルホルダー1
4、コイル13、ナット18が一体となって上下方向に振動
する。円盤状の第1板バネ16及び第2板バネ17は、厚さ
方向の剛性が小さいので、この振動を妨げることがほと
んどない。また、ゴムカバー4の剛性も小さいので、ゴ
ムカバー4からインピーダンスヘッド2に加わる力は無
視できる。振動の振幅は、測定対象物により異なるが、
約1〜5μm程度である。
【0014】測定はプローブ全体を手で保持し、プロー
ブの先端チップ1を測定対象物に押し付けて行う。測定
される動揺度は、このときの押しつけ荷重(静的接触荷
重)の値によって変動するので、荷重値が一定になるよ
うにして測定を行うことが好ましい。しかし、手操作で
押しつけ荷重値を一定に保持することは、極めて困難で
あるので、ロードセル8により荷重値をモニターし、荷
重値が所定範囲内に入ったときに、自動的に振動加速度
や振動応力(動的荷重)を測定するようにしてある。測
定に必要な時間は約3秒であり、その間、先端チップ1
は測定対象物に接触している。
【0015】測定対象物が水分の多い環境下にある場合
で、例えば、歯の動揺度を測定する場合に、水分(唾
液)が先端チップ1に付着しても、ゴムカバー4、ゴム
カバー押さえ3及び第1の筒6により水分の内部浸入を
防止できた。また、プローブを清掃するときに、先端カ
バー5をはずしてアルコール等の液体を含んだ脱脂綿で
プローブ全体を拭いたが、ゴムカバー4、ゴムカバー押
さえ3、第1の筒6、第2の筒7及びOリング22によ
り、電気部材格納場所を密封してあるので、液体が電気
部材格納場所に浸入することが全くなかった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定中に先端チップに水分等の液体が付着しやすいとき
や、プローブ本体を洗浄液で清掃するとき等に、液体が
プローブ内の電気部材を格納する場所に浸入することが
ないので、動揺度測定用プローブの故障や感電事故を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例の動揺度測定用プローブの概略断面
図である。
【符号の説明】
1・・・先端チップ 2・・・インピーダンスヘッド 3・・・ゴムカバー押さえ 4・・・ゴムカバー(封止材料の一例) 5・・・先端カバー 6・・・第1の筒 7・・・第2の筒 8・・・ロードセル(荷重測定手段の一例) 9・・・軸 10・・・磁石(加振器の構成部材) 11・・・第1ヨーク(加振器の構成部材) 12・・・第2ヨーク(加振器の構成部材) 13・・・コイル(加振器の構成部材) 14・・・コイルホルダー(加振器の構成部材) 15・・・スペーサー 16・・・第1板バネ 17・・・第2板バネ 18・・・ナット 19・・・ネジ 20・・・蓋 21・・・電気コード 以 上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、測定対象物に接触する先端
    チップ、入力信号の周波数に比例する周波数の振動を発
    生する加振器、前記先端チップを通じて前記加振器によ
    り加振された前記対象物に生じる振動応力及び前記加振
    器の振動加速度を検出して、これらに比例する電気信号
    をそれぞれ発生するインピーダンスヘッド、前記先端チ
    ップを介した前記対象物と前記インピーダンスヘッドの
    間の静的接触荷重を測定する荷重測定手段からなる動揺
    度測定用プローブにおいて、 少なくとも、前記加振器、インピーダンスヘッド及び荷
    重測定手段を含む電気部材を格納する場所を防水構造と
    したことを特徴とする動揺度測定用プローブ。
JP5259857A 1993-10-18 1993-10-18 動揺度測定用プローブ Pending JPH07113725A (ja)

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JP5259857A JPH07113725A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 動揺度測定用プローブ

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JPH07113725A true JPH07113725A (ja) 1995-05-02

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JP5259857A Pending JPH07113725A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 動揺度測定用プローブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019209474A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 ジー・エフ マシーニング ソリューションズ アー・ゲーGF Machining Solutions AG 工作機械の構造的特徴を決定するためのシステムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019209474A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 ジー・エフ マシーニング ソリューションズ アー・ゲーGF Machining Solutions AG 工作機械の構造的特徴を決定するためのシステムおよび方法

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