JPS643089Y2 - - Google Patents

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JPS643089Y2
JPS643089Y2 JP13895981U JP13895981U JPS643089Y2 JP S643089 Y2 JPS643089 Y2 JP S643089Y2 JP 13895981 U JP13895981 U JP 13895981U JP 13895981 U JP13895981 U JP 13895981U JP S643089 Y2 JPS643089 Y2 JP S643089Y2
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JP
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piezoelectric vibrator
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detection device
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JP13895981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧電振動子を用いた粉体等の量検知
を行う物体検知装置に係り、とくに圧電振動子を
支える支持筒部分の改良に関する。
第1図は従来のこの種の物体検知装置を示す。
この図において、基体1と蓋体2とによつて箱状
のケース3が構成され、蓋体2には支持筒4が一
体に形成されている。そして、支持筒4の先端面
に圧電振動子5が周縁部にて接着されている。前
記ケース3内には圧電振動子5の共振特性を利用
する発振回路が基板6上に実装されている。
圧電振動子5は第2図A,Bに示す如く、銅、
アルミニウム等の非磁性金属薄板のダイアフラム
10上に圧電磁器11を付着させ、この圧電磁器
11上に電極12A,12bを形成したものであ
る。ここで、ダイアフラム10は、各電極12
A,12Bに対向する共通電極として機能し、該
ダイアフラム10及び各電極12A,12Bには
電気接続のためのリード線13A乃至13Cが接
続されらる。発振回路は通常電極12Aを主電
極、電極12Bを帰還電極として用いた帰還発振
回路であり、ダイアフラム10に被検知物が接し
たとき圧電振動子5のQが低下することによつて
発振を停止するものである。
第1図の如き物体検知装置は、実際の使用にお
いては、粉体等の被検知物を収納した収納容器の
底部又は側面下部等に配置され、圧電振動子5の
ダイアフラム10側にて被検知物に接触するよう
にする。そして、被検知物の量が一定値以上とな
つて圧電振動子5のQの低下がある程度以上とな
ると発振回路が発振を停止することから、被検知
物の量検知を行う。
ところで、第1図の場合、支持筒4はケース3
と同一材質、すなわち樹脂で形成されるのが普通
であるが、このような構造であると、圧電振動子
5の振動が支持筒4を通してケース3に伝搬し、
振動エネルギや損失が漏洩が多くなり、ケース3
を含む構造体に定在波が乗つたりして実際の検知
動作を極めて不安定であつた。そのため、例えば
粉体重量検知の場合、200乃至600gの範囲で検知
感度がばらついてしまつていた。また、良品、不
良品の選別も最終段階(収納容器等にケース3を
装着する段階)でしか実行できず、歩留が低いだ
けでなく検査に手間がかかる不都合もあつた。
本考案は、上記の点に鑑み、圧電振動子を支持
する支持筒の少なくとも一部を非磁性金属のリン
グ状ブロツクで構成することにより物体検知動作
を安定化し、検知感度のばらつきを減じた物体検
知装置を提供しようとするものである。
以下、本考案に係る物体検知装置の実施例を図
面に従つて説明する。
第3図及び第4図において、基体1と蓋体2A
とによつて箱状のケース3Aが構成され、蓋体2
Aには圧電振動子5を支える支持筒の基部を成す
リング状突出部20が樹脂等により一体に形成さ
れている。また、支持筒の圧電振動子側部分はし
んちゆう、アルミ等の非磁性金属のリング状ブロ
ツク21で構成され、このリング状ブロツク21
はリング状突出部20に対して振動損失の大きい
樹脂22、例えばウレタンゴムで接着される。ま
た、リング状ブロツク21の先端面には圧電振動
子5の周縁部がシリコン樹脂等の弾性接着情23
で取付けられている。なお、ケース3A内に収納
される基板6に圧電振動子5の共振特性(Q変
化)を利用する発振回路が実装されている。
上記実施例によれば、非磁性金属のリング状ブ
ロツク21が支持筒の一部を構成しており、この
リング状ブロツク21にて圧電振動子5の振動が
ケース3A側に伝わるのを効果的に防止できる。
また、この効果をさらに確実なものとするため、
ケース側リング状突出部20に対し振動損失の大
きな樹脂でリング状ブロツク21を接続してい
る。従つて、検知動作をケース取付状態、位置等
に影響されることなく安定に実行でき、検知感度
のばらつきを減じることができる。例えば、粉体
重量検知の場合において、従来200乃至600gの範
囲のばらつきであつたものが320乃至400gの範囲
内に収まり、約1/2以下のばらつきとなる。従つ
て、製品の歩留りを大幅に向上せることができ、
また良品、不良品の選別を最終段階より前の段階
で行うことができる。
以上説明したように、本考案によれば、物体検
知動作を安定にかつ少ないばらつきで実行可能な
物体検知装置を得ることができ、普通紙複写機の
トナーセンサ、自動販売機の粉体(コーヒー、コ
コア等)検知器等に好適に使用できる。また、精
度向上の結果、圧力検知センサとしても利用可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の物体検知装置を示すものであつ
て圧電振動子及び支持筒部分を断面とした斜視
図、第2図Aは圧電振動子の正面図、同図Bは同
底面図、第3図は本考案に係る物体検知装置の実
施例であつて圧電振動子及び支持筒部分を断面と
した斜視図、第4図は実施例の要部拡大断面図で
ある。 1……基体、2,2A……蓋体、3,3A……
ケース、4……支持筒、5……圧電振動子、6…
…基板、10……ダイアフラム、11……圧電磁
器、20……リング状突出部、21……リング状
ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースより突出する支持筒にて圧電振動子を支
    持し、該圧電振動子への被検知物の接触の有無に
    応じてその圧電振動子の共振状態が変化すること
    を利用した物体検知装置において、前記支持筒の
    前記圧電振動子側の少なくとも一部を非磁性金属
    のリング状ブロツクで構成し、前記圧電振動子を
    前記リング状ブロツクに弾性接着剤で接着し、前
    記リング状ブロツクをケース側に振動損失の大き
    い樹脂にて接続したことを特徴とする物体検知装
    置。
JP13895981U 1981-09-21 1981-09-21 物体検知装置 Granted JPS5847184U (ja)

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JP13895981U JPS5847184U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 物体検知装置

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JP13895981U JPS5847184U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 物体検知装置

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JPS5847184U JPS5847184U (ja) 1983-03-30
JPS643089Y2 true JPS643089Y2 (ja) 1989-01-26

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