JPH07111360B2 - タービン式流量計の補正回路 - Google Patents

タービン式流量計の補正回路

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JPH07111360B2
JPH07111360B2 JP63112760A JP11276088A JPH07111360B2 JP H07111360 B2 JPH07111360 B2 JP H07111360B2 JP 63112760 A JP63112760 A JP 63112760A JP 11276088 A JP11276088 A JP 11276088A JP H07111360 B2 JPH07111360 B2 JP H07111360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はタービン式流量計の補正回路に係り、タービン
式流量計の流量計測値を補正するタービン式流量計の補
正回路に関する。
従来より被測流体の流速に応じて回転するタービンの回
転を検出してパルスを生成し、このパルス又はパルス毎
の所定の流量値を積算して表示するか、又はこのパルス
又はパルス毎の所定の流量値を積算して一定値以上とな
ったとき単位量の流量信号を出力して被測流体の流量を
計測するタービン式流量計がある。
従来の技術 例えば都市ガス等の被測流体を家庭等に給送する配管途
中(具体的には各家庭に1台)には、被測流体(一般に
は被測流体としては都市ガスであるので以下ガスとい
う)を微小流量域から大流量域まで広範囲に計測するこ
とのできる流量計が配設されている。この種の従来の流
量計としては、例えば実開昭61−15520号記載のタービ
ン式流量計がある。
発明が解決しようとする問題点 タービン式流量計においては、ガスの流量が急激に低下
した場合、タービンロータの慣性によりタービンロータ
の回転が減速して低下した流量に一致する回転となるま
でに時間がかかり、この間は計測流量が実際の流量より
多くなるという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、流量の過剰
積算を防止したタービン式流量計の補正回路を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明回路は被測流体の流速に応じて回転するタービン
の回転を検出してパルスを生成し、パルス又はパルス毎
の所定の流量値を積算して被測流体の流量を計測するタ
ービン式流量計に設けられる。
検出手段はパルスの周期又は一定時間内のパルス数から
流量の低下率を得、低下率が所定値以上となる第1の時
点及び該低下率が所定値未満となる第2の時点を検出す
る。
補正値生成手段は、第2の時点におけるパルスの周期又
は一定時間のパルス数と第1の時点から第2の時点まで
の時間に応じて補正値を生成する。
積算手段は、第1の時点から第2の時点までの時間を除
いてパルス又はパルス毎の所定の流量値を積算し、その
積算値に補正値生成手段よりの補正値を加算する。
作用 本発明においては、検出手段で流量の低下率を所定値と
比較して流量急減の開始及び終了時点夫々としての第1,
第2の時点を検出する。積算手段は第1の時点から第2
の時点までの間のみパルス又はパルス毎の所定の流量値
の積算を中断することにより、過剰積算を防止する。ま
た、補正値生成手段は第2の時点におけるパルスの周期
又は一定時間内のパルス数及び第1の時点から第2の時
点までの時間から上記積算手段の積算中断時における不
足積算値にあたる補正値を生成し、これが積算手段の積
算値に加算されることにより積算手段の不足積算が防止
され、上記積算値が表わす流量の精度が向上する。
実施例 第2図は本発明回路の適用されるタービン式流量計の一
実施例を示す。第2図中、流量計11は例えば都市ガス等
のガスを給送する配管(図示せず)途中に配設されてい
る。流量計11の流量計本体12の内部には主流路13が形成
されている。
又、主流路13は流入路13a,分流室13b,計測室13c,流出路
13dとよりなる。流入路13aと分流室13bとの間には第1
の弁座14が設けられており、分流室13bと計測室13cとの
間には第2の弁座15が設けられている。
16は遮断弁で、弁座14に上流側より着座する弁体16a
と、弁体16aを着座方向に附勢するコイルバネ16bと、開
弁信号の供給により弁体16aを離座方向に駆動する電磁
ソレノイド16cとを有する。
17は切換弁で、弁座15に下流側より着座する弁体17a
と、弁体17aを着座方向に附勢するコイルバネ17bと、開
弁信号の供給により弁体17aを離座方向に駆動する電磁
ソレノイド17cとを有する。なお、弁体17aは電磁ソレノ
イド17c内に嵌入するロッド17a1の下端に円板状の弁板1
7a2をネジ止め等により固着してなる。又、弁板17a2
下側段部にはリング状のゴム製パッキン17a3が取付けら
れている。
なお、上記遮断弁16及び切換弁17の電磁ソレノイド16c,
17cは弁座14,15の上方の開口13e,13fを閉塞する平板上
の取付ベース18上に載置固定されている。又、開口13e,
13fと取付ベース18との間はOリング19,20によりシール
されている。
尚、ここで、電磁ソレノイド16c,17cを詳述すると、こ
れらの電磁ソレノイド16c,17cは自己保持機能を有した
ものであり、ソレノイドを励磁して鉄心を吸着すると、
その後は、ソレノイドの電流を開放してもそのまま鉄心
を吸着しつづける型式のものである。このように、本型
式の電磁ソレノイド16c,17cを用いたのは作動当初の
み、電流を供給すればその後、電流を供給せずとも、そ
の状態が保持できるので、省電力となるからである。
通常の流量計測時においては、電磁ソレノイド16cは当
初励磁されるのでロッド16a1が上動して、上方に保持さ
れる結果、遮断弁16の弁体16aは離座している。従っ
て、遮断弁16は緊急時のみ電磁ソレノイド16cの磁界が
打ち消されるように瞬時のみ電流を供給すれば弁体16a
はコイルバネ16bにより閉弁するようになっている。
21は流量計測部(この検出手段は前記弁体17aが離座す
るような下流側の圧力低下を検知するもので詳細は後述
する)で、上記切換弁17の下流側の取付部13gに取付固
定されている。
流量計測部21は筒状の本体21a内に流路21bを有し、流路
21b内には上流側コーン21cと、下流側コーン21dとが支
柱21eにより支持されている。
22はタービンロータ(回転体)で、ハブ外周に複数の羽
根22aを有し、上流側コーン21cと下流側コーン21dとの
間に設けられている。又、タービンロータ22は流路21b
内を流れる流量に応じて回転するように軸受23a,23bに
より回転自在に支承されている。又、タービンロータ22
のハブにはマグネット24が埋設されている。
25は磁気センサ等よりなる回転検出用ピックアップで、
タービンロータ22のマグネット24に対向するように下流
側コーン21cに埋設されている。このピックアップ25は
タービンロータ22の回転を検出し、回転に応じたパルス
を制御回路32に出力する。
なお、制御回路32は電磁ソレノイド16c,17cと接続さ
れ、ピックアップ25からのパルスを検知して流量を積算
するとともにパルス間隔に応じて切換弁17を開弁又は閉
弁させる。
流量計測部21の本体21aの外周にはOリング26,27が設け
られており、取付部13gの内壁と本体21aとの間はこのO
リング26,27によりシールされている。又、取付部13gの
内壁には第1の段部13g1と第2の段部13g2とを有する。
そのため、本体21aは第1の段部13g1に当接するととも
に、第2の段部13g2との間にノズル室28を形成する。
29は小径なノズル孔で、一端が流路21bに開口し、他端
が上記ノズル室28に開口するように本体21aに穿設され
ている。又、ノズル孔29の一端はタービンロータ22の羽
根22aの外周に対向するように開口している。
30は分流路で、一端が分流室13bに開口するとともに他
端が上記ノズル室28に開口するように設けられている。
従って、この分流路30を通過するガスはノズル室28に至
り、ノズル孔29を介してタービンロータ22の羽根22aに
噴射される。このようにすることにより、下流側での使
用流量が微小でもノズル孔29により、タービンロータ22
に直接、ガスが噴出される結果、タービンロータ22は高
速で回転する。
当初、制御回路32は遮断弁16を開弁状態とさせる。する
と、前記した如く、本体16aは上方に開弁したまま、遮
断弁16への電流を断っても、その状態に保持される。こ
の遮断弁16が閉弁するのは、緊急時だけであり、この際
にも前述したように、遮断弁16に短時間電流を供給すれ
ば遮断弁16は直ちに閉弁する。
今、下流側でガス器具が使用され始められたとする。例
えば、家庭内のガス湯沸器の口火を点火したとする。こ
のときのガス使用量は微小なため、切換弁17は閉弁状態
になっており、ガスは分流室13bより分流路30,ノズル室
38,ノズル孔29を介してタービンロータ22の羽根22aに噴
射され、タービンロータ22は回転する。
このようなタービンロータ22の回転はピックアップ25に
より検出されており、ピックアップ25はタービンロータ
22に埋設したマグネット24の通過に伴って、タービンロ
ータ22の回転数に応じたパルス間隔を有するパルスを出
力する。そして、制御回路32はピックアップ25からのパ
ルス又はパルス毎の流量値を積算してガスの流量を算出
する。また、制御回路32はピックアップ25から入力され
たパルスのパルス間隔又は一定時間のパルス数を検知し
ている。
ここで、例えば湯沸器を点火してお湯を使用することに
する。そのため、流量計11より下流側でのガス使用量が
増加することになる。又、ガス使用量の増加に伴ってタ
ービンロータ22がさらに高速回転する。制御回路32では
ピックアップ25から出力されたパルスのパルス間隔又は
一定時間のパルス数を見ているので、ガス使用量が分流
路30の限界量に達し、パルス間隔が第1の所定値になる
と、電磁ソレノイド17cに開弁信号を出力する。
その結果、電磁ソレノイド17cは励磁されその電磁力に
より弁体17aは上方に吸引され弁座15より離座する。な
お、弁体17aはコイルバネ17bのバネ力に抗して上動する
が、上流側圧力に逆らわず、しかも後述するようにコイ
ルバネ17bはバネ力が弁閉に必要な最小の力に設定され
ているので、弁体17aは比較的小さな駆動力で上動す
る。
切換弁17の上記弁開動作により、ガスは弁座15の開口を
通って計測室13cに至り、流量計測部21の流路21bを通過
して流出路13dより下流側のガス器具に給送される。
切換弁17の弁開動作により、タービンロータ22の回転数
は、一時的に下がる。しかしながら、ガス湯沸器の使用
に伴うガス使用量の増加によって、ガスの流量が増加
し、タービンロータ22の回転数も上昇する。この間のタ
ービンロータ22の回転数は、前述の如くピックアップ25
により検出されており、制御回路32はピックアップ25よ
り出力されたパルスにより流量を演算するとともに積算
する。
ここで、ガス湯沸器の使用を止め、口火だけを点火させ
た状態に戻し、ガス使用量を低減させることにする。ガ
ス湯沸器でのガス使用量が減少することにより、流量計
測部21の流路21b内を通過するガス流量も減少する。従
って、タービンロータ22の回転数も降下する。
なお、制御回路32では弁体17aの開,閉動作のバタツキ
を防止するため、切換弁17の弁閉動作と弁開動作にヒス
テリシスをもたせてある。即ち、制御回路32は、ピック
アップ25からのパルスのパルス間隔が第1の所定値より
小さい第2の所定値以上であるか否かを検知しており、
タービンロータ22の回転数がさらに下がってパルス間隔
が上記第2の所定値未満になったことを検知して、切換
弁17に閉弁信号を出力する。その結果、弁開位置に保持
されていた弁体17aはバネ17bのバネ力により弁座15に当
接し、主流路13を閉じる。
従って、ガスは分流室13bより分流路30を介してノズル
室28に至り、ノズル孔29よりタービンロータ22の羽根22
aに噴出される。このため、タービンロータ22はノズル
孔29より噴射されたガスを受けて回転することになる。
第1図は本発明回路の一実施例のブロック図を示す。こ
の第1図の回路は第1図の制御回路32内に設けられてい
る。
同図中、端子40にはピックアップ25よりのパルスが入来
し、増幅器41で増幅される。この後、パルス又はパルス
毎の流量値は積算手段としての積算回路42に供給され
て、ここで積算される。これと共に増幅器41よりのパル
スは検出手段としてのオーバーメータ検出器43、オーバ
ーメータ終了検出器44及び補正値生成手段としてのオー
バーメータ時積算回路45夫々に供給される。
ところで、ガスの使用を急激に停止して、流量が第3図
(A)に示す如く時刻T1で零となっても、タービンロー
タ22の回転数、即ち端子40に入来する単位時間当りのパ
ルス数は第3図(B)に示す如く徐々に低下し、時刻T2
で零となる。つまり、時刻T1からT2の間では回転数が流
量を表わしていない。
第1図に示すオーバーメータ検出器43及びオーバーメー
タ終了検出器44夫々は常時、一定時間に入来するパルス
を計数することにより、このパルスの周期を測定してい
る。つまり、第3図(C)に示す如く一定時間間隔で時
刻t1,t2,…夫々における回転数N0,N1…を計測してい
る。
更に、オーバーメータ検出器43は前回の回転数Ni−
ら今回の回転数Niを減算し、差Ni−−Niが一定値ΔN
以上となったとき(第1の時点)、オーバーメータ開始
信号OMSを生成して積算回路42及びオーバーメータ時積
算回路45に供給する。上記の一定値ΔNは正の値で、流
量の急激な変化に対応した値に設定されている。
またオーバーメータ終了検出器44は前回の回転数Ni−
と今回の回転数Niとの差Ni−−Niが一定値ΔN未満又
は零以下となったとき(第2の時点)、オーバーメータ
終了信号OMEを生成して積算回路42及びオーバーメータ
時積算回路45に供給する。
オーバーメータ時積算回路45はオーバーメータ検出器43
と同様に一定時間に入来するパルスを計数して今回の回
転数Niを計測すると共に、信号OMSの入来から信号OMEの
入来までのオーバーメータ時間を計測する。そして信号
OMEの入来時の回転数Niとオーバーメータ時間との積を
求める。
例えば第4図に示す如く、時刻TAで信号OMSが入来し時
刻TBで信号OMEが入来したとき、図中の斜線部の面積に
相当するオーバーメータ時積算値NB(TB−TA)即ち補正
値をオーバーメータ時積算回路45は求めて積算回路42に
供給する。
積算回路42は増幅器41よりのパルス又はパルス毎の流量
値を積算するが、信号OMSの入来から信号OMEの入来まで
の期間は上記の積算を中断する。更に信号OMSの入来
後、オーバーメータ時積算回路45よりのオーバーメータ
時積算値を加算して積算を行なう。
積算回路42の出力する積算値は表示装置46に供給され、
ここで上記積算値が流量として表示される。
このように信号OMSの発生後、信号OMEの発生までの期間
積算回路42は積算を行わないので流量の過剰積算が防止
され、また、信号OMEの発生時点で回転数Niが零でない
場合もオーバーメータ時積算回路42によって上記期間の
オーバーメータ時積算値が求められ積算回路42の積算値
に加算されるため、流量の不足が補正される。
これによって、タービン式流量計の精度が向上し、流量
変動が大なる場所にも適用でき、適用範囲が広がる。
ところで、信号OMEの入来後、積算回路42で一度にオー
バーメータ時積算値を加算すると、表示装置46の流量表
示値が急に変化するため、積算回路42に増幅器41よりの
パルスが入来する毎に上記オーバーメータ時積算値を何
回かに分けて加算しても良い。
また、第1図の回路の動作をマイクロコンピュータによ
って行なっても良い。第5図はそのフローチャートを示
す。
同図中、初期設定(ステップ50)の後、回転数Niを計測
し(ステップ51)、前回の回転数Ni−との差Dを求め
(ステップ52)、今回の回転数Niを前回の回転数Ni−
に入れる(ステップ53)。
次に差Dを一定値ΔNと比較し(ステップ54)、差Dが
一定値ΔN以上であればタイマOTをインクリメントし
(ステップ55)、オーバーメータフラグOFをセットし
(ステップ56)、積算カウンタSCの値又はそれに相当す
る流量を表示して(ステップ57)、ステップ51に戻る。
差が一定値ΔN未満ならばフラグOFを判別し(ステップ
58)、フラグOFがセットされてなければ積算カウンタSC
に回転数Niを加算し(ステップ59)、カウンタSCの値又
はそれに相当する流量を表示する(ステップ60)。フラ
グOFがセットされていれば回転数NiとタイマOTとの積
(オーバーメータ時積算値)をカウンタSCの値に加算し
て(ステップ61)、カウンタSCの値又はそれに相当する
流量を表示して(ステップ62)、タイマOT及びフラグOF
をリセットする(ステップ63)。上記ステップ60,63の
実行後はステップ51に移行する。
ところで、タービンロータ22の回転数が小さい領域では
端子40に入来するパルス(ロータパルス)の周期が第6
図(A)に示す如く長くなる。この場合には、ロータパ
ルスから同図(B)に示すゲートパルスを生成し、ゲー
トパルスのHレベル(同図(C)に示す)を上記ロータ
パルスに代用することが可能である。この場合にはゲー
トパルスのパルス間隔TPをパルスTWに比して大とし、ゲ
ートパルスGPi−1,GPi夫々の周期に対応するクロックパ
ルス数ni−1,niの差を大きくしてオーバーメータ検出及
びオーバーメータ終了検出を容易とする。
また、流量が大なる領域では、流量が急増する場合にも
回転数の立上がりに遅延を生じ、これが流量の急減の回
転数の立下がりの遅延と相殺される。従って、本発明の
補正回路は所定流量でのみ動作するよう構成しても良
い。
また、第7図に示す如く、オーバーメータ検出の時刻TA
は流量の急減時刻TAAより遅れるので、オーバーメータ
終了検出の時刻TBより時間ΔTだけ遅れて時刻TBBに信
号OMEを出力しても良い。このときのオーバーメータ時
間はTBB−TAとすることによって時刻TAA,TA間の流量の
過剰積算を時間ΔTの流量の不足積算で相殺できる。
また、流量が非常に小であると不足積算の補正量は微小
であり、実用上補正の必要はない。従って、第8図に示
す如く回転数が所定値NTH以下となったときは回転数を
定数kみなし、オーバーメータ時積算値をk(TB−TA
としても良く、更に定数kを零としても良い。
さらに、特殊な使用では、流量を急に零として、慣性回
転中は表示を停止しておくような場合がある。この場合
回転数が低下し、実用上補正しなくてよいレベルであっ
ても、かゝる低回転数においてオーバーメータ終了とし
て通常の計量を行なうようにするとオーバーメータによ
り補正する必要がある計量値が、低回転時オーバーメー
タ終了とともにその後の慣性回転により得られるロータ
パルスによって急激に積算されて変化してしまうことが
あり、計量値の表示変化が著しく違和感をまねく。そこ
でオーバーメータ終了の判定を回転が完全に停止した時
と、低流量が在る場合とを正確に区分するため第8図に
示す如く、停止直前に近いロータの回転周期と同等の時
間ΔTeを基準として一定流量の所定値NTH以下になった
時点から通常流量が零となり確実に停止するまでの時間
ΔTzを待ち、その後ΔTe時間内に流量パルスを検出した
ときは補正値を積算回路42に移し、所定のルールで積算
回路42の内容を表示装置46に移す。もし時間ΔTz後の時
間ΔTe内にパルスがなければオーバーメータ時積算回路
45の内容を零として、通常モードにもどす。これは補正
値がすでに著しく小さいので実用上問題ない。
これにより前記の違和感のある表示変化を無くすことが
できる。
発明の効果 上述の如く、本発明のタービン式流量計の補正回路によ
れば、流量が急激に低下したとき流量の過剰演算を防止
でき、計測流量の精度が向上し、これによってタービン
式流量計の適用範囲を拡大でき、実用上きわめて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の一実施例のブロック図、第2図は
本発明回路の適用されるタービン式流量計の一実施例の
断面図、第3図,第4図,第7図,第8図夫々は第1図
の回路の動作を説明するための図、第5図は本発明回路
の動作を実行するマイクロコンピュータの一実施例のフ
ローチャート、第6図は本発明回路の変形例を説明する
ための波形図である。 42……積算回路、43……オーバーメータ検出器、44……
オーバーメータ終了検出器、45……オーバーメータ時積
算回路、46……表示装置、50〜63……ステップ。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 慶一 東京都国分寺市北町1―17―20 (72)発明者 鳥谷部 紀美郎 東京都豊島区西池袋2―31―12 パシフイ ツク目白マンシヨン502 (72)発明者 柘植 和夫 神奈川県横浜市旭区川島町1876 (72)発明者 池田 英明 神奈川県横浜市中区不老町3丁目12番地 (72)発明者 小島 輝久 神奈川県川崎市多摩区堰1―7―16 (72)発明者 小牧 正之 東京都稲城市押立1188 (72)発明者 森田 寛 大阪府大阪市西区千代崎3―2―95 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 村上 貴敏 大阪府大阪市西区千代崎3―2―95 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐藤 泰生 愛知県東海市新宝町507―2 東邦瓦斯株 式会社内 (72)発明者 纈續 保男 愛知県東海市新宝町507―2 東邦瓦斯株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−44624(JP,A) 特開 昭55−112524(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測流体の流速に応じて回転するタービン
    の回転を検出してパルスを生成し、該パルス又は該パル
    ス毎の所定の流量値を積算して該被測流体の流量を計測
    するタービン式流量計に設けられ、 該パルスの周期又は一定時間内のパルスの数から該流量
    の低下率を得、該低下率が所定値以上となる第1の時点
    及び該低下率が所定値未満となる第2の時点を検出する
    検出手段と、 該第2の時点における該パルスの周期又は一定時間のパ
    ルスの数と該第1の時点から第2の時点までの時間に応
    じて補正値を生成する補正値生成手段と、 該第1の時点から第2の時点までの時間を除いて該パル
    ス又は該パルス毎の所定の流量値を積算し、その積算値
    に該補正値生成手段よりの補正値を加算する積算手段と
    を設けたことを特徴とするタービン式流量計の補正回
    路。
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