JPH07110312B2 - 自動ミシン - Google Patents
自動ミシンInfo
- Publication number
- JPH07110312B2 JPH07110312B2 JP61201994A JP20199486A JPH07110312B2 JP H07110312 B2 JPH07110312 B2 JP H07110312B2 JP 61201994 A JP61201994 A JP 61201994A JP 20199486 A JP20199486 A JP 20199486A JP H07110312 B2 JPH07110312 B2 JP H07110312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long material
- piece
- tip
- sewing machine
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B35/00—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B35/00—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
- D05B35/06—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding
- D05B35/062—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding with hem-turning
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05D—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
- D05D2207/00—Use of special elements
- D05D2207/02—Pneumatic or hydraulic devices
- D05D2207/04—Suction or blowing devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S112/00—Sewing
- Y10S112/02—Air work handling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、平板状長尺材を折返し２つ折りにして縫製
する自動ミシンに関し、特に上記長尺材を２つ折りにし
つつ長尺材の先端をミシン針の直下まで自動的に送込む
ことが可能な長尺材送込み装置を有する自動ミシンに関
する。
する自動ミシンに関し、特に上記長尺材を２つ折りにし
つつ長尺材の先端をミシン針の直下まで自動的に送込む
ことが可能な長尺材送込み装置を有する自動ミシンに関
する。
長尺材を２つ折りにしつつ長尺材の先端をミシン針の直
下まで送込むガイド部として、第５図に示すように、縫
製される長尺材１を縦にして挿入する挿入口部２と、第
５図のVI−VI及びVII−VII断面図である第6,7図に示す
ように、縦にして挿入した長尺材１を縦長のコ字状から
横長のコ字状に、そして出口３では２つ折りになるよう
に案内する溝４とを有し、かつ内側ガイド片５には挿入
口部２附近から出口３近くまで延長する長孔６を設けた
ものが、従来用いられている。
下まで送込むガイド部として、第５図に示すように、縫
製される長尺材１を縦にして挿入する挿入口部２と、第
５図のVI−VI及びVII−VII断面図である第6,7図に示す
ように、縦にして挿入した長尺材１を縦長のコ字状から
横長のコ字状に、そして出口３では２つ折りになるよう
に案内する溝４とを有し、かつ内側ガイド片５には挿入
口部２附近から出口３近くまで延長する長孔６を設けた
ものが、従来用いられている。
長尺材を２つ折りにしてから製縫するには、ガイド部Ａ
の挿入口部２の開口溝４から長尺材１を押し込み、長尺
材の先端が長孔６から見えるようになると、第５図に示
すように、引込み針７を長尺材に判し、引込み針７を長
孔６に沿って進め、長尺材の先端８がミシンの針９の下
に達したところで、引込み針７を長尺材から離脱する。
その後、挿入口部２の近くで長尺材を手で持ち長尺材に
適当な緊張を与え、ミシンで稼動すればよい。
の挿入口部２の開口溝４から長尺材１を押し込み、長尺
材の先端が長孔６から見えるようになると、第５図に示
すように、引込み針７を長尺材に判し、引込み針７を長
孔６に沿って進め、長尺材の先端８がミシンの針９の下
に達したところで、引込み針７を長尺材から離脱する。
その後、挿入口部２の近くで長尺材を手で持ち長尺材に
適当な緊張を与え、ミシンで稼動すればよい。
従来は、引込み針７を用いて長尺材をミシン針方向まで
移送しなければならないので時間がかかり前後方向の位
置決めに熟練を要するという問題があった。
移送しなければならないので時間がかかり前後方向の位
置決めに熟練を要するという問題があった。
この発明は、自動的に長尺材をミシン針方向まで移送可
能とするものである。
能とするものである。
この発明は、上記目的達成のために、ミシン針９の前方
に位置され、縫製される平板状長尺材１を挿入するため
の挿入口部12と，上記長尺材が当接するガイド片10と，
このガイド片に沿って送られる上記長尺材の端部を２つ
折りにした状態で導出するための折返し片11,11と，を
有するガイド部Ｂと、このガイド部を介して導出される
長尺材の先端が上記ミシン針の直下に達したことを検出
するセンサ32と、上記ガイド片の表面とほぼ平行に位置
し上記長尺材の表面に当接しながら上記長尺材を移送す
る押圧機構Ｃと、縫製前に、上記センサからの出力があ
るまで上記押圧機構を駆動させて上記長尺材の先端を上
記ミシン針の直下まで移送させる駆動機構Ｄとから成る
長尺材送込み装置を具備し、上記押圧機構Ｃは、ベース
材15と、このベース材に枢着されガイド片方向に揺動自
在となった揺動片17と、この揺動片とベース材との間に
介在された弾性材18と、上記揺動片の先端に枢着され先
端19が直線状に延び、後端20がガイド片とは反対方向に
湾曲された当接部材21とより成る。
に位置され、縫製される平板状長尺材１を挿入するため
の挿入口部12と，上記長尺材が当接するガイド片10と，
このガイド片に沿って送られる上記長尺材の端部を２つ
折りにした状態で導出するための折返し片11,11と，を
有するガイド部Ｂと、このガイド部を介して導出される
長尺材の先端が上記ミシン針の直下に達したことを検出
するセンサ32と、上記ガイド片の表面とほぼ平行に位置
し上記長尺材の表面に当接しながら上記長尺材を移送す
る押圧機構Ｃと、縫製前に、上記センサからの出力があ
るまで上記押圧機構を駆動させて上記長尺材の先端を上
記ミシン針の直下まで移送させる駆動機構Ｄとから成る
長尺材送込み装置を具備し、上記押圧機構Ｃは、ベース
材15と、このベース材に枢着されガイド片方向に揺動自
在となった揺動片17と、この揺動片とベース材との間に
介在された弾性材18と、上記揺動片の先端に枢着され先
端19が直線状に延び、後端20がガイド片とは反対方向に
湾曲された当接部材21とより成る。
この発明の自動ミシンは上記の長尺材送込み装置を具備
しているので、押圧機構の数回の往復運動で長尺材は押
圧機構によって移送される。
しているので、押圧機構の数回の往復運動で長尺材は押
圧機構によって移送される。
以下にこの発明の１実施例を図面により説明する。
第１図はこの発明の１実施例の斜視図、第２図は押圧機
構の上面図、第３図は長尺材のみが進行時の摩擦部材の
態様の説明図、第４図は第１図のガイド部のIV−IV断面
図である。
構の上面図、第３図は長尺材のみが進行時の摩擦部材の
態様の説明図、第４図は第１図のガイド部のIV−IV断面
図である。
この実施例の主要部は、第１図のガイド部Ｂと押圧機構
Ｃと駆動機構Ｄとから成り、これに押圧機構Ｃの案内板
Ｅ、被縫製部材の縫い終り確認センサーＦ、被縫製材ガ
イドＧが付属している。そして押圧部材以外のものは基
板Ｈ上に固定してある。前記ガイド部Ｂは、平板状長尺
材１が当接する垂直なガイド片10と、長尺材１の端部を
折返し出口では２つ折りになるように案内する上下の溝
を形成する折返し片11,11とから成り、上記垂直なガイ
ド片10は挿入口部12における上，下部分に小幅の内側片
13,13を有し、内側片13,13が延長しない部分14では案内
される長尺材が露出する。
Ｃと駆動機構Ｄとから成り、これに押圧機構Ｃの案内板
Ｅ、被縫製部材の縫い終り確認センサーＦ、被縫製材ガ
イドＧが付属している。そして押圧部材以外のものは基
板Ｈ上に固定してある。前記ガイド部Ｂは、平板状長尺
材１が当接する垂直なガイド片10と、長尺材１の端部を
折返し出口では２つ折りになるように案内する上下の溝
を形成する折返し片11,11とから成り、上記垂直なガイ
ド片10は挿入口部12における上，下部分に小幅の内側片
13,13を有し、内側片13,13が延長しない部分14では案内
される長尺材が露出する。
押圧機構Ｃは、第２図に示すように、ベース材15と、こ
のベース材15の前記垂直ガイド片10と対向する面16に枢
着されガイド片10方向に揺動自在となった揺動片17と、
この揺動片17とベース材15との間に介在された弾性材18
と、上記揺動片17の先端に枢着され先端19が直線状に延
び、後端20がガイド片10とは反対方向に湾曲された当接
部材21とから成る。当接部材21の長尺材と当接する面は
第３図に示す如くパンチングメタルから成る摩擦部材30
を有する。なお、当接部材21は、揺動片17とほぼ平行を
保つように、揺動片17に設けられた図示しないばねで付
勢されている。
のベース材15の前記垂直ガイド片10と対向する面16に枢
着されガイド片10方向に揺動自在となった揺動片17と、
この揺動片17とベース材15との間に介在された弾性材18
と、上記揺動片17の先端に枢着され先端19が直線状に延
び、後端20がガイド片10とは反対方向に湾曲された当接
部材21とから成る。当接部材21の長尺材と当接する面は
第３図に示す如くパンチングメタルから成る摩擦部材30
を有する。なお、当接部材21は、揺動片17とほぼ平行を
保つように、揺動片17に設けられた図示しないばねで付
勢されている。
ベース材15の下部には案内板Ｅに当接するローラ31が設
けられ、これにより後述のロッド23は前進方向にのみガ
イドされ、ガイド片10より離間する方向には反らないと
ともに、回動しない。駆動機構Ｄは、押圧部材Ｃを前
進，後退させる駆動シリンダ22と、シリンダロッド23
と、駆動指示連絡部材24と、駆動シリンダ22の支持板25
とから成り、垂直ガイド片10の表面26（第４図）とほぼ
平行でかつやや下向きに傾斜してシリンダロッド23が往
復動するように基板Ｈに取付けてある。32は、長尺材１
の前端を検出するセンサーである。また、ガイド片10に
は、エアー吹出し口29,29が設けられ、長尺材の送込み
時及び縫製時エアーがガイド片10の裏側より吹出すこと
により長尺材とガイド片に生ずる摩擦抵抗を少なくして
いる。
けられ、これにより後述のロッド23は前進方向にのみガ
イドされ、ガイド片10より離間する方向には反らないと
ともに、回動しない。駆動機構Ｄは、押圧部材Ｃを前
進，後退させる駆動シリンダ22と、シリンダロッド23
と、駆動指示連絡部材24と、駆動シリンダ22の支持板25
とから成り、垂直ガイド片10の表面26（第４図）とほぼ
平行でかつやや下向きに傾斜してシリンダロッド23が往
復動するように基板Ｈに取付けてある。32は、長尺材１
の前端を検出するセンサーである。また、ガイド片10に
は、エアー吹出し口29,29が設けられ、長尺材の送込み
時及び縫製時エアーがガイド片10の裏側より吹出すこと
により長尺材とガイド片に生ずる摩擦抵抗を少なくして
いる。
被縫製材の縫い終り確認センサーＦは、ガイド部Ｂの前
端附近でガイド片10に対向するように、被縫製材ガイド
Ｇはガイド部Ｂの後方に若干離れて、それぞれ基板Ｈに
固定してある。
端附近でガイド片10に対向するように、被縫製材ガイド
Ｇはガイド部Ｂの後方に若干離れて、それぞれ基板Ｈに
固定してある。
この実施例の長尺材送込み装置によれば、長尺材１を手
で持ってガイド部Ｂの挿入口部12に、長尺材の先端を挿
入し若干押し進め、駆動機構Ｄを作動すると、シリンダ
ロッド23が前進，後退を繰り返す。これにより、押圧機
構Ｃの当接部材21の摩擦部材30が長尺材に当接して前進
する。そして所定距離前進して長尺材の先端28がミシン
針９の下に達したときにこれがセンサ32で検出され、こ
のセンサ32の出力により駆動機構のシリンダロッドは一
時後退する。またミシン針９が駆動され長尺材はミシン
の押え金で押えられ、送り装置により前進させられなが
ら縫製される。長尺材の終端がセンサＦで検出されると
制御回路で設定された針数だけ縫続け、その後縫製動作
は停止される。縫製中はシリンダロッドが前進した状態
で保持され長尺材１がミシンの送り装置により前進させ
られるので当接部材は長尺材との接触で若干回動し当接
部材の後端20と長尺材が接触し長尺材を案内する。な
お、当接部材21の後退時は、当接部材21は第３図の如
く、長尺材１への接触で回動し、当接部材の後端20の湾
曲部分が長尺材に当接し、先端19が当接の時よりは小さ
い摩擦抵抗となって後退するので長尺材を引戻すことは
ない。なお、弾性材18の押圧力は調整ネジ27により調整
される。ミシン及び長尺材送込み装置の駆動機構の作動
はシーケンス回路による。
で持ってガイド部Ｂの挿入口部12に、長尺材の先端を挿
入し若干押し進め、駆動機構Ｄを作動すると、シリンダ
ロッド23が前進，後退を繰り返す。これにより、押圧機
構Ｃの当接部材21の摩擦部材30が長尺材に当接して前進
する。そして所定距離前進して長尺材の先端28がミシン
針９の下に達したときにこれがセンサ32で検出され、こ
のセンサ32の出力により駆動機構のシリンダロッドは一
時後退する。またミシン針９が駆動され長尺材はミシン
の押え金で押えられ、送り装置により前進させられなが
ら縫製される。長尺材の終端がセンサＦで検出されると
制御回路で設定された針数だけ縫続け、その後縫製動作
は停止される。縫製中はシリンダロッドが前進した状態
で保持され長尺材１がミシンの送り装置により前進させ
られるので当接部材は長尺材との接触で若干回動し当接
部材の後端20と長尺材が接触し長尺材を案内する。な
お、当接部材21の後退時は、当接部材21は第３図の如
く、長尺材１への接触で回動し、当接部材の後端20の湾
曲部分が長尺材に当接し、先端19が当接の時よりは小さ
い摩擦抵抗となって後退するので長尺材を引戻すことは
ない。なお、弾性材18の押圧力は調整ネジ27により調整
される。ミシン及び長尺材送込み装置の駆動機構の作動
はシーケンス回路による。
この発明の自動ミシンの長尺材送込み装置は、ミシン針
の前方に位置され、縫製される平板状長尺材を挿入する
ための挿入口部と，上記長尺材が当接するガイド片と，
このガイド片に沿って送られる上記長尺材の端部を２つ
折りにした状態で導出するための折返し片と，を有する
ガイド部と、このガイド部を介して導出される長尺材の
先端が上記ミシン針の直下に達したことを検出するセン
サと、上記ガイド片の表面とほぼ平行に位置し上記長尺
材の表面に当接しながら上記長尺材を移送する押圧機構
と、縫製前に、上記センサからの出力があるまで上記押
圧機構を駆動させて上記長尺材の先端を上記ミシン針の
直下まで移送させる駆動機構とから成る長尺材送込み装
置を具備し、上記押圧機構は、ベース材と、このベース
材に枢着されガイド片方向に揺動自在となった揺動片
と、この揺動片とベース材との間に介在された弾性材
と、上記揺動片の先端に枢着され先端が直線状に延び、
後端がガイド片とは反対方向に湾曲された当接部材とよ
り成るので、縫製前において、予めガイド部に挿入され
た長尺材は、センサからの出力があるまで駆動機構によ
り作動する押圧機構によってミシン針の方向に移送さ
れ、長尺材の先端がミシン針の直下に位置されるように
自動的にセットされるため、縫製は必ず長尺材の先端か
ら行なわれるので、質の良い縫製が行なえる。また、作
業者は、縫製前において、長尺材を挿入口部を介してガ
イド部に挿入するだけでよく、後は自動的に長尺材の先
端がミシン針の直下に位置されるので、作業者の負担が
著しく軽減される。すなわち、作業者が熟練者でなくと
も、質の良い縫製が行なえて、作業者の負担も軽減でき
る自動ミシンが得られる。また押圧機構は、上記のよう
な構成部品により構成されており、当接部材は弾性力を
もって長尺材と当接するので、長尺材をスムーズに移送
できる。さらに、当接部材の後端はガイド片とは反対方
向に湾曲された形状に形成されているので、駆動機構に
よって押圧機構が後退させられる時には、この湾曲部分
が長尺材に当接することによって摩擦抵抗が小さくなる
ことから、このとき長尺材が引き戻されるような不具合
もなくなる信頼性の高い装置が得られる。また本装置を
自動他制御回路が設けられた自動ミシンに設置すること
によってより一層の作業工数低減が図れる。
の前方に位置され、縫製される平板状長尺材を挿入する
ための挿入口部と，上記長尺材が当接するガイド片と，
このガイド片に沿って送られる上記長尺材の端部を２つ
折りにした状態で導出するための折返し片と，を有する
ガイド部と、このガイド部を介して導出される長尺材の
先端が上記ミシン針の直下に達したことを検出するセン
サと、上記ガイド片の表面とほぼ平行に位置し上記長尺
材の表面に当接しながら上記長尺材を移送する押圧機構
と、縫製前に、上記センサからの出力があるまで上記押
圧機構を駆動させて上記長尺材の先端を上記ミシン針の
直下まで移送させる駆動機構とから成る長尺材送込み装
置を具備し、上記押圧機構は、ベース材と、このベース
材に枢着されガイド片方向に揺動自在となった揺動片
と、この揺動片とベース材との間に介在された弾性材
と、上記揺動片の先端に枢着され先端が直線状に延び、
後端がガイド片とは反対方向に湾曲された当接部材とよ
り成るので、縫製前において、予めガイド部に挿入され
た長尺材は、センサからの出力があるまで駆動機構によ
り作動する押圧機構によってミシン針の方向に移送さ
れ、長尺材の先端がミシン針の直下に位置されるように
自動的にセットされるため、縫製は必ず長尺材の先端か
ら行なわれるので、質の良い縫製が行なえる。また、作
業者は、縫製前において、長尺材を挿入口部を介してガ
イド部に挿入するだけでよく、後は自動的に長尺材の先
端がミシン針の直下に位置されるので、作業者の負担が
著しく軽減される。すなわち、作業者が熟練者でなくと
も、質の良い縫製が行なえて、作業者の負担も軽減でき
る自動ミシンが得られる。また押圧機構は、上記のよう
な構成部品により構成されており、当接部材は弾性力を
もって長尺材と当接するので、長尺材をスムーズに移送
できる。さらに、当接部材の後端はガイド片とは反対方
向に湾曲された形状に形成されているので、駆動機構に
よって押圧機構が後退させられる時には、この湾曲部分
が長尺材に当接することによって摩擦抵抗が小さくなる
ことから、このとき長尺材が引き戻されるような不具合
もなくなる信頼性の高い装置が得られる。また本装置を
自動他制御回路が設けられた自動ミシンに設置すること
によってより一層の作業工数低減が図れる。
第１図はこの発明の１実施例の斜視図、第２図は押圧機
構の上面図、第３図は長尺材のみが進行時の摩擦部材の
態様の説明図、第４図は第１図のガイド部のIV−IV断面
図、第５図は従来例の斜視図、第6,7図はそれぞれ第５
図のVI−VI,VII−VII断面図である。 １……長尺材、９……ミシン針、10……ガイド片、11,1
1……折返し片、26……ガイド片の表面、Ｂ……ガイド
部、Ｃ……押圧機構、Ｄ……駆動機構。
構の上面図、第３図は長尺材のみが進行時の摩擦部材の
態様の説明図、第４図は第１図のガイド部のIV−IV断面
図、第５図は従来例の斜視図、第6,7図はそれぞれ第５
図のVI−VI,VII−VII断面図である。 １……長尺材、９……ミシン針、10……ガイド片、11,1
1……折返し片、26……ガイド片の表面、Ｂ……ガイド
部、Ｃ……押圧機構、Ｄ……駆動機構。
Claims (1)
- 【請求項１】ミシン針の前方に位置され、縫製される平
板状長尺材を挿入するための挿入口部と，上記長尺材が
当接するガイド片と，このガイド片に沿って送られる上
記長尺材の端部を２つ折りにした状態で導出するための
折返し片と，を有するガイド部と、このガイド部を介し
て導出される長尺材の先端が上記ミシン針の直下に達し
たことを検出するセンサと、上記ガイド片の表面とほぼ
平行に位置し上記長尺材の表面に当接しながら上記長尺
材を移送する押圧機構と、縫製前に、上記センサからの
出力があるまで上記押圧機構を駆動させて上記長尺材の
先端を上記ミシン針の直下まで移送させる駆動機構とか
ら成る長尺材送込み装置を具備し、 上記押圧機構は、ベース材と、このベース材に枢着され
ガイド片方向に揺動自在となった揺動片と、この揺動片
とベース材との間に介在された弾性材と、上記揺動片の
先端に枢着され先端が直線状に延び、後端がガイド片と
は反対方向に湾曲された当接部材とより成ることを特徴
とする自動ミシン。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61201994A JPH07110312B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 自動ミシン |
| US07/063,432 US4722289A (en) | 1986-08-28 | 1987-06-18 | Sewing machine |
| KR1019870009391A KR890004811B1 (ko) | 1986-08-28 | 1987-08-27 | 재봉틀 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61201994A JPH07110312B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 自動ミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357089A JPS6357089A (ja) | 1988-03-11 |
| JPH07110312B2 true JPH07110312B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=16450180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61201994A Expired - Lifetime JPH07110312B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 自動ミシン |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4722289A (ja) |
| JP (1) | JPH07110312B2 (ja) |
| KR (1) | KR890004811B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2229199B (en) * | 1989-03-16 | 1991-04-17 | Automatic Braiding Ltd | Enclosing elastic in a fabric |
| DE19538084A1 (de) * | 1995-10-13 | 1997-04-17 | Zsk Stickmasch Gmbh | Paillettenzuführeinrichtung für Stick- und/oder Nähmaschinen |
| USD433426S (en) * | 1999-10-18 | 2000-11-07 | Boser Ronald J | Tape folder |
| DE102018201755A1 (de) * | 2018-02-05 | 2019-08-08 | Adient Engineering and IP GmbH | Keder für einen Sitzbezug |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1489217A (en) * | 1924-01-22 | 1924-04-01 | William S Jones | Binder attachment for seweing machines |
| US2452419A (en) * | 1945-06-12 | 1948-10-26 | Singer Mfg Co | Strip reversing binder for sewing machines |
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