JPH0710992Y2 - ステアリングコラムカバ− - Google Patents

ステアリングコラムカバ−

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Publication number
JPH0710992Y2
JPH0710992Y2 JP1987002642U JP264287U JPH0710992Y2 JP H0710992 Y2 JPH0710992 Y2 JP H0710992Y2 JP 1987002642 U JP1987002642 U JP 1987002642U JP 264287 U JP264287 U JP 264287U JP H0710992 Y2 JPH0710992 Y2 JP H0710992Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
surface material
cover
column cover
steering column
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987002642U
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English (en)
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JPS63110163U (ja
Inventor
宏子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ステアリングコラムカバー、特に駐車中にス
テアリングコラムが日射しにより熱くなるのを防ぐとと
もに、カバーとして使用しないときには、物入れとして
も使用できるようにしたステアリングコラムカバーに関
するものである。
(従来の技術) 従来、ステアリング部分のカバーとして、たとえば実公
昭53-48415号公報で開示されたようなハンドルカバーが
ある。これは第5図で示すように、凹凸を設ける等によ
り表面が滑りにくくした無端環状に形成したハンドルカ
バー1を、ステアリングホイール2に巻き付けて使用す
るものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のハンドルカバー1では、炎天下で長時間にわ
たって駐車すると、ハンドルカバー1の付けられている
ステアリングホイール部分の遮熱効果は認めることがで
きるものの、コラム部等には日射しがそのまま当たるの
で、コラム部等はこの日射しによって熱くなり、一般に
合成樹脂で製作されているコラムカバー等の劣化を早く
するという問題点があった。
従来のものの上記問題点に鑑み、本考案が解決しようと
する課題は、ステアリングホイール全体を被覆するカバ
ーを形成し、日射しを遮ぎることによって、コラムカバ
ー等に生ずることがあった上記問題点を解決するととも
に、さらに小物入れとしても使用することができるステ
アリングコラムカバーを提供しようとすることである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するための手段として、矩形
の一辺に半円形を加えた形状で、該半円形部分の大きさ
がステアリングホイールの略半分を被う大きさの表面材
を設け、該表面材の前記半円形部分に半円形形状の裏面
材を当ててその端縁部分を固着し、該裏面材の直線部分
から先の部分を物入れを兼ねたステアリングホイールの
被い部に形成し、前記表面材の裏面材固着部分とは反対
側の端部両側に係止部材を取り付けた構成としたもので
ある。
(作用) 本考案は上記構成としたことにより、ステアリングホイ
ールの全体を被う大きさとなる表面材でステアリングホ
イールを被えば、従来のステアリングホイールに巻き付
けて使用したもののように、ステアリングホイールの間
からコラムカバー等に日射しが当たることがなく、した
がってコラムカバー等を熱で劣化させるようなことがな
くなることになる。そして表面材の裏面材固着部分とは
反対側の端部両側に設けた係止部材により、車室内の適
当な箇所に逆向きに設置することができ、ステアリング
ホイールに係止する表面材と裏面材との間が物入れとし
て小物の収容に便利なものとなる。また、裏面材の形状
が半円形であり、その直線部分が小物の出し入れ口とし
て大きく開くので、小物の出し入れがきわめて容易に行
えることになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。第1図および第2図において符号5で示す
ものはステアリングコラムカバーであって、一端が半円
形に形成され、他端が矩形に形成されているものであ
る。このステアリングコラムカバー5は、矩形の一辺に
半円形を加えた形状で、半円形部分の大きさがステアリ
ングホイール2の略半分を被う大きさで全体の大きさが
ステアリングホイール2の全体を被う大きさにした布で
表面材6を形成し、この表面材6の半円形部分の裏面
に、半円形形状の裏面材7を当てがい端縁6aを合わせて
その部分を縫着して形成されている。
表面材6の矩形部分の端部6bの両側角部には、表面側に
係止部材としての帯状ファスナー(フックとループを備
えた一対の支持体からなるファスナー)の片側部8が縫
着され、ドア(第4図参照)の裏面に取付けられた他の
片側部(図示せず)に対向させるようにしてある。一
方、両側の角部端縁には係止部材としての紐9の各端部
がそれぞれ縫い付けられている。この紐9により、ステ
アリングコラムカバー5の全体が車内の突出したものに
掛け止められるようにしてある。さらに、表面側には、
半円形側を頭として動物の顔などを可愛らしく描き込
み、半円形側にその動物の耳に相当する形状の布10を縫
い付けて商品性を高めるようにしてある。
このように構成したこのステアリングコラムカバー5
は、表面材6と裏面材7の縫着していない部分、すなわ
ち裏面材7の直線状端縁7aから先の部分が、袋状となっ
て、物入れを兼ねたステアリングホイールの被い部に形
成されるので、第2図に示すようにステアリングホイー
ル2に被せることができるようになり、表面材7を上向
きにして被せることにより、ステアリングホイール2の
部分のみならず、コラムカバーの部分までも日射しを遮
ぎることができることになる。
このステアリングコラムカバー5をカバーとして使用し
ない場合には、紐9を縫い付けた端部6b側を上にして、
第3図に示すように、シート上端のヘッドレスト11に紐
9を掛けて裏面側をシート側と反対側に向けて置くこと
により、表面材6の裏面と裏面材7との間を物入れとし
て使用できることになる。また同様に、第4図に示すよ
うに、帯状ファスナーの片側部8をドア12の裏面に取付
けられた帯状ファスナーの他の片側部(図示せず)に押
し当てて付着させても、表面材6の裏側と裏面材7との
間を物入れとして使用できることになる。
さらに、表面材6の表面に描いた動物の顔により、縫い
ぐるみ的な意匠が生じ、カバーとして使用しているとき
に、室内インテリアとしてしゃれた感じを与えることに
なる。
以上説明した実施例においては、本考案の主旨をより良
く理解させるために一態様を具体的に述べたものであ
る。したがって特に指定しない限り、別態様で実施する
ことを制限するものではない。たとえば表面材6および
裏面材7を一枚あるいは複数枚の布で形成してもよく、
また合成皮革等を利用して形成してもよい。意匠的な効
果を高めるために表面材6の表面側に色彩豊かな模様を
付してもよい。係止部材としては帯状ファスナーあるい
は紐9のほかにホックあるいは掛金等を用いてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、矩形の一辺に半円形を加
えた形状で、この半円形部分の大きさがステアリングホ
イールの略半分を被う大きさの表面材を設け、この表面
材の前記半円形部分に半円形形状の裏面材を当ててその
端縁部分を固着し、この裏面材の直線部分から先の部分
を物入れを兼ねたステアリングホイールの被い部に形成
し、前記表面材の裏面材固着部分とは反対側の端部に係
止部材を取り付けた構成としたステアリングコラムカバ
ーである。したがってこのステアリングコラムカバーを
ステアリングホイールに掛ければ、従来のもののよう
に、ステアリングホイールの間の部分から日射しがコラ
ムカバー等に当たってこれを過熱することがなく、コラ
ムカバー等に熱の影響等を与えることがなくなる利点が
ある。ステアリングホイールに着脱する場合、裏面材が
半円形であり、表面材はこの半円形に矩形を加えた形状
であることから、表面材を上向きにすることにより、そ
の作業が容易に行えることになる。
また、係止部材によりヘッドレストあるいはドア裏面等
へ掛け止めすることによって、ステアリングコラムカバ
ーの裏面側の袋状部分を物入れとして使用でき、これに
よって小物類の整理性が向上する。裏面材の直線部分が
物入れの開口部となるから、口が大きい袋となり、物の
出し入れが容易に行えることになる。したがって運転操
作中における小物類の出し入れもできる。さらに係止部
材が表面材の矩形部分の端部両側に設けられているの
で、物の出し入れ時に安定することになる。物入れとし
て使用することにより、ステアリングコラムカバーとし
て使用しないときにも収納する必要がないことから、紛
失することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したステアリングコラムカバーの
背面図、第2図は第1図のものの正面図、第3図は第1
図のものをシートのヘッドレストに掛け止めて物入れと
して使用しているところを示す説明図、第4図は第1図
のものをドアの裏面側に付着させて物入れとして使用し
ているところを示す説明図、第5図は従来のハンドルカ
バーを示す正面図である。 2……ステアリングホイール 5……ステアリングコラムカバー 6……表面材 6a……半円形に形成した端部の端縁 6b……矩形に形成した部分の端部 7……裏面材 7a……直線状部分の端縁 8……帯状ファスナーの片側部 9……紐(係止部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形の一辺に半円形を加えた形状で、該半
    円形部分の大きさがステアリングホイールの略半分を被
    う大きさの表面材を設け、該表面材の前記半円形部分に
    半円形形状の裏面材を当ててその端縁部分を固着し、該
    裏面材の直線部分から先の部分を物入れを兼ねたステア
    リングホイールの被い部に形成し、前記表面材の裏面材
    固着部分とは反対側の端部両側に係止部材を取り付けた
    ことを特徴とするステアリングコラムカバー。
JP1987002642U 1987-01-12 1987-01-12 ステアリングコラムカバ− Expired - Lifetime JPH0710992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002642U JPH0710992Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12 ステアリングコラムカバ−

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JP1987002642U JPH0710992Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12 ステアリングコラムカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63110163U JPS63110163U (ja) 1988-07-15
JPH0710992Y2 true JPH0710992Y2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=30781671

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JP1987002642U Expired - Lifetime JPH0710992Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12 ステアリングコラムカバ−

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JP (1) JPH0710992Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238769U (ja) * 1985-08-28 1987-03-07
JPS6348669U (ja) * 1986-09-19 1988-04-02

Also Published As

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JPS63110163U (ja) 1988-07-15

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