JPH07107747A - コンバータ装置 - Google Patents

コンバータ装置

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JPH07107747A
JPH07107747A JP5244209A JP24420993A JPH07107747A JP H07107747 A JPH07107747 A JP H07107747A JP 5244209 A JP5244209 A JP 5244209A JP 24420993 A JP24420993 A JP 24420993A JP H07107747 A JPH07107747 A JP H07107747A
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JP
Japan
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current
circuit
self
overcurrent
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244209A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Yasukawa
国明 安川
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバータに付加された回生インバータ部の
自己消弧素子に過電流が流れた場合のみ回生インバータ
部の保護回路を動作させる。 【構成】 ダイオードD11〜D16からなるコンバータ4
に自己消弧素子Q21〜Q26からなる回生インバータが付
加されたものにおいて、入力線の変流器161〜163
夫々タイミング検出回路71〜73を設ける。回路71
電流A方向検出回路8と素子Q21のON信号の論理積で
素子Q21に電流が流れているタイミングを検出、電流B
方向検出回路9と素子Q24のON信号の論理積で素子Q
24に電流が流れているタイミングを検出する。同様に回
路72及び73で素子Q22,Q25及びQ23,Q26に電流が
流れているタイミングを検出する。過電流検出回路20
は入力線の過電流を検出する。回路71〜73に出力があ
ることを条件に過電流検出出力で保護すれば、消弧素子
に電流が流れているときのみ過電流保護ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回生インバータ部の消
弧素子を保護する過電流保護回路を備えた回生可能なコ
ンバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来回生可能なコンバータ装置の一例に
ついて図2を参照して説明する。図2において、1は三
相交流電源、4はダイオードD11〜D16のブリッジ回路
からなるコンバータで、トランジスタQ21〜Q25からな
る回生インバータ部が付加されている。5はコンバータ
4の出力をコンデンサCで平滑した直流電源PNに接続
されたインバータ、6はインバータ5により駆動される
モータ、10はコンバータ4における回生インバータ部
のトランジスタQ21〜Q25を制御する制御回路である。
【0003】このコンバータ4のインバータ部は次のよ
うに制御される。3相電源1の相電圧が変圧器11によ
り検出され、ローパスフィルタ12を通して信号作成回
路13に加わる。ここでゲート信号が作成され、ゲート
ブロック回路15を通してゲートドライブ回路14に付
与される。このゲートドライブ回路14の動作でコンバ
ータ4の回生インバータ部のトランジスタQ21とQ23
ゲート信号が加わり、回生運転が行われる。
【0004】一方、交流器161〜163によって各相入
力線電流が検出され、整流回路17で整流された後、設
定器18からの電流設定値と比較される。線電流の整流
値が設定値より小さければ、コンパレータ回路19の出
力によりゲートブロック回路15の信号通過を許容する
状態が継続される。
【0005】もし、線電流の整流値が設定値以上になる
と、コンパレータ回路19が動作してゲートブロック回
路15に信号阻止の制御信号が送出され、ゲートブロッ
ク回路15でゲート信号が阻止される。このため、回生
インバータ部のトランジスタQ21〜Q25がオフ状態とな
り線電流が減少する。
【0006】線電流の整流値が設定値より小さくなる
と、ゲートブロック回路15が信号通過を許容する状態
となるので、回生インバータ部のトランジスタQ21〜Q
26により回生動作が行われる。
【0007】このようなトランジスタQ21〜Q26のゲー
ト操作を行なえば、線電流のピーク値を設定値以下に抑
制することができる。
【0008】このコンバータの自己消弧素子(トランジ
スタQ21〜Q26)の過電流保護は、変流器16によって
入力線電流を検出し、素子の耐量を越える電流が流れる
可能性がある場合、自己消弧素子のゲートをOFFし、
自己消弧素子に流れる電流を抑制している。20はこの
過電流検出回路を示す。
【0009】過電流検出回路20で過電流を検出する
と、その信号をラッチし、自己消弧素子のゲート遮断を
継続する。これにより自己消弧素子に流れる電流が抑制
され自己消弧素子は過電流保護される。この結果、回生
インバータ自体は停止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記コンバータはダイ
オードと自己消弧素子が並列接続されて1アームを構成
している。このため、変流器で検出された入力回路の電
流では、その電流が自己消弧素子を流れた電流が、ダイ
オードを流れた電流か判断できない。
【0011】一方、負荷モータが駆動方向のエネルギー
を消費する時は、ダイオードにばかり電流が流れるモー
ドとなる。このモードでは自己消弧素子は点弧していて
も全く電流が流れない。
【0012】このような自己消弧素子に電流が流れない
モードにおいても、過電流を検出すると保護回路は動作
して、自己消弧素子を遮断して回生インバータを停止さ
せてしまう。
【0013】このようなことを防止するため、変流器を
自己消弧素子回路に設けて自己消弧素子電流のみを検出
する方法もあるが、一般に回生インバータが付いたコン
バータの自己消弧素子とダイオードは1パッケージのモ
ジュール構造になっているため、変流量を自己消弧素子
の回路のみに取付けることはできない。又変流器を自己
消弧素子の回路域いは各アーム毎に取り付けるためには
変流器の数が増加する。
【0014】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、コン
バータに付加された回生インバータ部の自己消弧素子に
過電流が流れた場合のみ回生インバータ部の保護回路が
動作するコンバータ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるコンバータ装置は、入力線の過電流
を検出して自己消弧素子を保護する過電流保護回路を備
えた、自己消弧素子で構成される回生インバータ部が付
加されたコンバータ装置において、入力線電流の方向を
検出し、その検出信号と前記自己消弧素子のON信号か
らその自己消弧素子に電流が流れるタイミングを検出し
て前記過電流保護回路を動作又は不動作とするタイミン
グ検出回路とを設けたものである。
【0016】
【作用】電流方向検出回路は入力線電流の方向、即ち、
交流の瞬時電流の方向を検出し、その検出信号と回生イ
ンバータ部の自己消弧素子のゲート信号から消弧素子に
電流が流れているタイミングを検出する。過電流保護回
路が検出する電流は入力線の電流であって消弧素子に流
れる電流とは限らないが、タイミング検出回路の検出し
たタイミングで過電流保護回路を動作又は不動作とすれ
ば、消弧素子に電流が流れているときの過電流保護が可
能となる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図1を参照して説明
する。4はダイオードD11〜D16のブリッジ回路にトラ
ンジスタQ21〜Q25からなる回生インバータ部が付加さ
れたコンバータ、5はコンバータ4に接続されたインバ
ータ、6はインバータ5により駆動されるモータ、16
1〜163はコンバータ4の入力線電流を検出する変流
器。
【0018】71はトランジスタQ21又はQ24に電流が
流れていることを検出するタイミング検出回路で、変流
器161の検出電流からR相入力線電流が矢印A方向に
流れていることを検出する電流A方向検出回路8と、同
じく入力線電流が矢印B方向に流れていることを検出す
る電流B方向検出回路9と、トランジスタQ21のON信
号が入力していることを条件に電流A方向検出回路8の
出力を出力させる論理和回路AND1と、トランジスタ
24のON信号が入力していることを条件に電流B方向
検出回路9の出力を出力する論理和回路AND2と、A
ND1又はAND2の出力を出力させる論理和回路OR1
で構成されている。
【0019】72及び73はそれぞれ変流器162及び1
3の出力からトランジスタQ22又はQ25及びQ23又は
26に回生電流が流れていることを検出するタイミング
検出回路で、タイミング検出回路71と同様に構成され
ている。
【0020】20は変流器161〜163の出力から過電
流を検出する過電流検出回路、OR2はタイミング検出
回路71〜73の出力を通す論理和回路、AND3は論理
和回路OR2からの入力があることを条件に過電流検出
回路20からの過電流検出信号を出力する論理積回路で
ある。
【0021】次に、実施例回路の動作について説明す
る。タイミング検出回路71について、変流器161には
矢印A又はB方向の電流が流れる。変流器161が矢印
A方向電流を検出しているとき電流A方向検出回路8が
出力する。このとき変流器161に流れる電流はトラン
ジスタQ21又はダイオードD14から流れる。従って、論
理積回路AND1でトランジスタQ21のON信号と電流
A方向検出回路8の出力との論理積をとれば、トランジ
スタQ21に回生電流が流れているタイミングを検出でき
る。
【0022】また、変流器161が矢印B方向の電流を
検出しているとき、電流B方向検出回路9が出力する。
このとき変流器161に流れる電流はダイオードD11
はトランジスタQ24に流れる。従って論理積回路AND
2でトランジスタQ24のON信号と電流方向B方向検出
回路9の出力との論理積をとれば、トランジスタQ24
回生電流が流れているタイミングを検出できる。
【0023】従って、タイミング検出回路71によりト
ランジスタQ11又はQ24に電流が流れたことを検出でき
る。同様に、変流器162及び163に接続されたタイミ
ング検出回路72及び73によりトランジスタQ12又はQ
25及びQ13又はQ26に電流が流れているタイミングを検
出できる。このタイミング検出回路71〜73のタイミン
グ検出信号は論理和回路OR2を介し論理積回路AND3
に入力する。しかして、過電流検出回路20が過電流を
検出して出力したときタイミング検出回路71〜73が出
力していれば、過電流検出出力は論理積回路AND3
ら出力される。
【0024】従って、論理積回路AND3の出力により
回生インバータのトランジスタQ21〜Q26のゲート信号
を停止させることにより、回生インバータの過電流保護
ができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0026】(1)コンバータに付属する回生インバー
タの自己消弧素子に過電流が流れた場合のみ保護回路が
動作するため、従来のように電流方向に関係なく装置を
むやみに停止させずに済むので、装置の稼働率が著しく
向上する。
【0027】(2)コンバータの整流素子と自己消弧素
子がパッケージのモジュール構造になっていても自己消
弧素子の過電流を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる過電流検出回路の構成説明図。
【図2】従来コンバータ装置の構成説明図。
【符号の説明】
4…コンバータ 5…インバータ 6…モータ 71〜72…タイミング検出回路 8…電流A方向検出回路 9…電流B方向検出回路 10…回生インバータ部の制御回路 20…過電流検出回路 D11〜D13…ダイオード(整流素子) Q11〜Q26…トランジスタ(自己消弧素子)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力線の過電流を検出して自己消弧素子
    を保護する過電流保護回路を備えた、自己消弧素子で構
    成される回生インバータ部が付加されたコンバータ装置
    において、 入力線電流の方向を検出し、その検出信号と前記自己消
    弧素子のON信号からその自己消弧素子に電流が流れる
    タイミングを検出して前記過電流保護回路を動作又は不
    動作とするタイミング検出回路を設けたことを特徴とし
    たコンバータ装置。
JP5244209A 1993-09-30 1993-09-30 コンバータ装置 Pending JPH07107747A (ja)

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JP5244209A JPH07107747A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 コンバータ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122701A1 (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha コンバータ装置
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