JPH07105903B2 - 映像信号送出/受像システム - Google Patents
映像信号送出/受像システムInfo
- Publication number
- JPH07105903B2 JPH07105903B2 JP62064376A JP6437687A JPH07105903B2 JP H07105903 B2 JPH07105903 B2 JP H07105903B2 JP 62064376 A JP62064376 A JP 62064376A JP 6437687 A JP6437687 A JP 6437687A JP H07105903 B2 JPH07105903 B2 JP H07105903B2
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- signal
- video signal
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- receiver
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号送出/受像システム、特に、テレビ
(以下、TVという)信号送出機/TV信号受像機に関する
ものである。
(以下、TVという)信号送出機/TV信号受像機に関する
ものである。
従来のこの種のTV信号受像機における画像表示手段は、
陰極線管(以下、CRTという)が一般的であったため、C
RTの入力信号電圧Eと受像管の発光出力Lとの関係L=
kEを表わすガンマ値γが、γ=2.2という値であり、主
として経済的理由から、送出側のTVカメラにおいてシス
テムのγ値が1(直線特性)となるよう、γ=0.45の補
正処理を行って映像信号を送出していた。
陰極線管(以下、CRTという)が一般的であったため、C
RTの入力信号電圧Eと受像管の発光出力Lとの関係L=
kEを表わすガンマ値γが、γ=2.2という値であり、主
として経済的理由から、送出側のTVカメラにおいてシス
テムのγ値が1(直線特性)となるよう、γ=0.45の補
正処理を行って映像信号を送出していた。
しかしながら、近年、市場に出現するようになってきた
液晶画像表示装置(以下、LCDという)においては、LCD
自体のγ値は1であるが、送出TVカメラ側の前記γ=0.
45補正を逆補正するために、信号処理段階で、γ=2.2
の補正を行っている。
液晶画像表示装置(以下、LCDという)においては、LCD
自体のγ値は1であるが、送出TVカメラ側の前記γ=0.
45補正を逆補正するために、信号処理段階で、γ=2.2
の補正を行っている。
しかしながら、上記のように、送出側の撮像部、受像側
の表示部ともに前記γ値が1であるにもかかわらず、双
方においてそれぞれγ補正と逆γ補正を行うことは無駄
であるのみならず、再生画像の階調表現力劣化の原因と
もなるという欠点があった。
の表示部ともに前記γ値が1であるにもかかわらず、双
方においてそれぞれγ補正と逆γ補正を行うことは無駄
であるのみならず、再生画像の階調表現力劣化の原因と
もなるという欠点があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点にかんがみて
なされたもので、従来システムとの互換性を失うことな
く、本来不要な信号処理過程の通過を避けて前記階調表
現力劣化原因を除去し得る画像入/出力システムの提供
を目的としている。
なされたもので、従来システムとの互換性を失うことな
く、本来不要な信号処理過程の通過を避けて前記階調表
現力劣化原因を除去し得る画像入/出力システムの提供
を目的としている。
このため、本発明においては、入力映像信号に対してγ
補正処理を行うための回路と、該補正後の信号を再生す
る表示手段と、前記γ補正処理回路を制御する信号を判
別する手段とを備えた受像機、および、γ補正状態を表
わす判別信号を前記入力信号に付加する手段を備えた画
素信号送出機とを組合せて構成することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
補正処理を行うための回路と、該補正後の信号を再生す
る表示手段と、前記γ補正処理回路を制御する信号を判
別する手段とを備えた受像機、および、γ補正状態を表
わす判別信号を前記入力信号に付加する手段を備えた画
素信号送出機とを組合せて構成することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
以上のような構成により、例えば、LCD等、γ=1の画
像表示装置を用いた場合、映像信号送出側ではγ補正を
行わず、γ補正なしの判別信号をTV信号に付加して送出
し、受像側において、上記γ補正なしの判別信号によ
り、逆γ補正を行うことなく前記表示装置に映像信号を
入力することが可能となり、かつ、従来システムとの互
換性を保持し得る。
像表示装置を用いた場合、映像信号送出側ではγ補正を
行わず、γ補正なしの判別信号をTV信号に付加して送出
し、受像側において、上記γ補正なしの判別信号によ
り、逆γ補正を行うことなく前記表示装置に映像信号を
入力することが可能となり、かつ、従来システムとの互
換性を保持し得る。
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。第1図
に、本発明に係る映像信号送出/受像システムの一実施
例の構成ブロック図である。
に、本発明に係る映像信号送出/受像システムの一実施
例の構成ブロック図である。
(構成) 第1図において、10は映像信号送出機であるTVカメラ、
11は、受像機である映像モニタである。1は、被写体を
結像させるための撮影レンズ、2は、γ=1の撮像素
子、3は制御増幅器で、この増幅器3は、γ補正回路を
含んでいるが、この図例の場合は、“補正なし”(γ=
1)の状態である。4はエンコーダ、5は、“γ補正な
し”の判別信号発生器であり、この判別信号は、NTSCあ
るいはPAL等の各TV方式にて自由に使用できる場所、例
えば垂直ブランキング内に配設する。これにより、γ補
正なしのTV信号に、“補正なし”判別信号が出力され
る。
11は、受像機である映像モニタである。1は、被写体を
結像させるための撮影レンズ、2は、γ=1の撮像素
子、3は制御増幅器で、この増幅器3は、γ補正回路を
含んでいるが、この図例の場合は、“補正なし”(γ=
1)の状態である。4はエンコーダ、5は、“γ補正な
し”の判別信号発生器であり、この判別信号は、NTSCあ
るいはPAL等の各TV方式にて自由に使用できる場所、例
えば垂直ブランキング内に配設する。これにより、γ補
正なしのTV信号に、“補正なし”判別信号が出力され
る。
一方、受像機側の映像モニタ11において、6はγ補正判
別器、7は逆γ補正回路、9は映像信号切換スイッチ、
9a、9bは各切換接点、8は、γ=1の映像表示装置であ
るLCDを示す。
別器、7は逆γ補正回路、9は映像信号切換スイッチ、
9a、9bは各切換接点、8は、γ=1の映像表示装置であ
るLCDを示す。
(動作) 以上のようなシステム構造において、TVカメラ10からの
映像信号が受像機11に入力されると、γ補正判別器6に
より、“γ補正なし”と判別して、切換スッチ9を接点
9b側へと切換え、逆γ補正回路7を通過しない信号を、
LCD8へと送出する。
映像信号が受像機11に入力されると、γ補正判別器6に
より、“γ補正なし”と判別して、切換スッチ9を接点
9b側へと切換え、逆γ補正回路7を通過しない信号を、
LCD8へと送出する。
つぎに、第2図は、映像信号送出機として、従来形のTV
カメラシステム10aを、前記第1図における受像機11へ
互換性可能に接続/使用し得る事例を説明する図であ
る。図中、1,2,4は、それぞれ第1図におけると同一
(相当)構成要素を示す。12は制御増幅器で、γ=0.45
である。この出力を受像機11へ入力させる場合、γ補正
判別器6は、“γ補正あり”と判別して、切換スイッチ
9の接点を9a側に切換えることにより、逆γ補正回路7
を通過した信号を、LCD8に入力させるよう動作する。
カメラシステム10aを、前記第1図における受像機11へ
互換性可能に接続/使用し得る事例を説明する図であ
る。図中、1,2,4は、それぞれ第1図におけると同一
(相当)構成要素を示す。12は制御増幅器で、γ=0.45
である。この出力を受像機11へ入力させる場合、γ補正
判別器6は、“γ補正あり”と判別して、切換スイッチ
9の接点を9a側に切換えることにより、逆γ補正回路7
を通過した信号を、LCD8に入力させるよう動作する。
以上の動作シーケンスフローチャートを第3図に示す。
図により自明のため、各ステップ毎の逐次説明は省略す
る。
図により自明のため、各ステップ毎の逐次説明は省略す
る。
また、第4図は、本発明システムにおいて、CRT14を用
いた場合の受像機15の構成ブロック図である。図中、6,
9は、それぞれ第1図の受像機11におけると同一(相
当)構成要素を示す。13はγ=0.45のγ補正回路であ
る。“γ補正なし”の信号が入力した場合は、γ補正判
別器6により、切換スイッチ9は、接点9b側に切換えら
れて、γ=0.45の補正が行われ、CRT14に入力される。
また、“γ補正あり”の入力信号の場合は、γ補正判別
器6により、切換スイッチ9は、接点9a側に切換えられ
て、γ補正を行わずにCRT14に入力されるよう動作す
る。
いた場合の受像機15の構成ブロック図である。図中、6,
9は、それぞれ第1図の受像機11におけると同一(相
当)構成要素を示す。13はγ=0.45のγ補正回路であ
る。“γ補正なし”の信号が入力した場合は、γ補正判
別器6により、切換スイッチ9は、接点9b側に切換えら
れて、γ=0.45の補正が行われ、CRT14に入力される。
また、“γ補正あり”の入力信号の場合は、γ補正判別
器6により、切換スイッチ9は、接点9a側に切換えられ
て、γ補正を行わずにCRT14に入力されるよう動作す
る。
第5図は、以上の動作シーケンスフローチャートであ
り、第3図におけると同一理由により、各ステップ毎の
逐次説明は省略する。
り、第3図におけると同一理由により、各ステップ毎の
逐次説明は省略する。
以上、説明したように、本発明によれば、入力映像信号
にγ補正判別信号を付加するようにしたため、従来の映
像信号送出システムとの互換性を失うことなく、最良の
信号伝達経路が得られるこの種のシステムを構成するこ
とができた。
にγ補正判別信号を付加するようにしたため、従来の映
像信号送出システムとの互換性を失うことなく、最良の
信号伝達経路が得られるこの種のシステムを構成するこ
とができた。
第1図は、本発明によるシステムの一実施例の構成ブロ
ック図、第2図は、従来のTVカメラシステムへの換装例
図、第3図は、第1/2図における動作シーケンスフロー
チャート、第4図は、本発明システムにおけるCRT受像
機側の一例の構成ブロック図、第5図は、その動作シー
ケンスフローチャートである。 3……制御増幅器 5……γ補正なし判別信号発生器 6……γ補正判別器 7……逆γ補正回路 8……LCD 9……切換スイッチ 10,10a……映像信号送出機 11,15……受像機 14……CRT
ック図、第2図は、従来のTVカメラシステムへの換装例
図、第3図は、第1/2図における動作シーケンスフロー
チャート、第4図は、本発明システムにおけるCRT受像
機側の一例の構成ブロック図、第5図は、その動作シー
ケンスフローチャートである。 3……制御増幅器 5……γ補正なし判別信号発生器 6……γ補正判別器 7……逆γ補正回路 8……LCD 9……切換スイッチ 10,10a……映像信号送出機 11,15……受像機 14……CRT
Claims (1)
- 【請求項1】入力映像信号に対してγ補正処理を行う回
路と、該補正後の信号を再生する表示手段と、前記γ補
正処理回路を制御する信号を判別する手段とを備えた受
像機、および前記γ補正状態を表わす判別信号を前記入
力映像信号に付加する手段を備えた映像信号送出機とよ
り成ることを特徴とする映像信号送出/受像システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064376A JPH07105903B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 映像信号送出/受像システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064376A JPH07105903B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 映像信号送出/受像システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232682A JPS63232682A (ja) | 1988-09-28 |
JPH07105903B2 true JPH07105903B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=13256521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62064376A Expired - Fee Related JPH07105903B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 映像信号送出/受像システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105903B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01196978A (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 書類撮影用ビデオカメラ |
JP3208324B2 (ja) * | 1996-05-31 | 2001-09-10 | 三洋電機株式会社 | ディジタルスチルカメラ |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP62064376A patent/JPH07105903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63232682A (ja) | 1988-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |