JPH07104586A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07104586A
JPH07104586A JP5243254A JP24325493A JPH07104586A JP H07104586 A JPH07104586 A JP H07104586A JP 5243254 A JP5243254 A JP 5243254A JP 24325493 A JP24325493 A JP 24325493A JP H07104586 A JPH07104586 A JP H07104586A
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JP
Japan
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voltage
transfer
transfer paper
paper
humidity
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Pending
Application number
JP5243254A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Yamamoto
真司 山本
Takakazu Morita
孝和 森田
Mitsuharu Yoshimoto
光晴 芳本
Yoshifumi Okauchi
慶文 岡内
Koyo Ito
幸洋 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 気圧、湿度や転写紙の紙厚等の諸要因に応じ
て転写電圧を変更し、トナー像の転写効率を向上する。 【構成】 制御部41は、湿度センサ31及び気圧セン
サ32から入力される信号に基づいて、湿度及び気圧を
算出し、記憶部42に記憶させる。また、制御部41
は、搬送される転写紙をレジストローラ24で一旦停止
させ、紙厚センサ33から入力される信号により転写紙
の紙厚を検出する。記憶部42は、0.7、0.85、1.0及び
1.15atmのときの湿度及び転写紙の紙厚に対する転写電
圧値を示す表を記憶している。そして、制御部41は、
検出された湿度、気圧及び転写紙の紙厚に対する最適な
転写電圧値を記憶部42に記憶されている表から選択
し、転写電圧制御回路44を介して、転写装置14をそ
の転写電圧値に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に係り、特にトナー像の転
写効率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置は、スタートキー
が押されると、感光体を回転させるとともに帯電し、帯
電された感光体表面に原稿からの反射光により静電潜像
を形成して、この静電潜像にトナーを付着してトナー像
を形成する。一方、給紙カセットから搬送開始され、感
光体表面に対向する位置まで給送された転写紙に、裏面
側から転写電圧を印加してトナー像を転写紙に転写し、
引き続き、分離電圧を印加して転写紙を感光体から分離
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像された
トナー像を転写紙上に移す際のトナー像の転写を評価す
る尺度として、一般に感光体上の付着トナーが転写紙上
に転写される割合で表される転写効率が用いられてい
る。この転写効率を左右するトナー像と転写紙との空隙
電界は、気圧、湿度等の環境要因や、転写紙の紙厚等に
よって変化する。
【0004】例えば、気圧が低くなると、パッシェン曲
線に示されるように放電開始電圧が低下するために、放
電電流が大きくなり、転写装置の印加電圧による電界強
度が過剰になってしまう。従って、高地等の気圧が低い
地域に設置される画像形成装置に対しては転写電圧が多
少低い目に調整されていた。
【0005】また、湿度が高くなると、転写紙の表面抵
抗が低下するために、転写紙の表面電荷が転写領域を通
過するまで保持されにくくなり、電界強度の低下を生じ
て転写効率が低下していた。
【0006】また、転写紙の紙厚が増大すると、転写紙
が感光体の形状に沿いにくくなる分、転写紙と感光体と
の密着性が低下するために、電界強度が低下し、転写効
率が低下していた。
【0007】更に、転写紙を感光体から分離する場合も
同様に、最適な分離電圧は、気圧、湿度及び転写紙の紙
厚の要因に影響される。例えば、分離電圧が過大になる
と、画像抜け等の転写不良が発生しやすくなる。
【0008】本発明は、上記問題を解決するもので、気
圧、湿度や転写紙の紙厚等の諸要因に応じて転写電圧を
変更し、トナー像の転写効率を向上する画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、気圧、湿度や転写紙の紙
厚等の諸要因に応じて分離電圧を変更し、トナー像の転
写効率を維持しつつ効率よく転写紙を感光体から分離さ
せる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、感光体表面に潜像を形成し、この潜像に
トナーを付着して現像を行い、転写紙に上記トナー像を
転写するようにした画像形成装置において、気圧、湿度
及び上記転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検出す
る検出手段と、電圧発生手段と、上記トナー像に上記転
写紙の裏面側から上記電圧発生手段で発生する電圧を印
加して上記トナー像を上記転写紙に転写する転写手段
と、上記検出手段の検出結果に応じた値の電圧を発生さ
せるべく上記電圧発生手段を制御する制御手段とを備え
た構成である(請求項1)。
【0011】また、上記検出手段は、気圧、湿度及び上
記紙厚のうちの少なくとも2つを検出するようになって
おり、上記制御手段は、上記少なくとも2つの検出結果
に対し、上記電圧発生手段の電圧値を算出するための経
験則に基づく制御ルールを記憶する記憶手段と、上記検
出結果と上記記憶手段から取り出された制御ルールとに
基づいてファジィ論理演算を行い、上記電圧発生手段の
電圧値を算出するファジィ推論手段とを備えたものであ
る(請求項2)。
【0012】また、感光体表面に潜像を形成し、この潜
像にトナーを付着して現像を行い、転写紙に上記トナー
像を転写するようにした画像形成装置において、気圧、
湿度及び上記転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検
出する検出手段と、電圧発生手段と、上記トナー像が転
写された上記転写紙の裏面側から上記電圧発生手段で発
生する電圧を印加して上記転写紙を上記感光体から分離
する分離手段と、上記検出手段の検出結果に応じた値の
電圧を発生させるべく上記電圧発生手段を制御する制御
手段とを備えた構成である(請求項3)。
【0013】また、請求項1または3において、上記制
御手段は、気圧、湿度及び上記紙厚に対して予め設定さ
れた電圧値の表を記憶する記憶手段と、上記表から上記
検出手段の検出結果に対応する電圧値を決定する決定手
段とを備えたものである(請求項4)。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、気圧、湿度及び
転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つが検出され、検出
結果に応じた値の電圧が発生される。そして、この発生
電圧により感光体表面のトナー像の転写紙への転写が効
率よく行われる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、気
圧、湿度及び転写紙の紙厚のうちの少なくとも2つが検
出され、検出結果と制御ルールとに基づいてファジィ論
理演算が行われて、最適な電圧値が算出される。そし
て、この電圧値の発生電圧により、感光体表面のトナー
像が転写紙に効率よく転写される。
【0016】また、請求項3記載の発明によれば、気
圧、湿度及び転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つが検
出され、検出結果に応じた値の電圧が発生される。そし
て、この発生電圧により感光体表面から転写紙が効率よ
く分離される。
【0017】また、請求項4記載の発明によれば、気
圧、湿度及び転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つが検
出され、記憶されている表から検出結果に応じた電圧値
が決定される。そして、この決定された電圧値の電圧が
発生され、感光体表面のトナー像の転写紙への転写また
は感光体表面からの転写紙の分離が効率よく行われる。
【0018】
【実施例】本発明に係る画像形成装置の第1実施例の複
写機について図1〜図4を用いて説明する。図4は同複
写機の概略構成を示す図である。
【0019】この複写機は、本体部21と転写紙収納部
22とからなる。本体部21は、その上面にコンタクト
ガラス1、原稿押え2及び操作部20を有し、内部には
光学系L、像形成系P等の各構成要素が配設されてい
る。また、転写紙の搬送系Mが転写紙収納部22から本
体部21にかけて配設されている。
【0020】光学系Lは、露光ランプ3と反射板4から
なり、往復動して原稿走査を行う光源部、原稿からの反
射光を反射して光路を形成する反射鏡5,6,7、形成
画像の倍率などを調整するレンズ部8及び上記反射光を
後述する感光体10に向けて反射させる固定ミラー9か
ら構成されている。
【0021】また、像形成系Pは、表面に静電潜像が形
成される感光体10、この感光体10を正の所定電位に
帯電させる帯電装置11、感光体10上の不要領域の電
荷を消去するブランクランプ12、トナーを負に帯電し
静電潜像に付着させて現像する現像装置13、正の直流
コロナ放電によりトナー像を転写紙に転写する転写装置
14、交流コロナ放電により転写紙を感光体10から分
離させる分離装置15及び転写後の感光体10表面の残
留トナーを清掃するクリーニング装置16等から構成さ
れている。
【0022】また、転写紙の搬送系Mには、搬送方向の
上流から順に、サイズや紙厚の異なる転写紙が収納でき
る給紙カセット171〜174、各給紙カセット171
〜174に対応して設けられ、転写紙を搬送する給紙ロ
ーラ181〜184及び搬送ローラ191〜194、さ
らに、搬送ローラ23及びレジストローラ24が配設さ
れている。そして、転写後の転写紙の搬送方向下流に
は、転写紙を搬送する搬送ベルト26、トナー像を転写
紙に定着させる定着装置27、転写紙を排出トレイ29
に排出する排出ローラ28等が配設されている。
【0023】転写紙収納部22内の上部適所には、湿度
センサ31及び気圧センサ32が配設されている。湿度
センサ31は、例えば湿度に応じた抵抗値を示す金属酸
化物系セラミックから構成され、雰囲気湿度を検出する
ものである。気圧センサ32は、例えばダイヤフラム等
から構成され、気圧に応じた容量を出力するもので、こ
の容量値から気圧が検出されるようになっている。
【0024】また、転写紙の搬送路の近傍でレジストロ
ーラ24の上流に、紙厚センサ33が配設されている。
紙厚センサ33は、例えば転写紙の搬送路の上下に配設
された発光部及び受光部からなる透過型のフォトセンサ
で構成され、透過光量に応じた電流を出力するもので、
この出力電流値から搬送される転写紙の紙厚が検出され
るようになっている。
【0025】次に、制御構成について図1,図2を用い
て説明する。図1は本複写機の制御構成の主要部を示す
ブロック図である。図2は転写電圧制御回路44周辺の
概略構成を示す回路図である。
【0026】この複写機は、操作部20からの操作信号
に基づき制御部41から出力される制御信号によって、
光学系L、像形成系Pや転写紙の搬送系M等の各部の動
作が行われるようになっている。
【0027】操作部20は、複写動作を開始させるスタ
ートキー201の他、複写枚数を設定するキー、複写サ
イズを選択するキー、あるいは紙厚センサ33に代え
て、紙厚をマニュアル入力可能にするキー等を備えてい
る。
【0028】制御部41は、ROM、RAM等からなる
記憶部42を内蔵し、マイクロコンピュータ等から構成
され、この複写機全体の動作を制御するもので、スター
トキー201が押されると、駆動回路45,46,47
を介して、光学系L、像形成系P及び転写紙の搬送系M
を動作させるようになっている。
【0029】記憶部42は、この複写機の動作手順が記
載された制御プログラムを記憶している。また、記憶部
42は、表1〜表4を記憶している。表1は0.7at
m、表2は0.85atm、表3は1.0atm、表4
は1.15atmのときの湿度及び転写紙の紙厚に対す
る転写電圧値を示す表である。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】また、制御部41は、湿度センサ31及び
気圧センサ32から入力される信号に基づいて、湿度デ
ータ及び気圧データを算出し、記憶部42に記憶させる
ものである。また、制御部41は、搬送される転写紙が
レジストローラ24で一旦停止される間に、紙厚センサ
33から入力される信号により転写紙の紙厚を検出する
ようにしている。
【0035】また、制御部41は、検出された湿度、気
圧及び転写紙の紙厚に対する最適な転写電圧値を、記憶
部42に記憶されている表から決定し、転写電圧制御回
路44を介して、転写装置14からその転写電圧値を印
加させるようにしている。
【0036】ここで、気圧が0.7〜0.85atm、
0.85〜1.0atmまたは1.0〜1.15atm
のときは、表1〜表4の各値を線形補間するようにして
いる。なお、線形補間に限られず、各値の中間の一定値
を使用してもよい。
【0037】転写電圧制御回路44は、図2に示すよう
に、制御部41からの制御信号により、1次電圧を2次
電圧に昇圧変換する高圧トランス444の出力電流を切
り換えて転写装置14の印加電圧を変更するものであ
る。D/A変換回路441は、制御部41から出力され
るディジタル制御信号をアナログ制御信号に変換するも
のである。直流電源442は、高圧トランス444への
入力電源である。
【0038】制御回路443は、高圧トランス444に
入力される電圧をスイッチングして2次側に所定レベル
の電流を出力させるものである。また、D/A変換回路
441から入力されるアナログ制御信号に基づいてスイ
ッチング周波数を変更し、2次側の出力電流レベルを変
化させることにより、転写装置14への電圧レベル、す
なわち転写電圧を変化させるものである。
【0039】倍電圧整流回路445は、ダイオードD
1,D2及びコンデンサC1,C2等からなり、高圧ト
ランス444の出力を倍電圧整流して転写装置14に供
給するものである。
【0040】転写装置14は、チャージワイヤ141及
びシールドケース142から構成されている。チャージ
ワイヤ141は、微小径の例えばタングステンで形成さ
れ、シールドケース142内に張架されており、高圧ト
ランス444から正の高電圧が印加されるとコロナ放電
を生じるものである。そして、転写紙の裏面側からコロ
ナ放電を生じることにより、負帯電トナーを転写紙に転
写するようになっている。
【0041】シールドケース142は、例えばアルミニ
ウムで形成され、感光体10側に開口面を有するケース
状で、チャージワイヤ141のコロナ放電が感光体10
方向にのみ生じるように、他方向を遮蔽するものであ
る。
【0042】次に、動作について図3に従って説明す
る。図3はこの複写機の動作手順を示すフローチャート
である。
【0043】操作部20の各キーにより複写枚数や転写
紙サイズ等が設定され、スタートキー201が押される
と動作を開始し、まず、気圧及び湿度のデータが取り込
まれる(ステップS1)。次に、転写紙がレジストロー
ラ24まで給紙され(ステップS2)、転写紙の紙厚が
検出される(ステップS3)。そして、以上のデータに
基づき記憶部42に記憶された表1〜表4から該当する
転写電圧値が取り込まれ(ステップS4)、転写電圧を
この電圧値に変更する(ステップS5)。ここで、該当
する気圧データが無い場合には、線形補間等により電圧
値を算出すればよい。
【0044】そして、露光動作が開始され(ステップS
6)、複写が終了するまで(ステップS7でYES)、
動作が継続される。すなわち、露光ランプ3からの光が
コンタクトガラス1上に載置された原稿で反射し、この
反射光が反射鏡5,6,7を介してレンズ部8に導かれ
た後、固定ミラー9を経て感光体10の像形成領域を露
光し、静電潜像が形成される。次に、現像装置13から
感光体10に供給される帯電トナーが、上記静電潜像に
付着することにより、現像が行われる。
【0045】一方、転写紙は、露光動作と同期してレジ
ストローラ24により搬送され、感光体10表面に搬入
される。そして、トナー像は転写装置14により転写紙
に転写され、次いで、転写紙は分離装置15により感光
体10から分離される。分離された転写紙は、搬送ベル
ト26により搬送され、定着装置27により上記トナー
像が転写紙上に定着された後、転写紙は排出ローラ28
により排出トレイ29に排出される。
【0046】このように、湿度、気圧及び転写紙の紙厚
に応じて転写電圧を変更するようにしたので、トナー像
の転写効率の向上が実現できる。なお、本実施例では、
湿度、気圧及び転写紙の紙厚の3要素に対して転写電圧
を変更しているが、このうちの1つまたは2つに対して
変更するようにしてもよい。
【0047】次に、本発明に係る画像形成装置の第2実
施例の複写機について、図5〜図7を用いて説明する。
なお、第2実施例の複写機の概略構成は、図4に示す第
1実施例と同一である。
【0048】第2実施例では、ファジィ推論によって転
写電圧を求めている。最適な転写電圧を求めるファジィ
推論は、次のような制御ルールを基にして実行される。
例えば、ルールR1は、「もし湿度が低く、気圧が低
く、紙厚が小さければ、転写電圧を低くする。」、ルー
ルR2は、「もし湿度が低く、気圧が低く、紙厚が中で
あれば、転写電圧を低くする。」等である。これらの言
語ルールは、発明者らが数多くの実験データから得た経
験則から求められた転写電圧値に関する制御ルールであ
る。
【0049】図5は第2実施例の複写機の制御構成の主
要部を示すブロック図である。制御構成は、第1実施例
と略同一である。
【0050】なお、制御部41は、ファジィ推論を実行
するファジィ推論部411を備えている。そして、ファ
ジィ推論部411で得られた操作量に応じた制御信号を
転写電圧制御回路44に出力し、転写電圧を制御するよ
うになっている。
【0051】また、記憶部42には、ファジィ推論部4
11で実行されるファジィ推論に必要な上記制御ルール
が格納されている。上記制御ルールは、記憶部42に記
憶するときに、表5に示すようなルール形式で記憶され
ている。本実施例で使用するルール数は、27個であ
る。
【0052】
【表5】
【0053】この制御ルールは、表5に示すように、湿
度HUを3段階(L=低湿度、M=中湿度、H=高湿
度)、気圧PRを3段階(L=低気圧、M=中気圧、H
=高気圧)、紙厚THを3段階(L=薄い、M=中、H
=厚い)のファジィ変数で表し、転写電圧VTも、3段
階(L=低電圧、M=中電圧、H=高電圧)のファジィ
変数で表している。本発明の発明者らは、表5にしたが
って転写電圧を制御したとき、転写効率の向上が実現で
きることを実験的に確認している。
【0054】そして、ファジィ推論部411は、検出さ
れた湿度、気圧及び紙厚の各データと、予め記憶部42
に記憶されている制御ルールR1,R2,…,R27と
から、ファジィ推論によって最適な転写電圧を算出する
ものである。
【0055】制御ルールR1,R2,…,R27は、湿
度HU、気圧PR、紙厚THに対する転写電圧を段階的
に決めているので、きめ細かな制御を行う場合には、制
御ルールの前件部(IF部)をどの程度満たしているか
の度合いを算出し、その度合いに応じた転写電圧を推定
する必要がある。そのため、本実施例では、この度合い
を算出するために、ファジィ変数のメンバーシップ関数
を使用している。
【0056】図6は各ファジィ変数のメンバーシップ関
数を示す図で、(a)は湿度HUに対するファジィ変数
L,M,Hのメンバーシップ関数μL(HU),μM
(HU),μH(HU)を示し、(b)は気圧PRに対
するファジィ変数L,M,Hのメンバーシップ関数μL
(PR),μM(PR),μH(PR)を示し、(c)
は紙厚THに対するファジィ変数L,M,Hのメンバー
シップ関数μL(TH),μM(TH),μH(TH)
を示し、(d)は転写電圧VTに対するファジィ変数
L,M,Hのメンバーシップ関数μL(VT),μM
(VT),μH(VT)を示している。
【0057】ファジィ推論部411では、制御ルールR
1,…,R27と図6に示すメンバーシップ関数とを用
いてファジィ推論演算を行い、転写電圧の演算を行うよ
うになっている。なお、本実施例では、推論形式として
合成法にmin−max法、一点化法に重心法を用いて
いる。
【0058】次に、推論手順について図7のフローチャ
ートに従って説明する。ステップS11〜S13は、図
3のステップS1〜S3と同一なので、説明を省略す
る。
【0059】次に、ファジィ推論部411によって湿度
HU、気圧PR、紙厚THに対するファジィ変数のメン
バーシップ関数を用いて、検出された湿度HU、気圧P
R、紙厚THにおけるメンバーシップ値の算出を行い
(ステップS14)、得られたメンバーシップ値から、
制御ルールR1,…,R27の前件部が、どの程度の度
合いで成立するかをmin法を用いて算出する(ステッ
プS15)。
【0060】例えば、検出された湿度がHU0、気圧が
PR0、紙厚がTH0のとき、ルールR1より数1が得ら
れる。
【0061】
【数1】
【0062】数1は、HU0が湿度HUに対する領域L
に入り、PR0が気圧PRに対する領域Lに入り、かつ
TH0が紙厚THに対する領域Lに入るという命題は、
HU0が領域Lに入る割合、PR0が領域Lに入る割合及
びTH0が領域Lに入る割合の中で、最も小さい値とし
ての割合で成立すること、故にルールR1の場合の前件
部はh1の割合で成立することを表わしている。
【0063】以下、同様にして、各制御ルールの前件部
が、どの程度の度合いで成立するかを算出する。例え
ば、ルールR27より数2が得られる。
【0064】
【数2】
【0065】次に、h1〜h27を用いて数3に示すm
ax法の演算を行い、ファジィ推論の推論結果B0(VT)
を算出する(ステップS16)。
【0066】
【数3】
【0067】次いで、この推論結果から、数4に示す重
心法の演算を行って転写電圧値を算出し(ステップS1
7)、この転写電圧値に変更する(ステップS18)。
【0068】
【数4】V0=[∫B0(VT)・VTdVT]/[∫B0(VT)dVT] 続くステップS19,S20は、図3のステップS6,
S7と同一である。
【0069】ここで、ステップS14〜S17につい
て、図8を用いて具体例を示しながら説明する。なお、
各データは、湿度HU0=50%、気圧PR0=0.8a
tm、紙厚TH0=100μmとする。この場合の各フ
ァジィ変数は、湿度HU=L及びM、気圧PR=Lの
み、紙厚TH=Lのみであるので、表5に示す制御ルー
ルR1〜R27の中で、ルールR2,R11のみが関係
する。
【0070】まず、ルールR2の前件部は、図6に示す
メンバーシップ関数より、図8(a)で表され、ステッ
プS14のメンバーシップ値は、それぞれ、1/2,
1,1となる。
【0071】従って、ステップS15の前件部の成立度
合いは、数1で一例を示したようなmin法により、
【0072】
【数5】h2=1/2 となる。従って、ルールR2の後件部の成立度合いは、
図8(b)の斜線で示される領域になる。
【0073】同様に、ルールR11の前件部は、図8
(c)で表され、メンバーシップ値は、それぞれ、1/
2,1,1となり、前件部の成立度合いは、
【0074】
【数6】h11=1/2 となる。従って、ルールR11の後件部の成立度合い
は、図8(d)の斜線で示される領域になる。
【0075】以上より、ステップS16のファジィ推論
の推論結果B0(VT)は、数3より、図8(e)の斜線で
示される領域になる。この領域の重心は、数4より、
5.75となるので、ステップS17の転写電圧値は、
5.75kVが得られる。
【0076】このように、第2実施例では、湿度、気圧
及び転写紙の紙厚から、制御ルールに従ってファジィ推
論を行って転写電圧を算出するようにしたので、最適な
転写電圧をきめ細かく得ることができ、転写効率の向上
が図れる。なお、湿度、気圧及び転写紙の紙厚のうちの
2つから制御ルールを構成し、その2つの検出結果から
ファジィ推論を行うようにしてもよい。
【0077】次に、本発明に係る画像形成装置の第3実
施例の複写機について、図9〜図11を用いて説明す
る。なお、第3実施例の複写機の概略構成は、図4に示
す第1実施例と同一である。
【0078】第3実施例では、第1実施例の転写電圧に
加えて、湿度、気圧及び紙厚に応じて分離装置15の分
離電圧を変更するようにしている。
【0079】図9は第3実施例の複写機の制御構成の主
要部を示すブロック図である。制御構成は、図1に示す
第1実施例と略同一である。
【0080】なお、記憶部42は、第1実施例で説明し
た表1〜表4に加えて、表6〜表9を記憶している。表
6は0.7atm、表7は0.85atm、表8は1.
0atm、表9は1.15atmのときの湿度及び転写
紙の紙厚に対する分離電圧値を示す表である。
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】
【表8】
【0084】
【表9】
【0085】また、制御部41は、第1実施例の機能に
加えて、検出された湿度、気圧及び転写紙の紙厚に対す
る最適な分離電圧値を、記憶部42に記憶されている表
から選択し、分離電圧制御回路48を介して、分離装置
15をその分離電圧値に制御するものである。
【0086】ここで、気圧が0.7〜0.85atm、
0.85〜1.0atmまたは1.0〜1.15atm
のときは、表6〜表9の各値を線形補間するようにして
いる。なお、線形補間に限られず、各値の中間の一定値
を使用してもよい。
【0087】分離電圧制御回路48は、図10に示すよ
うに、制御部41からの制御信号により、1次電圧を2
次電圧に昇圧変換する高圧トランス484の出力電流を
切り換えて分離装置15の印加電圧を変更するものであ
る。D/A変換回路481は、制御部41から出力され
るディジタル制御信号をアナログ制御信号に変換するも
のである。直流電源482は、高圧トランス484への
入力電源である。
【0088】制御回路482は、高圧トランス484に
入力される電圧をスイッチングして2次側に所定レベル
の電流を出力させるものである。また、D/A変換回路
481から入力されるアナログ制御信号に基づいてスイ
ッチング周波数を変更し、2次側の出力電流レベルを変
化させることにより、分離装置15の電圧レベルを変化
させるものである。
【0089】コンデンサC10及び抵抗R10からなる
時定数回路485は、高圧トランス484の出力からそ
の時定数で減少する交流出力を分離装置15に供給する
ものである。
【0090】分離装置15は、チャージワイヤ151及
びシールドケース152から構成されている。チャージ
ワイヤ151は、微小径の例えばタングステンで形成さ
れ、シールドケース152内に張架されており、高圧ト
ランス484から交流の高電圧が印加されるとコロナ放
電を生じるものである。そして、この交流コロナ放電に
より転写紙が除電され、その自重及び剛性により感光体
10から転写紙が分離するようになっている。
【0091】シールドケース152は、例えばアルミニ
ウムで形成され、感光体10側に開口面を有するケース
状で、チャージワイヤ151のコロナ放電が感光体10
方向にのみ生じるように、他方向を遮蔽するものであ
る。
【0092】次に、動作について図11に従って説明す
る。図11はこの複写機の動作手順を示すフローチャー
トである。ステップS31〜S34は、図3のステップ
S1〜S4と同一なので、説明を省略する。
【0093】次いで、検出データに基づき記憶部42に
記憶された表6〜表9から該当する分離電圧値が取り込
まれる(ステップS35)。そして、転写電圧をステッ
プS34で得られた電圧値に変更し(ステップS3
6)、更に、分離電圧をステップS35で得られた電圧
値に変更する(ステップS37)。ここで、該当する気
圧データが無い場合には、線形補間等により電圧値を算
出すればよい。続くステップS38,S39は、図3の
ステップS6,S7と同一である。
【0094】このように、第3実施例では、転写電圧に
加えて、湿度、気圧及び転写紙の紙厚に応じて分離電圧
を変更するようにしたので、トナー像の転写効率を向上
できるとともに、転写されたトナー像を損なうことな
く、効率よく感光体10から転写紙を分離することがで
きる。
【0095】なお、第3実施例では、転写電圧と分離電
圧の両方を変更する例について説明したが、転写電圧は
一定で、分離電圧のみを変更するようにしてもよい。ま
た、転写電圧または分離電圧は、湿度、気圧及び転写紙
の紙厚のうちの1つまたは2つに対して変更するように
してもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、気圧、湿度及び転写紙の紙厚のうちの少なくとも1
つを検出し、検出結果に応じた値の電圧を発生させるよ
うにしたので、感光体表面の転写紙へのトナー像の転写
効率を向上することができる。
【0097】また、請求項2の発明は、気圧、湿度及び
転写紙の紙厚のうちの少なくとも2つを検出し、それら
の検出結果と制御ルールとに基づいてファジィ論理演算
を行い、最適な電圧値を算出するようにしたので、発生
電圧を極め細かく制御することができ、転写紙へのトナ
ー像の転写効率を向上することができる。
【0098】また、請求項3の発明は、気圧、湿度及び
転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検出し、検出結
果に応じた値の電圧を発生させるようにしたので、転写
されたトナー像を損なうことなく、感光体表面から転写
紙を効率よく分離することができる。
【0099】また、請求項4の発明は、気圧、湿度及び
転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検出し、検出結
果に応じた電圧値を記憶されている表から決定し、決定
された電圧値の電圧を発生させるようにしたので、感光
体表面のトナー像の転写紙への転写、または感光体表面
からの転写紙の分離を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複写機の第1実施例の主要
制御構成を示すブロック図である。
【図2】転写電圧制御回路の概略構成を示す回路図であ
る。
【図3】第1実施例の複写機の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】同複写機の内部を示す概略構成図である。
【図5】本発明が適用される複写機の第2実施例の主要
制御構成を示すブロック図である。
【図6】各ファジィ変数のメンバーシップ関数を示す図
で、(a)は湿度、(b)は気圧、(c)は紙厚、
(d)は転写電圧に対するファジィ変数のメンバーシッ
プ関数を示している。
【図7】第2実施例の複写機の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】ファジィ推論の具体例を示す説明図で、(a)
はルールR2の前件部、(b)はルールR2の後件部の
成立度合い、(c)はルールR11の前件部、(d)は
ルールR11の後件部の成立度合い、(e)はファジィ
推論の推論結果及びその重心を示している。
【図9】本発明が適用される複写機の第3実施例の主要
制御構成を示すブロック図である。
【図10】分離電圧制御回路の概略構成を示す回路図で
ある。
【図11】第3実施例の複写機の動作手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 感光体 14 転写装置 15 分離装置 20 操作部 24 レジストローラ 31 湿度センサ 32 気圧センサ 33 紙厚センサ 41 制御部 42 記憶部 44 転写電圧制御回路(電圧発生部) 45,46,47 駆動回路 48 分離電圧制御回路(電圧発生部) 141,151 チャージワイヤ 142,152 シールドケース 201 スタートキー 411 ファジィ推論部 441,481 D/A変換回路 442,482 直流電源 443,483 制御回路 444,484 高圧トランス 445 倍電圧整流回路 485 時定数回路 L 光学系 P 像形成系 M 転写紙の搬送系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡内 慶文 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 伊藤 幸洋 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面に潜像を形成し、この潜像に
    トナーを付着して現像を行い、転写紙に上記トナー像を
    転写するようにした画像形成装置において、気圧、湿度
    及び上記転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検出す
    る検出手段と、電圧発生手段と、上記トナー像に上記転
    写紙の裏面側から上記電圧発生手段で発生する電圧を印
    加して上記トナー像を上記転写紙に転写する転写手段
    と、上記検出手段の検出結果に応じた値の電圧を発生さ
    せるべく上記電圧発生手段を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、気圧、湿度及び上記紙
    厚のうちの少なくとも2つを検出するようになってお
    り、上記制御手段は、上記少なくとも2つの検出結果に
    対し、上記電圧発生手段の電圧値を算出するための経験
    則に基づく制御ルールを記憶する記憶手段と、上記検出
    結果と上記記憶手段から取り出された制御ルールとに基
    づいてファジィ論理演算を行い、上記電圧発生手段の電
    圧値を算出するファジィ推論手段とを備えたものである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体表面に潜像を形成し、この潜像に
    トナーを付着して現像を行い、転写紙に上記トナー像を
    転写するようにした画像形成装置において、気圧、湿度
    及び上記転写紙の紙厚のうちの少なくとも1つを検出す
    る検出手段と、電圧発生手段と、上記トナー像が転写さ
    れた上記転写紙の裏面側から上記電圧発生手段で発生す
    る電圧を印加して上記転写紙を上記感光体から分離する
    分離手段と、上記検出手段の検出結果に応じた値の電圧
    を発生させるべく上記電圧発生手段を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、気圧、湿度及び上記紙
    厚に対して予め設定された電圧値の表を記憶する記憶手
    段と、上記表から上記検出手段の検出結果に対応する電
    圧値を決定する決定手段とを備えたものであることを特
    徴とする請求項1または3記載の画像形成装置。
JP5243254A 1993-09-29 1993-09-29 画像形成装置 Pending JPH07104586A (ja)

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