JPH07104525B2 - アクティブマトリクス液晶装置 - Google Patents

アクティブマトリクス液晶装置

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JPH07104525B2
JPH07104525B2 JP61022245A JP2224586A JPH07104525B2 JP H07104525 B2 JPH07104525 B2 JP H07104525B2 JP 61022245 A JP61022245 A JP 61022245A JP 2224586 A JP2224586 A JP 2224586A JP H07104525 B2 JPH07104525 B2 JP H07104525B2
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liquid crystal
active matrix
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matrix liquid
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悟 矢沢
武義 宇敷
修二 有賀
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶を垂直配向またはハイブリッド配向させ
たアクティブマトリクス液晶装置に関する。
[従来技術] 第5図、第6図は従来のアクティブマトリクス液晶装置
の平面図である。基板上にはアクティブ素子が形成さ
れ、液晶を水平配向させ、90°ツイストさせている。
第5図のアクティブマトリクス液晶装置においては、偏
光軸方向56および57が互いに直角に交差するように、上
下基板それぞれに対して1枚ずつ偏光板が設けられてい
る。電圧を印加しない状態では画素51部分は明るく、電
圧を印加したときに画素51部分は暗くなる(以下、これ
をノーマリー白モードという)。画素と画素との間55の
部分は常に明るいままである。
第6図のアクティブマトリクス液晶装置においては、偏
光軸方向56および57が互いに平行になるように、上下基
板それぞれに対して1枚ずつ偏光板が設けられている。
電圧を印加しない状態では画素51部分は暗く、電圧を印
加したときに画素51部分が明るくなる(以下、これをノ
ーマリー黒モードという)。画素と画素との間55の部分
は常に暗いままである。
[発明が解決しようとする問題点] 第7図は、第5図、第6図に示されたような従来のアク
ティブマトリクス液晶装置におけるコントラストカーブ
を示したものである。71は、第5図に示したような2枚
の偏光板の偏光軸を直角に交差するようにしたノーマリ
ー白モードのアクティブマトリクス液晶装置のコントラ
ストカーブであり、画素は電圧を印加するに従って暗く
なっている。一方、72は、第6図に示したような2枚の
偏光板の偏光軸が平行になるようにしたノーマリー黒モ
ードのアクティブマトリクス液晶装置のコントラストカ
ーブであり、画素は電圧を印加するに従って明るくなっ
ている。
2つのコントラストカーブを比較すると、コントラスト
カーブ72の方が透過率の最大値と最小値との差が小さ
く、第6図に示したノーマリー黒モードのアクティブマ
トリクス液晶装置は、第5図に示したノーマリー白モー
ドのアクティブマトリクス液晶装置と比べてコントラス
トがとれていないことがわかる。また、コントラストカ
ーブ72の最大値、最小値は、コントラストカーブ71の最
大値、最小値に比べて劣っており、第6図に示したノー
マリー黒モードのアクティブマトリクス液晶装置は、第
5図に示したノーマリー白モードのアクティブマトリク
ス液晶装置と比べて十分な明るさと暗さがでていないこ
とがわかる。
このように、第6図に示されるような従来のノーマリー
黒モードのアクティブマトリクス液晶装置では、ノーマ
リー白モードのアクティブマトリクス液晶装置と比較し
てコントラストがとれず、しかも十分な明るさと暗さが
でないという問題点があった。
さらに、従来のノーマリー白モードのアクティブマトリ
クス液晶装置では、電圧印加時に画素と画素との間55の
部分から光がもれてしまい、この場合も十分な暗さを出
すことができず、コントラストが低下してしまうという
問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するものであり、その目
的とするところは、ノーマリー黒モードで、従来のアク
ティブマトリクス液晶装置よりもコントラストが高く、
十分な明るさ、暗さが出せるアクティブマトリクス液晶
装置を提供することである。
[問題を解決するための手段] 本発明は、第1の基板と第2の基板との間に誘電率異方
性が負の液晶が挟持され、前記液晶は、電圧無印加時に
は垂直配向またはハイブリッド配向をなし、前記第1の
基板に対して第1の偏光板が設置され、前記第2の基板
に対して第2の偏光板が設置されてなるアクティブマト
リクス液晶装置において、前記液晶は、電圧印加時には
前記基板面に対してほぼ水平に配列し、かつ90°ツイス
ト構造をなし、前記第1の偏光板と第2の偏光板とは、
それぞれの偏光軸方向が互いにほぼ直角に交差するよう
に設置されており、 かつ前記第1の偏光板の偏光軸方向は、電圧印加時の前
記第1の基板面付近の液晶の配列方向にほぼ平行であ
り、前記第2の偏光板の偏光軸方向は、電圧印加時の前
記第2の基板面付近の液晶の配列方向にほぼ平行である
ことを特徴とする。
[作用] 本発明の上記の構成によれば、従来のノーマリー白モー
ドのアクティブマトリクス液晶装置の電圧印加時の状態
(暗)が、本発明のアクティブマトリクス液晶装置にお
ける電圧非印加時の状態と同様になる。また、従来のノ
ーマリー白モードのアクティブマトリクス液晶装置の電
圧非印加時の状態(明)が、本発明のアクティブマトリ
クス液晶装置の電圧印加時の状態と同様になる。また、
ノーマリー黒モードでは、画素と画素の間の部分が常時
暗いので、そこから光がもれることがない。従って、本
発明によれば、ノーマリー黒モードのアクティブマトリ
クス液晶装置でも、従来のノーマリー白モードのアクテ
ィブマトリクス液晶装置以上の暗さ、明るさ、コントラ
ストを得ることができる。
[実施例] 第1図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
1の実施例を示す断面図である。
上下の偏光板11、12は、それぞれの偏光軸56、57が直角
に交差するように設置されており、上下ガラス基板13、
14間には誘電率異方性が負の液晶19が挟持されている。
ガラス基板13、14上には、電圧印加時に液晶19を基板面
に対して水平に配列させる処理が施された膜15、18(例
えば無機物の斜め蒸着膜、ラビングした有機膜など)の
上に垂直配向膜16、17が重ねて形成されている。
第2図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
2の実施例を示す断面図である。
ガラス基板13、14上には、垂直配向膜16、17が形成され
た後、電圧印加時に液晶19を基板面に対して水平に配列
させる処理が施された膜15、18(例えば無機物の斜め蒸
着膜、ラビングした有機膜など)が形成されている。
第1図、第2図において、誘電率異方性が負の液晶19
は、電圧を印加しないときには垂直配向をなし、電圧印
加時には基板面に対してほぼ水平に配列し、かつ90°ツ
イスト構造となる。
第3図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
3の実施例を示す断面図である。
第3の実施例においては、一方のガラス基板13上には、
誘電率異方性が負の液晶19を基板面に対して水平に配列
させる処理が施された膜15のみ形成され、他方のガラス
基板14上には、液晶を基板面に対して水平に配列させる
処理が施された膜18の上に垂直配向膜17が積層されてい
る。この場合、他方のガラス基板14上には、前述の第2
の実施例の如く、垂直配向膜16、17が形成された後、電
圧印加時に液晶19を基板面に対して水平に配列させる処
理が施された膜15、18が形成されるようにしてもよい。
この例では、液晶が片側基板側で水平に、他方の基板側
で垂直に配向するハイブリッド配向をなす。電圧を印加
すると、液晶層は、基板面に対してほぼ水平に配列し、
かつ90°ツイスト構造となる。
第4図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置のコ
ントラストカーブ41を示したものである。コントラスト
カーブ41は、第7図の従来のノーマリー黒モードのアク
ティブマトリクス液晶装置のコントラストカーブ72と比
較して、透過率の最小値がより低く、十分暗さが出てい
ることがわかる。また、画素が明るい状態において、画
素と画素との間の部分から光が漏れることがないため、
従来のノーマリー白モードのアクティブマトリクス液晶
装置に比べて明るさも向上している。よって、従来のア
クティブマトリクス液晶装置に比べてコントラストは格
段に向上させることができる。
ただし、コントラストカーブの急峻さが従来よりも劣る
ため、アクティブ素子を用いなければならない。また、
使用するアクティブ素子としては、導電体−絶縁体−導
電体構造の非線形素子がコスト面で他のアクティブ素子
より有利である。
[発明の効果] 以上述べたように、本願発明の前述の構成によれば、ノ
ーマリー黒モードでコントラストが非常に高いアクティ
ブマトリクス液晶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
1の実施例を示す断面図。 第2図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
2の実施例を示す断面図。 第3図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置の第
3の実施例を示す断面図。 第4図は、本発明のアクティブマトリクス液晶装置のコ
ントラストカーブを示す図。 第5図は、アクティブ素子を基板上に形成し、2枚の偏
光板を、偏光軸が互いに垂直に交差するように設置した
従来のアクティブマトリクス液晶装置の電圧印加時の状
態を示す平面図。 第6図は、アクティブ素子を基板上に形成し、2枚の偏
光板を、偏光軸が互いに平行になるように設置した従来
のアクティブマトリクス液晶装置の電圧印加時の状態を
示す平面図。第7図は、従来のアクティブマトリクス液
晶装置のコントラストカーブを示す図。 11……上側偏光板 12……下側偏光板 13……上側ガラス基板 14……下側ガラス基板 15……液晶を基板面に対して水平に配列させる処理が施
された膜 16……垂直配向膜 17……垂直配向膜 18……液晶を基板面に対して水平に配列させる処理が施
された膜 19……誘電率異方性が負の液晶 110……上側電極 111……下側電極 41……本発明のアクティブマトリクス液晶装置のコント
ラストカーブ 51……画素 52……横ライン電極 53……縦ライン電極 54……アクティブ素子 55……画素と画素との間 56……上側偏光板の偏光軸方向 57……下側偏光板の偏光軸方向 71……従来のノーマリー白モードのアクティブマトリク
ス液晶装置のコントラストカーブ 72……従来のノーマリー黒モードのアクティブマトリク
ス液晶装置のコントラストカーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板と第2の基板との間に誘電率異
    方性が負の液晶が挟持され、前記第1の基板、前記第2
    の基板のうちいずれか一方にアクティブ素子が形成さ
    れ、 前記液晶は、電圧無印加時には垂直配向またはハイブリ
    ッド配向をなし、 前記第1の基板に対して第1の偏光板が設置され、 前記第2の基板に対して第2の偏光板が設置されてなる
    アクティブマトリクス液晶装置において、 前記液晶は、電圧印加時には前記基板面に対してほぼ水
    平に配列し、かつ90°ツイスト構成をなし、 前記第1の偏光板と第2の偏光板とは、それぞれの偏光
    軸方向が互いにほぼ直角に交差するように設置されてお
    り、 かつ前記第1の偏光板の偏光軸方向は、電圧印加時の前
    記第1の基板面付近の液晶の配列方向にほぼ平行であ
    り、 前記第2の偏光板の偏光軸方向は、電圧印加時の前記第
    2の基板面付近の液晶の配列方向にほぼ平行である ことを特徴とするアクティブマトリクス液晶装置。
  2. 【請求項2】前記アクティブ素子として、導電体−絶縁
    体−導電体構造の素子を用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のアクティブマトリクス液晶装置。
  3. 【請求項3】前記第1の基板、前記第2の基板のうちい
    ずれか一方にカラーフィルターが形成されてなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアクティブマト
    リクス液晶装置。
JP61022245A 1986-02-04 1986-02-04 アクティブマトリクス液晶装置 Expired - Lifetime JPH07104525B2 (ja)

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JP3282986B2 (ja) * 1996-02-28 2002-05-20 富士通株式会社 液晶表示装置
US6642981B1 (en) 1996-09-30 2003-11-04 Fujitsu Display Technologies Corporation Liquid crystal display device operating in a vertically aligned mode including at least one retardation film
JP3492582B2 (ja) * 2000-03-03 2004-02-03 Nec液晶テクノロジー株式会社 液晶表示装置及びその製造方法

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