JPH07103035B2 - 抗ランブル鞭毛虫医薬組成物 - Google Patents

抗ランブル鞭毛虫医薬組成物

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JPH07103035B2
JPH07103035B2 JP62152381A JP15238187A JPH07103035B2 JP H07103035 B2 JPH07103035 B2 JP H07103035B2 JP 62152381 A JP62152381 A JP 62152381A JP 15238187 A JP15238187 A JP 15238187A JP H07103035 B2 JPH07103035 B2 JP H07103035B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3′−アジド−3′−デオキシチミジンあるい
はその医薬的に許容されうるエステルまたは塩基性塩を
用いるランプル鞭毛虫症(giardiasis)の処置に関す
る。
人間におけるランプル鞭毛虫症はランブル鞭毛虫(Giar
dia lamblia)[これはまた、腸鞭毛虫(Giardia intes
tinalis)とも称される]により発症し、この鞭毛虫類
に属する原生動物は世界中のほとんど全ての場所に見い
出される。旅行者の中で下痢を生じさせる主要原生動物
であると考えられているこの病原虫は主として水系感染
性であるが、対人感染および食物感染を生じることもあ
る。国際的に、これは乳児および幼児における下痢症の
主要病原体の一つであり、従つて、開発途上国の子供に
おける過度の罹患率および死亡率に有意に関与してい
る。
家畜および或る種の野生動物もまたランブル鞭毛虫症に
かかることがある。G.canisは犬に感染する種属である
が、人間と犬およびビーバーと人間との間の交差感染も
報告されている。
本発明により、3′−アジド−3′−デオキシチミジン
[この化合物はジドヴアジン(zidovudine)という認め
られている名称を有する]がランブル鞭毛虫に対して活
性であり、従つてランプル鞭毛虫症の処置または予防に
有用であることが見い出された。
本発明により、動物におけるランブル鞭毛虫症の処理ま
たは予防に使用するための3′−アジド−3′−デオキ
シチミジン、すなわち式I で示される化合物並びにその医薬的に許容されうる塩お
よびエステルが提供される。
本発明のもう一つの特徴に従い、動物におけるランブル
鞭毛虫感染の処置または予防用の医薬品の製造における
3′−アジド−3′−デオキシチミジンあるいはその医
薬的に許容されうる塩またはエステルの使用が提供され
る。
前記したように、ランブル鞭毛虫症は人間以外の動物、
特に哺乳動物に発症するが、本発明は人間におけるラン
ブル鞭毛虫症の処置または予防に特に適用できる。
治療用途に特に好適な医薬的に許容されうる塩はナトリ
ウムおよびカリウムのようなアルカリ金属の塩、カルシ
ウムおよびマグネシウムのようなアルカリ土類金属の塩
並びにテトラアルキルアンモニウム(このアルキル基は
直鎖状または分枝鎖状であることができ、そして炭素原
子1〜5個を含有でき、好ましくはメチルまたはエチル
である)のようなアンモニウム塩である。
式Iで示される化合物の好ましいエスルテはエステル基
の非カルボニル部分が直鎖状または分枝鎖状アルキル、
アルコキシアルキル(たとえばメトキシメチル)、アラ
ルキル(たとえばベンジル)、アリールオキシアルキル
(たとえばフエノキシメチル)、アリール(たとえば場
合によりハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコ
キシで置換されていてもよいフエニル)から選ばれるカ
ルボン酸エステル、アルキル−またはアラルキル−スル
ホネニル(たとえばメタンスルホニル)のようなスルホ
ネート エステル、およびモノー、ジーまたはトリ−ホ
スフエート エステルを包含する。前記化合物のいづれ
かを記載する場合に、これは医薬的に許容されうるその
塩化合物を包含するものとする。
前記エステル化合物に関して、別段の記載がない場合に
は、存在するいづれかのアルキル部分は有利には炭素原
子1〜18個、特に炭素原子1〜4個を含有する。これら
のエステル化合物中に存在するいづれかのアリール部分
は有利にはフエニル基を包含する。
式Iで示される化合物の塩は投与された後に親の化合物
に変換され、従つて前駆薬物である。化合物3′−アジ
ド−3′−デオキシチミジンはランブル鞭毛虫と接触し
た後にその細胞中に浸透し、ランブル鞭毛虫酵素により
これらの細胞中でそのモノホスフエートに変換される考
えられる。このモノホスフエートは次いでテンプル鞭毛
虫酵素により式Iで示される化合物のジホスフエート
に、次いで最終的に式Iで示される化合物のトリホスフ
エートに変換されると考えられる。従つて、式Iで示さ
れる化合物はそのモノー、ジーおよびトリーホスフエー
トに到る中間体(前駆体)であることから、これらの化
合物はテンプル鞭毛虫細胞に入つた後に、前駆薬物であ
ると言うことができる。
これら全ての前駆薬物は人間に、テンプル鞭毛虫と接触
し、これと相互反応する(たとえばその複製を阻止す
る)に有効な量の化合物を生じさせるに充分の量で投与
する。
前記の医薬的に許容されうる塩およびエステルは慣用の
方法で製造でき、たとえば塩は式(I)で示される化合
物を適当な塩基で処理することにより製造でき、他方エ
ステルは式(I)で示される化合物を適当なエステル化
剤、たとえばアシルハライドまたは無水物で処理するこ
とにより製造できる。
式(I)で示される化合物は、たとえばヨーロツパ特許
明細書第196185号および同第199451号に、HTLV−IIIの
ようなレトロウイルスおよびグラム陰性細菌に対して活
性を有するものとして開示されている。式(I)で示さ
れる化合物の慣用の方法で、たとえばHorwitz等により
J.Qrg.Chem.29(1964年)2076頁に記載のようにして製
造できる。前記ヨーロツパ特許明細書にはまた、式
(I)で示される化合物並びにその医薬的に許容されう
る塩およびエステルの別の製造方法が記載されている。
ランブル鞭毛虫感染の処置用の本発明による医薬組成物
は経口投与、口腔内の局所投与(たとえば頬内または舌
下)、非経口投与、坐薬として投与またはエアゾルとし
て吸入により投与することができる。これらの組成物
は、塩基として計算して、一日当り約0.1〜約100mg/哺
乳動物体重Kg、好ましくは約1〜約40mg/Kg、最も好ま
しくは約2〜約20mg/Kgの式(I)で示される化合物あ
るいはその医薬として許容されうる塩またはエステル
(これらの化合物を以後、活性成分と称する)の投与レ
ベルで投与し、人間においては、約2〜約250mg/投与単
位の量で一日1〜約4回投与する、単位投与形で使用す
る。
活性成分は単独で投与することができるが、これらは医
薬組成物として供与すると好ましい。動物用および人間
用の両方において、本発明の組成物は前記定義のとおり
の活性成分の少なくとも一種を、製剤用の一種または二
種以上の調剤用担体および場合により別種の治療成分と
ともに含有する。これらの担体は組成物中の他の成分と
適合でき、そしてその受容者にとつて有害でないという
点で「許容されうる」ものでなければならない。
組成物は経口、直腸、鼻、口腔内局所(たとえば舌下ま
たは頬内)、または非経口(皮下、筋肉内、静脈内およ
び皮内を含む)投与に適するものを包含する。これらの
組成物は好ましくは、単位投与形で提供でき、調剤技法
で周知の方法のいづれかにより調製できる。このような
方法は活性成分を、一種または二種以上の補助成分を構
成する担体と配合する工程を包含する。一般に、これら
の組成物は活性成分を液体担体または微粉砕固体担体あ
るいはその両方と均一にそして密に配合し、次いで必要
に応じて、生成物を成形することにより調製する。
経口投与に適する本発明の組成物は、それぞれ既定量の
活性成分を含有するカプセル、カシエ、または錠剤のよ
うな分離単位として、粉末または顆粒として、水性ある
いは非水性液体中の溶液または懸濁液として、あるいは
水中油型液体エマルジョンまたは油中水型液体エマルジ
ヨンとして提供できる。活性成分はまた、塊剤、舐剤ま
たはペーストとして提供することもできる。
錠剤は、必要に応じて、一種または二種以上の補助成分
とともに、圧縮または成型により調製できる。圧縮錠剤
は粉末または顆粒のような自由流動形の活性成分を適当
な機械で、場合により結合剤、離型剤、不活性稀釈剤、
保存剤、表面活性剤または分散剤と混合して、圧縮する
ことにより調製できる。成型錠剤は不活性液体稀釈剤で
湿らせた粉末状化合物の混合物を適当な機械で成形する
ことにより調製できる。錠剤は場合により被覆または刻
み目を入れることができ、そしてその中に存在する活性
成分がゆつくりと、または制御されて放出されるように
組成することができる。
口腔内の局所投与に適する組成物は風味付与されている
基材、通常シヨ糖およびアラビヤゴムまたはトラガカン
トゴム中に活性成分を含有するトローチ剤、ゼラチンお
よびグリセリンまたはシヨ糖およびアラビヤゴムのよう
な不活性基材中に活性成分を含有する甘味トローチおよ
び適当な液体担体中に活性成分を含有する口腔洗浄剤を
含有する。直腸投与用組成物は、たとえばカカオ脂また
はサリチル酸塩を含む適当な基材を用いる坐薬として提
供できる。
担体が固体である鼻投与に適する組成物は、たとえば20
〜500ミクロンの範囲の粒子サイズを有する粒状粉末を
含有し、これは鼻から吸い込むことによる、すなわち鼻
に近づけた粉末保有容器ら鼻を通して迅速に吸い込むこ
とによる方法で投与される。担体が液体であり、鼻用ス
プレイまたは鼻用滴剤として投与するのに適する組成物
は活性成分の水性または油性溶液を包含する。
非経口投与に適する組成物は酸化防止剤、緩衝剤、静菌
剤および組成物を意図する受容者の血液と等張にする溶
質を含有できる水性および非水性無菌注射用溶液並びに
懸濁剤および増粘剤を含有できる水性および非水性無菌
懸濁液を包含する。これらの組成物は単位投与容器また
は多回投与用容器、たとえば封をしたアンプルおよびバ
イアルの形で提供でき、さらにまた使用の直前に無菌液
体担体、たとえば注射用水を添加することだけを必要と
する凍結乾燥(真空凍結乾燥)状態で貯蔵することもで
きる。即座に使用できる注射溶液および懸濁液は前記し
た種類の無菌粉末、顆粒および錠剤から調製できる。好
適な単位投与量組成物は前記に記載されているような、
あるいはその適当な一部分である活性成分の一日薬用量
または単位一日分割薬用量を含有するものである。非経
口投与の場合に、式(I)で示される化合物またはその
医薬的に許容されうる塩あるいはエステルは水性溶液中
に、約0.1〜10%、好ましくは約0.1〜約5%、最も好ま
しくは約0.2%(重量/容量による)の濃度で存在させ
ることができる。
特に前記にあげた成分に加えて、本発明の組成物は当該
組成物の種類に関連して当技術で慣用のその他の助剤を
含有できること、たとえば経口投与に適する組成物は風
味付与剤を含有できることが理解されるべきである。
本発明はさらにまた動物用製剤担体とともに前記した活
性成分を含む動物用組成物を提供する。
動物用製剤担体は組成物の投与目的に有用な物質であ
り、動物用製剤において不活性または許容されうるもの
であって、活性成分と適合する固体、液体または機体状
物質であることができる。これらの動物用組成物は経口
または非経口投与でき、あるいはその他の所望の経路で
投与できる。
経口投与する場合に、これらの組成物は錠剤、顆粒、ド
レンチ、ペースト、カシエ、カプセルまたは飼料補助剤
の形であることができる。顆粒は湿式顆粒形成法、全圧
縮法または打壊法(slugging)のような周知の技法によ
り調製できる。これらはドレンチの形のようにして、不
活性液体ベヒクル中に入れて、または水あるいは油基材
を用いる懸濁液中に入れて動物に投与できる。好ましく
は、分散材のようなさらに別の補助成分を含有させる。
これらの組成物は好ましくは活性成分約15〜約85%を含
有する。
ペーストは活性成分を液体稀釈剤中に懸濁することによ
り調製できる。液体稀釈剤が水である場合には、固化剤
または増粘剤を湿潤剤または加湿剤とともに含有させる
ことができる。エマルジヨン ペーストが要求される場
合には、一種または二種以上の表面活性剤が好ましくは
含有させるべきである。これらのペースト組成物は活性
成分を25〜80重量%の量で含有できる。
飼料補助剤の場合には、活性成分は一般に、補助成分に
比較して大量に存在させ、この補助剤は直接に、または
中間的な配合または稀釈により添加できる。このような
組成物用の補助成分の例には、コーンミール、大豆粉、
小麦粉、大豆粗びき粉、食用植物性物質および醗酵残渣
のような固体の経口摂取できる担体が包含される。活性
成分は通常、一種または二種以上の補助成分中に配合
し、慣用の装置で粉砕、回転または攪拌することにより
緊密にそして均一に分散させる。活性成分1〜90重量%
を含有する組成物が飼料添加に適している。
次例は本発明を説明するものであり、ここで「活性成
分」の用語は式(I)で示される化合物である。
例1錠剤 下記の組成物AおよびBは諸成分をポビドン(povido
n)の溶液を用いて湿式顆粒化し、次いでステアリン酸
マグネシウムを加え、そして圧縮することにより製造す
る。
処方C mg/錠剤 活性成分 100 乳糖 200 デンプン 50 ポビドン 5 ステアリン酸マグネシウム 4 359 下記の組成物DおよびEは混和した諸成分の直接的圧縮
により調製する。処方Eで使用した乳糖は直接圧縮タイ
プのものである(Dairy Crest“Zeparox")。処方D mg/錠剤 活性成分 250 前ゼラチン化デンプンNF15 150 400処方E mg/錠剤 活性成分 250 乳糖 150 アビセル 100 500処方F (制御放出性組成物) この組成物は諸成分(下記)をポビドンの溶液で湿式顆
粒化し、次いでステアリン酸マグネシウムを加え、そし
て圧縮することにより調製する。
例2カプセル剤 処方A このカプセル剤は前記例1の処方Dの成分を混和し、次
いで二部式硬質ゼラチンカプセル中に充填することによ
り調製する。処方B(下記)の製剤は同様の方法で調製
する。処方B mg/カプセル (a) 活性成分 250 (b) 乳糖(B.P) 143 (c) ナトリウムデンプングリコレート 25 (d) ステアリン酸マグネシウム 2 420処方C mg/カプセル (a) 活性成分 250 (b) マクロゴール4000(B.P)(Macrogol) 350 600 カプセル剤はMacrogrol 4000(B.P)を溶融し、活性成
分を溶融物中に分散し、溶融物を二部式硬質ゼラチンカ
プセル中に充填することにより調製する。処方D mg/カプセル 活性成分 250 レシチン 100 アラキス油 100 450 このカプセル剤は活性成分をレシチンおよびアラキス油
中に分散し、次いで軟質の弾性ゼラチンカプセル中に分
散物を充填することにより調製する。処方E (制御放出性カプセル) 下記の制御放出性カプセル組成物は成分a,bおよびcを
押出機を用いて押出し、次いで押出し物を球体状に成形
し、次いで乾燥させる。乾燥させたペレツトを次いで放
出制御性膜(d)で被覆し、次いで二部式硬質ゼラチン
カプセル中に充填する。
mg/カプセル (a) 活性成分 (b) 微結晶セルロース 125 (c) 乳糖(B.P) 125 (d) エチル セルロース 13 513 例3注射用組成物 処方A 活性成分 0.200g 塩酸溶液、0.1M pH4.0〜7.0にする適量 水酸化ナトリウム溶液、0.1M pH4.0〜7.0にする適量 殺菌水 全量を10mlにする適量 活性成分を水の大部分(35〜40℃)に溶解し、塩酸また
は水酸化ナトリウムを必要に応じて使用して、pHを4.0
〜7.0に調整する。このバツチを水で容量まで満たし、
殺菌微孔フイルターを通して無菌10mlコハク色ガラスバ
イアル(タイプ1)中に濾過し、次いで殺菌した栓およ
びオーバーシールで密封する。処方B 活性成分 0.125g 無菌の発熱性物質を含有していないpH7リン酸塩緩衝剤
全量を25mlにする適量 例4筋肉内注射剤 重量(g) 活性成分 0.20 ベンジル アルコール 0.10 グリコフロール 75 1.45 (Glycofurol) 注射用水 全量を3.00mlにする適量 活性成分をグリコフロール中に溶解する。ベンジル ア
ルコールを次いで加え、次に水を3mlまで加える。混合
物を次いで殺菌微孔フイルターに通して無菌3mlコハク
色ガラス バイアル(タイプ1)中に濾過し、次いで封
をする。
例5シロツプ剤 重量(g) 活性成分 0.2500 ソルビトール溶液 1.5000 グリセロール 2.0000 安息香酸ナトリウム 0.0050 風味付与剤、ピーチ 0.0125ml 精製水 全量を5.0000mlにする適量 活性成分をグリセロールと大部分の精製水との混合物に
溶解する。安息香酸ナトリウムの水溶液を次いでこの溶
液に加え、次いでソルビトール溶液を、最後に風味付与
剤を加える。容量まで水で満たし、次いでよく混合す
る。
活性成分の溶解性が貧弱である場合には、次の処方Bを
使用する。処方B 重量(g) 活性成分 0.250 ソルビトール溶液 1.500 グリセロール 0.005 分散性セルロース 0.005 安息香酸ナトリウム 0.010ml 風味付与剤 適量 精製水 全量を5.000mlにする量 ソルビトール溶液、グリセロールおよび精製水の一部分
を混合する。安息香酸ナトリウムを精製水に溶解し、こ
の溶液を上記混合物に加える。分散性セルロースおよび
風味付与剤を加え、分散させる。活性成分を加え、分散
させる。精製水を容量まで満たす。
例6坐薬 mg/坐薬 活性成分(63UM) 250 硬質脂肪(B.P) (Witepsol 1770 H15−Dynamite Nobel) 2020 活性成分は存在する粒子の少なくとも90%が63μm径
またはそれ以下である粉末として使用する。
Witepsol H15の1/5を蒸気ジヤケツト付きパンで最高45
℃において溶融する。活性成分を200μm篩に通して分
別し、溶融した基材に中に加え、切削ヘツドを備えたシ
ルバーソーン(silverson)を用いて混合して、なめら
かな分散物を生成する。混合物を45℃に保持し、残りの
Witepsol H15を懸濁物に加え、攪拌して均一ミツクスを
確実にうる。懸濁物全体を250μmのステンレス鋼篩に
通し、次いで連続攪拌しながら、40℃まで冷却させる。
38℃〜40℃の温度で、この混合物2.02gを適当な2mlプラ
スチツク型中に充填する。坐薬は室温まで冷却させる。
例7ペツサリー剤 mg/ペツサリー 活性成分(63μm) 250 無水デキストロース 380 ジヤガイモ デンプン 363 ステアリン酸マグネシウム 7 1000 上記諸成分を直接に混合し、生成する混合物の直接圧縮
によりペツサリーを調製する。動物用組成物 (例8〜11) 例8小型動物用錠剤 一錠当り 活性成分 120 mg トウモロコシデンプン 20.0mg 微結晶セルロース 100.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.5mg 活性成分、微結晶セルロースおよびトウモロコシデンプ
ンを相互に混合する。湿つた塊を生成するに充分のデン
プン溶液を連続的に混合しながら加え、次いで篩に通し
て顆粒を形成する。ステアリン酸マグネシウムを装入す
る。この顆粒の直接圧縮により錠剤を形成する。
例9飼料与薬用顆粒 重量(g) 活性生物 6.0 ポビドン 1.0 乳糖 93.0 水性アルコール混合物 適量 活性成分を乳糖と混合する。これに溶解ポビドンを含有
する水性アルコールを加える。湿つた塊を生成するに充
分の水性アルコールを加え、これを篩に通して、顆粒を
形成し、次いで乾燥させる。
例10経口投与用ペースト 重量(g) 活性成分 24 キサンタン ガム 0.5 (Xanthan Gum) ヒドロキシ安息香酸 0.1 メチル エステル ポリソルベート 80 0.1 (Polysorbate) 精製水 全量を100.0mlにする量 ポリソルベート80およびヒドロキシ安息香酸メチル エ
ステルを一団の水中に溶解する。キサンタン ガムを加
え、分散させ、膨潤させる。活性成分を加え、分散さ
せ、次いで容量まで稀釈する。
例11軟膏 重量(g) 活性成分 12 白色軟質パラフイン 88.0 白色軟質パラフインを60℃で溶融する。活性成分を加
え、分散させ、冷却させ、次いで金属性コラプシブル
チユーブに充填する。
例12抗ランブル鞭毛虫活性 ランブル鞭毛虫(Giardia lamblia)WB種(ATCC 3095
7)をTYI−S−33培地[D.B.KiesterによるTransaction
of the Royal Society of Tropical Medicine and Hyg
ien、27巻、4号、487〜488頁(1983年)参照]に生育
させる。式(I)で示される化合物をこの対数生育培地
の一部分に加えて、約1μM〜17μMの範囲の化合物濃
度を生じさせる。37℃で45.5時間および69.5時間インキ
ユベートした後に測定されたED50値は両時間において7
μMであつた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I で示される3′−アジド−3′−デオキシチミジンある
    いはその医薬的に許容されうる塩またはエステルを含有
    することを特徴とするランブル鞭毛虫感染の処置または
    予防用の医薬組成物。
  2. 【請求項2】単位投与形である、特許請求の範囲第1項
    に記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】経口投与、直腸投与または非経腸投与に適
    する、特許請求の範囲第1項に記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】錠剤またはカプセル形態である特許請求の
    範囲第1項に記載の医薬組成物。
JP62152381A 1986-06-19 1987-06-18 抗ランブル鞭毛虫医薬組成物 Expired - Lifetime JPH07103035B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US87623486A 1986-06-19 1986-06-19
US876234 1986-06-19

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