JPH07102993A - 触媒ケースの排気温センサ取付装置 - Google Patents

触媒ケースの排気温センサ取付装置

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JPH07102993A
JPH07102993A JP26820893A JP26820893A JPH07102993A JP H07102993 A JPH07102993 A JP H07102993A JP 26820893 A JP26820893 A JP 26820893A JP 26820893 A JP26820893 A JP 26820893A JP H07102993 A JPH07102993 A JP H07102993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
catalyst case
exhaust
hole
boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP26820893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Aoyama
茂 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP26820893A priority Critical patent/JPH07102993A/ja
Publication of JPH07102993A publication Critical patent/JPH07102993A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の内燃機関における排気系の触媒ケー
スの排気温センサ取付部に設けられるボスが排ガスにさ
らされないようにし、高熱による弊害が生じないように
したものである。 【構成】 自動車排気系の触媒ケース5に孔9を開け、
この孔9に排気温センサ12の先端部を挿入し、排気温セ
ンサ12をボス10を介して触媒ケース5に取付けた自動車
において、触媒ケース5の孔9を排気温センサ12の先端
部が通るだけの寸法にし、この孔9に排気温センサ12の
先端部のみを挿入したものである。ボス10が排ガスにさ
らされないことになるから、高熱の影響を受けないこと
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内燃機関にお
ける排気系に適用する、触媒ケースの排気温センサ取付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すものは自動車用のエンジンと
その排気系である。1はエンジンであり、2はエキゾー
ストマニホールド、3,4はエキゾーストパイプ、5は
触媒ケースである。エキゾーストパイプ3,4の接続部
分ならびにエキゾーストパイプ4と触媒ケース5との接
続部分には、シールリング6,7が介装される。
【0003】図3には示さないが、触媒ケース5には、
その出口側に排気温センサ12(図4および図5参照)が
取付けられ、触媒での異常燃焼を監視するようになって
いる。なお、本発明の関連技術として実開平3-17112 号
公報に記載されたものがある。この公報のものは、触媒
ケースをアッパ部材とロア部材とに分割して製作し、こ
れを接合するその接合部分に、排気温センサを取付ける
ようにしたものである。
【0004】いずれの構造であっても、排気温センサの
出力信号はマイクロコンピュータを用いた制御回路に入
力され、異常燃焼があったときの警告と、それ以上異常
状態が継続しないような措置を講ずるようになってい
る。
【0005】図4および図5は、触媒ケース5に排気温
センサ12を取付けたところを示すものである。この構造
は触媒ケース5の出口側に平面部8を形成し、この平面
部8にバーリング加工で孔9を設け、この孔9に円柱状
のボス10の下部を挿入し、このボス10に設けた段付きの
孔11に排気温センサ12を挿入して密着させ、孔11の大径
部に形成されたねじ(図示せず)で固定してある。排気
温センサ12の先端は感熱部となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
技術では、ボス10が直接排ガスにさらされることになる
ので非常に高温となり、排気温センサ取付用のねじの焼
付きやへたりによるトルクダウンが発生しやすくなると
いう問題があった。上記公報記載の技術も構造が相違す
るので、この問題の解決策とはならない。
【0007】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、ボス10が直接排ガスにさらされることのない触媒ケ
ースの排気温センサ取付装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、自動車排気系の触媒ケースに
孔を開け、該孔に排気温センサの先端部を挿入し、該排
気温センサをボスを介して前記触媒ケースに取付けた自
動車において、前記触媒ケースの孔を排気温センサの先
端部が通るだけの寸法にし、該孔に排気温センサの先端
部のみを挿入した構成としたものである。
【0009】また、排気温センサの向きを、触媒ケース
の上方に垂直方向あるいは該垂直方向に対して任意の角
度傾斜させたものである。
【0010】さらに、触媒ケースの孔を設ける部分を平
面部に形成し、該平面部に形成した部分にボスの底面を
当接させたものである。
【0011】そしてさらに、ボスを、円筒状で孔径が下
方で縮径するように形成し、その孔の斜面部で排気温セ
ンサの下部を保持したものである。
【0012】また、円筒状のボスの下端外周部分と触媒
ケースの平面部分とを溶接により固着したものである。
【0013】
【作用】このような構成とすれば、ボスは触媒ケースの
外側に位置することになるから、直接排ガスにさらされ
ることがなくなる。その結果、ボスが高熱になることに
よる弊害を完全に避けることができることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
ついて説明する。本発明のものにあっては触媒ケース5
の平面部8に設ける孔9を排気温センサ12の先端部(感
熱部)が通るだけの寸法(排気温センサ12の先端部の径
寸法より僅かに大きい寸法)にし、この孔9に排気温セ
ンサ12の先端部のみを挿入してある。すなわち、図2に
示すように、平面部8の孔9とボス10の孔11の小径部と
はほぼ同径になる。
【0015】そして、排気温センサ12の向きは、図示す
るものでは触媒ケース5の上方に垂直方向に向けてある
が、これは、この垂直方向に対して任意の角度傾斜さ
せ、排気温センサ12が車輌の床にあたらないようにし、
かつ、メンテナンスにも都合がよいようにする。
【0016】さらに、触媒ケース5の孔9を設ける部分
を平坦部8に形成し、この平坦部8に形成した部分にボ
ス10の底面を当接させてある。これにより、ボス10の姿
勢が一定になって安定する。
【0017】そしてさらに、ボス10を、円筒状で孔11の
径が下方で縮径するように形成し、その孔11の斜面部11
a で排気温センサ12の下部を保持してある。これにより
排気温センサ12の保持が安定する。
【0018】また、円筒状のボス10下端外周部分と触媒
ケース5の平面部分とを溶接13により固着してある。ボ
ス10の外周の溶接であるから、容易に行なえる。
【0019】このように構成された本発明に係る触媒ケ
ースの排気温センサ取付装置にあっても、排気温センサ
12の機能ならびに使用方法においては、従来のものと何
ら変わるところはない。エンジン1が始動し、排気が触
媒ケース5内を流れるとき、ボス10は殆ど排ガスにさら
されないから、その熱の影響を受けないことになる。ま
たボス10の取付工程においても、従来のバーリング加工
の孔に密着挿入するような高精度が要求されないので、
作業性が向上し、バーリング加工がないのでコスト的に
も有利になる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た触媒ケースの排気温センサ取付装置であるから、ボス
が排ガスにさらされないため、ボスが高温になることが
ない。このためボスの内周に設けられる排気温センサ取
付用ねじ部の焼付きやへたりによるトルクダウンを防止
することができることになる。また、組付け時のボスの
位置決めが安定し、取付けが容易になる。バーリング加
工が不要になるので、その分だけコストダウンを図るこ
とができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1中の要部の縦断面図である。
【図3】エンジンの排気系を一部分解状態で示す斜視図
である。
【図4】従来技術の要部を図1に対応させて示した斜視
図である。
【図5】図4中の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 5 触媒ケース 8 平面部 9 孔 10 ボス 11 孔 11a 斜面部 12 排気温センサ 13 溶接

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車排気系の触媒ケースに孔を開け、
    該孔に排気温センサの先端部を挿入し、該排気温センサ
    をボスを介して前記触媒ケースに取付けた自動車におい
    て、前記触媒ケースの孔を排気温センサの先端部が通る
    だけの寸法にし、該孔に排気温センサの先端部のみを挿
    入したことを特徴とする触媒ケースの排気温センサ取付
    装置。
  2. 【請求項2】 排気温センサの向きを、触媒ケースの上
    方に垂直方向あるいは該垂直方向に対して任意の角度傾
    斜させたことを特徴とする請求項1記載の排気温センサ
    取付装置。
  3. 【請求項3】 触媒ケースの孔を設ける部分を平面部に
    形成し、該平面部に形成した部分にボスの底面を当接さ
    せたことを特徴とする請求項1記載の触媒ケースの排気
    温センサ取付装置。
  4. 【請求項4】 ボスを、円筒状で孔径が下方で縮径する
    ように形成し、その孔の斜面部で排気温センサの下部を
    保持したことを特徴とする請求項3記載の触媒ケースの
    排気温センサ取付装置。
  5. 【請求項5】 円筒状のボスの下端外周部分と触媒ケー
    スの平面部分とを溶接により固着したことを特徴とする
    請求項3記載の触媒ケースの排気温センサ取付装置。
JP26820893A 1993-09-30 1993-09-30 触媒ケースの排気温センサ取付装置 Pending JPH07102993A (ja)

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JP (1) JPH07102993A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127604A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Sankei Giken Kogyo Co Ltd 触媒コンバータ及びその製造方法
US7624572B2 (en) 2004-12-29 2009-12-01 Caterpillar Inc. Exhaust treatment device monitoring system
JP2010007672A (ja) * 2009-10-13 2010-01-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd 舶用ディーゼルエンジンの異常検出方法
JP2010091408A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Fumio Utsue 配管の計測器の取付構造
JP2012202363A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kubota Corp ディーゼルエンジンの排気処理装置

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