JPH07102226A - 水性分散物状接着剤 - Google Patents

水性分散物状接着剤

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JPH07102226A
JPH07102226A JP6227260A JP22726094A JPH07102226A JP H07102226 A JPH07102226 A JP H07102226A JP 6227260 A JP6227260 A JP 6227260A JP 22726094 A JP22726094 A JP 22726094A JP H07102226 A JPH07102226 A JP H07102226A
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Hub A G Vonken
フープ、アー、ゲー、フォンケン
Jack J Bogers
ヤック、イェ、ボーゲルス
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 コポリマー分散物およびホウ素またはアルミ
ニウムの化合物をベースとした防炎剤成分を含んでなる
水性分散物状接着剤の提供。 【構成】 主に酢酸ビニル単位を有するコ−またはター
ポリマー、またはアクリル酸エステルとスチレンのコポ
リマー分散物、ならびにアルミニウムおよび（または）
ホウ素の化合物をベースとした防炎剤を高含有量で含ん
でなる分散物状接着剤。添加剤、例えば処理剤および増
粘剤、懸濁剤および湿潤剤、が分散物状接着剤に添加さ
れ、かつ分散物状接着剤は、防腐剤、発泡抑制剤、分散
剤、被膜形成剤および乾燥遅延剤をさらに含んでなる。 【効果】 特にフィルムまたはシート状硬質ポリスチレ
ンフォームを接着するのに特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、コポリマー分散物およびホウ素
またはアルミニウムの化合物をベースとした防炎剤成分
を含んでなる水性分散物状接着剤に関する。
【０００２】そのような接着剤を有する接着促進表面層
としての製品は、ＥＰ−Ｂ ０１０９６６３から知られ
ている。この刊行物には硬質ポリスチレンフォームの難
燃性壁紙裏地が記載されているが、この裏地は表面の少
なくともひとつにコーティングを有していて、壁紙裏地
と可燃性壁紙の間の接着性が改良されている。このコー
ティングは、難燃性添加物と、主に酢酸ビニル単位を含
むコポリマーまたはターポリマーの接着剤を含んでな
る。難燃性添加物は、ホウ素またはアルミニウムをベー
スとした不燃性の無機化合物を含んでなる。接着剤と難
燃性添加物の比率は、１：３〜１：８である。コーティ
ングは、単位面積当たり１００〜４００ｇ／ｍ２ の重
量を有する。難燃性添加物は、水酸化アルミニウムとホ
ウ酸亜鉛の１：１〜７：１、好ましくは２：１〜５：
１、の混合物である。接着剤は、主として酢酸ビニル単
位とエチレン単位および塩化ビニル単位とを有するター
ポリマーであることもできる。
【０００３】硬質ポリスチレンフォームの壁紙裏地は、
例えばＥＰ−Ａ−００３６１５６およびＤＥ−Ｕ ７９
３１７４５に記載されている。
【０００４】硬質ポリスチレンフォームの壁紙裏地シー
トまたはフィルムは一般に知られており、壁に裏張りす
るために壁紙を貼り付ける前のいわゆる壁紙裏地として
使用される。畳まれた、または畳まれていないフォーム
のシートに加えて、フィルムロールも使用される。その
ようなシートまたはフィルムを用いて、例えば、石造物
のひび割れを上貼りしたり、ある程度の断熱を達成した
り、結露を防いだりすることができる。
【０００５】ＥＰ−Ａ−００３６１５６より、発泡ポリ
スチレン上張りに壁紙を貼り付けるために、それ自体は
知られている接着成分と、付加的に接着成分を基準に２
０〜８０重量％の難燃剤とを含んでなる接着剤を使用す
ることも知られている。適当な難燃剤は、リン酸アンモ
ニウムと硫酸アンモニウムをベースにした化合物であ
る。
【０００６】ＤＥ−Ｕ ７９３１７４５の教示は、接着
剤だけではなく、防炎剤を含む硬質ポリスチレンフォー
ムの壁紙裏地に施された接着促進表面層も提供すること
である。次いで、糊付けされた壁紙は、この接着促進層
を介して壁紙裏地に接合される。この刊行物によれば、
製造の間に調合された分散物状接着剤タイプの水性分散
物をシートに塗布し、次いで加熱領域で乾燥させる。接
着促進層は、壁紙裏地と糊付けされた壁紙の間の接着性
を増加させる働きを有する。壁紙裏地の接着促進表面層
は、同様に難燃性添加物を含んでなってもよいが、この
防炎剤の性質及び量、または塗布方法については情報が
与えられていない。
【０００７】ＤＥ−Ａ ２２４４７７５より、酢酸ビニ
ル／エチレンコポリマーエマルジョンをベースにした、
可燃性を減少させるのに適当な添加物、例えば酸化アル
ミニウム三水和物、を含んでなるカーペット補強用の、
接着剤組成物を使用することもまた知られている。
【０００８】ＥＰ−Ｂ ０１０９６６３号より、コーテ
ィング接着剤は内部使用用の硬質ポリスチレンフォーム
用の接着促進表面層としてしか使用できず、調製されて
から数週間しか貯蔵できない、という欠点があることが
知られている。
【０００９】従って、この先行技術に鑑み、この発明の
目的は、数カ月の間処理可能であると共に、多くの種類
の物質に対して具体的な基質に関して優れた接着性能を
保証する分散物状接着剤（この特定の基質にこれらの物
質が接着されて、基質とそこに接着された物質との燃焼
性の低い複合材料が得られる）を開発することである。
【００１０】この目的は、前記分散物状接着剤により、
すなわち各々分散物状接着剤の総重量に対して、０．８
重量％までの処理剤(processing agent)および増粘剤を
加え、７５重量％までの防炎剤を加え、かつ０．８重量
％までの湿潤剤を加えてなる接着剤により、達成され
る。重量データは分散物状接着剤中の純粋物質に関し、
溶剤および分散剤は含まない。
【００１１】分散物状接着剤は、とりわけ発泡ポリスチ
レンフィルム、シートおよび造形物用の硬質フォーム接
着剤として使用される。ポリスチレンは、例えばウェブ
状フィルムまたは長方形シートの形状をしている。その
ようなシートは、押出し硬質ポリスチレンフォームまた
は粒状フォームを含んでなり、そのようなシートまたは
フィルムおよびそれ自身の原料の製造法は、ＥＰ−Ａ
００３６１５６に言及されている参考文献より知られて
いる。
【００１２】ＥＰ−Ｂ ０１０９６６３から知られてい
る接着促進剤に比較して、本発明による分散物状接着剤
は湿潤剤含有量が高く、懸濁剤を含んでなり、処理剤お
よび増粘剤の含有量がかなり増量されている。増粘剤の
量は純粋物質の３３％の量で存在し、一方ＥＰ−Ｂ−０
１０９６６３の分散物状接着剤では増粘剤は水性溶液中
の濃度が３％の量で使用されている。
【００１３】これら３成分の明白な相互作用により、分
散物状接着剤の内部接着力および処理性はかなり増大し
ており、数カ月にわたるかなり長い期間にわたって保証
される。
【００１４】本発明のさらなる発展では、コポリマー分
散物は、主に酢酸ビニル単位を有するコ−またはターポ
リマーを含んでなり、また０．８重量％までの処理剤お
よび増粘剤が加えられ、かつ０．３重量％までの懸濁剤
が加えられる。さらに、分散物は、アクリル酸エステル
とスチレンのコポリマーである。
【００１５】本発明のひとつの態様において、１００重
量％の接着剤水性分散物は、１５〜５０重量％、特に２
０〜３０重量％、のコ−またはターポリマー分散物、４
０〜７５重量％の防炎剤、および５〜２０重量％の増粘
剤、湿潤剤、懸濁剤、防腐剤、発泡抑制剤、乾燥遅延
剤、被膜形成温度低下剤および水、を含んでなる。
【００１６】水性コ−またはターポリマー分散物と防炎
剤の重量比は、ここでは１：５から１：０．８未満、特
に１：２．９から１：２、の範囲であり、接着剤のコー
ティングは単位面積当たり３００〜８００ｇ／ｍ２（湿
った状態で）である。
【００１７】本発明のひとつの態様において、１００重
量％の接着剤水性分散物は、１０〜５０重量％、特に２
０重量％、のコポリマー分散物、３０〜６２重量％の防
炎剤、および１５〜２１重量％の増粘剤、湿潤剤、懸濁
剤、分散剤、防腐剤、発泡抑制剤、および水、を含んで
なる。
【００１８】水性コ−ポリマー分散物と防炎剤の重量比
は、ここでは０．１６：１から１．６７：１の範囲であ
り、接着剤のコーティングは単位面積当たり３００〜８
００ｇ／ｍ２（湿った状態で）である。
【００１９】重量比の決定については、コ−またはター
ポリマー分散物または水性コポリマー分散物および防炎
剤の含有量（重量％による）は、前に述べた重量範囲の
制限の中で、お互いに関連している。
【００２０】増粘剤および処理剤は、メチル−またはヒ
ドロキシエチルセルロースが好ましい。
【００２１】分散物状接着剤は、主にアクリル酸ビニル
または酢酸ビニル単位を有するコ−またはターポリマー
を含んでなり、特にアクリル酸ビニルまたは酢酸ビニル
／エチレン／塩化ビニルターポリマー（例えば、Vinnap
as LT 500 、製造者：ワッカー・ヘミー（ドイツ））が
使用され、それは５０重量％濃度の水性分散液として利
用される。分散物状接着剤のターポリマーは、酢酸ビニ
ル、エチレンおよび塩化ビニル単位、例えばMowilith
（商品名）DM 120またはMowilith（商品名）DM 122（製
造者：ヘキストＡＧ）、でもよい。防炎剤は、アルミニ
ウムまたはホウ素をベースとした不燃性無機化合物、例
えば先行技術により知られているもの、を含んでなる。
これらの化合物には、とりわけホウ酸またはその塩およ
び水酸化アルミニウムがある。好ましくは、水酸化アル
ミニウムが防炎剤として分散物状接着剤の総重量の６０
％の量で単独で利用される。しかしながら、防炎剤は水
酸化アルミニウムおよびホウ酸亜鉛の重量比３：１から
８：１の混合物を含んでなってもよい。
【００２２】ＥＰ−Ｂ ０１０９６６３中で、この水酸
化アルミニウムとホウ酸亜鉛の重量比について言われて
いるように、これらの防炎剤は他の防炎剤に比べて煙の
発生がかなり少なく、ポリスチレンフォームおよび構成
要素の燃焼性をかなり減少させる効果を有する。さら
に、接着剤原材料の接着促進作用も驚くほど改善される
が、それは予見できないものであった。この分散物状接
着剤は、いくつかの燃焼試験において、ＤＩＮ４１０２
に準拠した等級Ｂ１（耐炎性）を達成した。
【００２３】この分散物状接着剤は、ある範囲内では汎
用接着剤であって、これを使用すると、発泡プラスチッ
クだけでなく、さらにガラス繊維壁紙および織物／布地
／セルロース壁紙、ポリエステル壁紙、石膏繊維シー
ト、チップボード、タイル、セメントシート、石膏プラ
スターボード、木またはコルクをも対応する基質に接着
することができる。ここでは接着される表面のひとつが
多孔性であるか、液体、特に水、に対して吸収性である
ことだけが必須である。
【００２４】その高い粘度のために、一般に分散物状接
着剤は歯付きスパチュラまたはドクターブレードにより
塗布される。特定の条件の下で、他の塗布方法、例えば
ローラー塗布または加圧または圧力無しの注液処理、も
使用することができる。塗布されるコーティングの量は
調製されて、単位面積当たり湿った状態で３００〜８０
０ｇ／ｍ２とされる。
【００２５】塗布に際して、個々の成分は水性分散物中
に存在し、そこには処理剤および増粘剤、例えばメチル
−およびヒドロキシエチルセルロース、およびさらに分
散安定剤および被膜形成補助剤も添加される。従って、
湿潤剤、例えばポリリン酸ナトリウム、懸濁剤、例えば
ポリアクリル酸アンモニウム、防腐剤、発泡抑制剤、湿
潤分散剤、例えばポリアクリル酸のアンモニウム塩、お
よび被膜形成温度を低下させる薬剤、例えば酢酸ジエチ
ルグリコールモノブチルエーテル、および乾燥遅延剤、
例えば２−（２−ブトキシエトキシ）エタノールを、目
的に応じて全体で分散物の総重量に対して３．０〜４．
０重量％までの量で添加することができる。
【００２６】本発明による水性分散物状接着剤の好まし
い組成の二つの例は、下記の通りである。
【００２７】
【実施例】例１ ２０〜４０重量部 ５０％濃度のアクリル酸ビニ
ルまたは酢酸ビニル／エチレン／塩化ビニルターポリマ
ー、またはアクリル酸エステルとスチレンのコポリマー
の接着剤原材料水性分散物 ０．６〜０．８重量部 増粘剤および処理剤、例えば
ヒドロキシエチルセルロース、 ０．６〜０．８重量部 ３３重量％濃度ポリリン酸ナ
トリウム水性溶液を含んでなる湿潤剤、 ０．２〜０．３重量％ 懸濁剤、例えば３０重量％濃
度のポリアクリル酸アンモニウム水性溶液、 ０．１〜０．２重量部 防腐剤、例えばアルキルアン
モニウム、イソチアゾリンまたはフォルモール(formol)
誘導体、 ０．７〜０．８重量部 発泡抑制剤、例えば疎水性ケ
イ酸、 ０．９〜１．０重量部 被膜形成温度低下剤、例えば
酢酸ジエチレングリコールモノブチルエーテル（酢酸ブ
チルジグリコール）、 ６０〜６６．４重量部 防炎剤、例えば水酸化アルミ
ニウム、 ０．５ 重量部 乾燥遅延剤、例えば２−（２
−ブトキシエトキシ）エタノール（ブチルジグリコー
ル）、 １０〜２０重量部 固体を混合するための、およ
び分散物状接着剤がブラシ塗布できるように保つための
粘度を与えるための水
【００２８】例２ １０〜５０ 重量部 アクリル酸エステルおよびスチレンを含んでなる５ ０％濃度接着剤原材料水性分散物 ０．３０ 増粘剤および処理剤、例えばメチルヒドロキシエチ 〜０．６５重量部 ルセルロース、 ０．３〜０．７重量部 ３３重量％濃度ポリリン酸ナトリウム水性溶液を含 んでなる湿潤剤、 ０．１〜０．３重量％ ３０重量％濃度のポリアクリル酸アンモニウム水性 溶液を含んでなる懸濁剤、 ０．１〜０．３６重量部 湿潤分散剤、例えば３０％強度ポリアクリル酸アン モニウム塩水性溶液、 ０．１〜０．２重量部 防腐剤、例えばアルキルアンモニウム、イソチアゾ リンまたはフォルモール誘導体、 ０．８〜０．９重量部 発泡抑制剤、例えば疎水性ケイ酸、 ５５〜６５ 重量部 防炎剤、例えば水酸化アルミニウム、 １５〜２１ 重量部 固体を混合するための、および分散物状接着剤がブ ラシ塗布できるように保つための粘度を与えるため の水
【００２９】上記の組成物からなる本発明による分散物
状接着剤は、処理性が高く、初期接着力が高く、貯蔵時
間が適当に長く、そして難燃性が非常によいので、これ
を種々の建築材料と組み合わせると、当該複合体の防炎
性を増大させる。
【００３０】例３ 例１および２の本発明による分散物状接着剤は、６カ月
を越える通常保存の間にゲル化、粘度変化またはカビ発
生のいずれも起こさず、なんの問題もなく処理すること
ができる。
【００３１】同じことが下記の表の通りのハロゲン不含
分散物接着剤にもいえる。表 ハロゲン不含分散物接着剤 化学名 作用様式 重量含有率（％） アクリル酸エステルおよびスチレンを 接着剤 ２０．４ 含んでなる水性コポリマー分散物 水酸化アルミニウム 防炎剤 ６１．２ メチルおよび（または）ヒドロキシエ 増粘剤 ０．５７ チルセルロース ポリリン酸ナトリウム 湿潤剤 ０．３３ （３３％濃度水溶液） ポリアクリル酸アンモニウム 懸濁剤 ０．１１ （３０％濃度水溶液） ポリアクリル酸のアンモニウム塩 湿潤分散剤 ０．３２ （３０％濃度水溶液） アルキルアンモニウムまたは 防腐剤 ０．１９ イソチアゾリン誘導体 疎水性ケイ酸 発泡抑制剤 ０．８２ 水 希釈剤 １６．０
【００３３】例４（比較例） ＥＰ−Ａ ０１０９６６３に記載された処方の接着促進
表面層の貯蔵寿命は４週間を越えない。その後、この製
造物は通常の貯蔵の下で完全にゲル化して、もはや処理
できなくなる。
【００３４】例５ 本発明による分散物状接着剤は、壁および天井裏張り材
料（建築材料）と優れた接着性能を有することがわかっ
た。
【００３５】ＥＰ−Ａ ０１０９６６３に記載された接
着促進コーティング分散物は、この用途には適当ではな
い。その処方は、コーティング分散物を接着剤として使
用できないが、硬質ポリスチレンフォーム用の接着促進
表面層として機械的に塗布する製品としてのみ使用でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０９Ｊ 133/08 ＪＤＣ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】コ−またはターポリマー分散物、ならびに
    ホウ素および（または）アルミニウムの化合物をベース
    とした防炎剤成分を含んでなる水性分散物状接着剤であ
    って、、各々分散物状接着剤の総重量に対して、０．８
    重量％までの処理剤および増粘剤が加えられ、７５重量
    ％までの防炎剤が加えられ、かつ０．８重量％までの湿
    潤剤が加えられた、水性分散物状接着剤。
  2. 【請求項２】分散物が、主にアクリル酸ビニルまたは酢
    酸ビニル単位を有するコ−またはターポリマーを含んで
    なり、０．８重量％までの処理剤および増粘剤が加えら
    れ、かつ０．３重量％までの懸濁剤が加えられたもので
    ある、請求項１に記載の水性分散物状接着剤。
  3. 【請求項３】分散物が、アクリル酸エステルとスチレン
    のコポリマーである、請求項１に記載の水性分散物状接
    着剤。
  4. 【請求項４】１００重量％の接着剤水性分散物が、１５
    〜５０重量％、特に２０〜３０重量％、のコ−またはタ
    ーポリマー分散物、４０〜７５重量％の防炎剤、および
    ５〜２０重量％の増粘剤、湿潤剤、懸濁剤、防腐剤、発
    泡抑制剤、乾燥遅延剤、被膜形成温度低下剤および水、
    を含んでなる、請求項２に記載の水性分散物状接着剤。
  5. 【請求項５】水性コ−またはターポリマー分散物と防炎
    剤の重量比が、１：５から１：０．８未満、特に１：
    ２．９から１：２、の範囲であり、接着剤のコーティン
    グが単位面積当たり３００〜８００ｇ／ｍ２（湿った状
    態で）である、請求項２に記載の水性分散物状接着剤。
  6. 【請求項６】増粘剤および処理剤が、メチル−またはヒ
    ドロキシエチルセルロースである、請求項１に記載の水
    性分散物状接着剤。
  7. 【請求項７】１００重量％の接着剤水性分散物が、１０
    〜５０重量％、特に２０重量％、のコポリマー分散物、
    ３０〜６２重量％の防炎剤、および１５〜２１重量％の
    増粘剤、湿潤剤、懸濁剤、分散剤、防腐剤、発泡抑制
    剤、および水、を含んでなる、請求項３に記載の水性分
    散物状接着剤。
  8. 【請求項８】水性コ−ポリマー分散物と防炎剤の重量比
    が、０．１６：１から１．６７：１の範囲であり、接着
    剤のコーティングが単位面積当たり３００〜８００ｇ／
    ｍ２（湿った状態で）で形成される、請求項３に記載の
    水性分散物状接着剤。
  9. 【請求項９】懸濁剤が、３０重量％濃度の水性溶液のポ
    リアクリル酸アンモニウムである、請求項２に記載の水
    性分散物状接着剤。
  10. 【請求項１０】湿潤剤が、３３重量％濃度の水性溶液の
    ポリリン酸ナトリウムである、請求項１に記載の水性分
    散物状接着剤。
  11. 【請求項１１】防炎剤が水酸化アルミニウムである、請
    求項１に記載の水性分散物状接着剤。
  12. 【請求項１２】防炎剤が、水酸化アルミニウムとホウ酸
    亜鉛の、重量比３：１〜８：１の混合物を含んでなる、
    請求項１に記載の水性分散物状接着剤。
  13. 【請求項１３】コ−またはターポリマーが水性分散物と
    して存在し、かつ塩化ビニル、エチレン、スチレン、ア
    クリル酸エステル、メタクリル酸エステルおよび（また
    は）マレイン酸エステル単位をさらなる単位として含ん
    でなる、請求項２に記載の水性分散物状接着剤。
  14. 【請求項１４】接着剤分散物が、酢酸ビニル／エチレン
    ／塩化ビニル単位またはアクリル酸ビニル／エチレン／
    塩化ビニル単位のターポリマー、またはアクリル酸エス
    テルとスチレンのコポリマーを含んでなる、請求項１３
    に記載の水性分散物状接着剤。
  15. 【請求項１５】０．２重量％までの防腐剤、０．８重量
    ％までの発泡抑制剤、１．０重量％までの被膜形成温度
    低下剤、０．５重量％までの乾燥遅延剤および２０％ま
    での希釈剤としての水が存在する、請求項４に記載の水
    性分散物状接着剤。
  16. 【請求項１６】水含有量が、５〜２０重量％、特に１
    ６．７重量％、である、請求項１５に記載の水性分散物
    状接着剤。
  17. 【請求項１７】水性分散物が、２１．４重量％の接着促
    進化合物、５８重量％の防炎剤、０．７重量％の増粘
    剤、０．７重量％の懸濁剤、０．２重量％の防腐剤、
    ０．７重量％の湿潤剤、０．８重量％の発泡抑制剤、
    １．０重量％の被膜形成温度低下剤、０．５重量％の乾
    燥遅延剤および残分としての水を含んでなる、請求項１
    ５に記載の水性分散物状接着剤。
  18. 【請求項１８】０．２重量％までの防腐剤、０．９重量
    ％までの発泡抑制剤、０．８０重量％までの湿潤分散
    剤、０．６重量％までの増粘剤および２０重量％までの
    希釈剤としての水が存在する、請求項７に記載の水性分
    散物状接着剤。
  19. 【請求項１９】水含有量が、５〜２０重量％、特に１６
    重量％、である、請求項１８に記載の水性分散物状接着
    剤。
  20. 【請求項２０】水性分散物が、２０．４重量％の接着促
    進化合物、６１．２重量％の防炎剤、０．５７重量％の
    増粘剤、０．３３重量％の湿潤剤、０．１１重量％の懸
    濁剤、、０．３２重量％の湿潤分散剤、０．１９重量％
    の防腐剤、０．８２重量％の発泡抑制剤および残分とし
    ての水を含んでなる、請求項１８に記載の水性分散物状
    接着剤。
  21. 【請求項２１】防腐剤がアルキルアンモニウムまたはイ
    ソチアゾリン誘導体である、請求項４に記載の水性分散
    物状接着剤。
  22. 【請求項２２】発泡抑制剤が、疎水性ケイ酸を含んでな
    る、請求項４に記載の水性分散物状接着剤。
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