JPH07100986B2 - 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置 - Google Patents

錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置

Info

Publication number
JPH07100986B2
JPH07100986B2 JP9524990A JP9524990A JPH07100986B2 JP H07100986 B2 JPH07100986 B2 JP H07100986B2 JP 9524990 A JP9524990 A JP 9524990A JP 9524990 A JP9524990 A JP 9524990A JP H07100986 B2 JPH07100986 B2 JP H07100986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
lock
lever
push rod
lock box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9524990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03293491A (ja
Inventor
重弘 津島
Original Assignee
株式会社長柄製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社長柄製作所 filed Critical 株式会社長柄製作所
Priority to JP9524990A priority Critical patent/JPH07100986B2/ja
Publication of JPH03293491A publication Critical patent/JPH03293491A/ja
Publication of JPH07100986B2 publication Critical patent/JPH07100986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ドアや扉に取付ける錠前のラッチ案内装置
とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置に関する。
〔従来の技術〕
ドアや扉に取付ける錠前としては、例えば扉の室内外に
ノブを取付け、ノブの回転によりラッチを出没する錠前
(例えば実開昭50-35691号公報)、ノブに鍵軸の回転防
止レバーを設けた錠前(例えば実開昭62-14061号公
報)、レバーの起伏や上下操作によりラッチを出没する
錠前(例えば実開昭59-10466号公報、実開昭60-90366号
公報)、主錠箱と副錠箱に異なる係止解除装置を設けた
錠前(例えば実開昭63-198799号公報)等が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ノブやレバーの操作によってラッチを出没した場合、ラ
ッチがラッチ受金具に滑らかに挿入しない問題点があっ
たし、ラッチはレバーを一方向に操作した時にのみ出没
しない問題点があった。ラッチの係止解除装置に問題点
があった。又係止装置を備えた多くの錠前は、先ずノブ
を回転し、突出しているラッチを錠箱内に後退した後、
ドアを押すか引かないと開閉できない問題点があった。
本発明は、従来技術の有するこような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とする所は、レバー操作に
より先ずラッチが後退し、そのまま扉やドアを開放し得
るようにすることと、ラッチの出没を容易にし、且つ簡
単にしかも確実に係止し得る錠前を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明錠前のラッチ案内装
置は、主錠箱の格納室にラッチ案内体を取付け、案内体
にラッチを出没可能に嵌挿し、ラッチの平面が略菱形を
成すよう楔状頭部に略対称の尾部を設け、ラッチ尾部の
中央部に横欠溝を開口すると共に、ラッチ尾部の内外面
に突爪を突設し、ラッチ尾部に押棒を連結し、案内体は
内側板の全幅に前記ラッチ尾部の内突爪が挿入する誘導
溝を、外側板の後端より略半幅にラッチ尾部の外突爪が
挿入する食込溝を設け、ラッチの突出状態において外突
爪が食込溝より外れて外側板の内側に挿入し、ラッチ頭
部を一方に傾斜固定すると共に、突出状態より後退した
直後に外突爪が外側板より食込溝に挿入し、ラッチ室内
外方向に回動可能となるようにしたものである。
又錠前のラッチ出没装置は、主錠箱と副錠箱の支承室に
軸支する内外レバーに、ラッチに連結する押棒の摺動位
置まで挿入する作動杆を枢支し、両作動杆先部をスプリ
ングで押棒のストッパーに向けて押圧し、主錠箱と副錠
箱に作動杆の切欠に挿入する押圧球を設け、レバーの揺
動により作動杆が出入りし、その作動杆にて切欠が押圧
球より外れ、作動杆の側部が押圧球に接し、作動杆の先
部を押棒の後退方向に揺動して、ラッチの押棒を後退し
得るようにしたものである。
更に錠前のラッチ係止解除装置は、内レバーに内鍵を、
又外レバーに外鍵を取付け、且つ内鍵にロック板を取付
けると共に、外鍵にロック板の先部が挿入係止する筒体
を取付け、ロック板が内鍵と外鍵の回動によりラッチに
連結する押棒の後方から側方に旋回可能となり、押棒の
後方に旋回してラッチの後退を阻止する一方、押棒の側
方に旋回してラッチの後退を可能にしたものである。
〔作用〕
ラッチ案内装置のラッチは、突出状態においてラッチ尾
部の外突爪が案内体外側板に内装しているので、ラッチ
頭部は傾斜状態で回動不能となる。
ラッチを突出状態より後退すると、後退直後に外突爪が
外側板より食込溝に挿入するので、室内外の何れにも回
動可能となる。
ラッチ出没装置の作動杆は、内外レバーの揺動によりラ
ッチ押棒に向けて出入りし、作動杆先部がスプリングに
よって押棒のストッパーに向けて押圧され、作動杆の切
欠に係止する押圧球は、作動杆の出入りによって切欠よ
り外れ、作動杆側部に圧接して先部をラッチの後退方向
に揺動し、ラッチの押棒を後退する。
ラッチ係止解除装置のロック板は、内レバーに設けた内
鍵と外レバーに設けた外鍵の何れからも旋回可能とな
り、ラッチ押棒の後方から側方までの範囲で旋回し、ラ
ッチ押棒の後方に旋回して、押棒の後退を阻止する一
方、ラッチ押棒の側方に回避旋回して、ラッチ押棒の後
退を可能にする。
〔実施例〕
以下、本発明による錠前の構造を実施例の図面に基づき
説明すると、Dは錠前1を取付けるドアや扉等の揺動体
で、図面の揺動体Dは室内側に向けて開閉揺動するもの
で、揺動体Dを構成する堅框Eの内側壁e1と外側壁e2に
抜孔h1,h2を穿設し、該抜孔h1,h2を利用して錠前1を取
付けるものである。Fは揺動体Dの閉鎖時に堅框Eと相
対する枠材で、枠材Fに錠前1のラッチ受金具Gを取付
け、ラッチ受金具Gにラッチ挿入口g1、又は挿入凹部g2
を形成するものである。
揺動体Dに取付ける錠前1は、主錠箱2Aの支承室A1に内
レバー4Aを揺動可能に軸支し、格納室A2にラッチ案内装
置6を設け、格納室A2にラッチ3を出没可能に内装する
一方、副錠箱2Bの支承室B1に外レバー4Bを揺動可能に軸
支し、主錠箱2Aと副錠箱2Bの間に、両レバー4A,4Bによ
って作動するラッチ出没装置4と、両レバー4A,4Bに取
付けた鍵9A,9Bによって作動する係止解除装置9を設け
るもので、主錠箱2Aは仕切壁2aより室内向きにレバー支
承室A1を開口すると共に、仕切壁2aより堅框Eに向けて
格納室A2を開口し、格納室A2の前方に開放口22を有して
いる。副錠箱2Bは主錠箱2Aと対称を成す様に、仕切壁2b
より室外向きにレバー支承室B1を開口し、仕切壁2bより
堅框Eに向けて空室B2を開口している。
主錠箱2Aの格納室A2に設けるラッチ案内装置6は、格納
室A2に取付けるラッチ案内体8と、案内体8より出没す
るラッチ3、ラッチ3の尾部3bに連結する押棒7より構
成され、ラッチ3は案内体8より外部に突出する頭部3a
と、横欠溝34を有する尾部3bより成り、頭部3aは内面a1
と外面a2が鋭角に連続する楔状を成し、尾部3bが楔状頭
部3aの基部と対称する略台形を成していて、ラッチ3の
平面が略平行四辺形の略菱形を成し、中心部に横軸孔33
を貫通すると共に、中心部の中間高さより後方に向けて
末広がりに開口する横欠溝34を設け、尾部内面b1の後部
に内突爪31を、又尾部外面b2の後部に上記内突爪31と対
称に突出する外突爪32を設け、両突爪31,32がラッチ最
大幅Sより外側に突出し、ラッチ頭部3aの内面a1と外面
a2の延長線上まで突出する。このラッチ3は、ラッチ側
板35とラッチ板36、突爪形成板37、ラッチ芯板38の積層
にて形成することが望ましい。そしてラッチ案内装置6
の案内体8はコ字形平面を成し、主錠箱格納室A2の開放
口22に内接する前板8cにラッチ3の出入口16を設け、内
側板8aの全幅に誘導溝18を設けると共に、内側板8aと相
対する外側板8bに、後端より略半幅まで食込溝28を設
け、誘導溝18にラッチ内突爪31を、食込溝28にラッチ外
突爪32を挿入し、ラッチ3の突出完了直前に、外突爪32
が食込溝28より外側板8bの内側に挿入し、それによって
ラッチ頭部3aが室内に向けて傾斜し、頭部外面a2が出没
方向と平行する状態で回動不能となり、ラッチ3が突出
状態より後退した直後に、外突爪32が外側板8bより食込
溝28に挿入し、それによってラッチ頭部3aが案内体内側
板8aと外側板8bに内接する範囲まで揺動可能となる。又
押棒7は先部にラッチ3の横軸孔33に連通する横孔7aを
穿設し、後端に上向き又は下向きのストッパー17を設
け、格納室A2に設けた案内溝25に挿入し、ラッチ3の出
没方向に揩動可能となり、先部をラッチ尾部3bの横欠溝
34に挿入し、横軸孔33より横孔7aに挿通するピンPにて
連結され、ラッチ頭部3aの内面a1と外面a2が押棒7と略
平行となる範囲まで揺動可能になる。
ラッチ3の出没装置4は、内レバー4Aと外レバー4Bに枢
支しラッチ押棒7まで挿入する作動杆5A,5Bと、作動杆
先部5a,5bを押棒7の後端に設けたストッパー17に向け
て押圧するスプリング11、主錠箱2Aと副錠箱2Bより作動
杆5A,5Bの切欠51、56に挿入する押圧球14,15、両レバー
4A,4Bの復帰バネ12,13より構成され、内レバー4Aは主錠
箱支承室A1の中央部に挿入する腕片41と、支承室A1の前
部に挿入する脚片42を設け、脚片42を支承室A1に軸支
し、外レバー4Bは内レバー4Aと同様の腕片46と脚片47を
設け、脚片47を副錠箱支承室B1に軸支し、内外レバー4
A,4Bが室内外に向けて揺動可能となり、脚片42,47の下
に復帰バネ12,13を設け、復帰バネ12,13により内外レバ
ー4A,4Bを正常な状態に保持する。そしてラッチ出没装
置4の内作動杆5Aは内レバー4Aの腕片41に枢支され、主
錠箱仕切壁2aに設けた貫通孔23に挿通し、外作動杆5Bは
外レバー4Bの腕片46に枢支され、副錠箱仕切壁2bの貫通
孔24に挿通し、内外レバー4A,4Bの揺動に応じて室内外
方向に出入り可能となり、両作動杆5A,5Bの先部5a,5bが
ラッチ押棒7まで達し、ストッパー17より前方で重なり
合い、その作動杆先部5a,5bをスプリング11によってス
トッパー17に押圧する。又ラッチ出没装置4の押圧球1
4,15は主錠箱2Aと副錠箱2Bに夫々設けられ、両レバー4
A,4Bが正常な状態にある時、作動杆5A,5Bの前側に設け
た切欠51,56に挿入係止し、両作動杆5A,5Bが内外方向に
一直線となり、該作動杆先部5a,5bによって出入りする
押棒7が前進していて、押棒7に連結するラッチ3が突
出状態となる。該状態により両レバー4A,4Bの一方を室
内外方向に押すか引くと、例えば内レバー4Aを室内側に
引くと、レバー4Aは脚片42に軸支部を中心にして室内側
に揺動し、腕片41に枢着する内作動杆5Aが引き出される
結果、作動杆5Aの切欠51に挿入係止していた押圧球14
は、切欠51より押出されて作動杆5Aの先部5a寄り側面に
圧接するため、その分だけ作動杆5Aの先部5aは後方に向
けて揺動され、それによって押棒7が後退し、押棒7に
連結するラッチ3が没入する。反対に内レバー4Aを室外
側に押すと、レバー4Aは脚片42に軸支部を中心にして室
外側に揺動し、腕片41に枢着する内作動杆5Aが押し込ま
れる結果、作動杆5Aの切欠51に挿入していた押圧球14
は、切欠51より押出されて作動杆5Aに枢支寄り側面に圧
接するため、その分だけ作動杆5Aの先部5aは後方に向け
て揺動され、それによって押棒7が後退される。即ち内
レバー4Aを室内外の何れかに揺動すると、作動杆5Aは後
方に向けて揺動し、ラッチ3に連結する押棒7を後退す
る。
ラッチ3の出没装置4は、外レバー4Bを室外側に引く
か、室内側に押しても同様に作動する。
ラッチ3の係止解除装置9は、内レバー4Aの中心部に内
鍵9Aを、外レバー4Bの中心部に外鍵9Bに取付け、内鍵9A
に錠穴9aを中心にして旋回するロック板19を、外鍵9Bに
ロック板19が挿入する筒体29を設けるもので、ロック板
19はブラケット39を介して内鍵9Aに取付けられ、主錠箱
仕切壁2aの案内孔26に挿入し、内鍵9Aによって約90度の
範囲で旋回可能となり、且つブラケット39に係止する戻
しバネ49により一方に伏勢され、ラッチ3の突出時に押
棒7の後方に旋回し、押棒7の後退を阻止する一方、押
棒7の側方に回避旋回することにより、押棒7の後退を
可能にする。筒体29は外鍵9Bに枢支され、副錠箱仕切壁
2bの窓孔27に挿通し、外鍵9Bによって回動可能となり、
その回動により挿入係止しているロック板19を旋回す
る。
第16図と第17図の錠前は、ラッチ案内装置6をケースC
の内部に設け、このケースCに内外作動杆5A,5Bの挿入
孔c1と、ロック板19の旋回挿入孔c2を穿設し、ケースC
を揺動体堅框Eの内部に取付け、主錠箱2Aを堅框Eの一
方に、副錠箱2Bを堅框Eの他方に取付けるものである。
尚、主錠箱支承室A1の上部に内レバー4Aの脚片42を、副
錠箱支承室B1の上部に外レバー4Bの脚片47を軸支し、両
レバー4A,4Bを下向きに枢支しても同様の目的を達成す
る。又内レバー4Aに設ける内鍵9Aと、外レバー4Bに設け
る外鍵9Bを反対に設けることも可能であるし、主錠箱格
納室A2にラッチ案内装置6の案内体8を取付ける場合、
内側板8aと外側板8bを反対向きに取付ければ、室外側に
向けて開閉揺動する揺動体Dの錠前1としても使用でき
るし、堅框Eに対する主錠箱2Aと副錠箱2Bの取付けを反
対にすることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
本発明による錠前のラッチ案内装置は、ラッチ尾部に内
突爪と外突爪を対称に設け、ラッチ案内体内側壁の全幅
にラッチ内突爪が挿入する誘導溝を設ける一方、案内体
外側壁の後端より略半幅にラッチ外突爪が挿入する食込
溝を設け、ラッチの突出時に外突爪が食込溝より外側壁
に内側に挿入し、ラッチが一方に傾いて突出し回動不能
となる。しかもラッチを突出状態より後退すると、後退
直後に外突爪が外側壁より食込溝に挿入し、ラッチが内
外何れにも回動可能となるので、ラッチ受金具からの抜
け出し抵抗が著しく少なくなるばかりか、案内体の内外
側壁を逆にして取付けるだけで、ラッチ突出時の向きを
変更することができる。
又ラッチの出没装置は、レバーよりラッチの押棒に向け
て挿入する作動杆に切欠を設け、レバーの正常時に作動
杆の切欠に押圧球を挿入するものであるから、レバーの
揺動に応じて作動杆が出入りし、その作動杆の出入りに
より押圧球が切欠より外れ、作動杆の側部に圧接し、作
動杆の先部を後方に揺動して押棒を後退する。即ちレバ
ーを何れの方向に押し引き操作してもラッチは後退す
る。その結果、レバーを一方向に操作した時にのみ作動
する出没装置と比較して、操作性が著しく容易になる
し、出没装置にも無理が生じない。
更にラッチの係止解除装置は、内レバーに設けた内鍵
と、外レバーに設けた外鍵の両方からロック板を旋回し
得るばかりか、ラッチの突出時に押棒の後方に旋回し、
直接押棒の後退を阻止することができるので、ラッチの
外にロック装置を設ける必要がない。しかもロック板は
内レバーに枢支され、その先部が外レバーに枢支する筒
体に挿入係止するので、レバーの揺動に左右されること
もない。特にロック板によって押棒の後退が阻止されて
いる状態において、レバーを誤って操作し、それによっ
て作動杆が出入りしても、作動杆の切欠に挿入している
押圧球が押戻され、押圧球によって負荷が吸収されるの
で、出没装置が損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による錠前の使用例を示す横断面図、第
2図は開閉揺動体の要部横断面図、第3図(イ)(ロ)
は主錠箱と副錠箱の横断面図、第4図(イ)(ロ)はラ
ッチの正面図と平面図、第5図(イ)(ロ)はラッチと
押棒の連結例を示す一部切欠正面図と平面図、第6図は
押棒を連結した類例ラッチの斜視図、第7図はそのラッ
チ構成部品の分解斜視図、第8図(イ)(ロ)(ハ)は
ラッチ案内装置の作動状態を示す横断面図、第9図
(イ)(ロ)は案内体の構造例を示す斜視図、第10図
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は案内体の正面図と平面図、
及び左右側面図、第11図(イ)(ロ)は類例ラッチ受金
具の取付け構造を示す要部横断面図、第12図(イ)
(ロ)(ハ)はラッチ出没装置の作動状態を示す一部切
欠平面図、第13図(イ)(ロ)(ハ)はラッチ係止解除
装置の作動状態を示す一部切欠平面図、第14図は係止解
除装置の分解斜視図、第15図(イ)(ロ)は押棒に対す
るロック板の旋回例を示す一部切欠平面図、第16図は類
例錠前の分解斜視図、第17図はその使用例を示す横断面
図である。 1……錠前、2A……主錠箱、2B……副錠箱、2a,2b……
仕切壁、A1,B1……支承室,A2……格納室、B2……空室、
3……ラッチ、3a……頭部、3b……尾部、a1,b1……ラ
ッチ内面、a2,b2……ラッチ外面、4……ラッチ出没装
置、4A,4B……レバー、5A,5B……作動杆、5a,5b……作
動杆先部、6……ラッチ案内装置、7……押棒、8……
案内体、8a,8b……側板、9……係止解除装置、9A,9B…
…鍵、11……スプリング、12,13……復帰バネ、14,15…
…押圧球、16……出入口、17……ストッパー、18……誘
導溝、19……ロック板、22……開放口、23,24……貫通
孔、25……案内溝、26……案内孔、27……窓孔、28……
食込溝、29……筒体、31,32……突爪、34……横欠溝、4
2,47……脚片、41,46……腕片、51,56……切欠、C……
ケース、D……開閉揺動体、E……堅框、e1,e2……堅
框側壁、F……枠材、G……ラッチ受金具、h1,h2……
抜孔、S……ラッチ最大幅、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主錠箱(2A)の格納室(A2)にラッチ案内
    体(8)を取付け、該案内体にラッチ(3)を出没可能
    に嵌挿し、ラッチが楔状頭部(3a)に略対称の尾部(3
    b)を設け、平面が略菱形を成し、ラッチ尾部の中央部
    より後方に向けて横欠溝(34)を開口すると共に、ラッ
    チ尾部の内面(b1)と外面(b2)に突爪(31,32)を突
    設し、ラッチ尾部に押棒(7)を連結し、案内体は内側
    板(8a)の全幅に前記ラッチ尾部の内突爪(31)が挿入
    する誘導溝(18)を、外側板(8b)の後端より略半幅に
    ラッチ尾部の外突爪(32)が挿入する食込溝(28)を設
    け、ラッチの突出状態において外突爪が食込溝より外れ
    て外側板の内側に挿入し、ラッチ頭部を一方に傾斜固定
    すると共に、突出状態より後退した直後に外突爪が外側
    板より食込溝に挿入し、ラッチを室内外方向に回動可能
    にする錠前のラッチ案内装置。
  2. 【請求項2】主錠箱(2A)の支承室(A1)に軸支する内
    レバー(4A)と、副錠箱(2B)の支承室(B1)に軸支す
    る外レバー(4B)に、ラッチ(3)に連結する押棒
    (7)の摺動位置まで挿入する作動杆(5A,5B)を枢支
    し、両作動杆の先部(5a,5b)とラッチの間にスプリン
    グ(11)を嵌込み、作動杆先部を押棒の後端に設けたス
    トッパー(17)に向けて押圧し、主錠箱と副錠箱に作動
    杆の切欠(51,56)に挿入する押圧球(14,15)を設け、
    レバーの揺動により作動杆が出入りし、その出入りによ
    って切欠が押圧球より外れ、作動杆の側部が押圧球に接
    し、作動杆の先部を押棒の後退方向に揺動し、ラッチの
    押棒を後退する錠前のラッチ出没装置。
  3. 【請求項3】主錠箱(2A)に軸支する内レバー(4A)に
    内鍵(9A)を、又副錠箱(2B)に軸支する外レバー(4
    B)に外鍵(9B)を取付け、且つ内鍵にロック板(19)
    を取付けると共に、外鍵にロック板の先部が挿入係止す
    る筒体(29)を取付け、ロック板が内鍵と外鍵の回動に
    よりラッチ(3)に連結する押棒(7)の後方から側方
    に旋回可能となり、押棒の後方に旋回してラッチの後退
    を阻止する一方、押棒の側方に旋回してラッチの後退を
    可能にする錠前のラッチ係止解除装置。
JP9524990A 1990-04-10 1990-04-10 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置 Expired - Lifetime JPH07100986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9524990A JPH07100986B2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9524990A JPH07100986B2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03293491A JPH03293491A (ja) 1991-12-25
JPH07100986B2 true JPH07100986B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=14132483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9524990A Expired - Lifetime JPH07100986B2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100986B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5134840B2 (ja) * 2006-03-24 2013-01-30 三協立山株式会社 扉および扉錠
FI120416B (fi) 2007-04-27 2009-10-15 Abloy Oy Ovenlukko
FI124791B (fi) 2012-12-19 2015-01-30 Abloy Oy Ovenlukko
FI124790B (fi) 2012-12-19 2015-01-30 Abloy Oy Ovenlukko
JP7137284B2 (ja) * 2018-03-05 2022-09-14 技研金物株式会社 室内用ラッチ錠

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03293491A (ja) 1991-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4389061A (en) Mortise lock with improved deadlock release mechanism
US8146961B2 (en) Exit device
JPH0726503B2 (ja) ラッチ構造体
CA2276061A1 (en) Actuating bar-type lock
JPH07100986B2 (ja) 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置
US4294089A (en) Latchbolt rim lock
JP3993913B2 (ja) プッシュ・プル錠
JP3340207B2 (ja) ラッチ錠
JPH0515019Y2 (ja)
JP3114794B2 (ja) 引き戸錠
JP2002089095A (ja) 建 具
JPH0745737Y2 (ja) 反転ラッチ錠
JP4050064B2 (ja) グレモン錠
JPH0546608Y2 (ja)
JP4198382B2 (ja) グレモン錠
JP3245636B2 (ja) 扉の錠装置
JPH069270Y2 (ja) 家具類における引戸のラッチ装置
JPH0645979B2 (ja) 電気錠
JP2668674B2 (ja) 子扉錠
JP3080145B2 (ja) 引き戸錠
JP2529559Y2 (ja) 扉の三方締め錠装置
JP2000017905A (ja) ラッチ錠
JP2864227B2 (ja) 鎌錠およびその鎌錠を有する引違い戸
JPH0617562A (ja) 平面ハンドル
JP2523420Y2 (ja) 排煙錠