JPH0699638A - 位置出しマークの検出方法 - Google Patents
位置出しマークの検出方法Info
- Publication number
- JPH0699638A JPH0699638A JP4248453A JP24845392A JPH0699638A JP H0699638 A JPH0699638 A JP H0699638A JP 4248453 A JP4248453 A JP 4248453A JP 24845392 A JP24845392 A JP 24845392A JP H0699638 A JPH0699638 A JP H0699638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- mark
- light
- printing
- printing paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title abstract description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 16
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置出しマークの検出方法に関し，プレ印刷
用紙を使用するプリンタにおいて，印字の位置ずれの発
生を防ぐことを目的とする。 【構成】 プリンタ装置において，印刷に先立ち印刷用
紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用紙に光を
照射した後その光を受光して電気信号に変換する光電変
換手段及び電気信号から導出された出力電圧を監視する
監視手段３を設け，印刷用紙の移動に伴って位置出しマ
ークに対応する出力電圧を監視し，出力電圧が極値とな
った時点で位置出しマークの中心が通過したと判断する
位置出しマークの検出方法により構成する。また，出力
電圧が予め定めたしきい値となった時点で位置出しマー
クの先端位置が通過し，その後再び出力電圧がしきい値
となった時点で位置出しマークの終端位置が通過したと
判断し，先端位置と終端位置の中点に位置出しマークの
中心があると判断する位置出しマークの検出方法により
構成する。
用紙を使用するプリンタにおいて，印字の位置ずれの発
生を防ぐことを目的とする。 【構成】 プリンタ装置において，印刷に先立ち印刷用
紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用紙に光を
照射した後その光を受光して電気信号に変換する光電変
換手段及び電気信号から導出された出力電圧を監視する
監視手段３を設け，印刷用紙の移動に伴って位置出しマ
ークに対応する出力電圧を監視し，出力電圧が極値とな
った時点で位置出しマークの中心が通過したと判断する
位置出しマークの検出方法により構成する。また，出力
電圧が予め定めたしきい値となった時点で位置出しマー
クの先端位置が通過し，その後再び出力電圧がしきい値
となった時点で位置出しマークの終端位置が通過したと
判断し，先端位置と終端位置の中点に位置出しマークの
中心があると判断する位置出しマークの検出方法により
構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は位置出しマークの検出方
法に係り，特に，プレ印刷用紙を使用するプリンタにお
ける位置出しマークの検出方法に関する。
法に係り，特に，プレ印刷用紙を使用するプリンタにお
ける位置出しマークの検出方法に関する。
【０００２】近年，プリンタ装置の小型化に伴い，さま
ざまな分野でプリンタが使用されている。特に，流通業
界や金融業界では領収書や利用明細書の印刷用途として
利用されているが，その場合に使用される用紙は，予め
所定の書式が印刷された，いわゆるプレ印刷用紙が大半
を占めている。プレ印刷用紙を使用する場合，用紙の位
置決めを行う必要があるが，毎回印字を行う度に人間が
手動で位置決めすることは非常に煩雑であるため，用紙
の表面または裏面に位置決め用のマークを印刷し，プリ
ンタがこのマークを認識することによって用紙の位置出
しを行うことが一般に行われている。
ざまな分野でプリンタが使用されている。特に，流通業
界や金融業界では領収書や利用明細書の印刷用途として
利用されているが，その場合に使用される用紙は，予め
所定の書式が印刷された，いわゆるプレ印刷用紙が大半
を占めている。プレ印刷用紙を使用する場合，用紙の位
置決めを行う必要があるが，毎回印字を行う度に人間が
手動で位置決めすることは非常に煩雑であるため，用紙
の表面または裏面に位置決め用のマークを印刷し，プリ
ンタがこのマークを認識することによって用紙の位置出
しを行うことが一般に行われている。
【０００３】
【従来の技術】プリンタには，通常，用紙の有無を検出
するためにフォトセンサが装備されている。一般に印刷
マークの検出は，その用紙の有無を検出するフォトセン
サを活用して行われる。即ち，用紙の一端に黒色のマー
クを印刷し，反射型フォトセンサの発光ダイオードから
の出力光を黒色のマークで吸収させ，用紙がない場合と
同等の状態を擬似的に作り出して検出を行う。この時，
印刷マークはフォトセンサによる検出位置を通過するこ
とは必須条件である。従来，印刷マークの検出は，先端
より所定の長さの黒レベルを検出することにより印刷マ
ークの有無を認識し，それに基づいて印刷の位置出しを
行っていた。
するためにフォトセンサが装備されている。一般に印刷
マークの検出は，その用紙の有無を検出するフォトセン
サを活用して行われる。即ち，用紙の一端に黒色のマー
クを印刷し，反射型フォトセンサの発光ダイオードから
の出力光を黒色のマークで吸収させ，用紙がない場合と
同等の状態を擬似的に作り出して検出を行う。この時，
印刷マークはフォトセンサによる検出位置を通過するこ
とは必須条件である。従来，印刷マークの検出は，先端
より所定の長さの黒レベルを検出することにより印刷マ
ークの有無を認識し，それに基づいて印刷の位置出しを
行っていた。
【０００４】図４は従来の位置出しマークの検出方法を
説明する図で，時間に対するフォトセンサの出力電圧波
形を示している。フォトセンサの出力電圧は発光ダイオ
ードからの出力光に広がりがあるので位置出しマークの
有無に対して急峻に立ち上がりまたは立ち下がりをする
ことはなく，図４に示すように，位置出しマークの通過
時間帯でかなり鈍化した波形軌跡を描く。
説明する図で，時間に対するフォトセンサの出力電圧波
形を示している。フォトセンサの出力電圧は発光ダイオ
ードからの出力光に広がりがあるので位置出しマークの
有無に対して急峻に立ち上がりまたは立ち下がりをする
ことはなく，図４に示すように，位置出しマークの通過
時間帯でかなり鈍化した波形軌跡を描く。
【０００５】また，フォトセンサ自体，発光ダイオード
の出力光及び受光トランジスタの電流増幅率のばらつき
が大きく，さらにマーク検出時点での用紙の挿入角度等
によっても出力電圧波形が変わり，ピークの位置も変化
してしまう。
の出力光及び受光トランジスタの電流増幅率のばらつき
が大きく，さらにマーク検出時点での用紙の挿入角度等
によっても出力電圧波形が変わり，ピークの位置も変化
してしまう。
【０００６】例えば，２つのプリンタにおいて位置出し
マーク検出を行った場合の，各々のフォトセンサの出力
電圧波形は，例えば図４中に示した(a), (b)のようにな
り，位置出しマーク検出しきい値電圧をＶs とすると，
実際に位置出しマークの先端として認識される時刻はｔ
a , ｔb となって差を生じ，そのため位置出しに誤差が
生じてくる。
マーク検出を行った場合の，各々のフォトセンサの出力
電圧波形は，例えば図４中に示した(a), (b)のようにな
り，位置出しマーク検出しきい値電圧をＶs とすると，
実際に位置出しマークの先端として認識される時刻はｔ
a , ｔb となって差を生じ，そのため位置出しに誤差が
生じてくる。
【０００７】このことは，次に印字する位置が位置出し
マーク先端と認識される位置を基準として決定されるた
め，特に枠罫線等が予め印刷されているプレ印刷用紙で
は，罫線上に印刷されたり枠外に印刷されてしまうとい
った問題が発生する。
マーク先端と認識される位置を基準として決定されるた
め，特に枠罫線等が予め印刷されているプレ印刷用紙で
は，罫線上に印刷されたり枠外に印刷されてしまうとい
った問題が発生する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑み，位置出しマークの中心位置を検出するようにし，
しかもその位置を精度よく決定する方法を提供すること
を目的とする。
鑑み，位置出しマークの中心位置を検出するようにし，
しかもその位置を精度よく決定する方法を提供すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の位置出し
マークの検出方法の第１の実施例を説明する図，図２は
本発明の位置出しマークの検出方法の第２の実施例を説
明する図，図３は実施例の検出回路ブロック図である。
マークの検出方法の第１の実施例を説明する図，図２は
本発明の位置出しマークの検出方法の第２の実施例を説
明する図，図３は実施例の検出回路ブロック図である。
【００１０】上記課題は，プリンタ装置において，印刷
に先立ち印刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，
印刷用紙に光を照射した後その光を受光して電気信号に
変換する光電変換手段１及び該電気信号から導出された
出力電圧を監視する監視手段３を設け，該印刷用紙の移
動に伴って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視
し，該出力電圧が極値となった時点で該位置出しマーク
の中心が通過したと判断する位置出しマークの検出方法
によって解決される。
に先立ち印刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，
印刷用紙に光を照射した後その光を受光して電気信号に
変換する光電変換手段１及び該電気信号から導出された
出力電圧を監視する監視手段３を設け，該印刷用紙の移
動に伴って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視
し，該出力電圧が極値となった時点で該位置出しマーク
の中心が通過したと判断する位置出しマークの検出方法
によって解決される。
【００１１】また，プリンタ装置において，印刷に先立
ち印刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用
紙に光を照射した後その光を受光して電気信号に変換す
る光電変換手段１及び該電気信号から導出された出力電
圧を監視する監視手段３を設け，該印刷用紙の移動に伴
って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視し，該
出力電圧が予め定めたしきい値となった時点で該位置出
しマークの先端位置が通過し，その後再び該出力電圧が
該しきい値となった時点で該位置出しマークの終端位置
が通過したと判断し，該先端位置と該終端位置の中点に
該位置出しマークの中心があると判断する位置出しマー
クの検出方法によって解決される。
ち印刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用
紙に光を照射した後その光を受光して電気信号に変換す
る光電変換手段１及び該電気信号から導出された出力電
圧を監視する監視手段３を設け，該印刷用紙の移動に伴
って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視し，該
出力電圧が予め定めたしきい値となった時点で該位置出
しマークの先端位置が通過し，その後再び該出力電圧が
該しきい値となった時点で該位置出しマークの終端位置
が通過したと判断し，該先端位置と該終端位置の中点に
該位置出しマークの中心があると判断する位置出しマー
クの検出方法によって解決される。
【００１２】
【作用】図１及び図２を参照しながら本発明の作用につ
いて説明する。本発明では，印刷用紙の移動に伴って位
置出しマークに対応する出力電圧を監視し，出力電圧が
極値（ＶMIN ）となった時点（ｔM ）で位置出しマーク
の中心が通過したと判断している。位置出しマークに対
応する出力電圧波形は，一般的に時間軸に関して対称形
であり，位置出しマークの中心が通過する時刻では極値
（最小値）を示すから，その位置（時刻）を検出すれば
位置出しマークの中心位置を知ることができる。
いて説明する。本発明では，印刷用紙の移動に伴って位
置出しマークに対応する出力電圧を監視し，出力電圧が
極値（ＶMIN ）となった時点（ｔM ）で位置出しマーク
の中心が通過したと判断している。位置出しマークに対
応する出力電圧波形は，一般的に時間軸に関して対称形
であり，位置出しマークの中心が通過する時刻では極値
（最小値）を示すから，その位置（時刻）を検出すれば
位置出しマークの中心位置を知ることができる。
【００１３】また，出力電圧が予め定めたしきい値（Ｖ
S ）となった時点（ｔ1 ）で位置出しマークの先端位置
が通過し，その後再び出力電圧がしきい値（ＶS ）とな
った時点（ｔ2 ）で位置出しマークの終端位置が通過し
たと判断し，先端位置と終端位置の中点（時刻ではｔ1
＋（ｔ2 −ｔ1 ）／２）に位置出しマークの中心がある
と判断することもできる。この方法は出力電圧波形が時
間に関して対称形であれば出力電圧の極値の位置を出す
前述の方法と同等であり，簡便であるというメリットが
ある。
S ）となった時点（ｔ1 ）で位置出しマークの先端位置
が通過し，その後再び出力電圧がしきい値（ＶS ）とな
った時点（ｔ2 ）で位置出しマークの終端位置が通過し
たと判断し，先端位置と終端位置の中点（時刻ではｔ1
＋（ｔ2 −ｔ1 ）／２）に位置出しマークの中心がある
と判断することもできる。この方法は出力電圧波形が時
間に関して対称形であれば出力電圧の極値の位置を出す
前述の方法と同等であり，簡便であるというメリットが
ある。
【００１４】
【実施例】図３は実施例の検出回路ブロック図であり，
１はフォトセンサ，２は駆動回路，３は監視回路，４は
制御回路，５はホストコンピュータ，６はプリンタ機構
を表す。
１はフォトセンサ，２は駆動回路，３は監視回路，４は
制御回路，５はホストコンピュータ，６はプリンタ機構
を表す。
【００１５】制御回路４はホストコンピュータ５よりイ
ンターフェース信号を介して位置出し要求を受信する。
制御回路４は制御信号を駆動回路２に供給し，駆動回路
２は駆動信号をフォトセンサ１に供給する。フォトセン
サ１は駆動信号により内部の発光ダイオードを駆動し，
赤外光を用紙に対して照射する。照射された光は用紙上
で反射または拡散し，フォトセンサ１内部の受光トラン
ジスタに入射してそのベースを駆動する。反射光の大き
さによってフォトセンサ１内部の受光トランジスタの出
力電流が変化し，アナログ物理量として駆動回路２に供
給される。駆動回路２では供給されたアナログ物理量を
電圧信号に変換し，監視回路３に供給する。監視回路３
では供給された電圧信号をディジタル変換し，検出信号
として制御回路４にフィードバックする。制御回路４で
はフィードバックされた検出信号のレベルと現在フォト
センサ１下を通過している位置を各々モニターする。
ンターフェース信号を介して位置出し要求を受信する。
制御回路４は制御信号を駆動回路２に供給し，駆動回路
２は駆動信号をフォトセンサ１に供給する。フォトセン
サ１は駆動信号により内部の発光ダイオードを駆動し，
赤外光を用紙に対して照射する。照射された光は用紙上
で反射または拡散し，フォトセンサ１内部の受光トラン
ジスタに入射してそのベースを駆動する。反射光の大き
さによってフォトセンサ１内部の受光トランジスタの出
力電流が変化し，アナログ物理量として駆動回路２に供
給される。駆動回路２では供給されたアナログ物理量を
電圧信号に変換し，監視回路３に供給する。監視回路３
では供給された電圧信号をディジタル変換し，検出信号
として制御回路４にフィードバックする。制御回路４で
はフィードバックされた検出信号のレベルと現在フォト
センサ１下を通過している位置を各々モニターする。
【００１６】図１は本発明の位置出しマークの検出方法
の第１の実施例を説明する図である。フォトセンサの出
力電圧（検出信号の電圧）が極小値（ＶMIN ）になった
時点（ｔM ）で位置出しマークの中心が通過したと判断
してその位置を基準位置として制御回路４が記憶する。
この基準位置を基にして次の印字位置まで用紙送りを行
う。このようにして印字位置が精度よく定まる。
の第１の実施例を説明する図である。フォトセンサの出
力電圧（検出信号の電圧）が極小値（ＶMIN ）になった
時点（ｔM ）で位置出しマークの中心が通過したと判断
してその位置を基準位置として制御回路４が記憶する。
この基準位置を基にして次の印字位置まで用紙送りを行
う。このようにして印字位置が精度よく定まる。
【００１７】この第１の実施例は，常時位置出しマーク
に対応するフォトセンサの出力電圧を多値レベルに変換
してモニタする方法であるが，この方法では多値レベル
の変換速度がある程度速くないと正確に極小値
（ＶMIN ）を検出することができない。そこで，別法と
して第２の実施例について説明する。
に対応するフォトセンサの出力電圧を多値レベルに変換
してモニタする方法であるが，この方法では多値レベル
の変換速度がある程度速くないと正確に極小値
（ＶMIN ）を検出することができない。そこで，別法と
して第２の実施例について説明する。
【００１８】図２は本発明の位置出しマークの検出方法
の第２の実施例を説明する図である。まず任意の検出し
きい値（ＶS ）を設定しておき，このしきい値（ＶS ）
より高い電圧状態から低い電圧状態に遷移する位置（時
刻 ｔ1 ）を便宜的にマーク先端位置とし，その後，し
きい値（ＶS ）より低い電圧状態から高い電圧状態に遷
移する位置（時刻ｔ2 ）を便宜的にマーク終端位置とし
て，それぞれ，検出し記憶する。
の第２の実施例を説明する図である。まず任意の検出し
きい値（ＶS ）を設定しておき，このしきい値（ＶS ）
より高い電圧状態から低い電圧状態に遷移する位置（時
刻 ｔ1 ）を便宜的にマーク先端位置とし，その後，し
きい値（ＶS ）より低い電圧状態から高い電圧状態に遷
移する位置（時刻ｔ2 ）を便宜的にマーク終端位置とし
て，それぞれ，検出し記憶する。
【００１９】マーク終端位置からマーク先端位置を減算
し，それを１／２した値をマーク先端位置に加算した位
置（時刻ではｔ1 ＋（ｔ2 −ｔ1 ）／２）を位置出しマ
ークの中心位置とする。この位置は，出力電圧波形が極
小値（ＶMIN ）に対して対称であれば，まさに極小値
（ＶMIN ）の位置である。この位置を基準位置とし，こ
の基準位置を基にして次の印字位置まで用紙送りを行う
ようにすれば，印字位置が精度よく定まる。
し，それを１／２した値をマーク先端位置に加算した位
置（時刻ではｔ1 ＋（ｔ2 −ｔ1 ）／２）を位置出しマ
ークの中心位置とする。この位置は，出力電圧波形が極
小値（ＶMIN ）に対して対称であれば，まさに極小値
（ＶMIN ）の位置である。この位置を基準位置とし，こ
の基準位置を基にして次の印字位置まで用紙送りを行う
ようにすれば，印字位置が精度よく定まる。
【００２０】なお，位置出しマークは必ずしも印刷によ
るものではなく，別のマーキングによるものでも差支え
ない。また，本実施例ではフォトセンサとして反射型に
ついて説明したが，透過型のフォトセンサにおいても同
様である。
るものではなく，別のマーキングによるものでも差支え
ない。また，本実施例ではフォトセンサとして反射型に
ついて説明したが，透過型のフォトセンサにおいても同
様である。
【００２１】さらに，本実施例では黒レベル検出時にフ
ォトセンサの出力電圧が低くなる場合について説明した
が，黒レベル検出時に出力電圧が高くなるようなフォト
センサならびに駆動回路を用いても，第１及び第２の実
施例における出力電圧波形の極小値を極大値と読み変え
れば，本発明を適用することができる。
ォトセンサの出力電圧が低くなる場合について説明した
が，黒レベル検出時に出力電圧が高くなるようなフォト
センサならびに駆動回路を用いても，第１及び第２の実
施例における出力電圧波形の極小値を極大値と読み変え
れば，本発明を適用することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
プリンタによる印刷に先立ち，位置出しマークの検出を
行う場合，フォトセンサの出力電圧の極値を検出するこ
とにより，位置出しマークの位置を精度よく検出するこ
とができる。
プリンタによる印刷に先立ち，位置出しマークの検出を
行う場合，フォトセンサの出力電圧の極値を検出するこ
とにより，位置出しマークの位置を精度よく検出するこ
とができる。
【００２３】また，マーク先端位置及びマーク終端位置
に対応するしきい値を設けることにより，簡便にかつ正
確に位置出しマークの位置を検出することができる。本
発明によれば，領収書等のプレ印刷用紙を使用するプリ
ンタにおける印字の位置ずれが発生しなくなる。
に対応するしきい値を設けることにより，簡便にかつ正
確に位置出しマークの位置を検出することができる。本
発明によれば，領収書等のプレ印刷用紙を使用するプリ
ンタにおける印字の位置ずれが発生しなくなる。
【図１】本発明の位置出しマークの検出方法の第１の実
施例を説明する図である。
施例を説明する図である。
【図２】本発明の位置出しマークの検出方法の第２の実
施例を説明する図である。
施例を説明する図である。
【図３】実施例の検出回路ブロック図である。
【図４】従来の位置出しマークの検出方法を説明する図
である。
である。
【符号の説明】 １は光電変換手段であってフォトセンサ ２は駆動回路 ３は監視手段であって監視回路 ４は監視手段であって制御回路 ５はホストコンピュータ ６はプリンタ機構
Claims (2)
- 【請求項１】 プリンタ装置において，印刷に先立ち印
刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用紙に
光を照射した後その光を受光して電気信号に変換する光
電変換手段(1) 及び該電気信号から導出された出力電圧
を監視する監視手段(3) を設け，該印刷用紙の移動に伴
って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視し，該
出力電圧が極値となった時点で該位置出しマークの中心
が通過したと判断することを特徴とする位置出しマーク
の検出方法。 - 【請求項２】 プリンタ装置において，印刷に先立ち印
刷用紙の位置出しマークを検出するに際し，印刷用紙に
光を照射した後その光を受光して電気信号に変換する光
電変換手段(1) 及び該電気信号から導出された出力電圧
を監視する監視手段(3) を設け，該印刷用紙の移動に伴
って該位置出しマークに対応する出力電圧を監視し，該
出力電圧が予め定めたしきい値となった時点で該位置出
しマークの先端位置が通過し，その後再び該出力電圧が
該しきい値となった時点で該位置出しマークの終端位置
が通過したと判断し，該先端位置と該終端位置の中点に
該位置出しマークの中心があると判断することを特徴と
する位置出しマークの検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248453A JPH0699638A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 位置出しマークの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248453A JPH0699638A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 位置出しマークの検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699638A true JPH0699638A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17178363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248453A Pending JPH0699638A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 位置出しマークの検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699638A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0694410A1 (en) * | 1994-06-28 | 1996-01-31 | Kabushiki Kaisha TEC | Sheet positioning system for printers |
| WO1997036211A1 (de) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Oce Printing Systems Gmbh | Verfahren und schaltungsanordnung zum drucken eines druckbildes |
| JP2005305914A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| WO2011064908A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | 株式会社サトー | プリンターにおける印字用紙の位置検出領域中心部位の検出装置、位置検出領域中心部位の検出方法、印字用紙の印字開始位置検出装置、印字開始位置検出方法およびプリンター |
| WO2012100688A1 (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-02 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 打印介质标记的判断方法及装置、打印装置 |
| JP2015013424A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ装置及びオフセット量自動設定方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4248453A patent/JPH0699638A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0694410A1 (en) * | 1994-06-28 | 1996-01-31 | Kabushiki Kaisha TEC | Sheet positioning system for printers |
| WO1997036211A1 (de) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Oce Printing Systems Gmbh | Verfahren und schaltungsanordnung zum drucken eines druckbildes |
| JP2005305914A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP4570899B2 (ja) * | 2004-04-23 | 2010-10-27 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| WO2011064908A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | 株式会社サトー | プリンターにおける印字用紙の位置検出領域中心部位の検出装置、位置検出領域中心部位の検出方法、印字用紙の印字開始位置検出装置、印字開始位置検出方法およびプリンター |
| WO2012100688A1 (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-02 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 打印介质标记的判断方法及装置、打印装置 |
| JP2015013424A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ装置及びオフセット量自動設定方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4734868A (en) | Precision paper transport system | |
| US7391043B2 (en) | Self calibrating media edge sensor | |
| US6622625B1 (en) | Medium detecting method and device, and printer | |
| KR100529336B1 (ko) | 인쇄용지의 단부 검출방법 및 검출장치 | |
| JPH0699638A (ja) | 位置出しマークの検出方法 | |
| WO2010109549A1 (ja) | ラベル検出装置 | |
| JP4136124B2 (ja) | 反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法および画像形成装置 | |
| EP0774728B1 (en) | Magnetic ink character detection apparatus and method | |
| JPH04303708A (ja) | プリントヘッドエンコーダ及びプリントヘッドエンコーダを用いたピクセル整列方法 | |
| US4972088A (en) | Register mark detection | |
| JP2769758B2 (ja) | 刷版誤装着検出装置 | |
| JP2000001033A (ja) | 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置 | |
| JP4449195B2 (ja) | 紙検出装置及びこれを備えたプリンタ | |
| JP2820196B2 (ja) | 帳票の位置検出装置 | |
| US6061147A (en) | Apparatus and method for detecting scanning boundary | |
| JPS6230212A (ja) | 光走査の原点検出装置 | |
| JP3591167B2 (ja) | 磁気インク文字検出装置の制御方法 | |
| JPS6241074A (ja) | 印字装置 | |
| US6074114A (en) | Color printer for repetitively printing a document | |
| JPH07291523A (ja) | ロール紙の頭出マ−ク検出装置 | |
| US8164797B2 (en) | Process and device for digitising a document | |
| JPH0797134A (ja) | 長尺紙印刷装置における用紙切断位置検出方法 | |
| JPH0797133A (ja) | 長尺紙印刷装置における印刷位置検出方法 | |
| JPH1076717A (ja) | マーク検知装置 | |
| JPS5920685A (ja) | 紙送り補正機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000307 |