JPH0698826A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
- Publication number
- JPH0698826A JPH0698826A JP25105092A JP25105092A JPH0698826A JP H0698826 A JPH0698826 A JP H0698826A JP 25105092 A JP25105092 A JP 25105092A JP 25105092 A JP25105092 A JP 25105092A JP H0698826 A JPH0698826 A JP H0698826A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heating
- liquid
- receptacle
- stopping
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内に水がないままで１度加熱をすると、
容器内に液体が注入されるまで加熱を行なわないように
して、容器内の温度上昇を小さくして容器および感温素
子部の熱変形や変色を防ぎ、さらに液体が注入されると
自動的に加熱を開始させるようにする。 【構成】 容器内の液体を加熱する加熱手段２と、容器
内の液体温度を検知する温度検知手段３と、加熱手段を
通電する通電手段４と、容器内の温度が境界温度未満に
なると駆動手段５が通電手段４を駆動し、測定手段７が
測定する温度上昇時間によって、停止手段６はこの時間
が所定値未満であると通電手段４を停止させる。そして
１度停止手段６が駆動されると、制御手段８が温度低下
を検知するまで停止手段６の駆動を継続し、温度低下を
検知すると停止手段６の駆動を停止させて境界温度以下
になると自動的に加熱を開始させる。
容器内に液体が注入されるまで加熱を行なわないように
して、容器内の温度上昇を小さくして容器および感温素
子部の熱変形や変色を防ぎ、さらに液体が注入されると
自動的に加熱を開始させるようにする。 【構成】 容器内の液体を加熱する加熱手段２と、容器
内の液体温度を検知する温度検知手段３と、加熱手段を
通電する通電手段４と、容器内の温度が境界温度未満に
なると駆動手段５が通電手段４を駆動し、測定手段７が
測定する温度上昇時間によって、停止手段６はこの時間
が所定値未満であると通電手段４を停止させる。そして
１度停止手段６が駆動されると、制御手段８が温度低下
を検知するまで停止手段６の駆動を継続し、温度低下を
検知すると停止手段６の駆動を停止させて境界温度以下
になると自動的に加熱を開始させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に収容された液
体を加熱・保温する電気湯沸かし器の空炊き防止に関す
るものである。
体を加熱・保温する電気湯沸かし器の空炊き防止に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の電気湯沸かし器は、図４の
ようになっていた。
ようになっていた。
【０００３】すなわち、有底筒状の容器に容器内の液体
を加熱する加熱手段２が当接され、さらに容器に当接さ
れた感温素子3aとこの出力を電気信号に変えるＡＤ変換
器3bで構成された温度検知手段３が容器内の温度を検知
する。前記温度検知手段３が所定の境界温度以下を検知
すると、前記駆動手段５が駆動され通電手段４を通電し
前記加熱手段２の加熱を開始する。前記加熱手段２が加
熱開始されると測定手段７は温度検知手段３の出力によ
り容器内の液体温度の変化率の演算を行い、その出力を
停止手段６によって比較し温度変化率が所定の値より大
きくなると通電手段の駆動を停止させるだけでいた。
を加熱する加熱手段２が当接され、さらに容器に当接さ
れた感温素子3aとこの出力を電気信号に変えるＡＤ変換
器3bで構成された温度検知手段３が容器内の温度を検知
する。前記温度検知手段３が所定の境界温度以下を検知
すると、前記駆動手段５が駆動され通電手段４を通電し
前記加熱手段２の加熱を開始する。前記加熱手段２が加
熱開始されると測定手段７は温度検知手段３の出力によ
り容器内の液体温度の変化率の演算を行い、その出力を
停止手段６によって比較し温度変化率が所定の値より大
きくなると通電手段の駆動を停止させるだけでいた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では温度低下検知をしていないので、一旦
空焼きを検出して通電手段をオフすると、水が注入され
てもこれを判断することができず、ユーザーが加熱開始
手段で再加熱させたり、１度電源を切ってリセットしな
ければ加熱を開始させることができず使い勝手の悪いも
のであった。
な従来の構成では温度低下検知をしていないので、一旦
空焼きを検出して通電手段をオフすると、水が注入され
てもこれを判断することができず、ユーザーが加熱開始
手段で再加熱させたり、１度電源を切ってリセットしな
ければ加熱を開始させることができず使い勝手の悪いも
のであった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、１度
加熱して空焼きを検出しても、液体が注入されて境界温
度より低いことを検知すると自動的に加熱を開始させる
使い勝手の良い電器湯沸かし器を提供することを目的と
する。
加熱して空焼きを検出しても、液体が注入されて境界温
度より低いことを検知すると自動的に加熱を開始させる
使い勝手の良い電器湯沸かし器を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液
体温度を検知する温度検知手段と、容器内の液体を加熱
する加熱手段と、前記加熱手段を通電する通電手段と、
前記温度検知手段が所定の境界温度未満を検知すると前
記通電手段を駆動する駆動手段と、前記境界温度未満を
検知すると所定の温度上昇する時間を測定する測定手段
と、前記測定手段が測定した時間が所定の値未満のとき
は前記通電手段の駆動を停止し続ける停止手段と、前記
温度検知手段が所定の温度低下勾配を検知すると前記停
止手段の駆動を停止させる制御手段を設けたものであ
る。
めに本発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液
体温度を検知する温度検知手段と、容器内の液体を加熱
する加熱手段と、前記加熱手段を通電する通電手段と、
前記温度検知手段が所定の境界温度未満を検知すると前
記通電手段を駆動する駆動手段と、前記境界温度未満を
検知すると所定の温度上昇する時間を測定する測定手段
と、前記測定手段が測定した時間が所定の値未満のとき
は前記通電手段の駆動を停止し続ける停止手段と、前記
温度検知手段が所定の温度低下勾配を検知すると前記停
止手段の駆動を停止させる制御手段を設けたものであ
る。
【０００７】
【作用】本発明は前記した解決手段によって、空焼きを
検出してもその後に液体が注入されて温度が境界温度よ
り低くなると自動的に加熱開始することができる。
検出してもその後に液体が注入されて温度が境界温度よ
り低くなると自動的に加熱開始することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面で説明
する。
する。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示す電気湯沸か
し器のブロック図で、１は液体を収容する容器，２は前
記容器に当接し容器内の液体を加熱する加熱手段，３は
前記容器１に当接され容器内の液体の温度を検知する温
度検知手段、４は前記加熱手段２を通電する通電手段で
ある。
し器のブロック図で、１は液体を収容する容器，２は前
記容器に当接し容器内の液体を加熱する加熱手段，３は
前記容器１に当接され容器内の液体の温度を検知する温
度検知手段、４は前記加熱手段２を通電する通電手段で
ある。
【００１０】５は駆動手段、６は停止手段、７は測定手
段であり、前記温度検知手段３が所定の境界温度以下
（本実施例では90℃とする）を検知すると前記駆動手段
５は前記通電手段４を通電し、前記測定手段７は前記境
界温度以下になると所定温度上昇する時間（本実施例で
は４℃とする）を測定する。
段であり、前記温度検知手段３が所定の境界温度以下
（本実施例では90℃とする）を検知すると前記駆動手段
５は前記通電手段４を通電し、前記測定手段７は前記境
界温度以下になると所定温度上昇する時間（本実施例で
は４℃とする）を測定する。
【００１１】８は制御手段で前記温度検知手段３の出力
により温度低下勾配を測定し、この値が所定値（本実施
例では−３℃／６秒）より大きければ前記停止手段の駆
動を停止させるものである。
により温度低下勾配を測定し、この値が所定値（本実施
例では−３℃／６秒）より大きければ前記停止手段の駆
動を停止させるものである。
【００１２】図２は本発明の一実施例を示す電気湯沸器
の回路図である。図において、９は交流電源である。前
記加熱手段２は、容器内の液体を加熱する第１の発熱体
2aと第１の発熱体2aよりも加熱電力が小さく容器内の液
体を加熱保温する第２の発熱体2bで構成される。前記通
電手段４は前記加熱手段２のそれぞれの発熱体と交流電
源９と直列に接続されたリレ−接点4a，4bと、このリレ
−接点4a，4bの制御を行なうリレ−コイル4c，4dで構成
され、このリレーコイルに電流を流し、前記リレ−接点
を閉じるようになっている。
の回路図である。図において、９は交流電源である。前
記加熱手段２は、容器内の液体を加熱する第１の発熱体
2aと第１の発熱体2aよりも加熱電力が小さく容器内の液
体を加熱保温する第２の発熱体2bで構成される。前記通
電手段４は前記加熱手段２のそれぞれの発熱体と交流電
源９と直列に接続されたリレ−接点4a，4bと、このリレ
−接点4a，4bの制御を行なうリレ−コイル4c，4dで構成
され、このリレーコイルに電流を流し、前記リレ−接点
を閉じるようになっている。
【００１３】前記温度検知手段３は、温度を抵抗値に変
換する感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗との分圧電
圧値を２進符号に変換するAD変換器3bで構成されてい
る。
換する感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗との分圧電
圧値を２進符号に変換するAD変換器3bで構成されてい
る。
【００１４】10は前記停止手段６が検知した温度上昇時
間が所定の値未満を検知するとLED10a やブザー10b で
容器内に水のないことを報知する報知手段である。
間が所定の値未満を検知するとLED10a やブザー10b で
容器内に水のないことを報知する報知手段である。
【００１５】11はマイクロコンピュータ（以後マイコン
と略する）でプログラムを実行することで前記駆動手段
５，前記停止手段６，前記測定手段７，前記制御手段８
の制御方法を実現している。
と略する）でプログラムを実行することで前記駆動手段
５，前記停止手段６，前記測定手段７，前記制御手段８
の制御方法を実現している。
【００１６】図３は本発明における前記マイクロコンピ
ュ−タに記憶されたプログラムで温度を検知して容器内
の液体を加熱させるかどうかを判断している部分のフロ
−チャ−トを示したものであり、これによって動作を説
明する。
ュ−タに記憶されたプログラムで温度を検知して容器内
の液体を加熱させるかどうかを判断している部分のフロ
−チャ−トを示したものであり、これによって動作を説
明する。
【００１７】まず最初に、ステップ21で前記温度検知手
段３の出力により所定の温度低下が検知されたかどうか
を判断する。ここで温度低下を検知すると、ステップ22
で温度低下が検知されたことを記憶しておく。
段３の出力により所定の温度低下が検知されたかどうか
を判断する。ここで温度低下を検知すると、ステップ22
で温度低下が検知されたことを記憶しておく。
【００１８】次にステップ23で温度が所定の境界温度以
下であるかどうかを検知し、境界温度未満であれば、ス
テップ24で温度低下を検知していないときは前回空焼き
検知されたままだと判断して加熱を行なわずに現在のモ
ードのままで終了する。ステップ24で温度低下検知して
いなければステップ25で前記通電手段４を駆動する。次
にステップ26で所定の温度上昇する時間の測定を行い、
温度上昇勾配の演算処理を行なう。次にステップ27では
ステップ26で計時した温度上昇勾配値の判定を行ない、
この温度上昇勾配値が所定値より小さければこの状態で
この処理を終了して次の沸騰検出の処理にいく。また温
度上昇勾配値が所定値以上であればステップ28から30で
前記通電手段４を停止し、前記報知手段11を駆動し容器
内が空であることを外部に知らせて、低下検知フラグを
セットして加熱を終了する。
下であるかどうかを検知し、境界温度未満であれば、ス
テップ24で温度低下を検知していないときは前回空焼き
検知されたままだと判断して加熱を行なわずに現在のモ
ードのままで終了する。ステップ24で温度低下検知して
いなければステップ25で前記通電手段４を駆動する。次
にステップ26で所定の温度上昇する時間の測定を行い、
温度上昇勾配の演算処理を行なう。次にステップ27では
ステップ26で計時した温度上昇勾配値の判定を行ない、
この温度上昇勾配値が所定値より小さければこの状態で
この処理を終了して次の沸騰検出の処理にいく。また温
度上昇勾配値が所定値以上であればステップ28から30で
前記通電手段４を停止し、前記報知手段11を駆動し容器
内が空であることを外部に知らせて、低下検知フラグを
セットして加熱を終了する。
【００１９】以上のような構成で本発明を簡単に実現す
ることができる。
ることができる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空焼きを
検出すると加熱手段を停止し、液体が注入されると自動
的に加熱手段を駆動することが容易にでき、使い勝手の
良い電気湯沸かし器を提供することができる。
検出すると加熱手段を停止し、液体が注入されると自動
的に加熱手段を駆動することが容易にでき、使い勝手の
良い電気湯沸かし器を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例における電気湯沸かし器の具
体的なブロック図。
体的なブロック図。
【図２】同電気湯沸かし器の具体的な回路図
【図３】同電気湯沸かし器のにおける処理を示すフロ−
チャ−トである。
チャ−トである。
【図４】同電気湯沸かし器の従来例のブロック図。
１ 容器 ２ 加熱手段 ３ 温度検知手段 ４ 通電手段 ５ 駆動手段 ６ 停止手段 ７ 測定手段 ８ 制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】液体を収容する容器と、前記容器内の液体
温度を検知する温度検知手段と、容器内の液体を加熱す
る加熱手段と、前記加熱手段を通電する通電手段と、前
記温度検知手段が所定の境界温度未満を検知すると前記
通電手段を駆動する駆動手段と、前記境界温度未満を検
知すると所定の温度上昇する時間を測定する測定手段
と、前記測定手段が測定した時間が所定の値未満のとき
は前記通電手段の駆動を停止し続ける停止手段と、前記
温度検知手段が所定の温度低下勾配を検知すると前記停
止手段の駆動を停止させる制御手段を設けた電気湯沸か
し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25105092A JPH0698826A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25105092A JPH0698826A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 電気湯沸かし器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698826A true JPH0698826A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17216877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25105092A Pending JPH0698826A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698826A (ja) |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25105092A patent/JPH0698826A/ja active Pending
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