JPH0698210B2 - スキー - Google Patents

スキー

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JPH0698210B2
JPH0698210B2 JP4123581A JP12358192A JPH0698210B2 JP H0698210 B2 JPH0698210 B2 JP H0698210B2 JP 4123581 A JP4123581 A JP 4123581A JP 12358192 A JP12358192 A JP 12358192A JP H0698210 B2 JPH0698210 B2 JP H0698210B2
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ski
layer
ski body
binding
plate
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ウォルター、ピー、ノット
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K2 Corp
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/086Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings using parts which are fixed on the shoe of the user and are releasable from the ski binding
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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    • A63C5/06Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/003Non-swivel sole plate fixed on the ski

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキーあるいはスノーボ
ードに係り、特に樹脂溶液に含浸させた繊維強化シート
でスキー芯を覆った後にこれを型に詰め、所定の温度、
圧力のもとで熱圧硬化させて製作するビンディング用保
持プレートを有するスキーに関する。本文中で使用され
る“繊維強化”の意味はガラス繊維、アラミド繊維、グ
ラファイト繊維、金属線、ポリエステルなど高繊維質の
材料すべてを含むものである。
【0002】
【従来の技術】スキーヤーの求める高性能なスキーを設
計するには細かい注意が必要である。一般に使用される
スキーにおいてはスキーをカービングターンに適した設
計、すなわちスキーエッジが雪と接する一点の外は回転
し易いように設計することである。このためにはスキー
の形はエッジに曲線を持たせるのと同時に、スキーのウ
エスト部を後尾部よりも細身に形成する。このスキーに
はこれとは別にカービングターン中に長手方向にスムー
ズにたわむようにスキー芯の構造を注意深く仕上げるこ
とが要求される。
【0003】スキー滑走中、スキーは絶えずたわむこと
になるが、これには雪面の凹凸にスキーが従うため起こ
るたわみと、スキーヤーの体の移動にスキーが従うとき
のたわみがある。繊維強化材を使用するスキーにおいて
はこうしたたわみが生じると、繊維強化層とスキー本体
を構成する他の材料とは互いにせん断応力を受ける。ス
キーを構成する材料がこの層間せん断応力を受けると、
スキーの各構成部材はその影響からたわみが変化する。
【0004】上記のように、スキーは長手方向のたわみ
が自由に利き、このたわみがある望ましいパターンのも
とにあるのがよいと考えられている。望ましいパターン
と折り合わず、たわみを妨げるようなスキーの構成部材
があると、スキー性能に好ましくない影響が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スキーにはビンディン
グと、このビンディング内に固定したスキー靴が使用さ
れるが、これらの構成部材はスキーの望ましいたわみを
妨げることになる。ビンディングは、多くの場合、スキ
ー上面からスキー芯まで通るねじ式締結部材を使ってス
キー幅の狭いウエスト部に固定される。この締結部材は
ビンディングの爪先部材およびかかと部材の双方を固定
するために使用されるが、これらの締結部材を取り付け
るにはガラス繊維の層と共に、スキー本体内の他の材料
にも孔を穿つ必要がある。
【0006】この孔を利用する取り付け方はスキーを構
成する材料の層を押し縮め、スキーがたわんだとき、層
間せん断応力を受けるのを弱めることになる。さらに、
ビンディングの爪先部材とかかと部材との間に置かれた
プラスチック製のスキー靴のためにそのスキー靴に近い
区域はスキーのたわみが害され、このためスキー内にた
わみのない“フラットスポット”が生じる。このような
フラットスポットあるいはたわみの不足する部分は、ス
キーの長手方向における均一なたわみを妨げ、スムーズ
なカービングターンを困難にする。
【0007】また、ビンディングを固定するために使わ
れるねじ式締結部材には次の問題がある。それはスキー
滑走中に生じる応力によって締結部材が抜け出てしまう
ことである。たとえば、スキー本体の基材として米国特
許第3498626号、第3435482号、第367
1054号、第3844576号、第3861699
号、第3901522号、第3917298号、第39
28106号、第4349212号、第4639009
号、および第4671529号明細書に示されるよう
な、金属強化プレートが使用されるときには、その基材
に締結部材用のねじを刻むことで締結部材は固く止める
ことができる。
【0008】この固定方法では締結部材が抜け出てしま
うような問題は起こらない。しかし、スキー幅の挟いウ
エスト部は金属強化プレートのために剛性が強まり、ス
キーのたわみが制限されて上記の問題の解決を一層困難
にする。
【0009】このビンディングの改良すべき問題につい
ては、別の特許で解決方法が提案されている。米国特許
第2560693号明細書にはスキーを長手方向全長に
わたり均一にたわませるために用いる分離可能なフット
プレートシステムが開示されている。このフットプレー
トシステムはスキー本体の両端に直接ねじ止めされ、し
たがってそこで使われるねじは、スキー本体を構成する
材料を押し縮めることになる。さらに、このフットプレ
ートシステムにおいてはスキーの上面からビンディング
とスキー靴とが離れて浮上がり、このためスキー性能に
無視できない影響が生じる。
【0010】米国特許第4141570号明細書には支
持体との間でスキーをたわませるようにした敷きげたを
使うものが開示されている、しかしながら、この敷げた
自身はスキー本体にねじ止めされており、このため上記
した点と同じ問題が起こる。
【0011】米国特許第3997178号明細書には最
も厚さの厚いところで少なくとも1.5mmに形成した木
製の最上層を持つ2層のスキー芯からなるクロスカント
リ用スキーが開示されている。この木製の上層は硬さを
増し、かつスキーが曲がるときの抵抗を強め、また一
方、プレートを貫きプラスチック製のスキー芯に延びる
固定ねじに破断が生じのを防止する働きがある。
【0012】ビンディングにより生じる問題を改良する
別のやり方はPCT特許第CH83/00039号公報
に開示された、いわゆるダービーフレックスシステムで
ある。このシステムは硬化ゴムを被覆しているアルミニ
ウム製のプレートを用いる。このアルミニウムプレート
はスキー幅の狭いウエスト部に広く敷いて設けられ、固
定されるビンディングがアルミニウムプレートを貫き、
スキー芯とは直接に触れず、ゴムに着けるようになって
いる。
【0013】しかし、アルミニウムプレートはスキー本
体に取り付けるためにスキーの各々端部で直接ねじ止め
にする必要がある。したがって、アルミニウムプレート
を固定しているねじは、スキー本体を構成する材料の層
を押し縮めており、このためスキーに生じる層間せん断
応力との折り合いがつかない。さらに、ダービーフレッ
クスシステムはスキー本体から離れてビンディングとス
キー靴とが浮き上がり、このためスキー断面プロファイ
ルが変化し、スキー性能を低下させる。
【0014】スキーのたわみについては、このほかに振
動問題がある。これはスキー性能に留らず、スキーヤー
に不快感をもたらす。特に、振動し易いスキーは正確な
ターン動作、特に氷状スロープでのターンに上手に対応
できない。加えて、スキーの振動数が高く、約150ヘ
ルツからさらに上になると、ビンディングを通してスキ
ー靴とスキーヤーに振動が伝わり、不快感を感じる。
【0015】独国特許第3934888号明細書にはダ
ンピングプラグを使用してスキーとビンディングとの間
で衝撃と振動とを減衰させるシステムが開示される。こ
こで、ダンピングプラグはスキー本体に形成されたチャ
ンバに収められる。独国特許第3934891号明細書
にはスキーとビンディングとの間でスキー上面に粘弾性
材料の層を配置する方法が述べられる。このビンディン
グ固定用ねじは粘弾性材料の層を貫いてスキー本体を構
成する構造材まで延びている。
【0016】本発明の目的はスキー上のビンディングと
スキー靴がスキーの自由なたわみを妨げることのないス
キーを提供することにある。
【0017】また、別の目的はスキーからビンディング
およびスキー靴にもたらされる衝撃および振動を軽減
し、あるいは減衰させることのできるスキーを提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるスキーは上面に凹部を有する縦に長いス
キー本体と、このスキー本体の凹部内に設けられて、上
部でスキー靴用ビンディングを保持するプレート手段
と、スキー本体とプレート手段との間に介装されて、プ
レート手段がスキー本体に直接接触しないように離間さ
せる粘弾性材料からなる層と、スキー本体、プレート手
段および粘弾性材料の層を一体に接合する手段とを備え
ることを特徴とする。
【0019】本発明の好ましい態様としてビンディング
をプレート手段にねじ式締結部材によって固定するにあ
たり、この締結部材がスキー本体に達しないようにプレ
ート手段の厚さを充分に厚く構成する。
【0020】
【作用】本発明におけるビンディング用保持プレートは
ビンディングを固定する締結部材がスキー本体に達しな
いように充分な厚さを保って構成される。
【0021】また、保持プレートとスキー本体との間に
は双方の部材を接合する粘弾性材料からなる層が形成さ
れ、これにより保持プレートはスキー本体に保持された
とき、そこから離間させられる。
【0022】このため、スキー本体は正確なカービング
ターンのために長手方向に均一にたわませることができ
る。
【0023】また、支持プレート上にスキー本体から離
間させてビンディングとスキー靴とを保持させることに
より、スキーのたわみパターンとの干渉を少なくするこ
とができる。
【0024】
【実施例】図1はスキー本体8と一体になった本発明に
よるビンディング離間システム9を採用したスキーを示
している。スキー本体8のスキー前部にはスキーが雪の
中に突っ込むのを避けるために上方に反ったショベル部
10を形成している。スキー本体8はこのショベル部1
0からウエスト部12にかけて縦方向に沿ってスキー幅
を狭くしており、ウエスト部12から後尾部14までは
幅を拡げるように形成している。上記したように、この
スキー外形は雪中の一点でスキーが回転するカービング
ターンに適した形状のものである。
【0025】図2に示されるように、スキー本体8は上
記のショベル部10、ウエスト部12および後尾部14
の形状を保って形成されるスキー芯40を有する。この
スキー芯40は一般に使用される木、はちの巣状金属複
合材、フォーム材などのスキー構造材料により作られ
る。スキー芯40は好ましくは、強度と硬さを上げるた
めにその全体を繊維強化層42により覆う。
【0026】この繊維強化層42のための材料としては
米国特許第4690850号明細書に示される編組複合
強化材、繊維強化クロス、一方向繊維強化材(フィラメ
ントワインディング)、単向性繊維強化プリプレッグに
よる層、あるいはこれ以外の適当な強化材料を用いるこ
とができる。
【0027】この繊維強化層42を形成する高繊維質材
料にはガラス繊維、グラファイト繊維、アラミド繊維、
金属線およびポリエステルが含まれる。この繊維強化層
42を形成する方法は繊維質材料を前もってマトリック
スに含浸させておいて作る方法か、あるいはマトリック
スに後から含浸させて作る方法の何れかによる。
【0028】マトリックスとなる樹脂材料はエポキシ樹
脂、他の粘着材料、熱可塑性樹脂、あるいはこれ以外の
適当な高強度で、しかもたわみ特性のよい材料を用い
る。
【0029】それぞれの層における繊維の方向および各
々材料毎の繊維強化層42の厚さはスキーの固有の構造
的特性を規定するので、慎重に決めなければならない。
スキーの設計では、振動特性に優れていること、使用中
の荷重に耐えられること、そしてカービングのために望
ましいたわみ特性を備えることが特に重要である。
【0030】さらに、スキー芯40および繊維強化層4
2を保護すると共に、化粧によって美観をよくするため
に、スキーの側面および上面は側部層44および上部層
45を形成している。本実施例においては、側部層44
および上部層45はアクリルニトリル・ブタジェン・ス
チレン共重合樹脂(ABS)あるいはABS/ウレタン
樹脂のような保護材料を使用しているが、使用中の温度
条件および酷使に耐えられる材料であれば、プラスチッ
ク、金属複合材などいずれの材料でもよい。
【0031】また、スキーの下面エッヂはスキーヤーが
ターンをし易くするために雪と氷に容易に切り込むこと
ができるように仕上げる。このため、下面エッヂはこの
切り込みを果たす材料で形成するが、本実施例ではスキ
ーの両コーナ部に鋼製のエッヂ材46をそれぞれ設けて
いる。このエッヂ材46はスキーの縦方向に沿って延び
ており、雪および氷を切ることのできる鋭いエッヂを保
てる材料であれば、いずれも使用できる。このエッヂ材
46は合金鋼で鋭い切り込み角度を保って形成する。
【0032】また、滑かで、しかもつるつるの走行面4
8はスキー性能を高めるためにスキー芯40の下側に繊
維強化層42に接して形成される。この走行面48の使
用材料は、スキーが雪および氷面を自由に滑ることので
きる摩擦の少ない材料であれば、いずれの材料であって
もよい。本実施例では硬化ポリエチレンを使用している
が、これ以外のプラスチックあるいはテフロン(登録商
標)などを使うことができる。
【0033】本発明に従い、スキー本体8にはビンディ
ング離間システム9が形成される。このビンディング離
間システム9はスキー上面のウエスト部12に形成され
た凹部32を有する(図3および図4参照)。粘弾性材
料からなる層60はこのスキー本体8とビンディング用
保持プレート30との間にある凹部32に配置される。
凹部32、層60および保持プレート30はスキーの上
面で連続したなめらかな面を保っている。
【0034】この用語“粘弾性”はここでは材料変形を
もたらすエネルギを蓄える働きのあるすべての材料を含
む意味で使用され、応力の作用後、少し時間を経てひず
みを生じる材料、たとえば、ゴムのような材料である。
保持プレート30とスキー本体8に対して層60を接合
する接着剤は、層60の両面に着ける。この接着剤には
粘弾性材料を着ける働きのある材料であれば、いずれの
材料を使用してもよい。たとえば、エポキシ樹脂、ゴム
系接合剤ないし他の接着剤などがこの目的に利用でき
る。層60はウレタンあるいはゴムおよびエポキシ樹脂
接合材料で形成することができる。
【0035】また、この粘弾性材料の層60の厚さは2
つの評価パラメータに基づいて決める必要がある。一つ
は、層60の厚さはビンディングとスキー靴とを取り付
けた状態で、スキーの長手方向に要求される方法で曲げ
ることができなければならない。このような厚さの決め
方として、スキー本体8にたわみが生じたとき、スキー
本体8、粘弾性材料の層60および保持プレート30の
層間せん断応力で部材同士の接合部分で破壊が生じない
厚さとする。層間せん断応力を考慮するほか、層60の
厚さは、一般に、使用する材料の種類、さらに離間量お
よび振動減衰効果を検討して決める。好ましい一例を述
べれば、粘弾性材料は0.25mm(0.01インチ)の
ウレタンシートで形成する。しかし、この厚さは0.1
2mm(0.005インチ)から1.22mm(0.05イ
ンチ)の範囲内であれば、働きは満足できるものであ
る。
【0036】この粘弾性材料は保持プレート30がスキ
ーを固く強張らせず自由にたわむようにスキー本体8と
の間で保持プレート30を柔軟に保持している。この設
計では、スキー本体8がたわむと、スキー本体8と保持
プレート30との間の変形および応力は粘弾性材料の層
60内に一次的に保存される。このため、スキーに取り
付けるビンディングはスキー本体8の長手方向にスキー
を固くせずに取り付けられ、ビンディングと保持プレー
ト30とは独立にスキー本体8が自由にたわむことがで
きる。
【0037】上記と異なる実施例(図示せず)において
は、保持プレート30の何箇所かはスキー本体8に対し
てさらに取り付けを安定させるために層60の先まで延
ばすことができる。しかし、これらの実施例において、
保持プレート30の各部分はスキー本体8と固く結合す
ることは避けて、固定しないでスキー本体8に取り付け
るようにする必要がある。
【0038】さらに、スキー強度を高めるうえで、また
望ましいパターンでスキー本体8をたわませるために凹
部32を構造的に強化する。これはウエスト部12に凹
部32を形成することにより横断面が減少して、そこで
の強度の不足を招き、また一方スキーの長手方向で他の
どこよりもたわみ量が大きくなることが考えられるから
である。スキー性能上、これは、望ましくないパターン
として現われ、ターン時のスキーの回転能力を損なう。
【0039】そこで、図3および図4に示されるよう
に、スキー芯40の上面に沿って強化層34またはスキ
ー芯40の下面に沿って強化層36を設けて凹部32の
あるウエスト部12を強化する。
【0040】これらの強化層34、36はガラス繊維に
よる付加層として形成するか、あるいは繊維強化層42
と同じ硬さを有する他の材料により形成するか、そうで
なければグラファイトのような高繊維質の材料で形成す
る。
【0041】この凹部32を含む断面の強化に使われる
材料とその厚さとは完成したスキーが長手方向に沿って
連続する曲面を保って曲がるように選定される。
【0042】保持プレート30はスキー本体8に形状を
類似させて作られる。図2の中央芯62は固有の形状を
保っており、強化層65を後から被覆して形成される。
この強化層65は編組複合強化材、繊維強化クロス、一
方向繊維強化材、単向性繊維強化プリプレッグによる層
などにより形成する。
【0043】保持プレート30からねじが抜け出ないよ
うに中央芯62と強化層65との間には補助強化層64
を形成する。この補助強化層64の形成においては本実
施例のようにガラス繊維マットあるいは他の材料たとえ
ばガラス繊維クロス、有機繊維クロス、金属シート、プ
ラスチックシートあるいは他のこれと類似の材料を用い
ることができる。
【0044】スキー芯40および強化層65はこれらの
双方の構造保護と化粧によって美観を保つために側面層
68および上面層66を形成して被覆する。美観のため
にこの上面層66に使用される材料はショベル部10と
後尾部14の上面を覆う材料と同一材料を用いる。これ
は、たとえばABS樹脂か、ABS/ウレタン樹脂であ
る。
【0045】保持プレート30を取り付けた後に、スキ
ー本体8、粘弾性材料の層60および保持プレート30
は樹脂あるいは接着剤によって決まる所定の温度、圧力
のもとで熱圧硬化させる。本実施例においては熱圧硬化
するとき、一体の成形品として積層されるが、スキー本
体8と保持プレート30とは別々に硬化させ、その後、
上記した適当な接着剤を使用して双方の間に粘弾性材料
の層60を形成して積層することもできる。
【0046】凹部32および保持プレート30は一般に
使用されるビンディングを取り付けるのに不足のない充
分な長さを有する。保持プレート30の厚さはビンディ
ングのための締結部材22を設けたとき、保持プレート
30内に収まるように充分に厚くする。したがって、粘
弾性材料の層60あるいはスキー本体8には締結部材2
2を締め付ける孔を穿つ必要がない。
【0047】爪先部材およびかかと部材からなる一対の
ビンディング16、18については図に代表的な例が示
されるが、本発明はすべての標準形のビンディングを取
り付けることを念頭に置いている。図示のように、双方
のビンディング16、18は締結部材22を使用して保
持プレート30に固く固定される。この締結部材22は
スキー本体8および層60に孔を明けずに、保持プレー
ト30のみで固定可能なねじ式締結部材であれば、いず
れのものでもよい。
【0048】本実施例では、保持プレート30は9mmの
厚さを有し、そこに8mmの長さの止めねじを使って止め
られるようになっている。
【0049】本発明は保持プレート30を使用すること
により、ビンディングの保持面は硬くなり、剛性が高ま
る。これにより、締結部材22がスキーの滑走中に生じ
る応力のために緩み、スキーから抜け出てしまうのを防
止することができる。さらに、ビンディングおよびスキ
ー靴がスキー本体8から離れるように、保持プレート3
0と粘弾性材料の層60をスキー本体8から離間させて
いるので、次の利点がある。すなわち、標準的なスキー
では、ビンディングの形式がメーカによって異なってお
り、スキーのたわみが使用するビンディングによって影
響を受ける。そこで、スキーヤーは何種類かのビンディ
ングを用意してスキーと組み合わせて望ましい特性を得
る必要に迫られる。本発明においては、ビンディングは
スキー本体8から離間させており、したがって、たわみ
あるいはスキー性能はビンディングとスキー本体との組
み合わせを変えても変化がなく、多数のビンディングを
用意する必要がない。
【0050】さらに、本発明においてはスキーは設計時
の要求どおり長手方向にたわませることができる。従来
のビンディングの支持方法にみられたビンディングを取
り付ける部分がフラットスポットになったり、あるいは
たわみが不足するなどの難点を取り除くことができる。
さらに、ビンディングを通してスキーヤーに伝わる高サ
イクル振動を粘弾性材料によって減衰させることができ
る。
【0051】これらの様々な利点はスキーの横断面プロ
ファイルを変え、さらにスキー性能に重大な影響のある
特殊なプレートを使用せずに得ることが可能である。
【0052】上記説明はスキーに対する適用例として述
べているが、スノーボード用ビンディングにはボード本
体に固定するねじが使われるので、スノーボードに対し
ても上記した発明の考え方を同様に適用することが可能
である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明においてはス
キー上のビンディングとスキー靴によってスキーの自由
なたわみが妨げられることがないので、スキー性能を最
良に保つことができる。
【0054】さらに、スキー本体とビンディング用保持
プレートとの間に介装された粘弾性材料の層によって走
行面からの衝撃を軽減し、また振動を減衰させることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビンディング用保持プレートを備
えたスキーを示す斜視図。
【図2】図1に示されるスキーの保持プレートを拡大し
て示す断面図。
【図3】図1に示されるスキーの保持プレート、粘弾性
材料の層を示す要部分解図。
【図4】図1に示されるスキーの保持プレート、粘弾性
材料の層を示す要部側面図。
【符号の説明】
8 スキー本体 16 爪先部材 18 かかと部材 22 締結部材 30 保持プレート 32 凹部 40 スキー芯 60 粘弾性材料の層
フロントページの続き (72)発明者 ポール、ダブリュ、ノートン アメリカ合衆国ワシントン州、バション、 サウスウェスト、コーブ、ロード、11003 (56)参考文献 特開 平3−162877(JP,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)上面に凹部を有する縦に長いスキー本
    体、 b)前記スキー本体の凹部内に設けられ、上部でスキー
    靴用ビンディングを保持するプレート手段、 c)前記スキー本体と前記プレート手段との間に介装さ
    れ、該プレート手段が該スキー本体に直接接触しないよ
    うに離間させる粘弾性材料からなる層、 d)前記スキー本体、前記プレート手段および前記粘弾
    性材料の層を一体に接合する手段、を具備してなるスキ
    ー。
  2. 【請求項2】前記ビンディングを前記プレート手段にね
    じ式締結部材によって固定するにあたり、前記締結部材
    が前記スキー本体に達しないように前記プレート手段の
    厚さを充分に厚く構成してなる請求項1記載のスキー。
  3. 【請求項3】前記プレート手段をスキー上面が滑らかな
    連続した曲線を持つように前記凹部全域を埋める補完形
    状に構成してなる請求項1記載のスキー。
  4. 【請求項4】粘弾性材料の層をウレタンシートで構成し
    た請求項1記載のスキー。
  5. 【請求項5】前記スキー本体、前記プレート手段および
    前記粘弾性材料の層を一体に接合する手段を熱硬化性樹
    脂で構成した請求項1記載のスキー。
  6. 【請求項6】a)ショベル部、上面に凹部を備えた狭い
    ウエスト部および後尾部を有し、強化材料でスキー芯を
    覆って構成された縦に長いスキー本体、 b)前記凹部全域を埋めるように設けられ、少なくとも
    1個の締結部材によってビンディングを保持する保持プ
    レート、 c)前記スキー本体と前記保持プレートとの間に介装さ
    れ、該保持プレートが該スキー本体に直接接触しないよ
    うに離間させる粘弾性材料からなる層、 d)前記粘弾性材料の層を前記保持プレートと前記スキ
    ー本体とに接合する手段を具備してなるスキー。
  7. 【請求項7】前記締結部材が前記スキー本体に達しない
    ように前記ビンディングを固定する該締結部材を前記保
    持プレート内に収めるように構成した請求項6記載のス
    キー。
  8. 【請求項8】a)上面中央部に凹部を有する縦に長いス
    キー本体、 b)少なくとも1個の締結部材でビンディングを保持
    し、該締結部材が前記スキー本体に達しないように前記
    凹部内に設けられたプレート手段、 c)前記プレート手段と前記スキー本体との間にあって
    前記プレート手段が前記スキー本体と剛接しないように
    介装された粘弾性材からなる層、 d)前記プレート手段、前記粘弾性材料の層および前記
    スキー本体を一体に接合する手段、を具備してなるスキ
    ー。
  9. 【請求項9】ねじ式締結部材でビンディングを保持する
    プレート手段を備えてなるスキーであって、 a)スキー芯、このスキー芯を覆いかつ接合される複数
    のガラス繊維のストランドを有する縦に長いスキー本
    体、 b)前記スキー本体の長手方向中間の上面に設けられ、
    前記締結部材が前記保持プレートを貫通しないように受
    け入れ可能な充分な厚さを有する保持プレート、 c)前記スキー本体と前記保持プレートとの間にあって
    双方の部材を互いに接合する粘弾性材料からなる層、を
    具備してなるスキー。
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