JPH0695723A - 工作機械のリモート診断方法とその処置 - Google Patents

工作機械のリモート診断方法とその処置

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JPH0695723A
JPH0695723A JP3046000A JP4600091A JPH0695723A JP H0695723 A JPH0695723 A JP H0695723A JP 3046000 A JP3046000 A JP 3046000A JP 4600091 A JP4600091 A JP 4600091A JP H0695723 A JPH0695723 A JP H0695723A
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machine
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JP3046000A
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Hiroaki Imagawa
裕章 今川
Hisashi Ukai
久 鵜飼
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Enshu Ltd
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Enshu Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 工作機械の端末器にメーカーのサービスセン
タからの指示で診断データの収集を行わせ、これをメー
カーの診断コンピュータで解析して修正データとし、こ
の修正データで故障したユーザー工作機械を修復する。 【構成】 サービスセンタである遠隔位置1と、ユーザ
ー事務所等の遠隔監視位置2と、ユーザー機械位置3と
の間をモデム4,5,6で電話等の通信回線L 1,L
2 ,L3 で接続する。工作機械Mの故障でアラームコー
ド番号をメーカー診断コンピュータ10に発信し、その
指示により機械位置の管理コンピュータ21の診断デー
タ収集部を作動させ、診断データ結果を遠隔位置1,2
に伝送する。診断コンピュータ10では診断データに基
づき、データファイル11、データ演算部12でメーカ
ー解析者自身又はマシン状態判定部13が修正データを
作成し、修正指令として送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザーの所有するN
C制御工作機械の故障診断(定期診断,品質管理診断等
を含む)を、メーカーのサービスセンタとユーザー工作
機械間とを電話回線等で接続して行うリモート診断に関
し、メーカー,ユーザー事務所,ユーザーマシン等の少
なくとも3位置間で実行する新規なリモート診断であ
る。
【0002】
【従来技術】メーカーのサービスセンタが所有する故障
診断管理コンピュータと、ユーザーの工作機械又はその
端末器間を電話回線で結び、ユーザー工作機械の故障診
断,定期診断の情報伝達により、遠隔位置にある工作機
械の故障診断ならびに故障修復するリモート診断技術
が、特公昭60−40043号や特公平2−55185
号で提供されている。
【0003】上記リモート診断技術は、特公昭60−4
0043号に見るよう、その主目的とするところは、あ
らかじめ定められた順序で工作機械を作業させて該工作
機械の作業性を監視し、同一の機械に関して過去に収集
された対応する特性とこれらの作業特性とを比較して、
変化の範囲を示しまたこれらの特性における傾向を認識
することによって初期の異常状態を発生前に予測するた
めの系統的方法および装置を得ることである。
【0004】別の目的は、工作機械サイト(site)か
ら離れて動作し、したがって診断および保守手続きに特
に熟練した人員が工作機械サイトに位置することが不要
な保守および診断装置を得ることである。 別の目的は、比較的長期間にわたり収集されたパラメ
ータを現在の機械のパラメータと比較する機能を有する
リモート動作の診断および保守装置を得ることである。 別の目的は、工作機械のパフォーマンス特性の歴史を
示すための大きな間隔をもった時間間隔で収集された工
作機械のパフォーマンス特性の記録を保持するための計
算制御工作機械に関連した装置、該工作機械を各時間間
隔後にあらかじめ定められた作業順序で作業させるため
の装置および変化の傾向もしくは変化の欠除を示すため
異なる時刻に収集された作業特性を比較するための装置
を得ることである。 別の目的は、計算機制御工作機械に関して、あらかじ
め定められた作業順序で工作機械を作業させること、該
作業順序にわたり該工作機械から得られる信号を収集す
ることおよび収集された信号により表現されるパラメー
タを該機械に対する設計パラメータと比較することによ
り機械のパフォーマンスを解析することのステップを含
む予防的な保守を実行する方法を得ることである。
【0005】上記目的は、特公平2−55185号にお
いても同様であり、メーカーの管理コンピュータとユー
ザーの工作機械とを商用通信回線で接続し、定期診断,
故障診断とこの修復を遠隔操作で実行するものである。
【0006】
【従来技術の問題】しかし、上述2つの公知手段におい
ては、下記の問題を含んでいる。 ユーザー機械の側部に備えられる端末器(管理コンピ
ュータ)は、通常一台乃至数台の機械を総括する方式で
機械側部に配置されており、ユーザー側の作業者は機械
側部に居なければならないし、又機械の自動修復を実行
するときにはユーザーオペレータが判断を下す事項が多
い。 24時間の無人化運転におけるリモート診断を思考す
ると、監視員が機械側部にだけ待機することは望ましく
ない。少なくともメーカーのサービスセンタ(遠隔位
置),ユーザー機械位置,ユーザー監視事務所や自宅な
ど(遠隔監視位置)の3箇所間又はそれ以上のリモート
診断の通信が出来ることが望まれる。 サービスセンタの診断コンピュータとユーザーの工作
機械端末器間のアクセスが直接出来ると、悪意による外
部からの運転妨害(ハッカー)に対する防護対策が十分
でない。この様な防護対策のために、ユーザーが事務所
内等で機械を監視出来るシステム作りが望まれる。
【0007】
【発明が解決する課題】本発明は上記各種問題点に鑑み
てなされたもので、その主たる課題と目的は、24時間
無人化運転と共にリモート診断に対応すべく、少なくと
もメーカーのサービスセンタ(遠隔位置),ユーザー機
械位置,ユーザー監視事務所・自宅など(遠隔位置)の
少なくとも3箇所間(複数箇所)のリモート診断通信を
行うことにある。
【0008】本発明の第2目的は、悪意又は過失による
外部からの運転妨害に対する防護対策を図るほか、機械
側部から離れた遠隔位置での状態監視を行うことにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】サービスセンタである遠
隔位置と、ユーザー事務所等の遠隔監視位置と、ユーザ
ー機械位置との少なくとも3位置間を電話等の通信回線
で接続し、遠隔監視位置の監視員はユーザー機械位置か
ら送信される異常発生のアラーム内容に基づき、サービ
スセンタの遠隔位置へのリモート診断依頼を決断し、当
該遠隔監視位置からのリモート診断を受けるサービスセ
ンタの遠隔位置の解析者はアラーム内容に基づいてリモ
ート動作指示データを作成し、且つ前記ユーザー機械位
置へ送信し、これ以降はユーザー機械位置でのデータ収
集と遠隔位置でのデータ比較,判断による相互通信によ
り故障原因を自動修正と共に遠隔監視位置へ報知する工
作機械のリモート診断方法とその装置としたものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は、遠隔監視位置において工作機械の故
障発生とその内容をただちに知ることができ、必要に応
じてサービスセンタの遠隔位置へ電話回線等で通報する
と共に、その故障原因のリモート診断を即時に依頼する
ことができる。
【0011】更に、遠隔監視位置からの依頼に基づき、
サービスセンタの解析員が工作機械からのアラーム内容
に適合する診断内容を工作機械に対して実行指令し、診
断データ収集を行わせる。このデータはサービスセンタ
へ伝送され、ここで比較演算して修正データを生成す
る。この修正データの工作機械側への伝送時にリモート
動作指令と結合させることで、故障した工作機械に対し
て新しいデータに自動修正される。これらの操作(手
順)はユーザーの遠隔監視位置において終始監視でき
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のブロック線図であり、図2
はその動作状態を示すフローチャート図である。
【0013】先ず、図1の第1発明の構成から説明す
る。1で示される遠隔位置とは、通常メーカーのサービ
スセンタを意味し、リモート診断を実行する主体側とな
る。2で示される遠隔監視位置とは、ユーザーの監視事
務所や自宅などユーザー所有の工作機械M及び前記遠隔
位置1から離れた場所を意味する。3で示す機械位置と
は、ユーザー所有の1台乃至数台の工作機械M及びその
周辺機器,端末器を包含した工場現地を意味する。上記
3つの遠隔位置間は、電話回線L1 ,L2 ,L3とモデ
ム装置4,5,6を含有するコミュニケーションリンク
によって相互接続されている。これで、3つの遠隔位置
1,2,3間が同時に両方向のデータもしくは音声,描
画情報を伝送することが可能となっている。上記電話回
線に代えて専用通信回線(RS232CやRS−42
2)を利用できることが理解される。
【0014】前記遠隔位置1において、モデム装置4は
他位置2,3とのコミュニケーションの窓口をなし、診
断コンピュータ10の演算処理機能のもとに、工作機械
Mに関する各種診断情報を記憶するデータファイル11
と、機械位置3から伝送される工作機械Mのアラームコ
ード番号や現状診断情報を比較処理するデータ演算部1
2を作動させる。13のマシン状態判定部は、データ演
算部12の演算結果に基づき、工作機械Mの現状の故障
状態とその原因,処置方法を判定する。16は修正デー
タ伝送部で、前記マシン状態判定部13の判定結果から
得られた修正データをリモート動作指令と組合わせて、
診断コンピュータ10を介してモデム装置4から機械位
置3又は遠隔監視位置2に伝送する機能を有し、故障箇
所を自動修正する。16の診断データ収集制御部は、機
械位置3の診断データ収集部23及び診断プログラムを
制御する機能を有し、機械位置3からのアラームコード
番号他のデータに基づき、リモート動作指示データを作
成する。
【0015】尚、上記マシン状態判定部13を介するこ
となく、データ演算部12の内容をCRT(14)に表
示させ、サービスセンタの解析員O1がマシン状態を解
析して修正箇所と処置方法などを手動判定することも可
能である。上記判定結果による修正データは、キーボー
ド15の操作により診断コンピュータ10を機能させ、
モデム装置4を介して機械位置3又は遠隔監視位置2に
伝送される。
【0016】一方の機械位置3は、NC制御装置20及
びこの運転プログラムを運転する制御コンピュータ(図
示なし)によって機能する工作機械Mを主要部とし、管
理コンピュータ21がNC制御装置20と接続して故
障,定期診断などのリモート動作指令を遠隔位置1から
受けると、診断プログラム(自己診断プログラムを含
む)22を実行する。
【0017】ところで、上記診断プログラムの実行は、
工作機械Mのアラーム発生で、遠隔監視位置2の監視コ
ンピュータ25がアラーム内容を表示し、これをメーカ
ーのサービスセンタ等の遠隔位置1にアラームコード番
号又は音声による通話(会話)としてこれからはじま
る。このアラームコード番号を受信した診断コンピュー
タ10は、診断プログラム18及び診断データ収集制御
部19を機能させ、電話回線L1 により機械位置3の管
理コンピュータ21へリモート動作指示のデータを伝送
して診断プログラム22を走らせ、診断データ収集部2
3に診断データを収集させるべく機能する構成要素とな
っている。
【0018】尚、上記診断プログラム18は、データ収
集制御用のホストプログラムであって、リモート動作
指令のデータ作成機能。データ送信機能。データ受
信機能。各種データ表示機能を具備している。また、
上記診断プログラム22は、工作機械管理コンピュータ
用のアプリケーションプログラムの一部であって、リ
モート動作指令の受信機能。リモート動作指令の起動
機能。データ収集機能。データ送信(自動)機能。
自己診断機能等を含んでいる。
【0019】上記診断データは、工作機械Mの故障原因
や故障状況,故障箇所等を適格に判断した情報を含んで
おり、データ伝送部24がモデム装置5を介して、前記
遠隔位置1又は2のモデム装置4又は6に伝送される。
直接モデム装置4に伝送される診断データは、前記遠隔
位置1の各機能を作成させるが、ユーザーの事務所等で
ある遠隔監視位置2に伝送されると、モデム装置6から
監視コンピュータ25を機能させる。監視コンピュータ
25の作動で、CRT(26)にアラーム発生とその内
容を表示させ、ユーザーのオペレータ(監視員)O2に
報知する。
【0020】上述の様に、遠隔監視位置2で工作機械M
を監視員O2は、機械位置3の故障等の監視とメーカー
のサービスセンタである遠隔位置1への故障等のアラー
ム情報を電話回線L2を介して送信する。
【0021】以下、本発明の実施形態を図2のフローチ
ャートで説明する。尚、上記フローチャートは、故障診
断についての説明であるが、定期診断,品質管理診断等
への応用も可能である。
【0022】「アラーム発生」は、機械位置3のNC制
御装置20から発せられ、管理コンピュータ21,モデ
ム装置5,6を介して「アラーム内容を遠隔監視位置2
へアラームコード番号で伝送」(a)され、CRT(2
6)上に「アラーム内容確認」(b)として表示され
る。この後、監視員O2がアラーム発生を確認すると、
電話回線L3 でサービスセンタ等の遠隔位置1と両モデ
ム装置6,4で接続し、「サービスセンタ(遠隔位置
1)へのアラームコード伝送」(c)を実行する。尚、
アラームコードに替えて、通話方式でアラーム内容を伝
える方式としてもよい。この時、監視員O2と解析員O
1とは電話回線で結ばれているため、相互にCRT及び
音声による対話しながらの通信となる。サービスセンタ
は、「受信したアラームコード番号等により必要診断デ
ータを決定」(d)し、診断プログラム18及び診断デ
ータ収集制御部19を機能して「ユーザー機械位置3へ
必要診断データのリモート動作指令を伝送」(e)す
る。続いて、「ユーザー機械位置は、リモート動作指令
で診断プログラム実行」(f)を行い、診断データ収集
部23で「アラームコード番号の診断データ収集」
(g)を行う。この診断データ収集が終了すると、遠隔
監視位置2のCRT上にも表示され、「遠隔監視位置2
からの伝送指示又は自動伝送」(h)により、モデム5
からモデム4へ電話回線L1 が接続してデータ伝送され
る。これで、「サービスセンタ等の遠隔位置1で、アラ
ームデータの診断データを受信」(i)して、診断コン
ピュータCPU(10)に接続されたメモリに記憶す
る。続いて、「データファイルのデータと収集した診断
データとの比較チェック」(j)により、データ演算部
12が演算処理する。これで、マシン状態判定部13が
「現時のマシンアラーム状態を判定」(k)し、修正デ
ータ伝送部16が「修正データ,処置方法などを遠隔監
視位置2又は機械位置の管理コンピュータや制御装置2
0へ伝送」(l)する。ここで、直接NC制御装置20
への修正データの伝送であれば、「NC制御部のデータ
修正他」(m)を実行する。また、遠隔監視位置2への
データ伝送であれば、「遠隔監視位置2の受信する修正
データを機械位置3へ送信」(n)する。上記機械位置
3への送信に先立ち、監視員O2が修正データを検討す
ることが可能であり、アラーム発生に対する修正データ
の関係を確認できるほか、今後のアラーム管理のデータ
収集を監視員O2が居る遠隔位置にて実施できる。この
監視員O2による修正データの検討は、通常サービスセ
ンタの解析員O1と電話回線L2 で対話(音声やデー
タ)しながら進められる。「NC制御部のデータ修正」
(m)後に、「アラーム解除/運転再開」(p)を実行
する。
【0023】次に、悪意又は過失による外部からの運転
妨害に対する防護対策は、下述のようにして実施され
る。遠隔監視位置2を新設することで、機械側3の故障
発生や診断データ収集,自動修復などの状況監視及びメ
ーカーのサービスセンタである遠隔位置1との対話が可
能である。これは、機械側3に対して遠隔監視位置2で
の24時間監視体制を可能とする。
【0024】このため、万が一第3者からの機械位置コ
ンピュータへの侵入が行われた場合でも、それを遠隔監
視位置2にて即時に認知する事ができ、それに対する必
要な行動を取る事ができ、被害拡大を防ぐ事ができる。
これらの電話回線分野で、すでに実現されている3者間
会話等に代表される複数位置同時データ通信利用技術を
加えていく事により、更に迅速な行動を取る事ができる
ようになる事が考えられる。前記複数位置同時通信と
は、サービスセンタの遠隔位置1と機械位置及びユーザ
ー監視位置の遠隔位置2との電話回線通信網を利用した
1対2又はそれ以上の位置の同時通信、又は複数遠隔位
置を電話回線網などに代表される通信回線で相互に接続
し、その中で機械位置の管理コンピュータ内データやN
C制御データを収集,修復していく事で、サービスセン
タ,機械位置,ユーザー監視位置等に代表される遠隔位
置間のコミュニケーションがどの位置でもその内容を知
る事ができるようになり、悪意又は過失による工作機械
の運転妨害を防ぐ事が可能となっていく。このような事
からも、本出願の2遠隔位置間に限定される複数遠隔位
置の通信によるリモート診断システムの発明は、その重
要性を持っている。
【0025】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、工作機械も1台に限らず、数台以上を
対象とすることができるし、複数の工場や複数のユーザ
ーを対象にしたリモート診断システムとしての応用例を
包含する。
【0026】
【効果】以上、本発明のリモート診断方法とその処置に
よれば、少なくともメーカーのサービスセンタ(遠隔位
置),ユーザー機械位置,ユーザー監視事務所,自宅な
ど(遠隔監視位置)の3箇所間のリモート通信が行える
から、監視員は機械側部から離れた監視事務所や自宅等
の遠隔位置での各種監視や障害発生時のリモート診断が
出来るし、24時間の無人化運転にも対応できる。更
に、悪意又は過失による外部からの運転妨害に対する防
護対策を図るべく、機械側部から離れた遠隔位置での状
態監視が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明たる工作機械のリモート診断装置を示す
ブロック線図である。
【図2】本発明のフローチャート図である。
【符号の説明】
1,3 遠隔位置,遠隔監視位置 2 機械位置 4〜6 モデム装置 L1 〜L3 電話回線 O1 解析員 O2 監視員 10,21,25 診断コンピュータ,管理コンピュー
タ,監視コンピュータ 11 データファイル 12 データ演算部 13 マシン状態判定部 14,26 CRT表示 18,22 診断プログラム 19 診断データ収集制御部 20 NC制御装置 M 工作機械 16 修正データ伝送部 23 診断データ収集部 24 データ伝送部
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 302 8627−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスセンタである遠隔位置と、ユー
    ザー事務所等の遠隔監視位置と、ユーザー機械位置との
    少なくとも3位置間を電話等の通信回線で接続し、前記
    遠隔監視位置の監視員はユーザー機械位置から送信され
    る異常発生のアラーム内容に基づき、サービスセンタの
    遠隔位置へのリモート診断依頼を決断し、当該遠隔監視
    位置からのリモート診断を受けるサービスセンタの遠隔
    位置の解析者はアラーム内容に基づいて、リモート動作
    指示データを作成し、且つ前記ユーザー機械位置へ送信
    し、これ以降はユーザー機械位置でのデータ収集と遠隔
    位置でのデータ比較・判断による相互通信により故障診
    断を自動修正すると共に、遠隔監視位置へ報知すること
    を特徴とする工作機械のリモート診断方法。
  2. 【請求項2】 サービスセンタである遠隔位置と、ユー
    ザー事務所等の遠隔監視位置と、ユーザー機械位置との
    少なくとも3位置間を電話等の通信回線で接続し、ユー
    ザー機械位置の管理コンピュータ又は機械付属の制御コ
    ンピュータは、異常発生のアラーム内容をサービスセン
    タの前記遠隔位置又は前記遠隔監視位置に伝送させ、前
    記アラーム内容を直接又は遠隔監視位置を経由して受信
    するサービスセンタの診断コンピュータは、内蔵する診
    断データ収集制御部にてアラーム内容に対応する診断収
    集に必要な診断データを選定する一方、前記機械位置の
    管理コンピュータに対するリモート動作指示データを作
    成し、更に前記管理コンピュータに送信して起動,収集
    させる機能を有し、前記管理コンピュータは診断コンピ
    ュータからのリモート動作指示に基づいて現時の状態診
    断(自己診断を含む)の診断データを収集する診断デー
    タ収集部を備え、更に前記診断データを前記サービスセ
    ンタの診断コンピュータに送るデータ伝送部を備え、前
    記診断コンピュータは診断データとデータファイルのデ
    ータとを手動又は自動で比較演算処理して修正データを
    手動又は自動生成するマシン状態判定部を備え、上記修
    正データを機械位置の工作機械に適切なリモート動作指
    令として共に伝送する修正データ伝送部とを備え、上記
    3位置間の相互送信で故障診断と修復とを終了させるこ
    とを特徴とする工作機械のリモート診断装置。
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