JPH0694546A - ダイヤフラムの変位反力測定装置 - Google Patents

ダイヤフラムの変位反力測定装置

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Publication number
JPH0694546A
JPH0694546A JP24460992A JP24460992A JPH0694546A JP H0694546 A JPH0694546 A JP H0694546A JP 24460992 A JP24460992 A JP 24460992A JP 24460992 A JP24460992 A JP 24460992A JP H0694546 A JPH0694546 A JP H0694546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
slider
reaction force
displacement
rack shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24460992A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Watanabe
照夫 渡辺
Toshinori Shimada
敏則 島田
Shinichi Ookashi
真一 大樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP24460992A priority Critical patent/JPH0694546A/ja
Publication of JPH0694546A publication Critical patent/JPH0694546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定精度を高め、かつ作業性を向上させる。 【構成】 ベース10の支柱11に任意位置固定可能な
ボックス12が昇降可能に設けられ、このボックス12
にラック軸14が上下動可能に貫通している。このラッ
ク軸14はステッピングモータ22により歯車15を介
して、例えば1μm単位で昇降する。ラック軸14には
荷重計18及びリニアゲージ19付のスライダー17が
固定されている。テーブル20上にダイヤフラムPを置
き、モータ22により、荷重計18の接触子18aをそ
のダイヤフラムPに圧接し、その圧接力(反力)とスラ
イダー19の下降量となるリニアゲージ19の測定値
(変位)の関係を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微圧用ダイヤフラム
の各変位に対する反力を測定する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、図2、図3に示す
ものがある。すなわち、ベース10上の支柱11に固定
ボックス12が上下方向移動可能に設けられ、この固定
ボックス12は、クランプアーム13を回すことにより
周知の挾持機構によって支柱11に固定又は移動可能と
されて支柱11の任意位置に移動・固定される。
【0003】固定ボックス12には上下方向のラック軸
14が移動可能に貫通しており、このラック軸14はボ
ックス12内の歯車15に噛み合い、ハンドル16を回
すことにより、歯車15を介してボックス12に対しラ
ック軸14が上下に移動する。ラック軸14にはコ字状
のスライダー17が固定されている。
【0004】スライダー17には下方に荷重計18、上
方にリニアゲージ19が設けられており、荷重計18は
ベース10上のテーブル20に、リニアゲージ19は固
定ボックス12上の接触板21に対向している。
【0005】この装置によって、ダイヤフラムPの変位
反力を測定するには、まず、固定ボックス12を上下さ
せて荷重計18の接触子18aがテーブル20上面近く
になるように調整し、そのテーブル20上にダイヤフラ
ムPを置く。
【0006】つぎに、ハンドル16により荷重計18を
下降させて接触子18aをダイヤフラムPに当接させる
とともにリニアゲージ19を零リセットする。この状態
から、ハンドル16を回して、荷重計18の示す値とリ
ニアゲージ19の示す値を読みとり、その値でもってダ
イヤフラムPの変位に対する反力を測定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、手動のハ
ンドル16操作によるスライダー17の昇降のため、そ
の精度は、リニアゲージ19において約50μm単位が
限度である。また、測定開始時、荷重計接触子18aを
ダイヤフラムPに接触させ、荷重計18の針がわずかに
振れる地点でリニアゲージ19を零リセットしなければ
ならないが、ハンドル操作によるため、その位置合わせ
が非常に困難であった。
【0008】さらに、変位が大きくなると、復帰用スプ
リング25の弾力も強くなるため、その状態で、ハンド
ル16から手を離すと、その弾力によってスライダー1
7が動く。このため、ハンドル16から手を離すことが
できず、作業性が悪く、試験記録などの別作業をしにく
く、通常、測定時には、ハンドル操作者と記録者の二人
の作業者を必要としている。
【0009】この発明は、上述の精度及び作業性を改善
することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、上述の測定装置において、そ
のスライダーの移動をステッピングモータによって行う
こととしたのである。
【0011】
【作用】このように構成するこの発明は、ステッピング
モータの回転ピッチを細かくすることにより、スライダ
ーの昇降ピッチも細かくなり、それに基づき荷重計のダ
イヤフラムに対する圧力ピッチも小さくなる。また、ス
テッピングモータの停止保持力で、その回転位置すなわ
ちスライダーの位置が保持(ロック)される。
【0012】
【実施例】実施例は、上述の図2、図3に示した従来例
において、図1に示すように、ハンドル16を取除き、
その代わりにステッピングモータ22を固定ボックス1
2に設け、このモータ22をユニバーサルジョイント2
5’を介して歯車15に連結したものであり、図1にお
いて、図2、図3と同符号は同一物を示すため、その説
明は省略する。
【0013】ステッピングモータ22にはドライバー2
3及びプログラマブルコントローラ24が接続されてお
り、コントローラ24からの所要数のパルスによって、
ドライバー23を介しステッピングモータ22が1ステ
ップ単位で回転し、その1ステップは荷重計18(スラ
イダー17)を1μmづつ昇降させる。なお、テーブル
20はそのハンドル20aによって載置台が昇降する。
【0014】この実施例によってダイヤフラムPの変位
・反力を測定するには、まず、テーブル20上にダイヤ
フラムPを置き、コントローラ24のスタートボタンを
押すことにより、ステッピングモータ22を1ステップ
毎回転させて荷重計18を1μmずつ下降させる。スタ
ートボタンの1回のプッシュで一定間隔でモータ22を
連続して動かしてもよいが、1プッシュで1ステップの
み回転させるのが好ましい。
【0015】その動作によって、荷重計18の値が0.
1g最小目盛り動いた時点で止め、逆に1μm上昇させ
て、リニアゲージ19を零リセットする。そののち、ス
タートボタンを押し、モータ22をステッピング回転さ
せて測定し、図4の変位−反力関係図を得た。図中、実
線は変位上昇時(スライダー下降時)、点線は変位下降
時である。因みに、同図において、変位開始時は反力増
加率が高く、180〜190μmでは反力が一時下降す
る現象が認められる。また、図5に従来例による変位−
反力関係図を示す。
【0016】なお、モータ22の後端の突出軸22aに
ハンドルを嵌めて回すことにより、スライダー17は手
動で昇降する。また、スライダー17の昇降度合はコン
トローラ24のモータ22に対するパルス数の変更によ
って調節する。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成して、ステ
ッピングモータでスライダーの昇降を行ったので、熟練
を要することなく、その昇降度合のピッチを極く細か
く、かつ精度よく行うことができ、測定精度が向上す
る。
【0018】また、ステッピングモータの自己ロック機
能により、作業性も向上する。
【0019】このため、この装置は微圧感度の優れた金
属ダイヤフラムの変位・反力測定に適したものといえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】従来例の斜視図
【図3】同従来例の正面図
【図4】実施例の変位−反力関係図
【図5】従来例の変位−反力関係図
【符号の説明】
10 ベース 11 支柱 12 固定ボックス 13 クランプアーム 14 ラック軸 15 歯車 16 ハンドル 17 スライダー 18 荷重計 19 リニアゲージ 20 ダイヤフラム載置テーブル 21 接触板 22 ステッピングモータ 23 モータドライバー 24 プログラマブルコントローラ P ダイヤフラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上の支柱にスライダーを上下方向
    移動可能に取付け、このスライダーに下向きの荷重計及
    びリニアゲージを設け、前記ベースには前記荷重計に対
    向するダイヤフラム載置テーブルを設けたダイヤフラム
    の変位反力測定装置において、上記スライダーの移動を
    ステッピングモータによりなしたことを特徴とするダイ
    ヤフラムの変位反力測定装置。
JP24460992A 1992-09-14 1992-09-14 ダイヤフラムの変位反力測定装置 Pending JPH0694546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24460992A JPH0694546A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ダイヤフラムの変位反力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24460992A JPH0694546A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ダイヤフラムの変位反力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0694546A true JPH0694546A (ja) 1994-04-05

Family

ID=17121283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24460992A Pending JPH0694546A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ダイヤフラムの変位反力測定装置

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JP (1) JPH0694546A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466109B1 (ko) * 1997-11-18 2005-04-06 현대자동차주식회사 차량 리프트용 잭의 강성 시험장치.
CN106404381A (zh) * 2016-11-17 2017-02-15 广州市上腾电子科技有限公司 一种单向阀压力位移测试装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466109B1 (ko) * 1997-11-18 2005-04-06 현대자동차주식회사 차량 리프트용 잭의 강성 시험장치.
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