JPH0693957B2 - 乾燥機のヒ−タ制御装置 - Google Patents
乾燥機のヒ−タ制御装置Info
- Publication number
- JPH0693957B2 JPH0693957B2 JP57124665A JP12466582A JPH0693957B2 JP H0693957 B2 JPH0693957 B2 JP H0693957B2 JP 57124665 A JP57124665 A JP 57124665A JP 12466582 A JP12466582 A JP 12466582A JP H0693957 B2 JPH0693957 B2 JP H0693957B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- outside air
- unit
- dryer
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- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はヒータを具備し湿った衣類などを乾燥する乾燥
機に関するものである。
機に関するものである。
第１図は、外気を加熱して湿った衣類などを乾燥した場
合の排気温度と外気温度との温度差ΔＴの時間的変化を
示しており、図に示すように、３つの期間に分けられ
る。ａで示す第１期間を予熱期間、ｂで示す第２期間を
恒率乾燥期間、ｃで示す第３期間を減率乾燥期間とい
う。
合の排気温度と外気温度との温度差ΔＴの時間的変化を
示しており、図に示すように、３つの期間に分けられ
る。ａで示す第１期間を予熱期間、ｂで示す第２期間を
恒率乾燥期間、ｃで示す第３期間を減率乾燥期間とい
う。
予熱期間ａは被乾燥物および機内の温度上昇に熱が利用
される。恒率乾燥期間ｂは、布に含まれた水分が定常的
に蒸発する期間で、排気温度と外気温度との温度差は、
ほとんど変化しない。減率乾燥期間ｃは、蒸発する水分
が減り、排気温度と外気温度との温度差は上昇をはじめ
る。
される。恒率乾燥期間ｂは、布に含まれた水分が定常的
に蒸発する期間で、排気温度と外気温度との温度差は、
ほとんど変化しない。減率乾燥期間ｃは、蒸発する水分
が減り、排気温度と外気温度との温度差は上昇をはじめ
る。
ここで恒率乾燥期間ｂは、定常的に水分が蒸発する期間
で、蒸発潜熱を供給するだけで水分が蒸発する。よっ
て、この恒率乾燥期間ｂにおいて、機内の温度を保つよ
うな最小の熱量を与えてやればよい。
で、蒸発潜熱を供給するだけで水分が蒸発する。よっ
て、この恒率乾燥期間ｂにおいて、機内の温度を保つよ
うな最小の熱量を与えてやればよい。
本発明は上記恒率乾燥期間において、ヒータの発熱量
を、機内の温度を保つように、その他の期間よりも小さ
くするものであり、これにより、乾燥時間は、ヒータの
発熱量を、恒率乾燥期間で小さくしない場合と同程度で
効率よく乾燥させることを目的としている。
を、機内の温度を保つように、その他の期間よりも小さ
くするものであり、これにより、乾燥時間は、ヒータの
発熱量を、恒率乾燥期間で小さくしない場合と同程度で
効率よく乾燥させることを目的としている。
従来、衣類乾燥機を使用するに際して、使用者は被乾燥
物の布質，重量などにより、ヒータの強弱つまりヒータ
発熱量を運転開始時に設定し、乾燥終了まで設定時のま
ま運転してきた。これにより使用者は余分な電力を消費
するという欠点があった。
物の布質，重量などにより、ヒータの強弱つまりヒータ
発熱量を運転開始時に設定し、乾燥終了まで設定時のま
ま運転してきた。これにより使用者は余分な電力を消費
するという欠点があった。
本発明は上記従来の問題を解決するものである。第２図
は本発明の基本構成を示し、図において、１は外気温度
検出部、２は乾燥機内の被乾燥物からの排気温度検出部
である。外気温度検出部１と排気温度検出部２によって
得られる信号を、温度差検出部３に入力する。そして、
温度差検出部３の出力信号と、基準電圧設定部４の出力
信号を比較手段５で比較し、得られた信号によって制御
手段６を動作させ、ヒータ７の発熱量を制御するもので
ある。
は本発明の基本構成を示し、図において、１は外気温度
検出部、２は乾燥機内の被乾燥物からの排気温度検出部
である。外気温度検出部１と排気温度検出部２によって
得られる信号を、温度差検出部３に入力する。そして、
温度差検出部３の出力信号と、基準電圧設定部４の出力
信号を比較手段５で比較し、得られた信号によって制御
手段６を動作させ、ヒータ７の発熱量を制御するもので
ある。
制御手段６は外気温度と排気温度との温度差が所定の範
囲の時、ヒータの発熱量を小さく制御する。
囲の時、ヒータの発熱量を小さく制御する。
以下、本発明の一実施例を第３図，第４図に従って説明
する。第３図は電気回路図を示し、第４図は基準電圧設
定値を示す。
する。第３図は電気回路図を示し、第４図は基準電圧設
定値を示す。
外気温度検出部１と排気温度検出部２によって得られた
電圧は温度差検出部３に入力され、この温度差検出部３
の出力電圧を抵抗８とコンデンサー９で構成されるフィ
ルタに通し、その出力電圧と基準電圧設定部４の基準電
圧とを比較手段５で比較し、得られた信号によって、リ
レー６よりなる制御手段を動作させ、ヒータ７の発熱量
を小さく制御する。
電圧は温度差検出部３に入力され、この温度差検出部３
の出力電圧を抵抗８とコンデンサー９で構成されるフィ
ルタに通し、その出力電圧と基準電圧設定部４の基準電
圧とを比較手段５で比較し、得られた信号によって、リ
レー６よりなる制御手段を動作させ、ヒータ７の発熱量
を小さく制御する。
外気温度検出部１は、抵抗10と外気温度検知用サーミス
タ11により構成され、外気温度に対する電圧が得られ
る。排気温度検出部２は、抵抗12と排気温度検知用サー
ミスタ13により構成され、排気温度に対する電圧が得ら
れる。
タ11により構成され、外気温度に対する電圧が得られ
る。排気温度検出部２は、抵抗12と排気温度検知用サー
ミスタ13により構成され、排気温度に対する電圧が得ら
れる。
温度差検出部３は抵抗14,15,16,17とオペアンプ18によ
り構成され、差動増幅器として働いている。また、基準
電圧設定部４は、抵抗19,20,21,22で構成され、抵抗19
と抵抗20,抵抗21と抵抗22により、それぞれ第４図に示
す基準電圧レベルV2,V1を設定している。
り構成され、差動増幅器として働いている。また、基準
電圧設定部４は、抵抗19,20,21,22で構成され、抵抗19
と抵抗20,抵抗21と抵抗22により、それぞれ第４図に示
す基準電圧レベルV2,V1を設定している。
比較手段５はコンパレータ23,24、抵抗25,26,27により
構成され、入力電圧がV1からV2の間だけ出力を零レベル
に保ち制御手段であるリレー６の接点６′を開き、ヒー
タ７の発熱量を小さくする。なお、第３図中、28は被乾
燥物を収容したドラム、ヒータ７で加熱された空気を移
動させる送風ファンをそれぞれ回転駆動するモータ、29
は交流電源である。
構成され、入力電圧がV1からV2の間だけ出力を零レベル
に保ち制御手段であるリレー６の接点６′を開き、ヒー
タ７の発熱量を小さくする。なお、第３図中、28は被乾
燥物を収容したドラム、ヒータ７で加熱された空気を移
動させる送風ファンをそれぞれ回転駆動するモータ、29
は交流電源である。
以上のように本発明は、恒率乾燥期間においては、機内
温度を保つ熱を供給すれば、定常的に水分が蒸発するこ
とを利用し、恒率乾燥期間において、機内温度を保てる
ようにヒータの発熱量を小さくし、乾燥時間は、ヒータ
発熱量を小さくしない場合と同程度で、電力を効率よく
使用できるという効果が有する。
温度を保つ熱を供給すれば、定常的に水分が蒸発するこ
とを利用し、恒率乾燥期間において、機内温度を保てる
ようにヒータの発熱量を小さくし、乾燥時間は、ヒータ
発熱量を小さくしない場合と同程度で、電力を効率よく
使用できるという効果が有する。
第１図は乾燥時間とΔＴ（外気温度と排気温度の差）と
の関係を示す図、第２図は本発明のヒータ制御装置の電
気的ブロック図、第３図は本発明の実施例の電気回路
図、第４図は基準電圧設定値を示す図である。 １……外気温度検出部、２……排気温度検出部、３……
温度差検出部、４……基準電圧設定部、５……比較手
段、６……制御手段、７……ヒータ。
の関係を示す図、第２図は本発明のヒータ制御装置の電
気的ブロック図、第３図は本発明の実施例の電気回路
図、第４図は基準電圧設定値を示す図である。 １……外気温度検出部、２……排気温度検出部、３……
温度差検出部、４……基準電圧設定部、５……比較手
段、６……制御手段、７……ヒータ。
Claims (2)
- 【請求項１】外気温度と被乾燥物からの排気温度の温度
差を検出する手段と、基準電圧設定部と、前記外気温度
と排気温度の温度差を検出する手段により得られた電気
信号と前記基準電圧設定部により得られた電気信号を比
較する手段と、前記比較手段によって得られる電気信号
でヒータの発熱量を制御する手段とを備えた乾燥機のヒ
ータ制御装置。 - 【請求項２】ヒータの発熱量を制御する手段が、外気温
度と排気温度の温度差が所定の範囲の時にヒータの発熱
量を制御する特許請求の範囲第１項記載の乾燥機のヒー
タ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124665A JPH0693957B2 (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 乾燥機のヒ−タ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124665A JPH0693957B2 (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 乾燥機のヒ−タ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5914891A JPS5914891A (ja) | 1984-01-25 |
| JPH0693957B2 true JPH0693957B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=14891017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57124665A Expired - Lifetime JPH0693957B2 (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 乾燥機のヒ−タ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693957B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0696079B2 (ja) * | 1989-06-13 | 1994-11-30 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機 |
| JPH03126497A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機の制御装置 |
| KR101305287B1 (ko) * | 2006-10-02 | 2013-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 냄새제거기능을 구비한 세탁기 |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP57124665A patent/JPH0693957B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5914891A (ja) | 1984-01-25 |
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