JPH0693537A - 織機管理装置 - Google Patents

織機管理装置

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JPH0693537A
JPH0693537A JP23865292A JP23865292A JPH0693537A JP H0693537 A JPH0693537 A JP H0693537A JP 23865292 A JP23865292 A JP 23865292A JP 23865292 A JP23865292 A JP 23865292A JP H0693537 A JPH0693537 A JP H0693537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loom
thread
fabric
storage means
weft
Prior art date
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Pending
Application number
JP23865292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tanaka
孝幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPH0693537A publication Critical patent/JPH0693537A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 織物の製織性を評価するにおいて、その原因
が織物の緯糸または経糸であるか、もしくは織機自身に
問題があるかを判別できる織機管理装置を提供するもの
である。 【構成】 品種毎の織物条件を記憶した第1記憶手段1
8と、機台毎の織機条件を記憶した第2記憶手段20
と、第1記憶手段18に記憶した織物条件と第2記憶手
段20に記憶した織機条件から限界糸切本数を演算する
演算手段16と、織機が稼働している一定時間毎の実績
糸切本数を検出する検出手段10と、検出手段10が検
出した実績糸切本数が演算手段16が演算した限界糸切
本数を越えた場合に織機が不良と判断する判断手段16
とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機管理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、織機の制御方法において、不
良織物の製織を未然に防止する種々の発明が提案されて
いる。
【0003】たとえば、評価項目値を一定周期毎に算出
して基準値からはずれた場合に、警報を発し、不良織物
の製織を未然に防止するものがある。具体的には、織機
内のCPUは、制御結果検出手段を有し、制御結果デー
タをCPUが取込んで評価項目値を一定周期毎に算出す
る。CPUの比較判断手段によって基準値と比較し、基
準値よりはずれた場合に警報停止信号を織機側に送信す
る。これにより、熟練したオペレータが常に表示部を監
視せずとも織機の現在の運転状況の良否を警報によって
知ることができる(特開昭61−231246号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の織機の集中
制御方法においては、取込む制御結果データとしては、
運転/停止時間,ピック数,停止回数,原因別停止回数
であり、評価項目は、稼働率,停止回数/時間,停止回
数/ピックである。そのため、上記データからは、織物
の製織の良否は判断できても、その原因が、織物の製織
を構成する緯糸または経糸が原因であるか、もしくは、
織機自身に問題があるかが判別できなかった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、織
物の製織性を評価するにおいて、その原因が織物の緯糸
または経糸であるか、もしくは織機自身に問題があるか
を判別できる織機管理装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の織機管理装置
は、品種毎の織物条件を記憶した第1記憶手段と、機台
毎の織機条件を記憶した第2記憶手段と、第1記憶手段
に記憶した織物条件と第2記憶手段に記憶した織機条件
から限界糸切本数を演算する演算手段と、織機が稼働し
ている一定時間毎の実績糸切本数を検出する検出手段
と、検出手段が検出した実績糸切本数が演算手段が演算
した限界糸切本数を越えた場合に織機が不良と判断する
判断手段とよりなるものである。
【0007】
【作 用】上記構成の織機管理装置において、織機自身
に問題があるか否かを判断するには下記のように行な
う。
【0008】第1記憶手段に、品種毎の織物条件を記憶
しておく。なお、品種とは、織物の種類をいう。また、
第2記憶手段に機台毎の織機条件を記憶しておく。そし
て、演算手段が、第1記憶手段に記憶した織物条件と第
2記憶手段に記憶した織機条件から限界糸切本数を演算
する。
【0009】そして、織機を稼働させて、織物を製織す
る。この際に、検出手段が織機が稼働している一定時間
毎の実績糸切本数を検出する。なお、実績糸切本数と
は、一定時間内に実際に発生した糸切本数をいう。
【0010】判断手段は、検出手段が検出した実績糸切
本数が、演算手段が演算した限界糸切本数を越えた場合
に織機が不良と判断し、それ以下の場合には、糸に問題
があると判断する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す織機及びそ
の織機を制御するシステムのブロック図である。
【0013】符号10は、各織機毎に設けられたマイコ
ンである。このマイコン10によって、各織機の稼働率
等が出力される。
【0014】符号12は、複数のマイコン10からのデ
ータをリアルタイムに蓄積するモニタリングユニットで
ある。
【0015】符号14は、1シフト(一つの作業単位時
間であり、例えば、8時間である)の終了時に、後述す
るホストコンピュータを立ち上げて、モニタリングユニ
ット12に蓄積したデータをホストコンピュータに送受
信するスケジューリングユニットである。
【0016】符号16は、ホストコンピュータである。
このホストコンピュータ16には、稼働状況蓄積ファイ
ル18と、品種マスターファイル20及びデータを出力
するためのプリンタ22が設けられている。そして、ホ
ストコンピュータ16は、スケジューリングユニット1
4から送られたデータに基づいて、データの集計及び記
憶を行なう。
【0017】稼働状況蓄積ファイル18は、スケジュー
リングユニット14から送られた各織機毎の稼働状況を
蓄積するファイルであって、1シフトにおける各織機の
平均回転数R、経糸の実績糸切本数F1及び緯糸の実績
糸切本数F2を記憶する。その記憶の方法を、図2のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0018】ステップa1において、シフト毎の各機台
の稼働状況を集約する。そして、ステップa2に進む。
【0019】ステップa2において、織揚りかどうかを
判断し織揚りでない場合には、ステップa1に戻り、織
揚りの場合にはステップa3に進む。
【0020】ステップa3において、ホストコンピュー
タ16は、稼働状況蓄積ファイル18に、経糸実績糸切
本数F1と緯糸実績糸切本数F2を、各機台のシフト毎
に登録する。
【0021】以上の記憶方法により、稼働状況蓄積ファ
イル18には、各機台の稼働状況が登録される。
【0022】品種マスターファイル20には、織物の品
種毎の織物条件である各データが予め記憶されている。
ここに記憶されているデータは下記のようなものであ
る。
【0023】打込み本数A(本/インチ),経総本数N
(本),経糸種係数C,緯糸種係数D,緯糸切本数x
(本/時間),基準回転数r(rpm)及び組織難易度
Sである。
【0024】ホストコンピュータ16は、稼働状況蓄積
ファイル18及び品種マスターファイル20に蓄積され
ているデータに基づいて、経糸限界糸切本数G1と緯糸
限界糸切本数G2の演算を行なう。その演算方法は、下
記の2式に行なう。
【0025】
【数1】
【数2】 なお、α,β,…μは、指数であり、それぞれ整数であ
る。また、kは、係数を示す。
【0026】次に、ホストコンピュータ16が、上記デ
ータから、織機が不良か否かを判断する方法を、図3の
フローチャートに基づいて説明する。
【0027】ステップb1において、指定シフト間の経
糸実績糸切本数F1と緯糸実績糸切本数F2を稼働状況
蓄積ファイル18より集計する。そして、ステップb2
に進む。なお、指定シフトとは、織機が不良か否かを判
断するために注出された1又は数シフトを意味する。こ
の指定シフトに関しては、任意に設定可能である。
【0028】ステップb2において、その品種の経糸限
界糸切本数G1と緯糸限界糸切本数G2を品種マスター
ファイル20より計算する。この計算方法は、上記に示
した方法で計算する。そして、ステップb3に進む。
【0029】ステップb3において、経糸実績糸切本数
F1が経糸限界糸切本数G1より大きいか、緯糸実績糸
切本数F2が緯糸限界糸切本数G2より大きい場合、す
なわち、(F1>G1 or F2>G2)の時は、ス
テップb4に進む。そうでない場合にはステップb5に
進む。
【0030】ステップb4において、その機台における
データのリストをプリンタ22により出力する。このデ
ータのリストとしては、図4に示すようなものであり、
例えば台号と品種名と効率,経糸実績糸切本数,緯糸実
績糸切本数,平均回転数,経糸限界糸切本数及び緯糸限
界糸切本数を出力する。すなわち、このリストに出力さ
れた台号が、異常を起こした機台となる。
【0031】ステップb5において、全ての機台につい
て判断したかどうかを判断し、全ての機台について判断
していれば終了し、そうでない場合には、ステップb1
に戻る。
【0032】以上により、経糸及び緯糸実績糸切本数
が、経糸及び緯糸限界糸切本数を越えた場合には、その
糸切の原因が機台にあると判断し、その機台に異常が発
生していると出力する。これにより、ステップb4にお
けるリストを毎朝出力し、異常がある機台については直
ちにメンテナンスを行ない、その日の作業をスムーズに
行なうことができる。また、実績糸切本数が、限界糸切
本数を越えていない場合には、機台自身には問題がな
く、織物(または糸)自身に問題があると判断される。
【0033】したがって、各品種毎の製織性が明らかと
なるので、高精度の生産計画を組むことが可能となり、
正しい織工賃を決定することが可能となり、さらにその
他標準化に大きく貢献することができる。
【0034】なお、稼働状況蓄積ファイル18及び品種
マスターファイル20に記憶されているデータを、上記
実施例のように、単に異常が発生した機台についてのみ
リストとして出力するのではなく、必要な場合には、各
機台毎のデータを、図5に示すようにリストして出力し
てもよい。この場合には、各品種毎の製織性が明らかと
なる。
【0035】
【発明の効果】以上により、本発明の織機管理装置であ
ると、実績糸切本数が限界糸切本数を越えている場合に
は、その機台の状態が不良であると判断する。そのた
め、各織機の状態を正しく把握でき、糸の品質が不良で
あるか、織機の状態が不良であるかを一目で判別するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す織機管理システムのブ
ロック図である。
【図2】稼働状況蓄積ファイルに各データを記憶するフ
ローチャートである。
【図3】ホストコンピュータが、各織機が不良であるか
否かを判断するフローチャートである。
【図4】機台が不良である場合のレポートの出力例であ
る。
【図5】各品種毎のデータの出力例である。
【符号の説明】
10……マイコン 12……モニタリングユニット 14……スケジューリングユニット 16……ホストコンピュータ 18……稼働状況蓄積ファイル 20……品種マスターファイル 22……プリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】品種毎の織物条件を記憶した第1記憶手段
    と、 機台毎の織機条件を記憶した第2記憶手段と、 第1記憶手段に記憶した織物条件と第2記憶手段に記憶
    した織機条件から限界糸切本数を演算する演算手段と、 織機が稼働している一定時間毎の実績糸切本数を検出す
    る検出手段と、 検出手段が検出した実績糸切本数が演算手段が演算した
    限界糸切本数を越えた場合に織機が不良と判断する判断
    手段とよりなることを特徴とする織機管理装置。
JP23865292A 1992-09-07 1992-09-07 織機管理装置 Pending JPH0693537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23865292A JPH0693537A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 織機管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23865292A JPH0693537A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 織機管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0693537A true JPH0693537A (ja) 1994-04-05

Family

ID=17033317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23865292A Pending JPH0693537A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 織機管理装置

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JP (1) JPH0693537A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120112216A (ko) 2011-03-31 2012-10-11 신닛테츠가가쿠 가부시키가이샤 금속장 적층판
KR20130072145A (ko) 2011-12-21 2013-07-01 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 양면 금속장 적층판 및 그 제조 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62177263A (ja) * 1986-01-27 1987-08-04 津田駒工業株式会社 織機の運転制御装置

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KR20130072145A (ko) 2011-12-21 2013-07-01 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 양면 금속장 적층판 및 그 제조 방법

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