JPH0693255B2 - 携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式 - Google Patents

携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式

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JPH0693255B2
JPH0693255B2 JP62029745A JP2974587A JPH0693255B2 JP H0693255 B2 JPH0693255 B2 JP H0693255B2 JP 62029745 A JP62029745 A JP 62029745A JP 2974587 A JP2974587 A JP 2974587A JP H0693255 B2 JPH0693255 B2 JP H0693255B2
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JP
Japan
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area
portable electronic
memory
electronic device
data
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量一 栗山
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば不揮発性のデータメモリおよびCPU
などの制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵し
た、いわゆるICカードと称される携帯可能電子装置にお
いて、上記データメモリを複数のエリアに分割定義する
携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式に関する。
(従来の技術) 最近、新たな携帯可能なデータ記憶媒体として、不揮発
性のデータメモリおよびCPUなどの制御素子を有するIC
チップを内蔵したICカードが開発されている。この種の
ICカードは、内蔵する制御素子によって内蔵するデータ
メモリをアクセスし、外部装置からの要求に応じて必要
なデータの入出力を行なうものである。
ところで、このようなICカードは、データメモリが複数
のエリアに分割定義され、このエリアをアクセス単位と
して運用される。
このように、データメモリは複数のエリアに分割定義さ
れるが、そのメモリエリアの定義は通常、ICカードの発
行時にカード発行者によって行なわれ、従来は次のよう
な方式で行なわれていた。すなわち、各エリアの先頭ア
ドレス(先頭位置情報)とエリアサイズをエリア定義情
報として入力し、これらエリア定義情報をテーブル形式
でデータメモリの特定エリアに記憶することにより、こ
れら各エリアの先頭アドレスとエリアサイズによってエ
リアを分割定義し管理するものである。
しかし、従来のメモリエリア定義方式は、入力されたエ
リア定義情報をデータメモリの特定エリアに順次記憶
し、全てのエリア定義情報を記憶し終わった時点でエリ
ア定義終了としており、エリア定義情報のチェックなど
を行なっていないため、複数のエリアを重複して定義し
てしまう恐れがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記したように複数のエリアを重複して定義
してしまう恐れがあるという問題点を解決すべくなされ
たもので、複数のエリアを重複して定義することを未然
に防止できる携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、データメモリ部と、このデータメモリ部に対
してデータの読出しおよび書込みを行なうための制御部
を有し、選択的に外部からの入出力を行なう携帯可能電
子装置において、前記データメモリ部を各エリアの先頭
位置情報とエリアサイズにより複数のエリアに分割定義
する携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式であっ
て、前記各エリアの先頭位置情報とエリアサイズにより
各エリアの正当性を確認し、正当な場合にのみ前記各エ
リアの先頭位置情報とエリアサイズを各エリア定義情報
として定義記憶することを特徴としている。
(作用) 各エリアの先頭位置情報とエリアサイズにより各エリア
の正当性を確認し、正当な場合にのみ各エリアの先頭位
置情報とエリアサイズを各エリア定義情報として定義記
憶することにより、複数のエリアを重複して定義するこ
とを未然に防止できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第4図は本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカー
ドの構成例を示すもので、制御部としての制御素子(た
とえばCPU)1、データメモリ部としての記憶内容が消
去可能な不揮発性のデータメモリ2、プログラムメモリ
部としてのプログラムメモリ3、およびカードリーダ・
ライタとの電気的接触を得るためのコンタクト部4によ
って構成されており、これらのうち破線内の部分(制御
素子1、データメモリ2、プログラムメモリ3)は1つ
のICチップで構成されてICカード本体内に埋設されてい
る。プログラムメモリ3は、たとえばマスクROMで構成
されており、各基本機能を実現するサブルーチンを備え
た制御素子1の制御プログラムを記憶するものである。
データメモリ2は各種データの記憶に使用され、たとえ
ばEEPROMで構成されている。
データメモリ2は、たとえば第2図(a)に示すよう
に、発行フラグエリア21、ディレクトリエリア22、およ
びデータエリア(ユーザエリア)23から構成されてい
る。発行フラグエリア21は、ディレクトリエリア22の書
込みが終了しているか否かの判断を行なうための発行フ
ラグとして用いられる。ディレクトリエリア22は、デー
タエリア23を複数のエリアに分割定義し管理するエリア
であって、後述するようにエリア定義情報が記憶され
る。データエリア23は、各種データが記憶されるもの
で、後述するように複数のエリアに分割定義される。
第3図は本発明に係るICカード発行装置の構成例を示す
もので、前述のように構成されたICカード11を受入れ、
そのICカード11に対してデータの読出しおよび書込みを
行なうカードリーダ・ライタ12、エリア定義情報などを
入力するキーボード13、入力情報などを表示するCRTデ
ィスプレイ装置14、入力されたエリア定義情報の一時記
憶などに用いられるフロッピィディスク装置15、プリン
タ16、これらの制御を司るCPUなどからなる制御部17に
よって構成されている。
次に、このような構成において本発明のメモリエリア定
義方式を詳細に説明する。まず、エリア定義を行なうた
めのICカード11をカードリーダ・ライタ12にセットす
る。次に、キーボード13からエリア定義情報、すなわち
エリア番号、エリアの先頭アドレスおよびエリアサイズ
を順次入力し、制御部17の制御のもとにフロッピィディ
スク装置15に一時記憶せしめる。こうして、エリア定義
情報を全て入力し終わると、キーボード13からエリア定
義開始命令を入力することにより、制御部17はICカード
11に対してエリア定義情報入力命令データを送り、続い
てフロッピィディスク装置15内のエリア定義情報をエリ
アごとに順次ICカード11に送る。
ICカード11では、第1図に示すフローチャートにしたが
って動作する。すなわち、制御素子1がエリア定義情報
入力命令データを受取ると、それに続いて送られてくる
エリア定義情報、すなわちエリア番号、エリアの先頭ア
ドレスおよびエリアサイズを順次受入れ、内蔵するRAM
に一時記憶する。そして、エリア定義情報を全て受入れ
ると、制御素子1は発行命令データ待ち状態となる。こ
の状態で、カードリーダ・ライタ12から発行命令データ
が入力されると、制御素子1はRAM内のエリア定義情報
により各エリアの正当性を確認する。すなわち、制御部
17は、フロッピィディスク装置15内のエリア定義情報を
全てICカード11に転送し終わると、ICカード11に対して
発行命令データを送る。発行命令データを受取ると、制
御素子1はRAM内のエリア定義情報により、対象となる
エリアの次に定義されるエリアの先頭アドレス(A+
1)から対象となるエリアの先頭アドレス(A)を減算
して、対象となるエリアのサイズを算出する。そして、
この算出したエリアサイズをRAM内の対象となるエリア
のサイズと比較し、両エリアサイズが一致しているか、
あるいは算出したエリアサイズの方が大であれば正当で
あると判断し、算出したエリアサイズの方が小であれば
不当(エリアの重複定義)であると判断する。不当であ
ると判断すると、制御素子1はエリア定義エラーを意味
する応答データをカードリーダ・ライタ12を介して制御
部17へ送り、エリア定義動作を終了する。制御部17で
は、エリア定義エラーを意味する応答データを受取る
と、その旨をCRTディスプレイ装置14で表示し、オペレ
ータに報知する。
正当であると判断すると、制御素子15は次のエリアに対
するチェックを上記同様に行なう。こうして、各エリア
ごとにエリア定義情報を順次チェックし、全てのエリア
が正当であると判断すると、制御素子1はRAM内の各エ
リア定義情報をデータメモリ2のディレクトリエリア22
に順次書込む。そして、全てのエリア定義情報を書込む
と、制御素子1は発行フラグをセット(データメモリ2
の発行フラグエリア21にディレクトリエリア書込み済デ
ータを記憶)し、エリア定義終了を意味する応答データ
をカードリーダ・ライタ12を介して制御部17へ送り、エ
リア定義動作を終了する。これでエリア定義が終了し、
その結果、データメモリ2のディレクトリエリア22は、
たとえば第2図(b)に示すようにエリア定義情報が記
憶された状態となり、これらエリア定義情報によってデ
ータエリア23が複数のエリアに分割定義される。
このように、ディレクトリエリアに定義記憶する前に、
各エリアの先頭アドレスとエリアサイズにより各エリア
の正当性を確認し、正当な場合にのみ各エリアの先頭ア
ドレスとエリアサイズを各エリア定義情報としてディレ
クトリエリアに定義記憶することにより、複数のエリア
を重複して定義することを未然に防止できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、複数のエリアを重
複して定義することを未然に防止できる携帯可能電子装
置のメモリエリア定義方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
はICカードのエリア定義動作を説明するフローチャー
ト、第2図(a)はデータメモリの構成図、第2図
(b)はエリア定義終了後のデータメモリの状態を示す
図、第3図はICカード発行装置の構成を示すブロック
図、第4図はICカードの構成を示すブロック図である。 1……制御素子(制御部)、2……データメモリ(デー
タメモリ部)、3……プログラムメモリ(プログラムメ
モリ部)、21……発行フラグエリア、22……ディレクト
リエリア、23……データエリア、11……ICカード(携帯
可能電子装置)、12……カードリーダ・ライタ、13……
キーボード、17……制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データメモリ部と、このデータメモリ部に
    対してデータの読出しおよび書込みを行なうための制御
    部を有し、選択的に外部からの入出力を行なう携帯可能
    電子装置において; 前記データメモリ部を各エリアの先頭位置情報とエリア
    サイズにより複数のエリアに分割定義する携帯可能電子
    装置のメモリエリア定義方式であって; 前記各エリアの先頭位置情報とエリアサイズとにより各
    エリアの正当性を確認し、正当な場合にのみ前記各エリ
    アの先頭位置情報とエリアサイズとを各エリア定義情報
    として定義記憶することを特徴とする携帯可能電子装置
    のメモリエリア定義方式。
  2. 【請求項2】前記正当性の確認は各エリアが重複してい
    るか否かの確認であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の携帯可能電子装置のメモリエリア定義方
    式。
  3. 【請求項3】前記正当性の確認は、対象となるエリアの
    先頭位置情報とその次に続くエリアの先頭位置情報とか
    ら対象となるエリアのサイズを算出し、入力された対象
    となるエリアサイズと比較することにより行なうことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電子装
    置のメモリエリア定義方式。
  4. 【請求項4】前記エリアの先頭位置情報はエリアの先頭
    アドレスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式。
  5. 【請求項5】前記データメモリ部は不揮発性メモリであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯可
    能電子装置のメモリエリア定義方式。
  6. 【請求項6】前記携帯可能電子装置はICカードであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電
    子装置のメモリエリア定義方式。
JP62029745A 1987-02-13 1987-02-13 携帯可能電子装置のメモリエリア定義方式 Expired - Lifetime JPH0693255B2 (ja)

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JPS63198185A JPS63198185A (ja) 1988-08-16
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