JPH069129Y2 - ベランダ用遮蔽装置 - Google Patents
ベランダ用遮蔽装置Info
- Publication number
- JPH069129Y2 JPH069129Y2 JP10809787U JP10809787U JPH069129Y2 JP H069129 Y2 JPH069129 Y2 JP H069129Y2 JP 10809787 U JP10809787 U JP 10809787U JP 10809787 U JP10809787 U JP 10809787U JP H069129 Y2 JPH069129 Y2 JP H069129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable panel
- panel
- veranda
- attached
- movably
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はベランダの手摺にとりつけられるベランダ用遮
蔽装置に関するもので、特に、水平の笠木と下桟および
これらをベランダ床面上に固定支持する支柱よりなるベ
ランダ用遮蔽装置に関するものである。
蔽装置に関するもので、特に、水平の笠木と下桟および
これらをベランダ床面上に固定支持する支柱よりなるベ
ランダ用遮蔽装置に関するものである。
［従来の技術］ 近年建設される多くの高層住宅には窓面にベランダが設
けられており、安全のために、この周りに手摺が設けら
れている。従来、このようなベランダに設けられている
手摺は、通気性がよいが目隠しの作用はほとんどなく、
プライバシイの点で問題がある。従って、目隠しを必要
とする場合には、適宜盲板を固定して使用しているが、
このような盲板を固定するのは厄介であるし、これを固
定的にとりつけると通気性あるいは採光性が失われると
いうような問題が生じる。
けられており、安全のために、この周りに手摺が設けら
れている。従来、このようなベランダに設けられている
手摺は、通気性がよいが目隠しの作用はほとんどなく、
プライバシイの点で問題がある。従って、目隠しを必要
とする場合には、適宜盲板を固定して使用しているが、
このような盲板を固定するのは厄介であるし、これを固
定的にとりつけると通気性あるいは採光性が失われると
いうような問題が生じる。
［考案が解決しようとする問題点］ 本考案は、このような従来の高層住宅のベランダにおけ
るプライバシイの問題、或いは通気性および採光性の問
題を解決し、既存のベランダの手摺にきわめて簡単に且
つ着脱自在にとりつけることができ、必要の際には、完
全な目隠しを構成できるベランダ用遮蔽装置を提供しよ
うとするものである。
るプライバシイの問題、或いは通気性および採光性の問
題を解決し、既存のベランダの手摺にきわめて簡単に且
つ着脱自在にとりつけることができ、必要の際には、完
全な目隠しを構成できるベランダ用遮蔽装置を提供しよ
うとするものである。
［問題点を解決するための手段］ 本考案は、上記の問題点を解決するための手段として、
笠木と下桟およびこれらをベランダ床面上に固定支持す
る支柱より成る手摺にとりつけられるベランダ用遮蔽装
置において、上記の笠木と下桟の間に、一定の間隔を隔
てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板をもつ固定
パネルを固定配置するとともに、一定間隔を隔てて配置
された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板をもつ可動パネル
を、該固定パネルと並列し且つ上記の固定パネルに対し
て移動可能に配置し、該可動パネルを移動可能に配置す
るために、該可動パネルの移動距離をカバーするに足る
短い長さの少なくとも２個のレールを上記の笠木の下側
に着脱自在に装着し、可動パネルの上面には、それぞ
れ、上記の少くとも２個のレールに対応する位置に少な
くとも２個のローラをとりつけ、上記のローラを上記の
レール内に、それぞれ、走行自在に装着することにより
可動パネルを固定パネルに対して移動可能に装着したこ
とを特徴とするベランダ用遮蔽装置を提供する。
笠木と下桟およびこれらをベランダ床面上に固定支持す
る支柱より成る手摺にとりつけられるベランダ用遮蔽装
置において、上記の笠木と下桟の間に、一定の間隔を隔
てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板をもつ固定
パネルを固定配置するとともに、一定間隔を隔てて配置
された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板をもつ可動パネル
を、該固定パネルと並列し且つ上記の固定パネルに対し
て移動可能に配置し、該可動パネルを移動可能に配置す
るために、該可動パネルの移動距離をカバーするに足る
短い長さの少なくとも２個のレールを上記の笠木の下側
に着脱自在に装着し、可動パネルの上面には、それぞ
れ、上記の少くとも２個のレールに対応する位置に少な
くとも２個のローラをとりつけ、上記のローラを上記の
レール内に、それぞれ、走行自在に装着することにより
可動パネルを固定パネルに対して移動可能に装着したこ
とを特徴とするベランダ用遮蔽装置を提供する。
［実施例］ 以下、図面に示す実施例について説明する。
第１図は本考案に係るベランダ用遮蔽装置の一実施例を
示すもので、図中、１はベランダの手摺を全体的に指示
し、この手摺１は笠木２と、下桟３と、これらをベラン
ダ床面上に固定支持する支柱４よりなる。本考案による
遮蔽装置は、上記の笠木２と下桟３の間に配置された固
定パネル５と可動パネル６よりなる。
示すもので、図中、１はベランダの手摺を全体的に指示
し、この手摺１は笠木２と、下桟３と、これらをベラン
ダ床面上に固定支持する支柱４よりなる。本考案による
遮蔽装置は、上記の笠木２と下桟３の間に配置された固
定パネル５と可動パネル６よりなる。
固定パネル５は、第２図(イ)、(ロ)に示すように、一定間
隔を隔てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板５ａ
を有し、これらの遮蔽板は笠木２と下桟３との間に固定
される。可動パネル６は、同様に一定の間隔を隔てて配
置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板６ａを有し、これ
は、上記の固定パネル５と並列し、且つ該固定パネルに
対して移動可能に配置される。実際上、可動パネルの遮
蔽板６ａの巾は固定パネルの遮蔽板５の遮蔽板５ａの巾
と実質的に等しいものとし、可動パネルをその巾に対応
する距離だけ固定パネルを移動させることによって、目
隠しの開閉を行なう。
隔を隔てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板５ａ
を有し、これらの遮蔽板は笠木２と下桟３との間に固定
される。可動パネル６は、同様に一定の間隔を隔てて配
置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板６ａを有し、これ
は、上記の固定パネル５と並列し、且つ該固定パネルに
対して移動可能に配置される。実際上、可動パネルの遮
蔽板６ａの巾は固定パネルの遮蔽板５の遮蔽板５ａの巾
と実質的に等しいものとし、可動パネルをその巾に対応
する距離だけ固定パネルを移動させることによって、目
隠しの開閉を行なう。
可動パネル６を移動可能に配置するために、該可動パネ
ルの移動距離をカバーするに足る短い長さの少なくとも
２個（図示の実施例では２個）のレール７，７を上記の
笠木２の下側に着脱自在に装着する。図示の例において
は、第３図に示すように、笠木２の下側に垂直の壁８を
形成し、その内面に内方に突出するフランジ９を形成
し、レール８の上縁に形成され側方に突出するフランジ
１０を該フランジ９に係合させることによって、レール
７は笠木２に着脱自在に装着される。該レール７を笠木
２にとりつけるには、第４図に示すように、レール７を
上記のフランジ９のないところで壁８の間に装入し、該
レールをその長手方向に移動させて、フランジ１０をフ
ランジ９に係合させればよい。第４図に示すように図示
の例では、２個のレール７が笠木２にとりつけられてい
るが、必要に応じて、その間に付加的なレールを装着し
てもよい。
ルの移動距離をカバーするに足る短い長さの少なくとも
２個（図示の実施例では２個）のレール７，７を上記の
笠木２の下側に着脱自在に装着する。図示の例において
は、第３図に示すように、笠木２の下側に垂直の壁８を
形成し、その内面に内方に突出するフランジ９を形成
し、レール８の上縁に形成され側方に突出するフランジ
１０を該フランジ９に係合させることによって、レール
７は笠木２に着脱自在に装着される。該レール７を笠木
２にとりつけるには、第４図に示すように、レール７を
上記のフランジ９のないところで壁８の間に装入し、該
レールをその長手方向に移動させて、フランジ１０をフ
ランジ９に係合させればよい。第４図に示すように図示
の例では、２個のレール７が笠木２にとりつけられてい
るが、必要に応じて、その間に付加的なレールを装着し
てもよい。
可動パネル６の上面に、それぞれ、上記のレール７に対
応する少なくとも２ケ所の位置にローラ１１をとりつけ
（図示の例では、１個所に２個のローラが設けられてい
る）、このローラをそれぞれのレール７内に走行自在に
装着することによって、可動パネル６は固定パネル５に
対して可動にとりつけられる。
応する少なくとも２ケ所の位置にローラ１１をとりつけ
（図示の例では、１個所に２個のローラが設けられてい
る）、このローラをそれぞれのレール７内に走行自在に
装着することによって、可動パネル６は固定パネル５に
対して可動にとりつけられる。
［作用］ 本考案ではベランダに目隠しを形成したい時には、可動
パネルを横に移動させることによって、完全に目隠しを
形成できる。また、目隠しを必要としない時には、可動
パネルをもどすことによって、遮蔽板の間から通気およ
び採光の作用を得ることができる。
パネルを横に移動させることによって、完全に目隠しを
形成できる。また、目隠しを必要としない時には、可動
パネルをもどすことによって、遮蔽板の間から通気およ
び採光の作用を得ることができる。
［考案の効果］ 上述のように、本考案による遮蔽装置では可動パネルを
横に移動させるだけで簡単に目隠し作用を達成できる。
然して、本考案では可動パネルの移動距離をカバーする
に足る短い長さのレールを笠木の下にとりつけることに
よって、可動パネルを可動に支持できるので、既存の手
摺に遮蔽装置をとりつける場合長いレールを使用するも
のに比して、簡単且つ安価に設備でき、このレールに可
動パネルをとりつける作業もきわめて簡単に行なうこと
ができる。また、この遮蔽装置は、可動パネルを下部の
レールに沿って摺動させるものではなく、可動パネルの
上部をレールから懸吊支持しているので、レールにゴミ
がつまって可動パネルが動かなくなるようなことは避け
られる。
横に移動させるだけで簡単に目隠し作用を達成できる。
然して、本考案では可動パネルの移動距離をカバーする
に足る短い長さのレールを笠木の下にとりつけることに
よって、可動パネルを可動に支持できるので、既存の手
摺に遮蔽装置をとりつける場合長いレールを使用するも
のに比して、簡単且つ安価に設備でき、このレールに可
動パネルをとりつける作業もきわめて簡単に行なうこと
ができる。また、この遮蔽装置は、可動パネルを下部の
レールに沿って摺動させるものではなく、可動パネルの
上部をレールから懸吊支持しているので、レールにゴミ
がつまって可動パネルが動かなくなるようなことは避け
られる。
第１図は本考案に係るベランダ用遮蔽装置の一実施例を
示す斜視図、第２図(イ)、(ロ)は、それぞれ、その平面図
および正面図、第３図はその断面図、第４図は一部欠切
正面図である。 １……手摺、２……笠木 ３……下桟、４……支柱 ５……固定パネル、６……可動パネル ７……レール、８……壁 ９……フランジ、１０……フランジ
示す斜視図、第２図(イ)、(ロ)は、それぞれ、その平面図
および正面図、第３図はその断面図、第４図は一部欠切
正面図である。 １……手摺、２……笠木 ３……下桟、４……支柱 ５……固定パネル、６……可動パネル ７……レール、８……壁 ９……フランジ、１０……フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沖田 寿一 東京都中央区日本橋３丁目15番４号 株式 会社ニチベイ内 (72)考案者 花井 淳 東京都中央区日本橋３丁目15番４号 株式 会社ニチベイ内 (72)考案者 内山 勝 東京都千代田区内幸町２丁目２番２号 ト ーヨーサツシ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】笠木と下桟およびこれらをベランダ床面上
に固定支持する支柱より成る手摺にとりつけられるベラ
ンダ用遮蔽装置において、上記の笠木と下桟の間に、一
定の間隔を隔てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽
板をもつ固定パネルを固定配置するとともに、一定の間
隔を隔てて配置された多数の狭い巾の垂直の遮蔽板をも
つ可動パネルを、該固定パネルと並列し且つ上記の固定
パネルに対して移動可能に配置し、該可動パネルを移動
可能に配置するために、該可動パネルの移動距離をカバ
ーするに足る短い長さの少なくとも２個のレールを上記
の笠木の下側に着脱自在に装着し、可動パネルの上面に
は、それぞれ、上記の少くとも２個のレールに対応する
位置に少なくとも２個のローラをとりつけ、上記のロー
ラを上記のレール内に、それぞれ、走行自在に装着する
ことにより可動パネルを固定パネルに対して移動可能に
装着したことを特徴とするベランダ用遮蔽装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809787U JPH069129Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | ベランダ用遮蔽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10809787U JPH069129Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | ベランダ用遮蔽装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6412803U JPS6412803U (ja) | 1989-01-23 |
| JPH069129Y2 true JPH069129Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31343112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10809787U Expired - Lifetime JPH069129Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | ベランダ用遮蔽装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069129Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075041A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 株式会社竹中工務店 | 構造物 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016084588A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | トライエンジニアリング株式会社 | 可動連結式手摺装置 |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP10809787U patent/JPH069129Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075041A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 株式会社竹中工務店 | 構造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6412803U (ja) | 1989-01-23 |
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