JPH0690649A - Method for preventing insect or the like from entering building and its apparatus - Google Patents

Abstract

PURPOSE:To achieve the mothproofing of the interior of a building without using a chemical, etc. CONSTITUTION:The objective method for preventing insects, etc., from entering a building is to forcedly feed the open air into the building with a fan 3, keep the interior of the building in a state of a positive pressure relatively to the open air and prevent insects, etc., from entering by installing air feeding and discharging type air curtains 4 in openings of the building. Furthermore, the heat is prevented from transferring and energy saving is achieved by installing the air feeding and discharging type air curtains 4 between respective rooms and around a heat source 10.

Description

【発明の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］本発明は外部空気を送入する際の
気流の制御により、飛来する昆虫等の侵入を防止する方
法並びに装置に関する。本発明は建物を外部に対して完
全に密閉することなく、昆虫等の侵入を防止する方法で
あり、建設費、運転費用が少なく、清潔な環境を維持す
る方法であり、麺類、パン、菓子など、種々の食品工場
に用いることができる。また強い光によって昆虫等を誘
引し、該昆虫等により汚染され易い溶接工場、田園地帯
の商店、ホテル等を昆虫等による汚染から防護するため
に用いることができる。 ［０００２］ ［従来の技術］従来から、食品工場等では昆虫等による
製品の汚染が、重大な問題になっている。この問題の解
決の方法として、工場を完全密閉にする方法と、多量の
殺虫剤を散布する方法が広く行われている。 ［０００３］工場を完全密閉にする方法はたしかに有効
ではあるが、空調設備を完全にしないと作業者が不快に
耐えられなくなるので、一般に壁の厚い無窓工場が作ら
れているが、この無窓工場の問題点は建設費が非常に高
いこと、および運転のためのエネルギーコストが高いこ
とである。特に食品工場等では内部に調理設備が置かれ
るため、その廃熱を除去するために空調のエネルギーの
消費が大きい問題がある。また食品工場等では製品がか
さ高く、搬出のために大きな開口部を必要とし、開口部
からの空調空気の流出によるエネルギーの消費が大きい
問題がある。このため工場を完全密閉にする方法は、ご
く一部の大型工場のみに採用されているのが実情であ
る。 ［０００４］多くの食品工場等では、多量の殺虫剤を散
布する方法が一般的に行われている。この方法はエネル
ギー消費の点では優れており、低コストではあるが、殺
虫剤が製品に混入する危険が常に付きまとっている問題
がある。殺虫剤の安全性は散布した環境で作業する人が
安全かどうかで評価されており、散布した殺虫剤が製品
に混入し易いかどうか、微量を長時間食品から摂取した
ときの危険性については、完全にわかっているとは言え
ない問題がある。従来から、この方法では効果の判定に
侵入する昆虫等の捕捉分析を行っているが、最近の労務
費の高騰により、この分析コストの上昇が顕著に大きい
問題である。 ［０００５］ ［発明が解決しようとする課題］本発明は建物内におい
て殺虫剤を使用せずに、昆虫等が侵入できないような方
法、設備を安価に提供することを目的とする。 ［０００６］ ［課題を解決する手段］本発明は建物の開口部に、給排
気式のエアカーテンもしくは完全密閉可能な扉等を設
け、除塵装置を有する空気送入装置により、当該建物内
を外部に対して水柱５〜２５０ｍｍの陽圧に保持するこ
とを特徴とする建物への昆虫等の侵入を防止する方法で
ある。 ［０００７］給排気式のエアカーテンとは、エアカーテ
ンにより仕切る空間の一方に空気の吐出スリットを設
け、これに対向して空気の吸引スリットを設ける方式の
エアカーテンである。これは従来から用いられているエ
アカーテンの一つのタイプであるが、本発明に対しては
他のタイプのエアカーテンの使用は好ましくない。エア
カーテンの風速は１．５ｍ／秒以上であればよいが、好
ましくは２．５〜３０ｍ／秒、最も好ましくは４〜２０
ｍ／秒である。開口部のうち、密閉した扉等で閉鎖でき
ない所のすべてを、比較的流速の大きい給排気式のエア
カーテンで仕切ることにより、わずかな陽圧で飛来する
昆虫等の侵入を防止することができる。 ［０００８］本発明において建物内の発熱源は、給排気
式のエアカーテンにより、建物内の他の部分と隔離する
ようにすることが好ましい。このエアカーテンにより建
物内の一般作業空間と、発熱源の周辺の空間は異なった
温度に保持することが可能になり、外気を導入するだけ
で一般作業空間の温度は作業の適温に保持することが可
能になる。一方、発熱源の周辺の空間を高温に維持する
ことが可能になるため発熱源からの熱損失が低減し、発
熱源の内部の温度分布が均一化する利点がある。これは
製品品質の向上に寄与する可能性がある。 ［０００９］本発明において建物内の各部屋間は、給排
気式のエアカーテンにより隔離するようにすることが好
ましい。各部屋間を密閉可能な扉等で仕切ることは可能
であるが、本発明の目的を達成するためには自動扉とす
ることが好ましく、各部屋間の差圧を制御することが必
要になるため、費用的に給排気式のエアカーテンを使用
することが有利と思われる。 ［００１０］本発明において建物内の陽圧の保持は、挿
入する空気の量と、排出する空気の量をコンピュータに
より制御することにより行うことが好ましい。建物の周
辺の気流は常に変化しており、風速の大きいときにはそ
の動圧の影響を受けて、開口部から昆虫等が侵入し易く
なることがある。これの対策として建物内の陽圧の増
大、昆虫等の侵入し易い方向の開口部の閉鎖等が考えら
れるが、これをいちいち作業者が行っていたのでは失敗
が多いので、好ましくはこれをコンピュータ制御とす
る。 ［００１１］本発明はまた、建物のすべての開口部に給
排気式のエアカーテンもしくは完全密閉可能な扉等を設
け、除塵装置を有する空気送入装置および該空気送入装
置を制御する装置により、建物内を外部に対して陽圧に
保持するようにしたことを特徴とする、建物への昆虫等
の侵入を防止する装置である。 ［００１２］本発明において建物内の発熱源は、好まし
くは給排気式のエアカーテンにより建物内の他の部分と
隔離するようにしたことを特徴とする建物への昆虫等の
侵入を防止する装置である ［００１３］本発明はまた、建物内の各部屋間を給排気
式のエアカーテンにより隔離するようにすることを特徴
とする建物への昆虫等の侵入を防止する装置である。 ［００１４］本発明において、陽圧の保持は好ましくは
送入する空気の量と、排出する空気の量をコンピュータ
により制御することにより行うことを特徴とする建物へ
の昆虫等の侵入を防止する装置である。 ［００１５］本発明において建物内に送入する空気は、
外気を除塵したものを使用する。除塵方法としては濾過
が最も簡便であるが、水あるいは油等のスプレーにより
洗浄することも可能である。水スプレーにより空気の冷
却及び加湿ができるので、空調として行うことができる
が、装置は概して大規模となる。 ［００１６］外気は飛来する昆虫等の少ない所から採取
することが、運転コストの低減のために必要である。一
般的に昆虫等は地上から離れるにつれて急減するので、
比較的高い位置から煙道状の空気取入装置を介して行う
ことが好ましい。空気取入装置は雨天の際に雨水が入り
込むので、その上端に傘を設けることが好ましい。また
風向によって性能が変化することを防止するため、上端
部を風向に合わせて回転させてもよい。 ［００１７］図面は本発明を一般的な食品加工工場に応
用した例を示すものであり、図１はその平面図の略図、
図２はその立面図の略図である。 ［００１８］空気は煙道状の空気取入装置１を介してフ
アン３により強制的に室内に送入される。空気取入装置
の上端は図のようにエルボ継ぎ手型になっており、風向
に応じて回転して取入れ口が常に風下になるように制御
する。空気取入装置の上端の高さは、有翅昆虫の棲息し
難い高さに設定する。この高さの最小値は平地であれば
５〜１０ｍであるが、傾斜地では高くなることが多く、
工場が廃熱等により強い上昇気流を発生している場合も
高くなる。 ［００１９］フアン３の前、あるいは後、あるいは前後
に除塵装置２を設けゴミ、虫等を除去する構造とする。
除塵装置２としてはフイルタが好ましいが、水洗浄やサ
イクロンあるいは静電集塵装置の使用も可能である。取
り入れられる空気量を室内外の圧力差を検出するること
により制御する。更に室外の風向、風速を検出して動圧
の影響を求め、最適の圧力差を選択する。また外気の取
入れ方向、余剰空気の最適排出方向の選択を行う。この
ような制御はコンピュータを使用する。要すれば各部屋
間の差圧の制御を行う。 ［００２０］取り入れた空気はダクト６によって各部屋
に配分する。各部屋で余剰となった空気は、ダンパ付き
の排出口５から屋外に排出する。排出口にはフイルタを
付属させることも可能である。ダンパの開口度はコンピ
ュータにより制御する。 ［００２１］建物内外の出入口には、給排気式のエアカ
ーテン４を取り付ける。給排気の方式は上部給気、下部
排気であることが好ましい。またボイラー、フライヤ
ー、蒸し器、焼き器等の高熱を発する装置１０の周囲に
は、エアカーテンを設置して熱の拡散を防止することが
好ましい。また建物内の各部屋間の出入口にも、同様な
エアカーテンを設置することが好ましい。 ［００２２］ ［作用］建物内の陽圧と給排気式のエアカーテンの相互
作用により、建物の開口部に飛来する昆虫等の侵入困難
な気流を生じるため、少ない空気量で昆虫等の防除がで
きるものと推定される。 ［００２３］ ［実施例］以下本発明を実施例および図面により、更に
詳細かつ具体的に説明する。 ［００２４］実施例 図面に示すような生麺類の製造工場の運転を行った。工
場は図１に示すように３室からできている。ミキサー室
７は小麦粉に水及び食塩等を添加して麺の生地を練り上
げるための部屋である。図面にはすべて省略している
が、この部屋は自動化された機器が多く、大きな熱源も
ないが、小麦粉を空気輸送する場合には、間欠的に室内
の圧力が大きく変動する。埃が発生することがある部屋
であるため、加工室８との間には差圧が発生しないよう
に管理する必要がある。運転は差圧を水柱２ｍｍ以下に
管理して行った。この部屋の室外との差圧は水柱１０〜
１５ｍｍに制御した。 ［００２５］図面にはすべて省略しているが、加工室８
には麺生地を熟成する装置、麺生地を延伸して切断して
麺にする装置、麺を茹であげる装置、茹であがった麺を
冷却する装置、および麺を小袋により包装する装置があ
る。麺を茹であげる装置および麺を冷却する装置は大き
な熱源１０である。熱源１０はエアカーテン４で囲まれ
た空間に設置する。エアカーテン４からの給気は床に設
けた別のダクトおよびフアン（いずれも図示せず）によ
り室外に排気する。 ［００２６］小袋に包装した麺は可及的に小さい通路か
ら、包装室９に移送する。麺は包装室９で更におおきい
単位に包装し、この部屋から出荷する。この部屋は昆虫
等が最も侵入し易い場所であるので、室外との差を最も
大きくする。昆虫等の侵入の防止には、水柱７５ｍｍ以
上の差圧が必要であった。またこの部屋の出入口のエア
カーテンの気流は８ｍ／秒以上を必要とした。この部屋
の中の陽圧を小さくするためには、別に出荷室を設け
て、包装室９で完全に包装した製品を小さい通路から出
荷室に移送し、該出荷室から出荷することが好ましい ［００２７］ ［発明の効果］本発明は建物を外部に対して完全に密閉
することなく、昆虫等お侵入を防止する方法であり、建
設費、運転費用が少なく、清潔な環境を維持する方法で
あり、麺類、パン、菓子など、種々の食品工場に用いる
ことができる。また強い光によって昆虫等を誘引し、該
昆虫等により汚染され易い溶接工場、田園地帯の商店、
ホテル等を昆虫等による汚染から防護するために用いる
ことができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method and an apparatus for preventing invasion of flying insects by controlling the air flow when sending in external air. The present invention is a method for preventing invasion of insects and the like without completely sealing the building to the outside, a construction cost, a low operation cost, and a method for maintaining a clean environment, such as noodles, bread and confectionery. It can be used for various food factories. Further, it can be used to attract insects and the like by strong light and to protect welding factories, shops in the countryside, hotels and the like, which are easily contaminated by the insects and the like, from contamination by insects and the like. [0002] [Prior Art] Conventionally, contamination of products by insects has become a serious problem in food factories and the like. As a method for solving this problem, a method of completely sealing the factory and a method of spraying a large amount of insecticide are widely used. [0003] Although a method of completely sealing a factory is effective, a windowless factory with a thick wall is generally made because workers cannot endure uncomfortable unless the air conditioning equipment is completely perfected. The problem is that construction cost is very high and energy cost for operation is high. Especially in food factories and the like, since cooking equipment is placed inside, there is a problem that energy consumption of air conditioning is large in order to remove waste heat thereof. In food factories and the like, products are bulky and require a large opening for carrying out, and there is a problem that energy consumption is large due to outflow of conditioned air from the opening. For this reason, the method of completely sealing the factory is actually used only in a small part of the large factory. [0004] In many food factories and the like, a method of spraying a large amount of insecticide is generally used. Although this method is excellent in terms of energy consumption and low in cost, it has a problem that the pesticide is always mixed with the product. The safety of insecticides is evaluated by the safety of people who work in the environment where they are sprayed, and whether the sprayed insecticide easily mixes into the product and the danger of ingesting trace amounts from food for a long time , There is a problem that I cannot fully understand. Conventionally, this method has been performing trapping analysis of insects and the like that enter the judgment of the effect, but due to the recent rise in labor costs, the increase in this analysis cost is a significant problem. [Problem to be Solved by the Invention] [0005] An object of the present invention is to provide at low cost a method and equipment that do not allow insects to enter without using an insecticide in a building. [Means for Solving the Problems] According to the present invention, an air supply / exhaust type air curtain or a completely sealable door is provided in an opening of a building, and the inside of the building is exposed to the outside by an air feeding device having a dust removing device. On the other hand, it is a method of preventing invasion of insects and the like into a building, which is characterized by maintaining a positive pressure of 5 to 250 mm of water column. [0007] The air supply / exhaust type air curtain is an air curtain of a type in which an air discharge slit is provided in one of the spaces partitioned by the air curtain, and an air suction slit is provided opposite to the air discharge slit. This is one type of conventionally used air curtain, but the use of other types of air curtains is not preferred for the present invention. The wind speed of the air curtain may be 1.5 m / sec or more, preferably 2.5 to 30 m / sec, and most preferably 4 to 20.
m / sec. By partitioning all of the openings that cannot be closed with a closed door, etc. with a supply / exhaust type air curtain with a relatively high flow velocity, it is possible to prevent the invasion of insects, etc. flying by a slight positive pressure. . [0008] In the present invention, the heat source in the building is preferably separated from other parts in the building by a supply / exhaust type air curtain. This air curtain makes it possible to keep the general work space inside the building and the space around the heat source at different temperatures, and the temperature of the general work space can be kept at an appropriate temperature just by introducing outside air. Will be possible. On the other hand, since the space around the heat source can be maintained at a high temperature, there is an advantage that the heat loss from the heat source is reduced and the temperature distribution inside the heat source is made uniform. This may contribute to the improvement of product quality. [0009] In the present invention, it is preferable that the rooms in the building are separated from each other by a supply / exhaust type air curtain. Although it is possible to partition each room with a door that can be sealed, it is preferable to use an automatic door to achieve the object of the present invention, and it is necessary to control the differential pressure between each room. Therefore, it seems advantageous to use the air supply / exhaust type air curtain in terms of cost. [0010] In the present invention, the positive pressure in the building is preferably maintained by controlling the amount of air to be inserted and the amount of air to be discharged by a computer. The airflow around the building is constantly changing, and when the wind speed is high, it may be affected by the dynamic pressure thereof, and insects and the like may easily enter through the opening. As a countermeasure for this, increasing the positive pressure in the building, closing the opening in the direction in which insects easily enter, etc. are possible, but it is often unsuccessful if the operator did this one by one, so this is preferable. Computer controlled. [0011] The present invention also provides an air feeding device having a dust removing device, and a device for controlling the air feeding device, which is provided with air supply / exhaust type air curtains or completely sealable doors in all openings of a building. A device for preventing invasion of insects or the like into a building, characterized in that the inside of the building is kept at a positive pressure with respect to the outside. [0012] In the present invention, the heat source in the building is preferably isolated from the rest of the building by a supply / exhaust type air curtain, for preventing insects from entering the building. [0013] The present invention is also an apparatus for preventing invasion of insects and the like into a building, characterized in that each room in the building is separated from each other by an air supply / exhaust air curtain. [0014] In the present invention, the positive pressure is preferably maintained by controlling the amount of air to be sent in and the amount of air to be discharged by a computer to prevent invasion of insects or the like into a building. It is a device. [0015] In the present invention, the air introduced into the building is
Use dust that has removed the outside air. Filtration is the simplest dust removal method, but it is also possible to wash with a spray of water or oil. The water spray allows cooling and humidification of the air, so that it can be operated as an air conditioner, but the apparatus is generally large-scale. [0016] It is necessary to collect the outside air from a place where there are few flying insects in order to reduce the operating cost. In general, insects decrease sharply as they move away from the ground,
It is preferred to work from a relatively high position via a flue-like air intake device. Since rainwater enters the air intake device in the case of rain, it is preferable to provide an umbrella at its upper end. Further, in order to prevent the performance from changing depending on the wind direction, the upper end may be rotated according to the wind direction. [0017] The drawings show an example in which the present invention is applied to a general food processing factory, and Fig. 1 is a schematic diagram of a plan view thereof.
FIG. 2 is a schematic illustration of its elevation. [0018] The air is forced into the room by the fan 3 through the flue-shaped air intake device 1. The upper end of the air intake device is an elbow joint type as shown in the figure, and it rotates according to the wind direction to control the intake port to always be leeward. The height of the upper end of the air intake device should be set so that it is difficult for winged insects to live. The minimum value of this height is 5 to 10 m on flat ground, but it is often high on sloping ground,
It will also be high if the factory is generating a strong updraft due to waste heat. [0019] A dust removing device 2 is provided before, after, or before and after the fan 3 to remove dust and insects.
A filter is preferable as the dust remover 2, but it is also possible to use water washing, a cyclone, or an electrostatic dust collector. The amount of air taken in is controlled by detecting the pressure difference between indoor and outdoor. Furthermore, the effect of dynamic pressure is obtained by detecting the outdoor wind direction and wind speed, and the optimum pressure difference is selected. Also, the intake direction of the outside air and the optimal discharge direction of the surplus air are selected. Such control uses a computer. If necessary, control the differential pressure between each room. [0020] The intake air is distributed to each room by the duct 6. Excess air in each room is exhausted to the outside from the exhaust port 5 with a damper. It is also possible to attach a filter to the outlet. The opening degree of the damper is controlled by a computer. [0021] Air supply / exhaust air curtains 4 are attached to the entrances and exits inside and outside the building. The air supply / exhaust method is preferably upper air supply or lower air supply. In addition, it is preferable to install an air curtain around the device 10 that emits high heat, such as a boiler, a fryer, a steamer, or a baking oven, to prevent the diffusion of heat. It is also preferable to install similar air curtains at the entrances and exits between the rooms in the building. [Action] The interaction between the positive pressure inside the building and the air supply / exhaust type air curtain creates an air flow that is difficult for insects and the like to fly into the opening of the building, so that insects can be controlled with a small amount of air. It is estimated to be possible. [Examples] [0023] The present invention will be described in more detail and specifically with reference to Examples and drawings. [0024] Example A raw noodles manufacturing plant was operated as shown in the drawings. The factory consists of three rooms as shown in Figure 1. The mixer room 7 is a room for adding water, salt and the like to wheat flour and kneading the dough for noodles. Although not shown in the drawing, this room has many automated devices and does not have a large heat source, but when pneumatically transporting wheat flour, the pressure inside the room fluctuates greatly. Since this is a room in which dust may be generated, it is necessary to manage it so that no differential pressure is generated between it and the processing chamber 8. The operation was performed by controlling the differential pressure to be 2 mm or less of water column. The pressure difference between this room and the outside is 10
It was controlled to 15 mm. [0025] Although not shown in the drawing, the processing chamber 8
There are an apparatus for aging the noodle dough, an apparatus for stretching and cutting the noodle dough into noodles, an apparatus for boiling the noodles, an apparatus for cooling the boiled noodles, and an apparatus for packaging the noodles in a sachet. A device for boiling noodles and a device for cooling noodles are large heat sources 10. The heat source 10 is installed in the space surrounded by the air curtain 4. Air supply from the air curtain 4 is exhausted to the outside of the room by another duct and a fan (neither shown) provided on the floor. [0026] The noodles packaged in a small bag are transferred to the packaging chamber 9 through a passage as small as possible. The noodles are further packaged in large units in the packaging room 9 and shipped from this room. Since this room is the place where insects and the like are most likely to enter, the difference from the outside is maximized. In order to prevent the invasion of insects and the like, a pressure difference of 75 mm or more of water column was required. The air curtain airflow at the entrance and exit of this room needed to be 8 m / sec or more. In order to reduce the positive pressure in this room, it is preferable that a separate shipping room is provided, and the product completely packaged in the packing room 9 is transferred from a small passage to the shipping room and shipped from the shipping room. [Effects of the Invention] The present invention is a method for preventing invasion of insects and the like without completely sealing the building to the outside, and is a method for maintaining a clean environment with low construction cost and operation cost. Yes, it can be used in various food factories such as noodles, bread and confectionery. Welding factories, shops in the countryside, which attract insects by strong light and are easily contaminated by the insects,
It can be used to protect hotels and the like from contamination by insects and the like.

【図面の簡単な説明】 ［図１］昆虫等の防除装置を取り付けた食品工場の平面
図を示す略図である。 ［図２］昆虫等の防除装置を取り付けた食品工場の立面
図を示す略図である。 ［符号の説明］ １ 煙道状風道 ２ 空気取入れフアン ３ フイルタ ４ エアカーテン ５ 空気排出口 ６ ダクト ７ ミキサー室 ８ 加工室 ９ 包装室 １０ 熱源BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS [FIG. 1] A schematic view showing a plan view of a food factory to which an insect control device is attached. FIG. 2 is a schematic view showing an elevation view of a food factory equipped with a control device for insects and the like. [Explanation of Codes] 1 Smoke-like wind passage 2 Air intake fan 3 Filter 4 Air curtain 5 Air outlet 6 Duct 7 Mixer room 8 Processing room 9 Packaging room 10 Heat source

Claims (1)

【特許請求の範囲】 ［請求項１］ 建物の開口部に給排気式のエアカーテン
もしくは完全密閉可能な扉等を設け、除塵装置を有する
空気送入装置により当該建物内を外部に対して水柱５〜
２５０ｍｍの陽圧に保持することを特徴とする、建物へ
の昆虫等の侵入を防止する方法。 ［請求項２］ 請求項１記載の建物内の発熱源を給排気
式のエアカーテンにより、建物内の他の部分と隔離する
ようにすることを特徴とする、建物への昆虫等の侵入を
防止する方法。 ［請求項３］ 請求項１および２記載の建物内の各部屋
間を給排気式のエアーカテンにより隔離するようにする
ことを特徴とする、建物への昆虫等の侵入を防止する方
法。 ［請求項４］ 請求項１ないし３記載の陽圧の保持を送
入する空気の量と、排出する空気の量をコンピュータに
より制御することにより行うことを特徴とする、建物へ
の昆虫等の侵入を防止する方法。 ［請求項５］ 建物のすべての開口部に給排気式のエア
カーテンもしくは完全密閉可能な扉等を有しており、除
塵装置を有する空気送入装置および該空気送入装置を制
御する装置により、建物内を外部に対して陽圧に保持す
ることができることを特徴とする、建物への昆虫等の侵
入を防止する装置。 ［請求項６］ 請求項５記載の建物内の発熱源を給排気
式のエアカーテンにより、建物内の他の部分と隔離する
ようにすることを特徴とする、建物への昆虫等の侵入を
防止する装置。 ［請求項７］ 請求項５および６記載の建物内の各部屋
間を給排気式のエアカーテンにより隔離するようにする
ことを特徴とする、建物への昆虫等の侵入を防止する装
置。 ［請求項８］ 請求項５ないし７記載の陽圧の保持を送
入する空気の量と、排出する空気の量をコンピュータに
より制御することにより行うことを特徴とする、建物へ
の昆虫等の侵入を防止する装置。Claims: [Claim 1] An air supply / exhaust type air curtain or a completely sealable door is provided at an opening of a building, and a water column is provided to the outside of the building by an air feeding device having a dust removing device. 5-
A method for preventing invasion of insects into a building, which is characterized by maintaining a positive pressure of 250 mm. [Claim 2] A heat source in a building according to claim 1 is isolated from other parts in the building by an air-supply / exhaust type air curtain. How to prevent. [Claim 3] A method for preventing invasion of insects or the like into a building, characterized in that the respective rooms in the building according to Claims 1 and 2 are separated from each other by an air supply / exhaust type air blade. [Claim 4] Holding the positive pressure according to any one of claims 1 to 3 is performed by controlling the amount of air to be sent in and the amount of air to be discharged by a computer, such as insects to a building. How to prevent intrusion. [Claim 5] An air feeding device having a dust removing device and a device for controlling the air feeding device, which has air supply / exhaust type air curtains or completely sealable doors in all openings of the building. A device for preventing invasion of insects or the like into a building, which is capable of maintaining a positive pressure inside the building. [Claim 6] The heat source in the building according to claim 5 is isolated from other parts in the building by an air supply / exhaust type air curtain. Device to prevent. [Claim 7] An apparatus for preventing invasion of insects or the like into a building, characterized in that the rooms in the building according to Claims 5 and 6 are isolated from each other by an air supply / exhaust type air curtain. [Claim 8] The positive pressure according to any one of claims 5 to 7 is maintained by controlling the amount of air to be sent in and the amount of air to be discharged by a computer. A device that prevents intrusion.