JPH0689913B2 - 熱交換器の保持装置 - Google Patents

熱交換器の保持装置

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JPH0689913B2
JPH0689913B2 JP63240076A JP24007688A JPH0689913B2 JP H0689913 B2 JPH0689913 B2 JP H0689913B2 JP 63240076 A JP63240076 A JP 63240076A JP 24007688 A JP24007688 A JP 24007688A JP H0689913 B2 JPH0689913 B2 JP H0689913B2
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JP
Japan
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heat exchanger
fixture
holding device
refrigerant pipe
window hole
Prior art date
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JP63240076A
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勝俊 西川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/007Auxiliary supports for elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気調和機,冷蔵庫,冷蔵ショーケース等
のケース内に内蔵される熱交換器を固定するための熱交
換器の保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕 第2図および第3図A,Bは、実開昭63-057421号に記載さ
れている出願人が提案した従来の空気調和機の熱交換器
の保持装置を示す分解斜視図およびその部分拡大斜視図
である。第2図,第3図A,Bにおいて、1は空気調和機
ケースであり、このケース1内に熱交換器2が配置され
るとともに右側部に運転制御用の電気部品が収納される
電気部品箱1aがケース1と一体的に形成されている。3
はケース1の左側部前面に突出する保持部であり、この
保持部3は熱交換器2の左側部の端板2aから突出する冷
媒パイプのU字状曲部2bを保持するためのものである。
4はケース1の電気部品箱1aの左側近傍上部に設けられ
た壁体1b前面部から右側に突出した横断面L字状のフッ
ク、5は熱交換器2の右側部の端板2aから突出する冷媒
パイプのU字状曲部2bをつつみこむように横断面ほぼコ
字状に形成された露の飛散防止兼用熱交換器固定具であ
り、この固定具5の後側片の開口縁部に前方に突出する
リブ5aが設けられ、リブ5aが上記フック4に係止される
ように構成されている。なお、6は熱交換器固定具5の
逃げ防止用の押さえ具であり、押さえ具6は断面コ字状
に形成されている。
次に、この空気調和機の熱交換器の保持装置の組立て手
順について説明する。まず、熱交換器2左側部の冷媒パ
イプのU字状曲部2bをケース1の保持部3に挿入してこ
れに係合保持させる。次に、熱交換器2右側部の冷媒パ
イプのU字状曲部2bを熱交換器固定具5によって包み込
む。この状態で固定具5を壁体1bと熱交換器2の右側の
端板2aとに押し付け、固定具5のリブ5aをケース1のフ
ック4に係合させることで、熱交換器2の右側部をケー
ス1に固定する。さらに、固定具5の上からこれと電気
部品箱1aとの間に押さえ具6を挿入し、固定具5の右側
への逃げを防止することで、熱交換器の保持装置の組立
てを完了させる。
なお、第4図はリブ5aを上下方向の複数個所に曲げ加工
で形成した金属板からなる熱交換器固定具5の変形例を
示し、この熱交換器固定具5を用いても第2図、第3図
A,Bに示すものと同様に熱交換器の右側部をケースに固
定できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の熱交換器の保持装置は、以上のように構成され、
熱交換器固定具のほかにその押さえ具が必要になるた
め、部品点数が多くなり、これに伴って組立て作業の工
数も多くなり、全体として高価になるとともに、横断面
コ字状の熱交換器固定具で冷媒パイプのU字状曲部を包
持しているのみであるため、熱交換器固定具による熱交
換器の上下方向保持が不確実になるという問題点があっ
た。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、部品点数を減少させ、また組立て作業工数
を少なくしてコストダウンを図るとともに、固定具によ
って熱交換器を確実に保持できるようにした熱交換器の
保持装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る熱交換器の保持装置は、熱交換器の端を
突出する冷媒パイプのU字状曲部を包囲する固定具に、
熱交換器を内蔵するケースの熱交換器端近傍の壁体の窓
孔に嵌入し窓孔周辺部に係止される係止爪と、熱交換器
の冷媒パイプのU字状曲部によって形成された孔部に窓
孔と反対側から嵌まる保持突起とを設けたものである。
〔作用〕
この発明における熱交換器の保持装置は、固定具に設け
た係止爪を熱交換器を内蔵するケースの熱交換器端近傍
の壁体を設けた窓孔の周辺部に係止して上記固定具を上
記ケースに係止したので、押さえ具を廃止しても固定具
が右方向などに逃げることがなく、したがって押さえ具
を用いないことで部品点数を減少させ、また組立て作業
工数を少なくすることができる。また、固定具に設けた
保持突起を冷媒パイプのU字状曲部によって形成された
孔部に窓孔と反対側より嵌めることにより、熱交換器と
固定具とが上下方向にずれるのを阻止でき、したがって
固定具によって熱交換器を確実に保持できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図A,Bについて説明す
る。
第1図A,Bにおいて、1bは熱交換器を内蔵するケース例
えば空気調和機の筐体の一端である壁体、2は熱交換
器、2aは端板、2bは冷媒パイプのU字状曲部、5は露の
飛散防止兼用熱交換器固定具である。また7は壁体1bの
前端部上下方向の複数個所に設けられた窓孔であり、窓
孔7の後側辺には壁体1bと直角に突出する突片8が形成
されている。9は前側片5eと後側片5bとが底片5dで連結
されてコ字状に形成された上記固定具5の前側片5e内面
上下方向の複数個所に突出して冷媒パイプのU字状曲部
2bと端板2aとで形成された孔部2cに嵌められる保持突
起、10は固定具5の後側片5bの開口端部から後方に直角
に屈曲した屈曲部の先端側部から前側片5eと平行に突出
し上記窓孔7に嵌入して突片8に係止される係止爪であ
り、係止爪10は窓孔7と対向する位置にそれぞれ配置さ
れている。なお、この実施例の上記以外の構成は、第2
図,第3図A,Bに示す従来のものと同様であるが、この
実施例では固定具の逃げ防止用の押さえ具は廃止されて
いる。
次に、以上のように構成された実施例による熱交換器の
保持装置の組立て手順について説明する。まず、熱交換
器2の左側部を従来のものと同様な手段などによって上
記ケースの左側部に固定する。次に、熱交換器2の右側
部の端板2aとこの端板2aから突出する冷媒パルプのU字
状曲部2bとで形成された孔部2cに窓孔7と反対側より上
記固定具5の保持突起9を嵌め、これらの突起9によっ
てU字状曲部2bを固定具5に保持させる。また、固定具
5の係止爪10をケースの壁体1bに設けた窓孔7に嵌入さ
せて突片8に係止し、係止爪10によって固定具5を保持
させ、固定具5によって熱交換器2の右側部をケースに
固定することで、熱交換器の保持装置の組立てを完了さ
せる。
この組立て状態では、熱交換器2の右側に突出する冷媒
パイプのU字状曲部2bに付着する露が飛散するのを固定
具5によって防止する。そして例えば熱交換器2の右側
に従来例の第2図に示したように電気部品箱が設けられ
ていれば、その電気部品箱に露が飛散するのを固定具5
によって防止することができる。そして、第1図Bに示
すように固定具5は冷媒パイプのU字状曲部2bを包囲
し、固定具5の前側片5e左端と屈曲部5cが熱交換器2の
右側の端板2aに当接していることで、熱交換器2の左右
方向の移動を阻止している。また、前側片5eの内面が冷
媒パイプのU字状曲部2bに当接し、係止爪10が壁体1bの
窓孔7周辺部に係止していることで熱交換器2の前後方
向の移動を阻止している。さらに保持突起9が冷媒パイ
プのU字状曲部2bと端板2aとで形成された孔部2cに嵌め
ていることで、熱交換器2の上下方向の移動も阻止して
いる。
ところで、この発明の熱交換器の保持装置は、空気調和
機においては、熱交換器の両側に冷媒パイプのU字状曲
部があるので、両側に設けることができる。
また、この発明の熱交換器の保持装置は、空気調和機の
みならず、冷蔵庫,冷蔵ショーケースのように熱交換器
を用いているものにおいて、その熱交換器のいずれかの
端に冷媒配管のU字状曲部が存在し、その近くに壁体が
あれば採用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば露の飛散防止兼
用熱交換器固定具に保持突起と係止爪とをそれぞれ一体
に設け、上記係止爪をケースの壁体に設けた窓孔の周辺
部に係止して、上記固定具を上記ケースに係止したの
で、押さえ具を廃止しても固定具が右方向などに逃げる
ことがなく、従って押さえ具を用いないことで、部品点
数を減少させ、また組立て作業工数を少なくして短時間
で組立てを完了させることができ、これらにより、大幅
のコストダウンを図ることができる。また、上記固定具
に設けた保持突起を冷媒パイプのU字状曲部によって形
成された孔部に嵌め、固定具に熱交換器を上下方向にず
れないように保持したので、固定具によって熱交換器を
確実に保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBはこの発明の一実施例による熱交換器
の保持装置を示す要部の分解背面斜視図および組立て状
態の水平断面図、第2図は従来の空気調和機の熱交換器
の保持装置を示す分解正面斜視図、第3図AおよびBは
第2図の部分拡大図および組立て状態の要部水平断面
図、第4図は従来の露の飛散防止兼用熱交換器固定具の
変形例を示す斜視図である。 1…空気調和機ケース、1a…電気部品箱、1b…壁体、2
…熱交換器、2a…端板、2b…冷媒パイプのU字状曲部、
2c…孔部、5…露の飛散防止兼用熱交換器固定具、7…
窓孔、8…突片、9…保持突起、10…係止爪。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器の端近傍の上記熱交換器を内蔵す
    るケースの壁体に窓孔を形成し、上記熱交換器の端に突
    出する冷媒パイプのU字状曲部を包囲する露の飛散防止
    兼用熱交換器固定具を有し、この固定具に、上記U字状
    曲部によって形成された孔部に上記窓孔と反対側から嵌
    まり、上記U字状曲部に保持される保持突起と、上記壁
    体の窓孔に嵌入し窓孔周辺部に係止される係止爪とを設
    けたことを特徴とする熱交換器の保持装置。
JP63240076A 1988-09-26 1988-09-26 熱交換器の保持装置 Expired - Lifetime JPH0689913B2 (ja)

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