JPH0689808A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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Publication number
JPH0689808A
JPH0689808A JP26426892A JP26426892A JPH0689808A JP H0689808 A JPH0689808 A JP H0689808A JP 26426892 A JP26426892 A JP 26426892A JP 26426892 A JP26426892 A JP 26426892A JP H0689808 A JPH0689808 A JP H0689808A
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JP
Japan
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solenoid
iron core
stator core
main body
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP26426892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kume
秀男 久米
Motohiro Shimizu
源広 清水
Isamu Takada
勇 高田
Mitsugi Kojima
貢 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0689808A publication Critical patent/JPH0689808A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ソレノイド取付スペースの縮小を図る。 【構成】固定鉄心2に取付穴29を設け、これを通るね
じで固定鉄心2を締め付けてソレノイド1を取り付け
る。これにより、ソレノイド1の密着取付が可能とな
り、側板の取付脚を介して取り付けていた従来構成に比
べて取付スペースが縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁コイルを挿入し
た固定鉄心に可動鉄心を吸引させ、この可動鉄心の動き
を利用して各種機器を駆動させるソレノイドに関し、詳
しくは取付スペースの縮小を図ったソレノイドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の一般的なソレノイドを示す
斜視図である。図において、ソレノイド1は周知の通
り、固定鉄心2に電磁コイル3が挿入され、電磁コイル
3の励磁により固定鉄心2に可動鉄心4が吸引される構
成となっている。固定鉄心2は珪素鋼板が積層された鉄
心本体5と、その両側に当てがわれた鉄板製の側板6と
からなり、これらは鉄リベット7で一体化されている。
側板6には取付脚6aがL曲げにより形成され、この部
分に取付用のねじ穴10が設けられている。
【0003】固定鉄心2は口形の上辺の一部が切り欠か
れた形状の磁路を有し、この磁路を囲む凸形の中空部に
電磁コイル3が嵌め込みにより装着されている。ここ
で、電磁コイル3は中空角筒状のスプール8の外周に図
示しないコイル巻線が巻かれ、その外側に樹脂の被覆9
がモールドされたもので、その形状は固定鉄心2の上記
凸形中空部に嵌合する凸形となっている。被覆9の一部
にコイル端子3aが固着されている。一方、可動鉄心4
はT字形の珪素鋼板が積層された鉄心本体11と、その
両側に当てがわれた鉄板製の十字架形側板12とからな
り、これらは鉄リベット7で一体化されている。側板1
2の頭部には被駆動体に対する連結穴13があけられて
いる。可動鉄心4はスプール8内にスライド自在に挿入
され、図示の通り固定鉄心2と組み合わされている。
【0004】図5は上記ソレノイド1を自動販売機の商
品搬出機構(以下、ベンドメックという)に用いた使用
例を示すもので、図5の(A)は側面図、同じく(B)
はその要部正面図である。以下、図示ベンドメックにつ
いて簡単に説明する。ベンドメック14は蛇行する商品
通路15内に横倒し姿勢で縦積みされた多数の缶入りの
商品(缶コーヒーなど)16をソレノイド1の操作によ
り1個ずつ搬出する方式のもので、板材からなるメック
本体17に上フラッパ18、下フラッパ19及びストッ
パ20がそれぞれ軸21、22及び23を介して回動自
在に支持され、ストッパ20とソレノイド1の可動鉄心
4とはリンク24を介して連結された構造となってい
る。ストッパ20のピン25とメック本体17との間に
は引張ばねからなる復帰ばね26が掛けられている。図
示販売待機状態で、下フラッパ19は先端が図示の通り
商品通路15内に突出し、缶商品16が落下しないよう
に支えている。また、この状態で下フラッパ19は上端
がピン25に係合して回動を阻止されている。
【0005】いま、販売指令によりソレノイド1が励磁
されると可動鉄心4が吸引され、リンク24を介してこ
れに連動するストッパ20は軸23を支点に反時計方向
に回動する。そのため、下フラッパ19はピン25との
係合を解かれて商品16の自重により反時計方向に回動
し、最下部の商品16を開放してこれを図示しないシュ
ータ上に落下させる。同時に、ストッパ20はピン27
により上フラッパ18を軸21を支点に商品通路15内
に押し出し、下から2番目以上の商品16が落下しない
ように支持させる。その結果、最下部の商品16のみが
搬出される。次いで、ソレノイド1の励磁が解かれる
と、復帰ばね26はストッパ20を引き戻し、ピン25
を介して下フラッパ19を突出させるとともに、ピン2
7を後退させて上フラッパ18を図示垂直状態に復帰さ
せる。これにより、商品16は再び下フラッパ19で支
持されて販売待機状態となる。このような動作の繰り返
しにより、商品16は1個ずつ搬出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5において、ソレノ
イド1はメック本体17の上端のL曲げ部にねじ穴10
(図4)を挿通するねじ28により取り付けられてい
る。そして、ベンドメック14の最大厚さ寸法T(図5
(A))はソレノイド1の固定鉄心2の幅寸法によって
占められている。一方、上記ベンドメック14を備えた
自動販売機の商品収納棚では商品通路15は図6に示す
ように自動販売機本体内に前後に重ねて複数設けられる
のが普通であり、その場合、ベンドメック14は図示の
通り2通路ごとに背中合わせに配置される。したがっ
て、このような自動販売機において前後方向の寸法の縮
小を図るには、ベンドメック14の厚さ寸法Tの縮小が
大きなポイントとなる。
【0007】ところが、従来、機構部分(フラッパ1
8,19やストッパ20など)を薄形化してもソレノイ
ド1の取付上のスペースがネックとなり、上記厚さ寸法
Tを十分に小さくすることが困難であった。なお、ソレ
ノイド1のメック本体17に対する取付の向きを図5の
状態から90度旋回させた状態、つまり固定鉄心2がメ
ック本体17に平行な状態とし、かつ固定,可動鉄心
2,4や電磁コイル3を薄形にすることも考えられる
が、その場合も側板6の取付脚6aの張り出しによる取
付スペースが障害となり、ベンドメック14の薄形化に
は限界がある。そこで、この発明は、取付構成に工夫を
講じることにより取付スペースを縮小し、上記ベンドメ
ックは勿論、被駆動機器一般の小形化を可能にしたソレ
ノイドを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ソレノイドの固定鉄心の鉄心本体に取
付穴を設けるものとする。
【0009】
【作用】固定鉄心の鉄心本体に取付穴を設け、この取付
穴を通るねじで固定鉄心を締め付けてソレノイドを取り
付けることとし、側板の取付脚を廃止する。これによ
り、取付ねじの挿通のために一定の幅を必要としていた
取付脚がなくなる一方、ソレノイドの密着取付が可能と
なって取付スペースが縮小する。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図1はソレノイドの斜視図、図
2の(A)は図1のソレノイドを自動販売機のベンドメ
ックに使用した場合の要部側面図、同じく(B)はその
正面図、図3は図2におけるメック本体のソレノイド取
付部を示す要部分解斜視図である。なお、従来例と対応
する部分には同一の符号を用い、かつ実質的に同一構成
の部分については説明を省略する。図1において、固定
鉄心2には従来例における側板6、したがって取付脚6
a(図4)がなく、鉄リベット7で直に締結された鉄心
本体5を貫通して取付穴29が左右各2箇所に設けられ
ている。また、この場合は可動鉄心4も側板が省かれ、
鉄リベット7で直に締結された鉄心本体11に被駆動機
器との連結のための連結穴13が設けられている。そし
て、この実施例ではこの発明の作用効果をより高めるた
めに、磁気通路の断面積を従来例と同等に保ちながら固
定,可動鉄心2,4を偏平に、またその分幅寸法をやや
大きめにし、かつ電磁コイル3も偏平にして全体として
ソレノイド1の薄形化を図っている。その他の構成は図
5の従来例と実質的に同一である。
【0011】図1のソレノイド1は図2に示すように、
固定鉄心2が取付穴29を通るねじ30によりメック本
体17に締め付けられて取り付けられている。その場
合、メック本体17には、図3に示すように電磁コイル
3を逃げる高さの左右一対の取付レール17aが切り曲
げ形成されており、これに当接された固定鉄心2は取付
穴29に合わせて取付レール17aに設けられたねじ穴
31にねじ30がねじ込まれて固定されている。ここ
で、図2と図5とを比較すると、図2の実施例において
は、ソレノイド1は固定鉄心2がメック本体17に密着
して取り付けられているため、その取付スペースに基づ
くベンドメック14の厚さ寸法Tは図5の従来例と比べ
て大幅に小さくなっている。なお、実施例では自動販売
機のベンドメックでの使用例を示したが、この発明のソ
レノイドによる取付スペースの縮小はこれに限らず全て
の用途に効果があることはいうまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、側
板による取付脚を廃して固定鉄心の鉄心本体に取付穴を
設ける構成とすることにより、ソレノイドの密着取付が
可能となってその取付スペースが縮小し、それに応じて
被駆動機器の小形化が図れるとともに、側板の省略によ
り部品点数が減ってソレノイドが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の斜視図である。
【図2】図1のソレノイドを自動販売機のベンドメック
に使用した例を示し、(A)はベンドメックの要部側面
図、(B)はその正面図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】図4のソレノイドを自動販売機のベンドメック
に使用した例を示し、(A)はベンドメックの要部側面
図、(B)はその正面図である。
【図6】図5のベンドメックを備えた自動販売機の商品
収納棚の側面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド 2 固定鉄心 3 電磁コイル 4 可動鉄心 5 鉄心本体 8 スプール 13 連結穴 29 取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 貢 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁コイルが挿入された固定鉄心に可動鉄
    心が吸引されるソレノイドにおいて、 固定鉄心の鉄心本体に取付穴を設けたことを特徴とする
    ソレノイド。
JP26426892A 1992-09-07 1992-09-07 ソレノイド Pending JPH0689808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26426892A JPH0689808A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ソレノイド

Applications Claiming Priority (1)

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JP26426892A JPH0689808A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ソレノイド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0689808A true JPH0689808A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17400813

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JP26426892A Pending JPH0689808A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ソレノイド

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JP (1) JPH0689808A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018189778A1 (ja) 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 気中遮断器
WO2019038946A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 三菱電機株式会社 遮断器
WO2019038813A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 三菱電機株式会社 電磁操作機構および遮断器

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018189778A1 (ja) 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 気中遮断器
KR20190105099A (ko) 2017-04-10 2019-09-11 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 기중 차단기
WO2019038946A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 三菱電機株式会社 遮断器
WO2019038813A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 三菱電機株式会社 電磁操作機構および遮断器

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