JPH0689547A - ランダム選曲機能付ディスク再生装置 - Google Patents
ランダム選曲機能付ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH0689547A JPH0689547A JP23989192A JP23989192A JPH0689547A JP H0689547 A JPH0689547 A JP H0689547A JP 23989192 A JP23989192 A JP 23989192A JP 23989192 A JP23989192 A JP 23989192A JP H0689547 A JPH0689547 A JP H0689547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- random number
- music
- memory
- random
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランダム選曲機能付ディスク再生装置におい
て、同じディスクを何度も繰り返し聴く場合でも、同じ
曲が連続あるいは短い周期で再生されることをなくす
る。 【構成】 乱数発生部より発せられた乱数値Ｎｒを新し
い方から所定数記憶する除外曲メモリーを設け、ランダ
ム選曲時、まずランダム発生部より発せられた乱数値Ｎ
ｒが除外曲メモリーに記憶されている乱数値と一致する
か否かを判定し、一致する乱数値がなければ、次に再生
すべき曲番として決定し、その値を除外曲メモリーに記
憶されている最古の乱数値に代えて記憶する一方、その
乱数値Ｎｒに対応する曲をディスクより選択して再生す
る。
て、同じディスクを何度も繰り返し聴く場合でも、同じ
曲が連続あるいは短い周期で再生されることをなくす
る。 【構成】 乱数発生部より発せられた乱数値Ｎｒを新し
い方から所定数記憶する除外曲メモリーを設け、ランダ
ム選曲時、まずランダム発生部より発せられた乱数値Ｎ
ｒが除外曲メモリーに記憶されている乱数値と一致する
か否かを判定し、一致する乱数値がなければ、次に再生
すべき曲番として決定し、その値を除外曲メモリーに記
憶されている最古の乱数値に代えて記憶する一方、その
乱数値Ｎｒに対応する曲をディスクより選択して再生す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記憶されて
いる複数の曲の中から、自動的かつランダム的に曲を選
択して再生するランダム選曲機能付ディスク再生装置に
係り、特に、同じディスクを何度も繰り返しランダム再
生する、いわゆるランダムリピート再生において好適な
ランダム選曲機能に関する。
いる複数の曲の中から、自動的かつランダム的に曲を選
択して再生するランダム選曲機能付ディスク再生装置に
係り、特に、同じディスクを何度も繰り返しランダム再
生する、いわゆるランダムリピート再生において好適な
ランダム選曲機能に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディスク再生装置において、リ
ピート再生を行うと、ディスクに記録されている複数の
曲が同じ順序で繰り返し再生されることになるが、これ
では何度も聴いている間に飽きが来ることになり、趣に
欠けるものであった。
ピート再生を行うと、ディスクに記録されている複数の
曲が同じ順序で繰り返し再生されることになるが、これ
では何度も聴いている間に飽きが来ることになり、趣に
欠けるものであった。
【０００３】そこで、このような問題を解決するものと
して、従来、乱数発生手段を備え、再生中の曲が終了し
た時点で上記乱数発生手段を動作させ、これより発せら
れた乱数値に対応した曲番の曲をディスクより選択して
再生するように構成したランダム選曲機能付のディスク
再生装置が提案されていたが、このものでは、直前ある
いは数曲前に聴いた曲が又再生されるという懸念があ
り、ランダム選曲機能としては余り好ましいものとは称
し得ないものであった。
して、従来、乱数発生手段を備え、再生中の曲が終了し
た時点で上記乱数発生手段を動作させ、これより発せら
れた乱数値に対応した曲番の曲をディスクより選択して
再生するように構成したランダム選曲機能付のディスク
再生装置が提案されていたが、このものでは、直前ある
いは数曲前に聴いた曲が又再生されるという懸念があ
り、ランダム選曲機能としては余り好ましいものとは称
し得ないものであった。
【０００４】又、これを改善するものとして、乱数発生
手段と曲順を記憶する曲順メモリーとを組み合わせたも
のが提案されており、そのランダム再生プログラムを決
定するためのフローチャートを図４に示す。
手段と曲順を記憶する曲順メモリーとを組み合わせたも
のが提案されており、そのランダム再生プログラムを決
定するためのフローチャートを図４に示す。
【０００５】図４のフローチャートにおいて、Ｎｒは乱
数発生手段より発せられた乱数値、Ｔｍａｘはディスク
に記録されている曲目数を示しており、ランダム再生モ
ードを選択すると、乱数発生手段を動作させて乱数値Ｎ
ｒを発生させ、その乱数値Ｎｒが曲順メモリーに記憶さ
れていないことを確認して曲順メモリーに記憶させ、発
せられた乱数値Ｎｒが曲順メモリーに既に記憶されてい
る場合にはその乱数値Ｎｒを無効として、新たな乱数値
の発生を待つ。このような処理を繰り返し行うことによ
り、曲順メモリーにはディスクに記録されている全ての
曲についてその再生順位が記憶されることなり、その順
位に従って、ディスクから曲を選択し再生するようにな
されていた。
数発生手段より発せられた乱数値、Ｔｍａｘはディスク
に記録されている曲目数を示しており、ランダム再生モ
ードを選択すると、乱数発生手段を動作させて乱数値Ｎ
ｒを発生させ、その乱数値Ｎｒが曲順メモリーに記憶さ
れていないことを確認して曲順メモリーに記憶させ、発
せられた乱数値Ｎｒが曲順メモリーに既に記憶されてい
る場合にはその乱数値Ｎｒを無効として、新たな乱数値
の発生を待つ。このような処理を繰り返し行うことによ
り、曲順メモリーにはディスクに記録されている全ての
曲についてその再生順位が記憶されることなり、その順
位に従って、ディスクから曲を選択し再生するようにな
されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のランダム選
曲機能付ディスク再生装置においては、ディスクに記録
されている曲を一通り再生する場合は同じ曲を重複して
再生することはないが、同じディスクを２回．３回と続
けてランダム再生するいわゆるランダムリピート再生モ
ードにおいては、例えば１回目の最後の曲と２回目の最
初の曲とが重複することが起こり得、この点に問題が残
るものであった。
曲機能付ディスク再生装置においては、ディスクに記録
されている曲を一通り再生する場合は同じ曲を重複して
再生することはないが、同じディスクを２回．３回と続
けてランダム再生するいわゆるランダムリピート再生モ
ードにおいては、例えば１回目の最後の曲と２回目の最
初の曲とが重複することが起こり得、この点に問題が残
るものであった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたものであって、請求項１記載の
ランダム選曲機能付ディスク再生装置では、複数の曲を
記録したディスクから、乱数発生手段より発せられた乱
数値に対応した曲を順次選択して再生するランダム選曲
機能付ディスク再生装置において、上記乱数発生手段よ
り発せられた乱数値を所定数記憶するメモリー手段と、
上記乱数発生手段より新たに発せられた乱数値を上記メ
モリー手段に記憶されている所定数の乱数値と照会し、
一致する乱数値があるときその乱数値を無効として、上
記乱数発生手段を再度動作させ、上記メモリー手段にな
い乱数値を選び出す乱数選択手段と、該乱数選択手段に
より選択された乱数値を上記メモリー手段に記憶されて
いる乱数値の中から最古の乱数値に代えて記憶させ、該
メモリー手段には常に新しい方から所定数の乱数値を記
憶するように制御するメモリー制御手段とを具備し、上
記乱数選択手段により選択された乱数値に対応する曲を
ディスクより選択して再生するように構成したものであ
る。
決を目的としてなされたものであって、請求項１記載の
ランダム選曲機能付ディスク再生装置では、複数の曲を
記録したディスクから、乱数発生手段より発せられた乱
数値に対応した曲を順次選択して再生するランダム選曲
機能付ディスク再生装置において、上記乱数発生手段よ
り発せられた乱数値を所定数記憶するメモリー手段と、
上記乱数発生手段より新たに発せられた乱数値を上記メ
モリー手段に記憶されている所定数の乱数値と照会し、
一致する乱数値があるときその乱数値を無効として、上
記乱数発生手段を再度動作させ、上記メモリー手段にな
い乱数値を選び出す乱数選択手段と、該乱数選択手段に
より選択された乱数値を上記メモリー手段に記憶されて
いる乱数値の中から最古の乱数値に代えて記憶させ、該
メモリー手段には常に新しい方から所定数の乱数値を記
憶するように制御するメモリー制御手段とを具備し、上
記乱数選択手段により選択された乱数値に対応する曲を
ディスクより選択して再生するように構成したものであ
る。
【０００８】又、請求項２記載のランダム選曲機能付デ
ィスク再生装置では、上記請求項１記載のものにおい
て、メモリー制御手段を、メモリー手段に記憶する乱数
値の数を、ディスクに記録されている曲数を基に自動的
に決定するように構成したものである。
ィスク再生装置では、上記請求項１記載のものにおい
て、メモリー制御手段を、メモリー手段に記憶する乱数
値の数を、ディスクに記録されている曲数を基に自動的
に決定するように構成したものである。
【０００９】
【作用】上記の構成により、今再生されている曲が、次
に再生されるまでには少なくともメモリー手段に記憶さ
れている乱数値の数と同数の曲が再生された後となり、
メモリー手段に記憶させる乱数値の数を適当な数に設定
することにより、直前あるいは数曲前に再生された曲が
再度されるという事態が避けられ、特にランダムリピー
ト再生モードにおいて好適なランダム選曲機能が得られ
る。
に再生されるまでには少なくともメモリー手段に記憶さ
れている乱数値の数と同数の曲が再生された後となり、
メモリー手段に記憶させる乱数値の数を適当な数に設定
することにより、直前あるいは数曲前に再生された曲が
再度されるという事態が避けられ、特にランダムリピー
ト再生モードにおいて好適なランダム選曲機能が得られ
る。
【００１０】又、メモリー手段に記憶する乱数値の数
を、ディスクに記録されている曲の数を基に決定するこ
とにより、ディスクに記録されている曲数の多少に関係
なく、何れのディスクに対してもその数をバランスのよ
い値に決めることができ、ディスクによって不具合を生
じる懸念はない。
を、ディスクに記録されている曲の数を基に決定するこ
とにより、ディスクに記録されている曲数の多少に関係
なく、何れのディスクに対してもその数をバランスのよ
い値に決めることができ、ディスクによって不具合を生
じる懸念はない。
【００１１】
【実施例】以下、図１乃至図３に示す本発明の一実施例
について詳細に説明する。図１は本発明の一実施例にお
けるランダム選曲機能付ディスク再生装置のランダム選
曲再生時のフローチャート、図２は同装置の要部を示す
ブロック図、図３は同装置の要部を示すブロック図を示
す。
について詳細に説明する。図１は本発明の一実施例にお
けるランダム選曲機能付ディスク再生装置のランダム選
曲再生時のフローチャート、図２は同装置の要部を示す
ブロック図、図３は同装置の要部を示すブロック図を示
す。
【００１２】まず、図３において、１は操作部２のキー
スイッチから出される指令信号と光学式ピックアップ３
からのフィードバック信号とを受けてディスクの再生制
御を行う演算制御回路、４は演算制御回路１からの制御
信号ａ１を受けて動作し、ピックアップ３からのピック
アップ情報ｅ１をピックアップ３の位置制御信号ｂ３と
ディスクモータ５の速度制御信号ｂ１及びディスク読み
取り情報ｂ３（制御信号と音声信号とを含む）に分離す
るピックアップサーボ回路、６はピックアップサーボ回
路４からのディスク読み取り情報ｂ３を受けてその内容
をピックアップ３の位置信号ｃ１と音声信号ｃ３とに分
離処理し、位置信号ｃ１を演算制御回路１に制御信号と
してフィードバックする信号処理回路、７は音声信号ｃ
３を再生処理する音声再生回路であり、本実施例では、
上記演算制御回路１にランダム選曲機能を持たせてい
る。
スイッチから出される指令信号と光学式ピックアップ３
からのフィードバック信号とを受けてディスクの再生制
御を行う演算制御回路、４は演算制御回路１からの制御
信号ａ１を受けて動作し、ピックアップ３からのピック
アップ情報ｅ１をピックアップ３の位置制御信号ｂ３と
ディスクモータ５の速度制御信号ｂ１及びディスク読み
取り情報ｂ３（制御信号と音声信号とを含む）に分離す
るピックアップサーボ回路、６はピックアップサーボ回
路４からのディスク読み取り情報ｂ３を受けてその内容
をピックアップ３の位置信号ｃ１と音声信号ｃ３とに分
離処理し、位置信号ｃ１を演算制御回路１に制御信号と
してフィードバックする信号処理回路、７は音声信号ｃ
３を再生処理する音声再生回路であり、本実施例では、
上記演算制御回路１にランダム選曲機能を持たせてい
る。
【００１３】ここで、本発明の特徴であるランダム選曲
機能について詳細に説明する前に、上述した図３のブロ
ック図を参照しながらこの種ディスク再生装置の基本的
な動作について説明しておく。
機能について詳細に説明する前に、上述した図３のブロ
ック図を参照しながらこの種ディスク再生装置の基本的
な動作について説明しておく。
【００１４】演算制御回路１はキースイッチにより曲を
指定して再生指令信号を受けると、直ちにピックアップ
３から、該ピックアップ３がディスク上の何れのトラッ
クと対応した位置にあるのかをピックアップ３の出力情
報ｅ１として検出し、該出力情報ｅ１をピックアップサ
ーボ回路４において解析し、ディスク読み取り情報ｂ３
を信号処理回路６に送出する。信号処理回路６は、まず
ディスク読み取り情報ｂ３から分離して取り出した位置
信号ｃ１を前記演算制御回路１にフィードバックするこ
とによりピックアップ３の現在の状態を電気的に認識し
て、演算制御回路１からピックアップサーボ回路４に
は、先に指定された曲の先頭アドレス信号を含むサーボ
制御信号ａ１を送出する。すると、ピックアップサーボ
回路４は、上記信号を受けて、ディスモータ５に制御信
号ｂ１を送ると同時に、ピックアップ３に位置制御信号
ｂ２を送出し、指定曲の再生を開始する。
指定して再生指令信号を受けると、直ちにピックアップ
３から、該ピックアップ３がディスク上の何れのトラッ
クと対応した位置にあるのかをピックアップ３の出力情
報ｅ１として検出し、該出力情報ｅ１をピックアップサ
ーボ回路４において解析し、ディスク読み取り情報ｂ３
を信号処理回路６に送出する。信号処理回路６は、まず
ディスク読み取り情報ｂ３から分離して取り出した位置
信号ｃ１を前記演算制御回路１にフィードバックするこ
とによりピックアップ３の現在の状態を電気的に認識し
て、演算制御回路１からピックアップサーボ回路４に
は、先に指定された曲の先頭アドレス信号を含むサーボ
制御信号ａ１を送出する。すると、ピックアップサーボ
回路４は、上記信号を受けて、ディスモータ５に制御信
号ｂ１を送ると同時に、ピックアップ３に位置制御信号
ｂ２を送出し、指定曲の再生を開始する。
【００１５】再生中は絶えず、ピックアップ３から、デ
ィスクモータ５の速度を示す信号と、ピックアップ３の
位置を示す信号と、ディスクから読み取った音声信号等
を含むピックアップ情報ｅ１をピックアップサーボ回路
４に送信し、上記位置信号と音声信号からなるディスク
読み取り情報ｂ３を信号処理回路において分離し、位置
信号ｃ１は演算制御回路１にフィードバックし、音声信
号ｃ２は音声再生回路７に送出して最終的にスピーカよ
り放音される。
ィスクモータ５の速度を示す信号と、ピックアップ３の
位置を示す信号と、ディスクから読み取った音声信号等
を含むピックアップ情報ｅ１をピックアップサーボ回路
４に送信し、上記位置信号と音声信号からなるディスク
読み取り情報ｂ３を信号処理回路において分離し、位置
信号ｃ１は演算制御回路１にフィードバックし、音声信
号ｃ２は音声再生回路７に送出して最終的にスピーカよ
り放音される。
【００１６】このようにして、曲が終了すると、ピック
アップ３からは曲終了の信号とピックアップ３の位置を
示す信号等を内容とするピックアップ情報ｅ１（又はデ
ィスク読み取り情報ｂ３）が信号処理回路６に送られ、
さらに該信号処理回路６から位置信号ｃ１として演算制
御回路１にフィードバックされ、この位置信号ｃ１によ
り曲の終了を認識した演算制御回路１は、次に指定され
た曲がある場合にはその曲の先頭アドレス信号を含むサ
ーボ制御信号ａ１をピックアップサーボ回路４に送出
し、該ピックアップサーボ回路４から制御信号ｂ１，ｂ
２をディスクモータ５及びピックアップ３に出力してこ
れらを制御することにより、ピックアップ３をディスク
上の所定アドレスに対応する位置に移動させ、準備が終
了した時点で直ちに曲の再生が開始される。
アップ３からは曲終了の信号とピックアップ３の位置を
示す信号等を内容とするピックアップ情報ｅ１（又はデ
ィスク読み取り情報ｂ３）が信号処理回路６に送られ、
さらに該信号処理回路６から位置信号ｃ１として演算制
御回路１にフィードバックされ、この位置信号ｃ１によ
り曲の終了を認識した演算制御回路１は、次に指定され
た曲がある場合にはその曲の先頭アドレス信号を含むサ
ーボ制御信号ａ１をピックアップサーボ回路４に送出
し、該ピックアップサーボ回路４から制御信号ｂ１，ｂ
２をディスクモータ５及びピックアップ３に出力してこ
れらを制御することにより、ピックアップ３をディスク
上の所定アドレスに対応する位置に移動させ、準備が終
了した時点で直ちに曲の再生が開始される。
【００１７】次に、本発明の特徴であるランダム選曲機
能は、先に述べたように演算制御回路１に持たせてあ
り、この選曲機能を実行するための構成を図２に示すブ
ロック図に従って説明する。８は選曲制御部、９は選曲
制御部８からの指令信号に応答して動作し、乱数値を発
生する乱数発生部（乱数発生手段）、１０は所定数の乱
数値を記憶するための除外曲メモリー（メモリー手
段）、１１は乱数発生部９より発せられた乱数値を除外
曲メモリー１０に記憶されている乱数値と照会し、一致
する乱数値があれば入力された乱数値を無効とし、一致
する乱数値がなければその乱数値を有効とする乱数選択
部（乱数選択手段）、１２は乱数選択部１１から有効と
して出力された乱数値を除外曲メモリー１０に記憶させ
ると共に、記憶されている乱数値の数が所定数を越えて
いるときに最古の乱数値に代えて記憶させ、かつ除外曲
メモリー１０に記憶させる乱数値の数を再生しようとす
るディスクに記録されている曲目数を基に算出した数
（所定数）を決定するメモリー制御部（メモリー制御手
段）であり、ランダム選曲動作は、図１に示すフローチ
ャートのように行われる。尚、図１において、Ｎｒは乱
数発生部９から発せられた乱数値、Ｔｍａｘは再生しよ
うとするディスクに記録されている曲目数、Ｐは除外曲
メモリー１０のアドレスを指定するためのポインターを
示す。
能は、先に述べたように演算制御回路１に持たせてあ
り、この選曲機能を実行するための構成を図２に示すブ
ロック図に従って説明する。８は選曲制御部、９は選曲
制御部８からの指令信号に応答して動作し、乱数値を発
生する乱数発生部（乱数発生手段）、１０は所定数の乱
数値を記憶するための除外曲メモリー（メモリー手
段）、１１は乱数発生部９より発せられた乱数値を除外
曲メモリー１０に記憶されている乱数値と照会し、一致
する乱数値があれば入力された乱数値を無効とし、一致
する乱数値がなければその乱数値を有効とする乱数選択
部（乱数選択手段）、１２は乱数選択部１１から有効と
して出力された乱数値を除外曲メモリー１０に記憶させ
ると共に、記憶されている乱数値の数が所定数を越えて
いるときに最古の乱数値に代えて記憶させ、かつ除外曲
メモリー１０に記憶させる乱数値の数を再生しようとす
るディスクに記録されている曲目数を基に算出した数
（所定数）を決定するメモリー制御部（メモリー制御手
段）であり、ランダム選曲動作は、図１に示すフローチ
ャートのように行われる。尚、図１において、Ｎｒは乱
数発生部９から発せられた乱数値、Ｔｍａｘは再生しよ
うとするディスクに記録されている曲目数、Ｐは除外曲
メモリー１０のアドレスを指定するためのポインターを
示す。
【００１８】今、操作部２のキースイッチ操作により自
動ランダム選曲再生が設定されると、選曲制御部８はそ
れに対応する指令信号を受けて、メモリー制御部１２に
制御信号を送り、除外曲メモリー１０の記憶内容をクリ
アーして初期化し（ステップＳ１）、続いてポインター
の値を初期化（Ｐ＝１）する（ステップＳ２）。次に、
乱数発生部９を動作させて乱数値Ｎｒを発生させる（ス
テップＳ３）。この乱数値Ｎｒは、１≦Ｎｒ≦Ｔｍａｘ
即ち、１からディスクに記録されている曲目数の範囲内
で設定されるものであり、Ｔｍａｘは、ディスク装填時
に読み取られるリードインエリアの情報から得る。
動ランダム選曲再生が設定されると、選曲制御部８はそ
れに対応する指令信号を受けて、メモリー制御部１２に
制御信号を送り、除外曲メモリー１０の記憶内容をクリ
アーして初期化し（ステップＳ１）、続いてポインター
の値を初期化（Ｐ＝１）する（ステップＳ２）。次に、
乱数発生部９を動作させて乱数値Ｎｒを発生させる（ス
テップＳ３）。この乱数値Ｎｒは、１≦Ｎｒ≦Ｔｍａｘ
即ち、１からディスクに記録されている曲目数の範囲内
で設定されるものであり、Ｔｍａｘは、ディスク装填時
に読み取られるリードインエリアの情報から得る。
【００１９】この乱数発生部９より得た乱数値Ｎｒは乱
数選択部１１に送出され、この乱数選択部１１において
乱数値Ｎｒが除外曲メモリー１０に既に記憶されている
乱数値と一致するか否かを判断し（ステップＳ４）、一
致する乱数値があれば再びステップ３に戻り、乱数発生
部９を動作させて新たな乱数値Ｎｒを得、一致するもの
がなければ、得られた乱数値Ｎｒを次に再生する曲番と
して決定し、次のステップＳ５に移行し、メモリー制御
部１２により除外曲メモリー１０のポインターＰで指示
されるアドレスに、除外曲としてその乱数値Ｎｒを記憶
させ、ポインターＰの値を１つ進める（ステップＳ
６）。尚、ステップＳ５において、ポインターＰで指示
されたアドレスに既に記憶された乱数値がある場合に
は、その値を新しい乱数値Ｎｒに更新する。
数選択部１１に送出され、この乱数選択部１１において
乱数値Ｎｒが除外曲メモリー１０に既に記憶されている
乱数値と一致するか否かを判断し（ステップＳ４）、一
致する乱数値があれば再びステップ３に戻り、乱数発生
部９を動作させて新たな乱数値Ｎｒを得、一致するもの
がなければ、得られた乱数値Ｎｒを次に再生する曲番と
して決定し、次のステップＳ５に移行し、メモリー制御
部１２により除外曲メモリー１０のポインターＰで指示
されるアドレスに、除外曲としてその乱数値Ｎｒを記憶
させ、ポインターＰの値を１つ進める（ステップＳ
６）。尚、ステップＳ５において、ポインターＰで指示
されたアドレスに既に記憶された乱数値がある場合に
は、その値を新しい乱数値Ｎｒに更新する。
【００２０】次に、１つ進められたポインターＰの値
と、除外曲メモリー１０に記憶する乱数値の数（本実施
例では、ディスクに記録されている曲目数Ｔｍａｘの１
／２の数）とを比較し（ステップＳ７）、一致すれば、
次のステップＳ８においてポインターＰを初期化する。
と、除外曲メモリー１０に記憶する乱数値の数（本実施
例では、ディスクに記録されている曲目数Ｔｍａｘの１
／２の数）とを比較し（ステップＳ７）、一致すれば、
次のステップＳ８においてポインターＰを初期化する。
【００２１】一方、乱数選択部１１において次に再生す
べき曲番として決定された乱数値Ｎｒは、選曲制御部８
に送られ、その結果、先に説明したように、演算制御回
路１からその曲の先頭アドレス信号を含むサーボ制御信
号ａ１をピックアップサーボ回路４に送出し、該ピック
アップサーボ回路４から制御信号ｂ１，ｂ２をディスク
モータ５及びピックアップ３に出力してこれらを制御す
ることにより、ピックアップ３をディスク上の所定アド
レスに対応する位置に移動させ、準備が終了した時点で
直ちに曲の再生が行われる（ステップＳ９）。
べき曲番として決定された乱数値Ｎｒは、選曲制御部８
に送られ、その結果、先に説明したように、演算制御回
路１からその曲の先頭アドレス信号を含むサーボ制御信
号ａ１をピックアップサーボ回路４に送出し、該ピック
アップサーボ回路４から制御信号ｂ１，ｂ２をディスク
モータ５及びピックアップ３に出力してこれらを制御す
ることにより、ピックアップ３をディスク上の所定アド
レスに対応する位置に移動させ、準備が終了した時点で
直ちに曲の再生が行われる（ステップＳ９）。
【００２２】而して、ステップＳ１０において、先に説
明したように、曲の終了を認識すると、選曲制御部８
は、再びステップＳ３に戻って乱数発生部９を動作させ
新たな乱数値Ｎｒを発生させ、上述と同様の処理を繰り
返すことにより、次に再生すべき曲の選択・決定を行
い、その曲の再生を行うことになる。
明したように、曲の終了を認識すると、選曲制御部８
は、再びステップＳ３に戻って乱数発生部９を動作させ
新たな乱数値Ｎｒを発生させ、上述と同様の処理を繰り
返すことにより、次に再生すべき曲の選択・決定を行
い、その曲の再生を行うことになる。
【００２３】このような本実施例にあっては、一度再生
された曲は、少なくともディスクに記録されている曲目
数の１／２の曲が再生された後でなければ、選択される
ことはなく、従って、同じディスクを２度、３度と繰り
返し再生するような場合でも、直前あるいは数曲前の曲
が再び選択されるという不具合がなくなり、この種ラン
ダム選曲機能付ディスク再生装置として極めて好適なも
のである。
された曲は、少なくともディスクに記録されている曲目
数の１／２の曲が再生された後でなければ、選択される
ことはなく、従って、同じディスクを２度、３度と繰り
返し再生するような場合でも、直前あるいは数曲前の曲
が再び選択されるという不具合がなくなり、この種ラン
ダム選曲機能付ディスク再生装置として極めて好適なも
のである。
【００２４】尚、上記実施例では、メモリー手段である
除外曲メモリー１０にディスクに記録されている曲目数
の１／２の数の乱数値を記憶するようにしているが、こ
の数値は、ディスクに記録されている曲目数の１／３で
も２／３でもよく、又ディスクの曲目数に関係なく固定
した数としてもよい。特に、除外曲メモリー１０に記憶
する乱数値の数をユーザーサイドで任意に選択できるよ
うにすれば、より望ましいものが得られる。その他、本
発明は上記しかつ図面に示す実施例にのみ限定されるも
のではなく、その発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施できること勿論である。
除外曲メモリー１０にディスクに記録されている曲目数
の１／２の数の乱数値を記憶するようにしているが、こ
の数値は、ディスクに記録されている曲目数の１／３で
も２／３でもよく、又ディスクの曲目数に関係なく固定
した数としてもよい。特に、除外曲メモリー１０に記憶
する乱数値の数をユーザーサイドで任意に選択できるよ
うにすれば、より望ましいものが得られる。その他、本
発明は上記しかつ図面に示す実施例にのみ限定されるも
のではなく、その発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施できること勿論である。
【００２５】
【発明の効果】本発明のランダム選曲機能付ディスク再
生装置にあっては、同じディスクを何度も繰り返し聴く
ような場合でも、直前あるいは数曲前に再生された曲が
選択されて同じ曲が連続あるいは短い周期で再生される
ことがなく、好適なランダム選曲機能を発揮でき、実用
上頗る有益なものを提供することができる。
生装置にあっては、同じディスクを何度も繰り返し聴く
ような場合でも、直前あるいは数曲前に再生された曲が
選択されて同じ曲が連続あるいは短い周期で再生される
ことがなく、好適なランダム選曲機能を発揮でき、実用
上頗る有益なものを提供することができる。
【００２６】又、メモリー手段に記憶する乱数値の数
を、ディスクに記録されている曲数を基に自動的に決定
することにより、その数値をディスクに記録されている
曲数の多少に拘わらず、バランスのよい値に決めること
ができる。
を、ディスクに記録されている曲数を基に自動的に決定
することにより、その数値をディスクに記録されている
曲数の多少に拘わらず、バランスのよい値に決めること
ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるランダム選曲機能付
ディスク再生装置のランダム選曲再生時のフローチャー
ト
ディスク再生装置のランダム選曲再生時のフローチャー
ト
【図２】同装置の要部を示すブロック図
【図３】同装置の要部を示すブロック図
【図４】従来におけるランダム選曲フローチャート
１ 演算制御回路 ３ 光学式ピックアップ ４ ピックアップサーボ回路 ５ ディスクモータ ６ 信号処理回路 ８ 選曲制御部 ９ 乱数発生部（乱数発生手段） １０ 除外曲メモリー（メモリー手段） １１ 乱数選択部（乱数選択手段） １２ メモリー制御部（メモリー制御手段）
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の曲を記録したディスクから、乱数
発生手段より発せられた乱数値に対応した曲を順次選択
して再生するランダム選曲機能付ディスク再生装置にお
いて、 上記乱数発生手段より発せられた乱数値を所定数記憶す
るメモリー手段と、 上記乱数発生手段より新たに発せられた乱数値を上記メ
モリー手段に記憶されている所定数の乱数値と照会し、
一致する乱数値があるときその乱数値を無効として、上
記乱数発生手段を再度動作させ、上記メモリー手段にな
い乱数値を選び出す乱数選択手段と、 該乱数選択手段により選択された乱数値を上記メモリー
手段に記憶されている乱数値の中から最古の乱数値に代
えて記憶させ、該メモリー手段には常に新しい方から所
定数の乱数値を記憶するように制御するメモリー制御手
段とを具備し、上記乱数選択手段により選択された乱数
値に対応する曲をディスクより選択して再生するように
構成したことを特徴とするランダム選曲機能付ディスク
再生装置。 - 【請求項２】 メモリー制御手段は、メモリー手段に記
憶する乱数値の数を、ディスクに記録されている曲数を
基に自動的に決定するよう構成してなる上記請求項１記
載のランダム選曲機能付ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23989192A JPH0689547A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ランダム選曲機能付ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23989192A JPH0689547A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ランダム選曲機能付ディスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0689547A true JPH0689547A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17051405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23989192A Pending JPH0689547A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ランダム選曲機能付ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689547A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996013035A1 (fr) * | 1994-10-24 | 1996-05-02 | Sony Corporation | Dispositif de reproduction, procede de reproduction et support d'enregistrement |
| WO1997007509A1 (fr) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disque optique multimedia capable de conserver pendant longtemps la fraicheur du contenu en images, appareil et procede de reproduction de ce disque |
| KR100442319B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2004-07-30 | 도선미 | 멀티미디어의 랜덤재생방법 및 그 타이틀 |
| JP2006122143A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Samii Kk | 遊技機 |
| JP2010187892A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
| JP2012139520A (ja) * | 2012-03-16 | 2012-07-26 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP23989192A patent/JPH0689547A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996013035A1 (fr) * | 1994-10-24 | 1996-05-02 | Sony Corporation | Dispositif de reproduction, procede de reproduction et support d'enregistrement |
| US5793726A (en) * | 1994-10-24 | 1998-08-11 | Sony Corporation | Reproduction system featuring automatic selection among multiple reproduction modes |
| WO1997007509A1 (fr) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disque optique multimedia capable de conserver pendant longtemps la fraicheur du contenu en images, appareil et procede de reproduction de ce disque |
| US5734788A (en) * | 1995-08-21 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multimedia optical disc which can preserve the freshness of stored data, a reproduction apparatus for reproducing such optical disc and a reproduction method |
| US6201928B1 (en) | 1995-08-21 | 2001-03-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reproduction device and method for coordinating a variable reproduction of video images |
| US6229952B1 (en) | 1995-08-21 | 2001-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc, reproduction device and method for coordinating a variable reproduction of video images |
| KR100442319B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2004-07-30 | 도선미 | 멀티미디어의 랜덤재생방법 및 그 타이틀 |
| JP2006122143A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Samii Kk | 遊技機 |
| JP2010187892A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
| JP2012139520A (ja) * | 2012-03-16 | 2012-07-26 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR920008291B1 (ko) | 자동연주 기록장치 | |
| US5410525A (en) | Disk reproducing method and apparatus including track jump compensation | |
| JPH04339000A (ja) | 音楽再生装置 | |
| JPH0689547A (ja) | ランダム選曲機能付ディスク再生装置 | |
| JP2003006992A (ja) | 情報再生方法及び情報再生装置 | |
| JP3621715B2 (ja) | 映像付きカラオケ装置 | |
| JP2000235772A (ja) | Ｃｄ再生装置 | |
| JP3591227B2 (ja) | カラオケ装置 | |
| JP2512791B2 (ja) | 再生音場制御装置 | |
| US7385129B2 (en) | Music reproducing system | |
| JP3465292B2 (ja) | 音像移動制御装置 | |
| JP2550423B2 (ja) | カラオケ装置 | |
| JP3309350B2 (ja) | オーディオミキサー装置用自動再現装置 | |
| JPS6235116B2 (ja) | ||
| JPH09325776A (ja) | 波形データ編集装置 | |
| JP4236570B2 (ja) | 波形再生装置および波形再生プログラム | |
| JPH03203069A (ja) | オーディオ機器の再生方法 | |
| JP3073561B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
| JPS63213188A (ja) | 情報再生装置 | |
| JPH0562355B2 (ja) | ||
| JP3827820B2 (ja) | 録音再生装置 | |
| JP3739057B2 (ja) | 効果音生成装置 | |
| JPH0443915Y2 (ja) | ||
| JP2505589Y2 (ja) | 音場構成装置 | |
| JPH042473Y2 (ja) |