JPH068808U - コーチボルト - Google Patents

コーチボルト

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Publication number
JPH068808U
JPH068808U JP5382492U JP5382492U JPH068808U JP H068808 U JPH068808 U JP H068808U JP 5382492 U JP5382492 U JP 5382492U JP 5382492 U JP5382492 U JP 5382492U JP H068808 U JPH068808 U JP H068808U
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JP
Japan
Prior art keywords
bolt
floor
screw portion
tightening
coach
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Withdrawn
Application number
JP5382492U
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English (en)
Inventor
信夫 根塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP5382492U priority Critical patent/JPH068808U/ja
Publication of JPH068808U publication Critical patent/JPH068808U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般機械用三角ねじ部の先端部よりねじ締付
け用の頭が突出することなく、ねじ締付け作業を最小限
のスペースで行なえるようにし、締付け後の後処理を容
易かつ低コストで行なうことのできるコーチボルトを提
供する。 【構成】 ボルト軸22を二分した一方の半分に木ねじ
部23を設け、ボルト軸22の反対側の半分に一般機械
用三角ねじ部24を設け、前記一般機械用三角ねじ部2
4の端のボルト軸22端には角形のボルト締穴25を凹
設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コーチボルトに関し、特に木質パネル式組立て住宅に使用するコー チボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、従来のコーチボルト1としてボルト軸2の中間部3から片 方の先端部4までに木ねじ部5を設け、また、ボルト軸2の中間部3から反対側 先端部までを一般機械用三角ねじ部7にし、さらにこの一般機械用三角ねじ部7 の先端に六角頭6にしたものが知られている。
【0003】 このようなコーチボルト1は、住宅建築等で木質部材同士を結合するとき、貫 通穴に通しボルトを挿入して締付けようとする場合に、部材の一方の外側にはボ ルト端を出せない場合があり、このような通しボルトの採用ができにくい場合に 、前記コーチボルト1を使用するようにしていた。
【0004】 このようなコーチボルト1の使用状態の一例を図4に示す。
【0005】 木質の1階側の壁パネル8上に2階の床パネル9を載置し、この2階の床パネ ル9上に2階の壁パネル10を立設するようにしており、この1階の壁パネル8 と2階の壁パネル10との連結をコーチボルト1にて行なうようにしている。
【0006】 具体的には、1階の壁パネル8の上面にコーチボルト1の木ねじ部5をねじ込 み、床パネル9を壁パネル8上に載置し、その外側に胴差し11を取付け、床パ ネル9の床面上より、コーチボルト1の一般機械用三角ねじ部7を突出させた状 態で、下面に貫通穴12を設けた2階の壁パネル10を前記貫通穴12にコーチ ボルト1の一般機械用三角ねじ部7を貫通させて床パネル9上に立設する。
【0007】 そして、2階の壁パネル10の貫通穴12付近側面に形成した操作穴13より ナット14をコーチボルト1の一般機械用三角ねじ部7に螺合させ、レンチ15 などを用いてナット14を締め付けることにより、1階の壁パネル8と2階の壁 パネル10とを連結するようにしている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のコーチボルト1にあっては、一般機械用三角ねじ部7の先端部に六 角頭6が突出した状態となっているため、2階の壁パネル10の貫通穴12を貫 通した状態で六角頭6の高さ分だけ2階の壁パネル10内への突出量が多くなり 、この状態でレンチ15による締付け操作をしようとすると、六角頭6の突出分 だけ壁パネル10の操作穴13を大きくしなければ、レンチ15の装着ができず 、また壁パネル10の操作穴13を大きく設定すると、壁パネル10の内壁仕上 処理時に大きな操作穴13の閉塞作業を行なわなければならず、その閉塞作業に 手間と時間がかかり、工期の短縮化に反する結果となるという問題があった。
【0009】 また、前記操作穴13を閉塞するために、一般に幅木を使用するが、前記操作 穴13が大きくなると、幅木を大きくせざるを得ず、それだけコスト高になる上 に意匠的にも好ましくないという問題があった。
【0010】 本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、一般機械 用三角ねじ部の先端部よりねじ締付け用の頭が突出することなく、ねじ締付け作 業を最小限のスペースで行なえるようにし、締付け後の後処理を容易かつ低コス トで行なうことのできるコーチボルトを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、 ボルト軸を二分した一方の半分に木ねじ部を設け、 前記ボルト軸の反対側の半分に一般機械用三角ねじ部を設けたコーチボルトに おいて、 前記一般機械用三角ねじ部の端のボルト軸端には角形のボルト締穴を凹設した ことを特徴とする。
【0012】
【作用】
コーチボルトの木ねじ部を対象木質部材にねじ込む際に、角形のボルト締め穴 を用いて締付け固定し、他方の対象木質部材に一般機械用三角ねじ部を貫通させ 、他方の対象木質部材より突出した一般機械用三角ねじ部にナットを装着して対 象木質部材同士を連結固定する。
【0013】 この場合、一般機械用三角ねじ部の先端には締付け用の頭が突出しないため、 ナットの締付けの為のスペースは最小限で済み、対象木質部材に締付け作業用の 穴を形成する場合にはその穴を小さくすることができ、締付け作業後の後処理が 容易となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】 図1及び図2は、本考案の一実施例を示す図である。
【0016】 本実施例のコーチボルト21は、木ねじ部23と、一般機械用三角ねじ部24 と、ボルト締め穴25とを備える。
【0017】 木ねじ部23は、ボルト軸22を二分した中間部26より一方の側ほぼ半分の 範囲にピッチ、高さ共に大きいねじ山として形成され、対象木質部材に対し、直 接ねじ込み可能にされている。
【0018】 一般機械用三角ねじ部24は、ボルト軸22を二分した中間部26より反対側 ほぼ半分の範囲にピッチ、高さ共に小さいねじ山として形成され、ナットなどが 螺合可能にされている。
【0019】 ボルト締め穴25は、一般機械用三角ねじ部24の端のボルト軸端に凹設され るもので、内形が六角形となるように形成されている。このボルト締め穴25は 、木ねじ部23の対象木質部材へのねじ込み時に六角レンチ(図示せず)を差込 んで回転さるためのもので、六角レンチによる回転操作時に外周のボルト軸22 が割れないよう、外周の肉厚を十分に確保しておくことが望ましい。
【0020】 次に、このコーチボルト21を図2に示すように、1階及び2階の壁パネル同 士の連結に用いた場合について説明する。
【0021】 図において、27が1階の壁パネルで、この1階の壁パネル27上に床パネル 28及び床パネル28外周の胴差し29が設置され、これら床パネル28及び胴 差し29上に2階の壁パネル30が立設されるようになっている。
【0022】 コーチボルト21は、木ねじ部23が1階の壁パネル27の上面を構成する芯 材31に垂直にねじ込まれる。この場合、木ねじ部23のねじ込みは、ボルト締 め穴25内に六角レンチを差込んで回転させることにより行なわれる。
【0023】 また、コーチボルト21の一般機械用三角ねじ部24は、2階の壁パネル30 の下面を構成する芯材32に形成した貫通穴33を貫通して、その上端部が2階 の壁パネル30内に突出する状態にされている。
【0024】 そして、2階の壁パネル30内に突出する一般機械用三角ねじ部24にナット 35を螺合させ、レンチ34などにてナット35を締め付ければ、1階及び2階 の壁パネル27、30同士が連結されることとなる。この場合、ナット35の挿 入及びレンチ34の締付け操作は、2階の壁パネル30の下部側面に形成した操 作穴36を介して行なわれるが、2階の壁パネル30内に突出する一般機械用三 角ねじ部24の上端には、ボルト締付け用の頭が存在しないため、コーチボルト 21の2階の壁パネル30内への突出量が少なく、その結果操作穴36を大きく 形成しなくてもレンチ34の差込みが容易になし得る。
【0025】 従って、操作穴36を小さくすることにより、操作穴36の閉塞作業を容易に し、かつ閉塞の為の幅木を小さくして低コストかを図り、意匠の向上をも図るこ とが可能となる。
【0026】 本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内にお いて種々の変形実施が可能である。
【0027】 例えば、前記実施例においては、ボルト締め穴25を六角形として形成してい るが、この例に限られるものではなく、三角形、四角形、五角形或いは七角形以 上であっても十分に回転力を伝達できるものであれば、種々の形状を採用するこ とが可能である。
【0028】 また、前記実施例においては、1階及び2階の壁パネルの連結にコーチボルト を用いる場合について説明したが、これに限らず、例えば、1階の床パネルと壁 パネルの連結やコーナー部の壁パネル同士の連結など種々の部位の連結にも適用 することが可能である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、一般機械用三角ねじ部の端のボルト軸 端に角形のボルト締め穴を凹設することとしたため、一般機械用三角ねじ部のボ ルト軸端には、ボルト締め用の頭が突出することなく、従って、ボルト締め用の スペースを最小限にしてボルト締めを行なうことができ、締付け操作の為、操作 穴が必要な場合であっても操作穴を最小限に抑えることができ、その操作穴の閉 塞の為の後処理を容易にし、低コスト化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコーチボルトの斜視図
である。
【図2】図1の使用状況を示す1階及び2階の壁パネル
の連結状態を示す部分断面図である。
【図3】従来のコーチボルトの斜視図である。
【図4】従来のコーチボルトを用いた1階及び2階の壁
パネルの連結状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
21 コーチボルト 22 ボルト軸 23 木ねじ部 24 一般機械用三角ねじ部 25 ボルト締め穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト軸を二分した一方の半分に木ねじ
    部を設け、 前記ボルト軸の反対側の半分に一般機械用三角ねじ部を
    設けたコーチボルトにおいて、 前記一般機械用三角ねじ部の端のボルト軸端には角形の
    ボルト締穴を凹設したことを特徴とするコーチボルト。
JP5382492U 1992-07-08 1992-07-08 コーチボルト Withdrawn JPH068808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5382492U JPH068808U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 コーチボルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5382492U JPH068808U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 コーチボルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068808U true JPH068808U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12953544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5382492U Withdrawn JPH068808U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 コーチボルト

Country Status (1)

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JP (1) JPH068808U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525513A (ja) * 2009-04-28 2012-10-22 ゲツナー ヴェルクストッフ ホールディング ゲーエムベーハー 連結装置
JP2012251654A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Takayuki Sato 取り付けが簡単なアンカーボルト

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JP2012525513A (ja) * 2009-04-28 2012-10-22 ゲツナー ヴェルクストッフ ホールディング ゲーエムベーハー 連結装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003