JPH0687588A - ホームエレベーター用ドアロック装置 - Google Patents

ホームエレベーター用ドアロック装置

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JPH0687588A
JPH0687588A JP22767692A JP22767692A JPH0687588A JP H0687588 A JPH0687588 A JP H0687588A JP 22767692 A JP22767692 A JP 22767692A JP 22767692 A JP22767692 A JP 22767692A JP H0687588 A JPH0687588 A JP H0687588A
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JP
Japan
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door
car
lock
landing
getting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22767692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Suzuki
邦久 鈴木
Ryuichi Ishibashi
龍一 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Publication of JPH0687588A publication Critical patent/JPH0687588A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 かご側ドア5に設けられたカーカム7と、乗
場側ドア22に設けられカーカム7と係合してこの乗場
側ドア22,23とかご側ドア5,6とを連動可能状態
にする可動ローラ27と、この可動ローラ27と一体形
成されたラッチ部28と、乗場18に設けられ前記ラッ
チ部28と係合して乗場側ドア22,23を乗場18に
ロックするためのロック部31aと、カーカム7を介し
て可動ローラ27を作動させて前記ラッチ部28を前記
ロック部31aにロックしたり、このロック状態を解除
したりするソレノイド13,14および引張りスプリン
グ15と、かごがドアゾーンへ到着したことを検知する
光センサ33からの信号に基づいてソレノイド13,1
4を作動させるコントローラ34とを備えた。 【効果】 かごがドアゾーンに到達し、エレベーターが
停止すると、乗場側ドア22,23をすぐに開けること
ができ、かつこの操作は簡便である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアゾーンセンサから
の信号に基づいて乗場側ドアおよびかご側ドアのロック
状態を解除するホームエレベーター用ドアロック装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホームエレベーターのドアロック
装置として、例えば図5ないし図7に示すようなものが
ある。図5において、符号101はかごの前面に設けら
れたガイドレールであり、このガイドレール101には
ドア102,103がハンガー104,105を介して
摺動(開閉)自在に吊持されている。ドア102にはハ
ンガー104を介してカーカム106が取り付けられて
いる。
【0003】一方、図6に示すように乗場側にはガイド
レール107にハンガー108,109を介してドア1
10,111が摺動(開閉)自在に吊持されている。ハ
ンガー108にはローラ112が回動自在に支持され、
このローラ112には支持部材113を介してローラ1
14が取り付けられ、この支持部材113の先端側には
ラッチ部115が設けられている。ラッチ部115は乗
場116に取り付けられた固定パネル117のロック部
118に係合可能となっており、ラッチ部115がロッ
ク部118と係合しているときには、乗場側ドア11
0,111は乗場116に閉止状態でロックされてい
る。
【0004】ローラ114にはケーブル119の一端が
係着され、図7に示すように、このケーブル119の他
端は乗場側ドア110に設けられたドア開閉用の取手1
20のワンタッチレバー121に止着されている。
【0005】かごが乗場116側のドアゾーンに到達す
ると、カーカム106の間にローラ112,114が位
置して係合し、かご側のドア102,103は乗場側ド
ア110,111と連動可能となる。取手120のワン
タッチレバー121を押すと、ケーブル119は引っ張
られ、ローラ114を介して支持部材113が時計方向
に回動し、ラッチ部115はロック部118から外れ
る。乗場側ドア110をワンタッチレバー121を押し
ながら手で開けると、かご側ドア102,103も連動
して開く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホームエレベーター用ドアロック装置にあっ
ては、乗場側ドア110,111のロック状態を解除す
るには、まず取手120のワンタッチレバー121をわ
ざわざ押えなければならないために、かごが到達しても
すぐにはドア110,111を開けることができず、ま
たこの操作が煩雑であるという問題点があった。
【0007】本発明は、かごが乗場側のドアゾーンに到
達すると、乗場側のドアをすぐに開けることができ、か
つこの操作が簡便であるホームエレベーター用ドアロッ
ク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、かご側ドアに設けられた
係合部材と、乗場側ドアに設けられ前記係合部材と係合
してこの乗場側ドアとかご側ドアとを連動可能状態にす
る被係合部材と、この被係合部材と一体形成されたラッ
チ部と、乗場に設けられ前記ラッチ部と係合して乗場側
ドアを乗場にロックするためのロック部と、前記係合部
材を介して被係合部材を作動させて前記ラッチ部を前記
ロック部にロックしたり、このロック状態を解除したり
する駆動手段と、かごがドアゾーンへ到着したことを検
知するドアゾーンセンサからの信号に基づいて前記駆動
手段を作動させる制御手段とを備えた構成とする。
【0009】
【作用】かごがドアゾーンに到達すると、係合部材と被
係合部材とは係合し、またこのかごはドアゾーンセンサ
によって検知される。ドアゾーンセンサから制御手段へ
信号が出力され、制御手段によって駆動手段が作動させ
られ、ラッチ部とロック部とのロック状態が解除され
る。このため、乗場側のドアはかごがドアゾーンに到達
し、エレベーターが停止すると、すぐにロック状態から
解除され、即開放可能状態となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4は本発明に係るホームエレベーター用ドア
ロック装置の一実施例を示す図である。
【0011】図1において、符号1はホームエレベータ
ー用のかごの前面に設けられたガイドレールであり、こ
のガイドレール1にはローラ2、ハンガー3,4を介し
てドア5,6が摺動(開閉)自在に吊持されている。ド
ア6にはハンガー3を介してカーカム7(係合部材)が
取り付けられている。
【0012】図2に示すように、カーカム7は基板8を
有しており、この基板8には固定カム板部9がかごの上
下移動方向に向けて一体形成され、この固定カム板部9
には可動カム板部10が対称的に位置している。可動カ
ム板部10は基板8に平行リンク11,12を介して回
動可能に取り付けられ、リンク11,12にはソレノイ
ド13,14が取り付けられ、またリンク11の方には
引張りスプリング15が取り付けられている。ソレノイ
ド13,14が作動すると、可動カム板部10は引張り
スプリング15の引張力に抗して回動する。ここで、ソ
レノイド13,14、引張りスプリング15は全体とし
て駆動手段を構成している。また、可動カム板部10に
はこれが急激に回動するのを防止するために、ショック
アブソーバ16が取り付けられ、さらにダンパー17
a,17bも取り付けられている。
【0013】図3に示すように、乗場18側にもガイド
レール19が設けられ、このガイドレール19にはハン
ガー20,21を介してドア22,23が摺動(回動)
自在に吊持されている。ハンガー20にはブラケット2
4が取り付けられているが、このブラケット24には固
定ローラ25が回動自在に支持され、この固定ローラ2
5(被係合部材)には支持部材26を介して可動ローラ
27(被係合部材)が取り付けられている。
【0014】支持部材26の先端側にはラッチ部28が
設けられており、このラッチ部28の上にはウェイト2
9が載せられている。このラッチ部28はセーフティス
イッチ30のケーシング31の開口部31a(ロック
部)に係合可能であり、ケーシング31は乗場18に固
定パネル32を介して取り付けられているので、ラッチ
部28が開口部31aに係合すると、ドア22は乗場1
8に閉止状態でロックされることになる。
【0015】また、ラッチ部28はコンタクトベースと
しての役目も果しており、セーフティスイッチ30に接
触することによってドア22が乗場18にロックされて
いることを確認する。可動ローラ27が押圧されて固定
ローラ25を中心に図3中時計方向に回動すると、ラッ
チ部28は開口部31aとの係合状態から外れる。
【0016】次に、このドアロック装置の作動を図4に
示すフローチャートを参照にしながら説明する。
【0017】エレベーターが運行されて、かごがドアゾ
ーンに到達し、エレベーターが停止すると、ローラ2
5,27の両側にカーカム7が入り込み、かご側のドア
5,6と乗場側のドア22,23とは連動可能となる。
また、かごがドアゾーンに到達すると、光電センサ33
(ドアゾーンセンサ)によってかごが検知される(ステ
ップS1)。光電センサ33からコントローラ34へ信
号が出力され、コントローラ34からの指示によってソ
レノイド13,14は励磁状態が解除される(ステップ
2)。そうすると、可動カム板部10は引張ばね15
によって回動して可動ローラ27を押圧する。
【0018】可動ローラ27は固定ローラ25を中心に
回動し、ラッチ部28がロック部31aとの係合から外
れる。このため、乗場側のドア22,23はかごがドア
ゾーンに到達するとすぐにロック状態から解除され、即
開放可能状態となる。乗場側ドア22の取手を握って、
このドア22を押し開けると、同時にかご側ドア5,6
も連動して開けられる。
【0019】そこで、乗客がかごに乗り、かご側ドア
5,6と乗場側ドア22,23を閉め、行先階指示ボタ
ンを押す(ステップS3)。ソレノイド13,14はコ
ントローラ34(制御手段)からの指示によって励磁さ
れる(ステップS4)。可動カム板部10は回動して初
期位置に戻り、可動ローラ27は押圧されなくなる。そ
うすると、ラッチ部28はウェイト29の荷重によって
ロック部31aに係合され、乗場側ドア22は再び乗場
18にロックされる。次に、かごが移動して、カーカム
7はローラ25,27との係合状態から外れる。
【0020】なお、エレベーターの運行中に電気的トラ
ブルがあっても、引張りスプリング15は作用するの
で、かごがドアゾーンに到達すれば可動カム板部10,
可動ローラ27を介してラッチ部28はロック部31a
から外れ、乗場側のドア22を開けることができ、この
ためかご内の乗客を救出することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かごがドアゾーンに到達し、エレベーターが停止する
と、ドアゾーンセンサからの信号に基づいて制御手段は
駆動手段を作動させ、ラッチ部とロック部とのロック状
態を解除するようにしたので、乗場側ドアをすぐに開け
ることができ、かつこの操作は簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホームエレベーター用ドアロック
装置の係合部材側を示す正面図。
【図2】この係合部材の拡大正面図。
【図3】この被係合部材側を示す正面図。
【図4】このドアロック装置の作動を示すフローチャー
ト。
【図5】従来のホームエレベーター用ドアロック装置の
カーカム側を示す正面図。
【図6】このローラ側を示す正面図。
【図7】図6中A−A線断面図。
【符号の説明】
5,6…かご側ドア 7…カーカム 9…固定カム板部 10…回動カム板部 13,14…ソレイノド 22,23…乗場側ドア 28…ラッチ部 31a…ロック部 33…光電センサ 34…コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご側ドアに設けられた係合部材と、乗
    場側ドアに設けられ前記係合部材と係合してこの乗場側
    ドアとかご側ドアとを連動可能状態にする被係合部材
    と、この被係合部材と一体形成されたラッチ部と、乗場
    に設けられ前記ラッチ部と係合して乗場側ドアを乗場に
    ロックするためのロック部と、前記係合部材を介して被
    係合部材を作動させて前記ラッチ部を前記ロック部にロ
    ックしたり、このロック状態を解除したりする駆動手段
    と、かごがドアゾーンへ到着したことを検知するドアゾ
    ーンセンサからの信号に基づいて前記駆動手段を作動さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とするホームエレベ
    ーター用ドアロック装置。
JP22767692A 1992-08-27 1992-08-27 ホームエレベーター用ドアロック装置 Pending JPH0687588A (ja)

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JP22767692A JPH0687588A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ホームエレベーター用ドアロック装置

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JPH0687588A true JPH0687588A (ja) 1994-03-29

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ID=16864589

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020625