JPH0687169U - 建設・作業用車両のカウンタウエイト - Google Patents
建設・作業用車両のカウンタウエイトInfo
- Publication number
- JPH0687169U JPH0687169U JP3388393U JP3388393U JPH0687169U JP H0687169 U JPH0687169 U JP H0687169U JP 3388393 U JP3388393 U JP 3388393U JP 3388393 U JP3388393 U JP 3388393U JP H0687169 U JPH0687169 U JP H0687169U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterweight
- vehicle body
- weight
- vehicle
- construction
- Prior art date
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来の油圧ショベルでは、エンジン及びその
付属機器をはじめとして、油圧ポンプその他の機器類と
カウンタウエイトとのスペ−スが非常に狭く、またカウ
ンタウエイトは一体構造で、しかも車体に固定して取付
けられているために、メンテナンスが非常にやりづらか
った。この問題点を解決する。 【構成】 カウンタウエイトを複数個のウエイトに分割
して形成し、その中の1つのウエイト12を車体後部に
固定して取付け、その他のウエイト13、14を、上記
固定ウエイトの端部にヒンジ15を介して回動できるよ
うに連結し、車体後方に向かって開放できるようにし
て、構成した。
付属機器をはじめとして、油圧ポンプその他の機器類と
カウンタウエイトとのスペ−スが非常に狭く、またカウ
ンタウエイトは一体構造で、しかも車体に固定して取付
けられているために、メンテナンスが非常にやりづらか
った。この問題点を解決する。 【構成】 カウンタウエイトを複数個のウエイトに分割
して形成し、その中の1つのウエイト12を車体後部に
固定して取付け、その他のウエイト13、14を、上記
固定ウエイトの端部にヒンジ15を介して回動できるよ
うに連結し、車体後方に向かって開放できるようにし
て、構成した。
Description
【0001】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設車両、作業車両に装備したカウンタ ウエイトの構造に関する。
【0002】
図7は、従来技術のカウンタウエイトを装備した油圧ショベルの要部平面図で ある。図において、1は車体である上部旋回体、2は上部旋回体1のアッパフレ −ム、3はエンジン、4はラジエ−タ、5はエアクリ−ナ、6はエンジン3に取 付けたポンプ、7はエンジン3に付属しているオイルフィルタ、8は同じく噴射 ポンプ、9はカウンタウエイトである。図8は、図7の要部後面図である。図に おいて、10はボルトである。図7及び図8に示すように、従来技術のカウンタ ウエイト9は、一体構造で形成され、上部旋回体1の最後部で、アッパフレ−ム 2の後面部に複数個のボルト10によって取付けられている。また、カウンタウ エイト9の前方には、エンジン3、ラジエ−タ4、エアクリ−ナ5が配設され、 エンジン3には、油圧ポンプ6、オイルフィルタ7、噴射ポンプ8などが装着さ れている。
【0003】
油圧ショベルでは、車体中央部にエンジン、エアクリ−ナ、ラジエ−タ、オイ ルク−ラ、油圧ポンプなどを配設し、またエンジンには、噴射ポンプ、オイルフ ィルタなどが装着されていて、これら機器類のトラブルによるメンテナンスの機 会も多い。ところが、従来より上記エンジン等の後部にはカウンタウエイトを装 備してしており、しかも車体の後端半径をできるだけ小さくするために、エンジ ン及びその他機器類とカウンタウエイトとのスペ−スが非常に小さく、窮屈で、 メンテナンスが大変やりずらかった。本考案は、上記の問題点を解決することを 目的とする。
【0004】
本考案のカウンタウエイトは、第1の手段として、カウンタウエイトを複数個 のウエイトに分割して形成し、その中の1つのウエイトを車体後部に固定して取 付け、その他のウエイトを、上記固定ウエイトの端部にヒンジを介して回動でき るように連結した。第2の手段として、カウンタウエイトを左右2個のウエイト に分割して形成し、その左側ウエイトを車体の左後端部に、右側ウエイトを車体 の右後端部に、それぞれヒンジを介して回動できるように連結した。第3の手段 として、カウンタウエイトの左右いずれかの一端を、車体の側後端部に、ヒンジ を介して回動できるように連結した。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案請求 項1のカウンタウエイト11を装備した油圧ショベルの要部後面図である。図に おいて、従来技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す。12 は固定ウエイト、13は左ウエイト、14は右ウエイト、15はヒンジである。 図2は、図1におけるカウンタウエイト11の要部平面図である。
【0006】 図3は、本考案請求項2のカウンタウエイト16を装備した油圧ショベルの要 部後面図である。図において、17は左ウエイト、18は右ウエイト、19はヒ ンジである。図4は、図3におけるカウンタウエイト16の要部平面図である。 図において、20はアッパフレ−ムである。
【0007】 図5は、本考案請求項3のカウンタウエイト21を装備した油圧ショベルの要 部後面図である。図6は、図5におけるカウンタウエイト21の要部平面図であ る。図において、22はアッパフレ−ムである。
【0008】 次に、本考案のカウンタウエイトの構成を図1〜図6について述べる。図1及 び図2において、カウンタウエイト11は、固定ウエイト12、左ウエイト13 、右ウエイト14により形成し、固定ウエイト12をアッパフレ−ム2の後面部 に複数個のボルト10で取付けている。また固定ウエイト12の左右端部に、左 ウエイト13及び右ウエイト14を、それぞれヒンジ15を介して連結している 。図3及び図4において、カウンタウエイト16は、左ウエイト17及び右ウエ イト18により形成し、左ウエイト17の左端部をアッパフレ−ム20の左後端 部に、右ウエイト18の右端部をアッパフレ−ム20の右後端部に、それぞれヒ ンジ19を介して連結している。図5及び図6において、カウンタウエイト21 は一体形に形成し、その左端部をアッパフレ−ム22の左後端部に、ヒンジ19 を介して連結している。
【0009】 次に、本考案のカウンタウエイトの作用について述べる。請求項1のカウンタ ウエイト11は、左ウエイト13及び右ウエイト14を、固定ウエイト12の両 端部にヒンジ15を介して回動できるように連結したので、左ウエイト13及び 右ウエイト14を、それぞれ車体後方に向かって開放することができる。請求項 2のカウンタウエイト16は、左ウエイト17及び右ウエイト18を、それぞれ アッパフレ−ム20の左右後端部に、ヒンジ19を介して回動できるように連結 したので、車体後方に向かって観音開きができる。請求項3のカウンタウエイト 21は一体構造に形成して、その左端部をアッパフレ−ム22の左後端部に、ヒ ンジ19を介して回動できるように連結したので、車体の後方に向かってドア開 きすることができる。以上のように、カウンタウエイトを開くことによって、車 体後面部の一部あるいは全部が開放され、エンジン3、ラジエ−タ4、エアクリ −ナ5、油圧ポンプ6、オイルフィルタ7、噴射ポンプ8などのメンテナンスが 容易になる。なお、ヒンジについては、カウンタウエイトの端部をヒンジ構造に 形成して、構成してもよい。
【0010】
従来の油圧ショベルでは、エンジン、油圧ポンプその他の機器類とカウンタウ エイトとのスペ−スが非常に狭く、またカウンタウエイトは一体構造で、しかも 車体に固定して取付けられているため、上記機器類のメンテナンスが非常にやり づらかった。しかし本考案では、カウンタウエイトを車体に対しヒンジを使って 取付けたので、カウンタウエイトの一部あるいは全部を、車体後方に向かって開 放することができるようになった。これにより、エンジン、油圧ポンプなどの機 器類のメンテが無理なく容易に行なえ、メンテナンス性と安全性の向上を図るこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案請求項1のカウンタウエイトを装備した
油圧ショベルの要部後面図である。
油圧ショベルの要部後面図である。
【図2】図1におけるカウンタウエイトの要部平面図で
ある。
ある。
【図3】本考案請求項2のカウンタウエイトを装備した
油圧ショベルの要部後面図である。
油圧ショベルの要部後面図である。
【図4】図3におけるカウンタウエイトの要部平面図で
ある。
ある。
【図5】本考案請求項3のカウンタウエイトを装備した
油圧ショベルの要部後面図である。
油圧ショベルの要部後面図である。
【図6】図5におけるカウンタウエイトの要部平面図で
ある。
ある。
【図7】従来技術のカウンタウエイトを装備した油圧シ
ョベルの要部平面図である。
ョベルの要部平面図である。
【図8】図7の要部後面図である。
1 上部旋回体 2,20,22 アッパフレ−ム 3 エンジン 6 油圧ポンプ 9,11,16,21 カウンタウエイト 10 ボルト 12 固定ウエイト 13,17 左ウエイト 14,18 右ウエイト 15,19 ヒンジ
Claims (3)
- 【請求項1】 車体の中央部にエンジン、油圧ポンプな
どを装備し、その後部にカウンタウエイトを装備した建
設・作業用車両において、そのカウンタウエイトを複数
個のウエイトに分割して形成し、その中の1つのウエイ
トを車体後部に固定して取付け、その他のウエイトを、
上記固定ウエイトの端部にヒンジを介して回動できるよ
うに連結し、車体後方に向かって開放できるようにした
ことを特徴とする建設・作業用車両のカウンタウエイ
ト。 - 【請求項2】 車体の中央部にエンジン、油圧ポンプな
どを装備し、その後部にカウンタウエイトを装備した建
設・作業用車両において、そのカウンタウエイトを左右
2個のウエイトに分割して形成し、その左側ウエイトを
車体の左後端部に、右側ウエイトを車体の右後端部にそ
れぞれヒンジを介して回動できるように連結し、車体後
方に向かって観音開きができるようにしたことを特徴と
する建設・作業用車両のカウンタウエイト。 - 【請求項3】 車体の中央部にエンジン、油圧ポンプな
どを装備し、その後部にカウンタウエイトを装備した建
設・作業用車両において、そのカウンタウエイトの左右
いずれかの一端を、車体の側後端部にヒンジを介して回
動できるように連結し、車体後方に向かって開放できる
ようにしたことを特徴とする建設・作業用車両のカウン
タウエイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3388393U JPH0687169U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 建設・作業用車両のカウンタウエイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3388393U JPH0687169U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 建設・作業用車両のカウンタウエイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687169U true JPH0687169U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12398927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3388393U Pending JPH0687169U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 建設・作業用車両のカウンタウエイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687169U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280485A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kubota Corp | 旋回作業機のカバー装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP3388393U patent/JPH0687169U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280485A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kubota Corp | 旋回作業機のカバー装置 |
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