JPH0686244U - フューズ搭載型リレー - Google Patents
フューズ搭載型リレーInfo
- Publication number
- JPH0686244U JPH0686244U JP3186893U JP3186893U JPH0686244U JP H0686244 U JPH0686244 U JP H0686244U JP 3186893 U JP3186893 U JP 3186893U JP 3186893 U JP3186893 U JP 3186893U JP H0686244 U JPH0686244 U JP H0686244U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- fuse
- tab
- bus bar
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 リレーのコモン接点と接続するタブ又はノー
マルオープン接点と接続するタブ或いはノーマルクロー
ズ接点と接続するタブ間にフューズ接続部を設けると共
に、該フューズ接続部が位置するリレーカバーの上面に
フューズの栓刃端子を差し込む矩形口を穿設してフュー
ズ搭載型リレーを構成した。 【効果】 リレーカバーの上面に穿設した矩形口からフ
ューズ接続部にフューズの栓刃端子を差し込み接続する
だけで、過電流によるリレーの損傷や、該リレーのスイ
ッチ動作により作動する補機の損傷、また、リレーと補
機を接続した電線の焼損等の電気的事故を未然に防止す
ることができ、しかも、リレー及びフューズを組み込む
電気接続箱等の内部配線を簡素化し、電気接続箱等を小
型化することができる。
マルオープン接点と接続するタブ或いはノーマルクロー
ズ接点と接続するタブ間にフューズ接続部を設けると共
に、該フューズ接続部が位置するリレーカバーの上面に
フューズの栓刃端子を差し込む矩形口を穿設してフュー
ズ搭載型リレーを構成した。 【効果】 リレーカバーの上面に穿設した矩形口からフ
ューズ接続部にフューズの栓刃端子を差し込み接続する
だけで、過電流によるリレーの損傷や、該リレーのスイ
ッチ動作により作動する補機の損傷、また、リレーと補
機を接続した電線の焼損等の電気的事故を未然に防止す
ることができ、しかも、リレー及びフューズを組み込む
電気接続箱等の内部配線を簡素化し、電気接続箱等を小
型化することができる。
Description
【0001】
本考案は自動車内配線に使用するフューズ搭載型リレーに関するものである。
【0002】
従来、自動車内配線においては図6に示すように、例えば、バッテリーBとリ レー30のコモン接点COMの回路上にフューズ20を設け、過電流によるリレ ー30や、該リレー30のスイッチ動作により作動する補機の損傷、また、過電 流による電線の焼損等の電気的事故を防止していた。
【0003】
しかしながら、上述のようにバッテリーBとリレー30のコモン接点COMの 回路上にフューズ20を設けて回路を構成すると、フューズ20とリレー30の コモン接点COM間をハーネス接続し、或いは、ジャンクションブロックで接続 する必要がある。而して、ハーネス接続の場合には電線や端子を必要とし、ジャ ンクションブロックの場合にはバスバーやリセプタクルでの接続が必要となる。 このため、フューズ接続部には多くの電気部品を必要としコストアップとなるば かりでなく、通電による発熱のおそれがある。また、リレー30とフューズ20 とを別体に設けると、リレー30及びフューズ20を組み込む電気接続箱の内部 配線が複雑となり保守点検が面倒で、しかも、電気接続箱が大型化する等の問題 点があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、リレーにフューズ接続部を設け、 該フューズ接続部に差し込み接続したフューズにより、過電流によるリレーや、 該リレーのスイッチ動作により作動する補機の損傷、また、電線の焼損等の電気 的事故を未然に防止するフューズ搭載型リレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、リレーのコモン接点と接続するタブ又はノーマルオープン接点と接 続するタブ或いはノーマルクローズ接点と接続するタブ間にフューズ接続部を設 けると共に、該フューズ接続部が位置するリレーカバーの上面にフューズの栓刃 端子を差し込む矩形口を穿設してフューズ搭載型リレーを構成し、従来の問題点 を解消したものである。
【0006】
リレーは自動車内に搭載された補機をそのスイッチ動作により作動させる。リ レーにはフューズ接続部が設けられ、該フューズ接続部が位置するリレーカバー にはフューズ接続部に開口する矩形口が穿設されている。この矩形口からフュー ズ接続部にミニフューズの栓刃を差し込み接続し、該フューズにより過電流によ るリレーの損傷、該リレーにより作動する補機の損傷、および、電線の焼損等の 電気的事故を未然に防止する。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の一実施例を示す 一部分解斜視図、図2は底面図、図3は内部回路図で、図において1はリレー、 2はコイル、3はコイル枠体である。
【0008】 4はフューズ接続部で、該フューズ接続部4は図1及び図3に示すようにフュ ーズ入力側のバスバー5と、フューズ出力側のバスバー6、および、中間リセプ タクル7、8で構成され、フューズ入力側のバスバー5には上方に直角に立ち上 げ形成されたフューズ接続用のタブ5aとリレー1の底面から直角に下方に突出 するタブ5bが形成され、リレー1とは電気的に絶縁されている。一方、フュー ズ出力側のバスバー6は一端をリレー1のコモン接点COMと電気的に接続し、 他端にフューズ接続用のタブ6aを上方に直角に立ち上げて形成されている。ま た、中間リセプタクル7はフューズ入力側のバスバー5に形成されたタブ5aに 差し込み接続され、中間リセプタクル8はフューズ出力側のバスバー6に形成さ れたタブ6aに差し込み接続されている。
【0009】 なお、図2に示す9、9はリレー1のコイルと電気的に接続したタブ、10は リレー1のノーマルオープン接点NOと電気的に接続したタブ、11はリレー1 のノーマルクローズ接点NCと電気的に接続したタブである。
【0010】 15は合成樹脂からなるリレー1のカバーで、該カバー15は前記フューズ接 続部4が位置する上面15aが一段低い階段状に形成され、該上面15aにはリ レー1に設けられたフューズ接続部4に開口する矩形口16、16が穿設されて いる。
【0011】 20はミニフューズで、該ミニフューズ20の栓刃端子20a、20aを、上 記リレーカバー15に穿設された矩形口16、16からリレー1に設けられたフ ューズ接続部4に差し込み接続することにより、ミニフューズ20は中間リセプ タクル7、8を介しフューズ入力側のバスバー5及びフューズ出力側のバスバー 6に接続され、該フューズ20により過電流によるリレー1の損傷や、該リレー 1のスイッチ動作により作動する補機の損傷、また、リレー1と補機を接続した 電線の焼損等の電気的事故は未然に防止される。なお、ミニフューズの代わりに ブレード形フューズを用いてもよいことは勿論である。
【0012】 上述のように、リレー1にフューズ接続部4を設け、該フューズ接続部4にフ ューズ20を接続し、該フューズ20により過電流によるリレー1の損傷や、該 リレー1のスイッチ動作により作動する補機の損傷、また、リレー1と補機を接 続した電線の焼損等の電気的事故を未然に防止することにより、従来のように、 リレーとフューズとを電気的に接続するための電線や端子ブロック、または、ジ ャンクションブロックを必要とせず、しかも、リレーやフューズを組み込む電気 接続箱等の内部配線を簡素化し、電気接続箱等を小型化することができる。
【0013】 なお、以上はフューズ接続用のタブ5aとリレー1の底面から直角に下方に突 出するタブ5bを形成しリレー1と電気的に絶縁したフューズ入力側のバスバー 5と、一端をリレー1のコモン接点COMと電気的に接続し他端にフューズ接続 用のタブ6aを上方に直角に立ち上げて形成したフューズ出力側のバスバー6、 および、フューズ入力側のバスバー5に形成したタブ5aとフューズ出力側のバ スバー6に形成したタブ6aに中間リセプタクル7、8を差し込み接続してフュ ーズ接続部4を構成した実施例について図示説明したが、本考案はこれに限定さ れるものではなく、図4に示すようにフューズ接続用のタブ5aとリレー1の底 面から直角に下方に突出するタブ5bを形成しリレー1と電気的に絶縁したバス バー5と、一端をリレー1のノーマルオープン接点NOと接続し他端にフューズ 接続用のタブ6aを設けたバスバー6、および、バスバー5に形成したタブ5a とバスバー6に形成したタブ6aに中間リセプタクル7、8(図1参照)を差し 込み接続してフューズ接続部4を構成してもよい。
【0014】 また、図5に示すようにフューズ接続用のタブ5aとリレー1の底面から直角 に下方に突出するタブ5bを形成しリレー1と電気的に絶縁したバスバー5と、 一端をリレー1のノーマルクローズ接点NCと接続し他端にフューズ接続用のタ ブ6aを設けたバスバー6、および、バスバー5に形成したタブ5aとバスバー 6に形成したタブ6aに中間リセプタクル7、8(図1参照)を差し込み接続し てフューズ接続部4を構成してもよいことは勿論である。
【0015】 さらに、フューズ接続部4を設ける位置、および、リレーカバー15の形状等 は必要に応じ適宜設計変更し得るものである。
【0016】
本考案によれば上述のように、リレー1に設けたフューズ接続部4にフューズ 20を差し込み接続するだけで、過電流によるリレー1の損傷や、該リレー1の スイッチ動作により作動する補機の損傷、また、リレー1と補機を接続した電線 の焼損等の電気的事故を確実に防止することができ、しかも、従来のようにリレ ーとフューズを接続するための電線や端子ブロック、または、ジャンクションブ ロックを必要としないので極めて経済的であり、さらに、リレー1にフューズ接 続部4を組み込むことにより電気接続箱等の内部配線を簡素化し、電気接続箱等 を小型化し得る等の優れた利点がある。
【図1】本考案の一実施例を示す一部分解斜視図
【図2】図1の底面図
【図3】内部配線図
【図4】本考案の他の実施例を示す内部配線図
【図5】本考案の他の実施例を示す内部配線図
【図6】従来のリレー回路を示す配線図
1 リレー COM
コモン接点 NO ノーマルオープン接点 NC
ノーマルクローズ接点 4 フューズ接続部 15
リレーカバー 20 フューズ
コモン接点 NO ノーマルオープン接点 NC
ノーマルクローズ接点 4 フューズ接続部 15
リレーカバー 20 フューズ
Claims (1)
- 【請求項1】 リレーのコモン接点と接続するタブ又は
ノーマルオープン接点と接続するタブ或いはノーマルク
ローズ接点と接続するタブ間にフューズ接続部を設ける
と共に、上記フューズ接続部が位置するリレーカバーの
上面にフューズの栓刃端子を差し込む矩形口を穿設した
ことを特徴とするフューズ搭載型リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186893U JPH0686244U (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | フューズ搭載型リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186893U JPH0686244U (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | フューズ搭載型リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686244U true JPH0686244U (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=12343029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186893U Pending JPH0686244U (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | フューズ搭載型リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686244U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339067A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Anden | 電磁継電器 |
DE102009047192A1 (de) * | 2009-11-26 | 2011-05-12 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Relais |
-
1993
- 1993-05-22 JP JP3186893U patent/JPH0686244U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339067A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Anden | 電磁継電器 |
DE102009047192A1 (de) * | 2009-11-26 | 2011-05-12 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Relais |
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