JPH068595A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
- Publication number
- JPH068595A JPH068595A JP16824991A JP16824991A JPH068595A JP H068595 A JPH068595 A JP H068595A JP 16824991 A JP16824991 A JP 16824991A JP 16824991 A JP16824991 A JP 16824991A JP H068595 A JPH068595 A JP H068595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- printing
- sensor
- printer
- detection signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷用紙上における出力結果の水平位置精度
を常に高く保てるようにする。 【構成】 用紙水平センサ１０５は用紙送りローラ１０
１よりも幅広なので、印刷用紙１１４の装着位置に関わ
らず、用紙吸入中にその左端位置を検出できる。その位
置をもとに印字ヘッド１０６による出力位置が制御され
る。
を常に高く保てるようにする。 【構成】 用紙水平センサ１０５は用紙送りローラ１０
１よりも幅広なので、印刷用紙１１４の装着位置に関わ
らず、用紙吸入中にその左端位置を検出できる。その位
置をもとに印字ヘッド１０６による出力位置が制御され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器などの印刷出
力装置として利用されるプリンタに関するものである。
力装置として利用されるプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のプリンタは、パソコンやワープロ
といった情報機器から受信したデータを文字や画像とし
て印刷用紙に出力する。
といった情報機器から受信したデータを文字や画像とし
て印刷用紙に出力する。
【０００３】またプリンタは、装着された印刷用紙を順
次吸入し、出力が進むに従って排出してゆく。
次吸入し、出力が進むに従って排出してゆく。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】吸入された印刷用紙が
毎回正確に同じ位置になければ、印刷用紙に対する印刷
位置の精度、例えば正確な左余白長を得ることはできな
かった。
毎回正確に同じ位置になければ、印刷用紙に対する印刷
位置の精度、例えば正確な左余白長を得ることはできな
かった。
【０００５】とりわけ簡単な構造のプリンタでは、最初
の用紙装着を人手に頼るので、吸入位置を一定に保つに
は熟練を要するに上に、高い印刷位置精度は期待できな
かった。
の用紙装着を人手に頼るので、吸入位置を一定に保つに
は熟練を要するに上に、高い印刷位置精度は期待できな
かった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
目的を達成するために、装填された用紙の左端もしくは
右端のみを検出し、前記印字ヘッドの左もしくは右方向
への移動工程中の位置データとして検出信号を出力する
センサを具備し、このセンサからの前記検出信号に基づ
いて前記印字ヘッドの印刷開始位置を制御するものであ
る。
目的を達成するために、装填された用紙の左端もしくは
右端のみを検出し、前記印字ヘッドの左もしくは右方向
への移動工程中の位置データとして検出信号を出力する
センサを具備し、このセンサからの前記検出信号に基づ
いて前記印字ヘッドの印刷開始位置を制御するものであ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すプリンタの
機構部上面図で、図２は図１の断面図である。図３は用
紙水平センサの正面構造図で、図４は図３の断面図であ
る。図５は本発明の一実施例であるプリンタの制御部を
含めたブロック図で、図６は制御部の処理流れ図であ
る。
機構部上面図で、図２は図１の断面図である。図３は用
紙水平センサの正面構造図で、図４は図３の断面図であ
る。図５は本発明の一実施例であるプリンタの制御部を
含めたブロック図で、図６は制御部の処理流れ図であ
る。
【０００９】１０１は用紙送りローラ、１０２は用紙押
さえローラ、１０３は用紙送りモータ、１０４は用紙送
りセンサ、１０５は用紙水平センサ、１０６は印字ヘッ
ド、１０７はインクカートリッジ、１０８はヘッドテー
ブル、１０９はヘッド移動レール、１１０はヘッド駆動
ベルト、１１１はヘッド駆動モータ、１１２はヘッド位
置センサ、１１３は用紙ガイド、１１４は印刷用紙、１
１５は発光素子、１１６は受光素子、１１７は用紙通路
である。
さえローラ、１０３は用紙送りモータ、１０４は用紙送
りセンサ、１０５は用紙水平センサ、１０６は印字ヘッ
ド、１０７はインクカートリッジ、１０８はヘッドテー
ブル、１０９はヘッド移動レール、１１０はヘッド駆動
ベルト、１１１はヘッド駆動モータ、１１２はヘッド位
置センサ、１１３は用紙ガイド、１１４は印刷用紙、１
１５は発光素子、１１６は受光素子、１１７は用紙通路
である。
【００１０】つまり、用紙水平センサ１０５とは、発光
素子１１５と受光素子１１６とが用紙通路１１７をはさ
んで数千組並んだ構造になっている。ある発光素子１１
５が発する光は、正面の受光素子１１６によってのみ検
知される。
素子１１５と受光素子１１６とが用紙通路１１７をはさ
んで数千組並んだ構造になっている。ある発光素子１１
５が発する光は、正面の受光素子１１６によってのみ検
知される。
【００１１】印刷用紙１１４は透明でない限り、用紙通
路１１７を通過するときに、発光素子１１５の光を吸収
・反射する。このため印刷用紙１１４が存在する領域の
受光素子１１６では、領域外に比べて受光量が小さくな
る。それぞれの受光素子１１６には左から順に番地を割
り付けておき、受光量の変動によって検知した領域左
端、すなわち印刷用紙１１４の左端位置をプリンタの制
御部は番地として認識する。
路１１７を通過するときに、発光素子１１５の光を吸収
・反射する。このため印刷用紙１１４が存在する領域の
受光素子１１６では、領域外に比べて受光量が小さくな
る。それぞれの受光素子１１６には左から順に番地を割
り付けておき、受光量の変動によって検知した領域左
端、すなわち印刷用紙１１４の左端位置をプリンタの制
御部は番地として認識する。
【００１２】ヘッド駆動モータ１１１はヘッド駆動ベル
ト１１０を介して、ヘッド移動レール１０９上のヘッド
テーブル１０８を左右に移動させる。ヘッドテーブル１
０８がヘッド移動レール１０９の左端に到った瞬間は、
ヘッド位置センサ１１２がマイクロスイッチで検出す
る。この左端位置を基準にプリンタの制御部はヘッドテ
ーブル１０８の位置移動を正確に制御する。
ト１１０を介して、ヘッド移動レール１０９上のヘッド
テーブル１０８を左右に移動させる。ヘッドテーブル１
０８がヘッド移動レール１０９の左端に到った瞬間は、
ヘッド位置センサ１１２がマイクロスイッチで検出す
る。この左端位置を基準にプリンタの制御部はヘッドテ
ーブル１０８の位置移動を正確に制御する。
【００１３】用紙送りセンサ１０４はマイクロスイッチ
で印刷用紙１１４の通過中は通電状態となる。
で印刷用紙１１４の通過中は通電状態となる。
【００１４】最初に用紙を装着すると、用紙押さえロー
ラ１０２は印刷用紙１１４を用紙送りローラ１０１に押
し付ける。次にプリンタの制御部が用紙送りモータ１０
３を回転させることで、印刷用紙１１４の吸入が始まる
（ステップ３０１）。
ラ１０２は印刷用紙１１４を用紙送りローラ１０１に押
し付ける。次にプリンタの制御部が用紙送りモータ１０
３を回転させることで、印刷用紙１１４の吸入が始まる
（ステップ３０１）。
【００１５】吸入後しばらくすると、用紙送りセンサ１
０４が通電状態となる（ステップ３０２）。この瞬間に
印刷用紙１１４の上端は用紙送りセンサ１０４の高さに
あるのだから、これを印字ヘッド１０６が印字できる高
さまで吸入するために、用紙送りモータ１０３を更に一
定量回転させる（ステップ３０３）。
０４が通電状態となる（ステップ３０２）。この瞬間に
印刷用紙１１４の上端は用紙送りセンサ１０４の高さに
あるのだから、これを印字ヘッド１０６が印字できる高
さまで吸入するために、用紙送りモータ１０３を更に一
定量回転させる（ステップ３０３）。
【００１６】用紙送りモータ１０３を一定量回転させる
間に、プリンタの制御部は用紙水平センサ１０５によっ
て、印刷用紙１１４の左端位置を番地として検出する
（ステップ３０４）。検出は数回行い、検出ミスによる
異常な番地を排除した残りを平均して、以後は左端位置
の番地として用いる。
間に、プリンタの制御部は用紙水平センサ１０５によっ
て、印刷用紙１１４の左端位置を番地として検出する
（ステップ３０４）。検出は数回行い、検出ミスによる
異常な番地を排除した残りを平均して、以後は左端位置
の番地として用いる。
【００１７】なお用紙押さえローラ１０２の手前に用紙
ガイド１１３があるので、吸入中に印刷用紙１１４が用
紙送りローラ１０１の左右にはみ出すような用紙装着は
できない。
ガイド１１３があるので、吸入中に印刷用紙１１４が用
紙送りローラ１０１の左右にはみ出すような用紙装着は
できない。
【００１８】また、用紙水平センサ１０５は用紙送りロ
ーラ１０１の両端よりも充分外側まで長いので、印刷用
紙１１４の左端位置の番地は装着位置にかかわらず常に
検出できる。
ーラ１０１の両端よりも充分外側まで長いので、印刷用
紙１１４の左端位置の番地は装着位置にかかわらず常に
検出できる。
【００１９】印字ヘッド１０６に印字を開始させる前に
プリンタの制御部は用紙左端番地を印字向けの座標に変
換する。座標の単位にはヘッドテーブル１０８の移動単
位かつ印字イメージの構成単位である「ドット」を用い
る。用紙左端のドット位置に左余白相当のドット数を加
えることで、各行の印字開始時における印字ヘッド１０
６の位置が求まる（ステップ３０５）。
プリンタの制御部は用紙左端番地を印字向けの座標に変
換する。座標の単位にはヘッドテーブル１０８の移動単
位かつ印字イメージの構成単位である「ドット」を用い
る。用紙左端のドット位置に左余白相当のドット数を加
えることで、各行の印字開始時における印字ヘッド１０
６の位置が求まる（ステップ３０５）。
【００２０】各行の印字では、まずヘッド駆動モータ１
１１を駆動させ、ヘッドテーブル１０８を先に求めた位
置まで移動させ（ステップ３０６，３０７，３０８）、
印字ヘッド１０６が印刷用紙１１４上で左から右へと、
インクカートリッジ１０７内のインクを定着させる（ス
テップ３０９）。次に用紙送りモータ１０３が用紙送り
ローラ１０１を回転させて、次行を印字できる高さまで
印刷用紙１１４を吸入する（ステップ３１１）。
１１を駆動させ、ヘッドテーブル１０８を先に求めた位
置まで移動させ（ステップ３０６，３０７，３０８）、
印字ヘッド１０６が印刷用紙１１４上で左から右へと、
インクカートリッジ１０７内のインクを定着させる（ス
テップ３０９）。次に用紙送りモータ１０３が用紙送り
ローラ１０１を回転させて、次行を印字できる高さまで
印刷用紙１１４を吸入する（ステップ３１１）。
【００２１】以上を反復することで高い位置精度の印刷
を得られる。
を得られる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
は、印刷用紙の左端位置を正確に検出するので、印刷用
紙上の左余白の精度、すなわち出力結果の水平位置精度
を常に高く保てる。加えて用紙装着を人手に頼る場合で
も、使用者の習熟度は位置精度に影響しない。
は、印刷用紙の左端位置を正確に検出するので、印刷用
紙上の左余白の精度、すなわち出力結果の水平位置精度
を常に高く保てる。加えて用紙装着を人手に頼る場合で
も、使用者の習熟度は位置精度に影響しない。
【００２３】また、印刷用紙の水平位置を検出するセン
サを追加するだけで、他の機構については従来のプリン
タをそのまま利用できる。
サを追加するだけで、他の機構については従来のプリン
タをそのまま利用できる。
【図１】本発明の一実施例であるプリンタの機構部上面
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例であるプリンタの断面図であ
る。
る。
【図３】用紙水平センサの正面構造図である。
【図４】用紙水平センサの断面図である。
【図５】本発明の一実施例であるプリンタの制御部を含
めたブロック図である。
めたブロック図である。
【図６】制御部の処理流れ図である。
１１３ 用紙ガイド １１４ 印刷用紙 １１５ センサ（発光素子） １１６ センサ（受光素子） １１７ 用紙通路 ２０１ 制御部 ２０２ 入力インターフェース ２０３ 中央処理装置 ２０４ 出力インターフェース ２０５ ＲＯＭ ２０６ ＲＡＭ
Claims (1)
- 【請求項１】 印字ヘッドが印字用紙上を左右に移動し
ながら印字を行なう形式のプリンタにおいて、装填され
た用紙の左端もしくは右端のみを検出し、前記印字ヘッ
ドの左もしくは右方向への移動工程中の位置データとし
て検出信号を出力するセンサを具備し、このセンサから
の前記検出信号に基づいて前記印字ヘッドの印刷開始位
置を制御することを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16824991A JPH068595A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16824991A JPH068595A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068595A true JPH068595A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15864520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16824991A Pending JPH068595A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068595A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023517A (ja) * | 2002-08-21 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP16824991A patent/JPH068595A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023517A (ja) * | 2002-08-21 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
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