JPH0685313B2 - 発光スクリーン用の発光性アルミン酸塩およびその製造方法 - Google Patents

発光スクリーン用の発光性アルミン酸塩およびその製造方法

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JPH0685313B2
JPH0685313B2 JP57224829A JP22482982A JPH0685313B2 JP H0685313 B2 JPH0685313 B2 JP H0685313B2 JP 57224829 A JP57224829 A JP 57224829A JP 22482982 A JP22482982 A JP 22482982A JP H0685313 B2 JPH0685313 B2 JP H0685313B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2価のユーロピウムで活性化され、アルカリ
土金属がストロンチウムによって25モル%まで置換する
ことができるバリウムである発光性アルミン酸塩に関す
るものである。本発明はさらに、そのような発光性アル
ミン酸塩を調製する方法に関するものである。
英国特許第1,190,520号明細書は、その基本格子に対し
式MeAl12O19が与えられる2価のユーロピウムで活性化
された発光性のアルミン酸塩を開示する。この式におい
て、Meはアルカリ土金属Ba、Sr及びCaの1種又は2種以
上を表わす。Meの一部を置換するこれらの基本格子の2
価のユーロピウムによる活性化に際し、非常に効率的に
発光する物質が得られる。この既知のアルミン酸塩は特
徴ある六晶系の結晶構造を有し、この構造はユーロピウ
ムによる活性化に際しても維持される。この六方晶系の
結晶構造は、鉱物、マグネトプロンバイト〔組成2(P
b、Mn)O・3Fe2O3、強磁性、六方晶系〕の結晶構造に
非常に類似している。又Meに対しバリウムが選ばれる場
合に特に、β−アルミナの結晶構造に非常に類似してい
る。マグネトプロンバイト及びβ−アルミナの2つの六
方晶系の構造は密接に関係がある。
この既知の2価のユーロピウムによつて活性化された六
方晶系のアルミン酸バリウムは、例えば、紫外線放射に
よる励起に際し、約440nmにおける最大と約55nmの半値
幅とを持つたスペクトルの青の部分における放射帯域
(つまりエミツシヨンバンド)を有する。本発明の目的
は、新しい発光性アルミン酸塩、特に既知のアルミン酸
塩より長い波長において効率良き青の放射を有するその
ようなアルミン酸塩を設けた発光スクリーンを提供する
ことである。
本発明に導いた実験は、これまでの未知の相がBaO−Al2
O3系に存在することを示した。この新規の物質は結晶性
であり、1:5〜1:10のBa:Alの比によつて得られる。この
新規のアルミン酸塩の結晶構造が、既知のアルミン酸塩
の結晶構造と対比して、六方晶系ではなく、それ故マグ
ネトプロンバイト及びβ−アルミナの結晶構造とは大い
に異なることが見い出された。この新規のアルミン酸バ
リウムの粉末について行なわれたX線回折分析は次の表
Iに示す特徴のあるX線粉末図形を生じる。この表I
は、多くの反射に対してd値(Åにて)と、関連する相
対的の強さI(最大Iが100に設定される)とを与え
る。与えられた一定の結晶構造を有する物質のX線粉末
図形は、知られているように、調製の処理における差異
により小さな変動が、特にその強さの比において、生じ
ることを理解して、関係するこの物質の特徴を呈しかつ
この物質に対し再現性がある。
本発明による発光性アルミン酸塩は、2価のユーロピウ
ムで活性化され、アルカリ土金属がストロンチウムによ
って25モル%まで置換することができるバリウムであ
り、発光層を設け、かつ、このアルミン酸塩が結晶構造
を有し、このアルミン酸塩のX線粉末図形が上の表Iに
与えられる図形に相当するか又は略々相当すること、並
びにこのアルミン酸塩におけるアルミニウムに対するア
ルカリ土金属のモル比が1:5〜1:10の値を有することを
特徴とする。
その結晶構造が表Iの図形によつて特徴づけられる新規
のアルミン酸バリウムの2価のユーロピウムによる活性
化に際し、陰極線及びX線のほか短波及び長波紫外線放
射によつて励起できる非常に効率よく発光する物質が得
られることが見出された。本発明による発光性アルミン
酸塩は、この発光性アルミン酸塩が約480nmにおいて最
大値を持ちかつ約80nmの半値幅を持つ青の放射帯域を有
する利点がある。そのような放射は、特に低圧水銀蒸気
放電灯に非常に好適である。
この新規のアルミン酸バリウムにおいて25モル%までの
バリウムをストロンチウムによつて置換することがで
き、その結晶構造が維持されることが見出された。これ
は、表Iの図形と比較して、略々同じd値及び相対的強
度を示すか又はストロンチウムの高い含量によつてほん
の小さなd値の偏りと小さな強度差とを示すそのような
物質のX線粉末図形から明らかである。ストロンチウム
を含むアルミン酸塩の放射帯域は、純枠のアルミン酸バ
リウムと比較して僅かに広くかつ短波長の方に僅かに偏
る(25モル%のストロンチウムによつて最大放射が約46
0nmに位置しかつ半値幅が約90nmである)。ストロンチ
ウムによるバリウムの25モル%よりも多い置換は起こら
ない。その理由はそのような多量のストロンチウムは結
晶格子に組み込まれず大きな多数の附加相が得られるた
めである。比較的少量の1種又は2種以上の附加相(例
えば、最大で約25重量%まで)は必ずしも常に邪魔にな
るとは限らないことに注意すべきである。カルシウムの
ようなアルカリ土金属はほんの痕跡の量だけ新規の格子
に存在することができるにすぎないことが見出された。
すでに少量のカルシウム(例えば、5モル%)の使用に
よつて、大部分に対し所望の相とは別の相が生成されて
いる。新規の結晶構造を有する純粋のアルミン酸カルシ
ウム・ストロンチウム(すなわち、カルシウム・ストロ
ンチウム アルミン酸塩)はそれ故生成させることがで
きないだろう。活性剤(すなわち賦活剤)として用いた
ユーロピウムはアルカリ土金属の一部を格子において置
換する。しかしてその結晶構造は維持される。
1:5〜1:10の範囲におけるアルミニウムに対するアルカ
リ土金属(すなわち、バリウム、多分ストロンチウム、
及びユーロピウムを置換するアルカリ土金属)のモル比
(すなわち、アルカリ土金属とアルミニウムのモル比)
の値において新規のアルミン酸塩を得ることができる。
そのような範囲の生起は、一方では格子におけるAl2O3
の可能な溶解度によつて、他方では少量の邪魔にならな
い附加的の相の生成によつて説明することができる。前
記の範囲の外側では余りにも多くの附加的の相が得られ
る。
好ましくは本発明による発光性アルミン酸塩が用いら
れ、それは、アルミン酸塩が、Meがバリウム、又はスト
ロンチウムによつて25モル%まで置換されたバリウムで
あり、かつ である場合に、式 Me1-pEupAlqO1.5q+1によつて定義される組成を有するこ
とを特徴とする。0.005より少ないユーロピウム含量p
を用いると、実際ほんの小さな光束しか得られない。そ
の理由は励起エネルギーの吸収が少なすぎる一方、0.25
を越えるpの値において光束が濃度消却のため減少する
からである。
の範囲のpの値及び の範囲のqの値においてそのような発光性アルミン酸塩
を用いると最大の光束が得られる。これらの発光性アル
ミン酸塩は実際、所望のアルミン酸塩相の生成のため最
適のユーロピウム含量pと、アルカリ土金属:アルミニ
ウムの比の最適値とを持つたアルミン酸塩を含み、それ
故用いると好都合である。
本発明による2価のユーロピウムによつて活性化された
アルミン酸塩は一般に、所望の組成の生成に好適の量の
所望元素の酸化物又は酸化物を生成する化合物から成る
出発混合物の高温における固体状態の反応によつて調製
される。この反応は、弱い還元性雰囲気(例えば、1〜
10容量%の水素を含む窒素)にて行なうべきである。所
望のアルミン酸塩相の生成には反応温度が重要であるこ
とが見出された。この温度を1100℃と1400℃との間にお
くべきである。さらに溶融塩又は融剤(例えば、弗化バ
リウムの形の必要とするバリウムの一部の使用)の使用
が非常に望ましい。
この発光性アルミン酸塩の有利な製造方法は、酸化スト
ロンチウムによつてその25モル%まで置換することがで
きる酸化バリウムと、アルミナと、さらに酸化ユーロピ
ウムとから、又は加熱に際しこれらの酸化物に化学変化
する化合物から、アルミニウムに対するアルカリ土金属
のモル比を1:5〜1:10の間に入いるように選択して、混
合物を作り、この混合物に対して、アルミニウムのモル
当り0.002〜0.05モルの硼素量として酸化硼素又は加熱
に際し酸化硼素に化学変化する化合物を添加し、次いで
この混合物を1100℃〜1400℃の温度で弱い還元性雰囲気
中で加熱し、さらに、冷却後、得られた生成物を水で洗
滌することを特徴とする。融剤を用いないアルミン酸塩
の生成が非常に困難であることが判つたのに対して、極
く少量の硼素(Alのモル当り硼素の0.002モルから)を
使用するとこの生成が比較的容易に行なわれるという結
果がすでに得られる。しかしながら、用いる硼素の量を
あまり多くすることは許されない(アルミニウムのモル
当り0.05モルより多くない)、その理由はそれより多く
の量を用いると、望ましくない化合物が再び得られるか
らである。ここに記載する方法においては、加熱の際得
られたすでに好都合の発光性質を有する生成物を、冷却
後水で洗滌し、硼素を再び少なくともその大部分を取除
く。この洗滌処理によつて高光束を有する最終生成物が
得られる。そのように洗滌された発光するアルミン酸塩
は一般に又なお極く少量の硼素を含んでいる。
本発明による発光スクリーンは好ましくは低圧水銀蒸気
放電灯に用いられる。その理由はこの新規の発光性アル
ミン酸塩がそのような放電灯に非常に望ましい放射を有
するからであり、かつこれらの放電灯に生ずる水銀共振
放射(約254nm)によつて非常によく励起されるからで
ある。
好ましくは、この発光スクリーンがさらに緑に発光する
物質と赤に発光する物質とを含むことを特徴とするその
ような放電灯が用いられる。これらの発光物質を、新規
のアルミン酸アルカリ土金属塩と共に用いると、実際に
3つの放射帯域を有するこの種の放電灯が提供される。
一般照明用に役立つそのような放電灯は、良好な演色性
と共に高光束を得ることができるため非常に有利であ
る。
この種の非常に有利な放電灯は、緑に発光するする物質
がテルビウムで活性化されたアルミン酸セリウム・マグ
ネシウムであり、かつ赤に発光する物質が3価のユーロ
ピウムで活性化された酸化イツトリウムであることを特
徴とする。既知のこれらの発光物質はそれ自体で高光束
と放射の好適の位置を有する。これらの放電灯における
新規の青に発光するアルミン酸塩の使用は、よりよい演
色性を得ることができるという利点を有する。
本発明の実施例を図面についてさらに十分に説明する。
第1図は本発明による低圧水銀蒸気放電灯の模式断面図
である。
第1図において、参照数字1は低圧水銀蒸気放電灯のガ
ラス壁を示す。電極2,3は、この放電灯の作動中に電極
が放電を起こす放電灯の各端部において配置されてい
る。この放電灯は少量の水銀と、起動ガスとしての希ガ
スとを含む。この放電灯のガラス壁1は発光スクリーン
を構成しかつ発光層4の支持体として役立つ。この発光
層4は2価のユーロピウムで活性化された発光性アルミ
ン酸アルカリ土金属から成る。さらに、例えば、緑の発
光物質及び赤の発光物質を含むこの層4は、例えば、発
光物質を含む懸濁液によつて、通常の方法でガラス壁1
上に設けられる。
調製の例1. 180.6g BaCO3 4.38g H3BO3 398.9g Al2O3 8.4g Eu2O3 から混合物が作られた。
この混合物が11/2時間、1300℃において炉にて加熱さ
れた。加熱処理中、及びこの炉の加熱及び冷却に際して
も、5容量%の水素を含む窒素気流をこの炉の中に通過
させた。かくして得た生成物は粉砕され、冷却後篩分さ
れ、次いで4lの水(約90℃の温度の)中で2回 洗滌された。かくして得られたアルミン酸塩は、式Ba
0.95Eu0.05Al8.10O13.15によつて定義される組成を有し
た。この物質のX線粉末図形が表Iの図形(新規なアル
ミン酸塩のなお記載されるべきすべての例の結晶構造
が、X線回折分析によつて確認された)に相当すること
が見出された。丁度与えられたこの式によつて定義され
たアルミン酸塩は、80%の量子効率を254nmの励起(吸
収87%)において有することを証明した。この物質の放
射のスペクトルエネルギー分布は第2図に示される。こ
の図において、波長λ(nmにて)が横座標上に描かれ、
一定の波長間隔当りの相対的の放射エネルギーEが縦座
標上に描かれる。放射帯域すなわちエミツシヨンバンド
が略々480nmにおいてその最大値と、略々80nmの半値幅
とを有することが見出された。放出される放射の色点
は、座標x=0.151及びy=0.238を有する。
調製の例2. 0.626g BaF2 3.269g BaCO3 8.673g Al2O3 0.185g Eu2O3 から混合物が作られた。
この混合物が 1300℃において炉にて加熱された。炉の加熱中、5容量
%の水素を含む窒素気流をこの炉の中に通過させた。加
熱処理中及びこの炉の冷却中も又、この気流を最初は25
℃の水中を通過させ、次いでこの炉の中に導入した。か
くして得られた生成物は粉砕され、篩分された。これ
は、例1の物質の組成に等しい組成を有し、かつ略々同
じ放射を示した。254nm励起における(吸収93%)この
アルミン酸塩の量子効率は80%であつた。
例3〜6 前記の調製の例1にて記載した方法と類似の方法で、バ
リウムが一部ストロンチウムによつて置換された3種の
アルミン酸塩が調製された。これらの調製は小規模(約
15gの試料)で行なわれ、かつ比較のため例1も又繰返
された。これらのアルミン酸塩の式は、量子効率q、放
射帯域の最大の位置λmax及び放射帯域の半値幅 と共に表IIにて与えられる。
増加するSr−含量と共に、λmaxの値が僅かに減少しか
が僅かに増加するのが見られる。
例7〜10 それぞれ、0.01、0.02、0.05及び0.10のpに対する値を
持つた組成Ba1-pEupAl7.10O11.65を有する4種のアルミ
ン酸塩が、前記の調製の例1に示した方法で調製され
た。しかしながら、1300℃において (小さな)試料の加熱処理が2回繰返され、得られた生
成物は洗滌処理を受けさせなかつた。かくして得られた
アルミン酸塩についての、量子効率q及び励起する254n
m放射の吸収Aの測定値は、表IIIに示される。
例11〜15 アルカリ土金属:アルミニウムの比がそれぞれ異なりか
つユーロピウム含量が0.01の5種のアルミン酸塩が、前
記の例7〜10に示す方法で調製された。これらのアルミ
ン酸塩の組成と、量子効率q及び励起する254nmの放射
の吸収Aの測定結果が表IVに与えられる。
新規なアルミン酸塩相が得られることが、例11〜15によ
る物質のすべてに対して示された。邪魔にならない極く
少量のAl2O3(約10重量%より少ない)のほか、例14及
び15による物質は少量のBaAl2O4をも含むことが見出さ
れた。
第1図について記載した種類の低圧水銀蒸気放電灯は、
調製の例1によつて得られた発光性アルミン酸塩から成
る発光層を設けた。この放電灯は36W型(長さ約120cm、
放電灯直径約26mm)であつた。この放電灯は5.04gの発
光性アルミン酸塩を含んだ。この放電灯によつて最初放
射される光束が2390lmであることが見出された。100時
間の作動時間後に、この光束は2240lmであつた。放出さ
れる放射(0時間及び100時間)の色は、x=0.161及び
y=0.242であつた。
上述の型と同じ型の低圧水銀蒸気放電灯が製造された
が、しかしこの場合にはこの発光層は、28重量%の調製
の例Iによる青に発光するアルミン酸塩と、42.1重量%
の式YO-Eu3+による赤に発光する酸化物と、さらに2
9.9重量%の式CeMgAl11O19−Tbによる緑に発光するアル
ミン酸塩との混合物を含んだ。この放電灯は、この混合
物の3.95gを含んだ。0時間において、この放電灯は327
5lmを生じ、演色インデツクスRa=90を持つた。放出す
る放射の色点は座標x=0.374及びy=0.377(色温度41
85K)を持つた。100時間の作動時間後に、3269lmの光
束、色点x=0.377及びy=0.379、4121Kの色温度及び
演色インデツクスRa=90が測定された。
以上要するに本発明は、支持体(1)上に配置されかつ
2価のユーロピウムで活性化されたアルミン酸アルカリ
土金属を含む発光層(4)を設けた発光スクリーンに関
する。このアルカリ土金属は、ストロンチウムによつて
25モル%まで置換することができるバリウムである。こ
のアルミン酸塩は結晶構造を有し、そのX線粉末図形
は、発明の詳細な説明の記載の表Iに与えられた図形に
相当するか又は略々相当するものである。アルミン酸塩
におけるアルミニウムに対するアルカリ土金属の比は、
1:5〜1:10の値を有する。
そのような発光スクリーンの有利な用途が低圧水銀蒸気
放電灯に見出される(第1図参照)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による低圧水銀蒸気放電灯の模式断面図
であり、 第2図は本発明による発光スクリーン用の2価のユーロ
ピウムで活性化されたアルミン酸アルカリ土金属の放出
する放射光のスペクトルエネルギー分布を示す。 1……低圧水銀蒸気放電灯のガラス壁、 2,3……電極、4……発光層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリヌス・ヘラルダス・アントイネ・タク オランダ国5621ベ−ア−・アインド−フエ ン・フル−ネヴアウツウエツハ1 (56)参考文献 特開 昭56−136875(JP,A) 特開 昭56−152882(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2価のユーロピウムで活性化され、アルカ
    リ土金属がストロンチウムによって25モル%まで置換す
    ることができるバリウムである発光スクリーン用の発光
    性アルミン酸アルカリ土金属において、 アルミン酸塩が結晶構造を有し、この結晶構造のX線粉
    末図形が下記の表に相当すること、及びアルミン酸塩に
    おけるアルミニウムに対するアルカリ土金属のモル比
    が、1:5〜1:10の値を有することを特徴とする発光スク
    リーン用の発光性アルミン酸アルカリ土金属。
  2. 【請求項2】Meがバリウム、又はストロンチウムによっ
    て25モル%まで置換されたバリウムであり、かつ の場合に、アルミン酸塩が式 によって定義される組成を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の発光性アルミン酸アルカリ土金
    属。
  3. 【請求項3】 であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の発
    光性アルミン酸アルカリ土金属。
  4. 【請求項4】2価のユーロピウムで活性化された発光性
    アルミン酸アルカリ土金属を製造する方法において、 酸化ストロンチウムによってその25モル%まで置換する
    ことができる酸化バリウムと、アルミナと、さらに酸化
    ユーロピウムとから、又は加熱に際しこれら酸化物に化
    学変化する化合物から、アルミニウムに対するアルカリ
    土金属のモル比を1:5〜1:10の間に入るように選択し
    て、混合物を作る一方、この混合物に対して、アルミニ
    ウムのモル当り0.002〜0.05モルの硼素量として酸化硼
    素又は加熱に際し酸化硼素に化学変化する化合物を添加
    することと、この混合物を1100℃〜1400℃の温度で弱い
    還元性雰囲気中で加熱することと、さらに、冷却後、得
    られた生成物を水で洗滌することとを特徴とする下記表
    に相当するX線粉末図形を有する発光スクリーン用の発
    光性アルミン酸アルカリ土金属の製造方法。
JP57224829A 1981-12-21 1982-12-21 発光スクリーン用の発光性アルミン酸塩およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0685313B2 (ja)

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DE (1) DE3271904D1 (ja)
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