JPH0684584U - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0684584U
JPH0684584U JP2120093U JP2120093U JPH0684584U JP H0684584 U JPH0684584 U JP H0684584U JP 2120093 U JP2120093 U JP 2120093U JP 2120093 U JP2120093 U JP 2120093U JP H0684584 U JPH0684584 U JP H0684584U
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JP
Japan
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substrate
magnetic disk
magnetic
bearing
rotary shaft
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Application number
JP2120093U
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English (en)
Inventor
達哉 三木
孝 斎藤
幸弘 杵島
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各モータを所定の位置に正確に配置して、こ
れら各モータの正確な相対位置関係を実現し得るように
した磁気ディスク装置を得る。 【構成】 磁気ディスク装置の基板30上に、スピンド
ルモータ15の回転シャフト16を回転自在に支持する
軸受44を直接固定し、上記基板30のベース側にステ
ータコイル41を配置すると共に対向するロータ側で、
前記軸受44に挿入される回転シャフト16に固着され
たヨークの内側に永久磁石42を配置し、かつ、前記ス
ピンドルモータ15の回転シャフト16の一側に磁気デ
ィスク12を取付け、一方、前記磁気ディスク12に情
報信号を記録,再生する磁気ヘッド13,13を移動自
在に配置すると共に、この磁気ヘッド13,13を駆動
するアクセスモータ20の回転シャフト21を回転自在
に支持する軸受33を前記基板30上に直接固定し、前
記基板30の周囲をエンクロージャ10により密封収納
するよう構成した磁気ディスク装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ディスク装置に関し、特に各モータを所定の位置に正確に配置し て、これら各モータの正確な相対位置関係を実現し得るようにした磁気ディスク 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から表面が絶縁された磁性基板にステータコイルを取付けると共に、軸受 に嵌挿されたシャフトと一体的に取付けられた固定板に上記ステータコイルと対 向するロータマグネットを配設したモータが提案されている。 また、磁気デイスク装置において、ディスクを回転するスピンドルモータと磁 気ヘッドを駆動するアクセスモータは、装置のベースにそれぞれ間接的に組立て られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、この種磁気ディスク装置にあっては小型化、薄型化の要請があり、か かる要請に応えるために、例えば、磁気ディスクを回転駆動するためのスピンド ルモータと、この磁気ディスクへの各種情報信号の記録あるいは再生を行う磁気 ヘッドを移送するためのアクセスモータは出来るだけ薄型化して取付けられてい る必要がある。 しかるに、上述の如き磁気ディスクの構造にあっては、装置のベース上にスピ ンドルモータのベースを組立てると共にアクセスモータもそれと同様に装置のベ ース上に組立てられており、従って、各モータと基板(ベース)とが2段構造と なってしまうため、高さに対する要請、すなわち、全体を薄くするという要請を 満たすことができないという問題がある。 また、この種磁気ディスク装置にあっては、密封構造を採っている必要上、磁 性基板との間をシールしなければならないが、その構造が複雑となってしまう。 更に、このような2段取付け構造とした場合には、それぞれの取付け面が異な ることより磁気ヘッドと磁気ディスクとの距離や高さの相対寸法が出にくく、こ れが正確な記録再生の障害となる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の如き実情に鑑みてなされたものであり、複数のモータを接近 させて一の基板に直接装着することにより、モータを所定の位置に正確に配置し て、これら各モータの正確な相対位置関係を実現し得るようにした磁気ディスク 装置を提供することを目的とする。 本考案は、かかる目的を達成するために、磁気ディスク装置の基板上に、スピ ンドルモータの回転シャフトを回転自在に支持する軸受を直接固定し、上記基板 のベース側にステータコイルを配置すると共に対向するロータ側で、前記軸受に 挿入される回転シャフトに固着されたヨークの内側に永久マグネットを配置し、 かつ、前記スピンドルモータの回転シャフトの一側に磁気ディスクを取付け、一 方、前記磁気ディスクに情報信号を記録,再生する磁気ヘッドを移動自在に配置 すると共に、この磁気ヘッドを駆動するアクセスモータの回転シャフトを回転自 在に支持する軸受を前記基板上に直接固定し、前記基板の周囲をエンクロージャ で密封収納した磁気ディスク装置を提供するものである。
【0005】
【実施例】
図1は、本考案の基本的構成を示す図であり、1は、表面が絶縁された、例え ば磁性基板、2,2,2は、前記磁性基板1に直接固定されたステータコイル、 3,3,3は、これらステータコイル2,2,2と対向する永久磁石であるロー タマグネット、4,4,4は、これらロータマグネット3,3,3に取付けられ たシャフト、6,6,6は、前記磁性基板1に直接固定された軸受で、この軸受 6,6,6内には、前記したシャフト4,4,4が挿入され、回動自在に形成さ れることによりモータ5a,5b,5cが構成される。
【0006】 なお、この図1より明らかな如く、各モータ5a,5b,5cを構成するステ ータコイル2,2,2を各々最も近接し合うモータ5aと5b、5bと5cのス テータコイル2,2,2の上記磁性基板1の取付け面である1a,1bの反対側 の面1b又は1aに各々取付けるよう構成する。 これにより各モータ5a,5b,5cを構成するステータコイル2,2,2の 磁性基板1への取付け面1a又は1bが最も近接し合うモータ5aと5b、5b と5cは相互に逆構成となる。 そして、この場合において、各モータ5a,5b,5cの上記各ステータコイ ル2,2,2から生ずる漏洩磁束は、上記磁性基板1のシールド効果により近接 するモータの磁気回路に影響を及ぼすことはない。
【0007】 また、上記磁性基板1に、各モータ5a,5b,5cを構成するシャフト4, 4,4の軸受6,6,6を正確に設けることによって各モータ5a,5b,5c のシャフト4,4,4の相対位置を正確に決めることができる。
【0008】 図2は、図1になる本考案になる基本構成をディスクドライブ装置に適用した 実施例の要部を概略的に示す断面図、また図3は、同じく要部概略側断面図であ る。 このディスクドライブ装置のディスクエンクロージャ10内には、図示の如く ディスクホルダ11に取付けられた磁気ディスク12への各種情報信号の記録、 あるいは再生を行う磁気ヘッド13,13等が配設されている。そして、上記デ ィスクホルダ11は、スピンドルモータ15のシャフト16に一体的に取付けら れており、このスピンドルモータ15によって上記磁気ディスク12を高速回転 させることができる。
【0009】 また、上記各磁気ヘッド13,13は、各々ジンバルアーム17,17を介し て、いわゆるリニア方式のヘッド移送機構に連結されている。このヘッド移送機 構は、アクセスモーヘタ20のシャフト21に取付けられたピニオン22と、こ のピニオン22と噛合するラック23等から構成されており、上記アクセスモー タ20の回転力を上記ラック23とピニオン22とで直線方向の力に変換して、 上記各磁気ヘッド13,13を前記磁気ディスク12の径方向、すなわち図中矢 印A方向に直線駆動させる。 なお、上記各磁気ヘッド13,13は、図示しない信号ラインを介して他の機 器と接続されて各種情報信号の授受が行われるようになっている。
【0010】 上記スピンドルモータ15及びアクセスモータ20は、上記ディスクエンクロ ージャ10内に取付けられ表面が絶縁された磁性基板である鉄板30の所定位置 に取付けられている。 すなわち、上記アクセスモータ20は、図3に示す如く、上記鉄板30の図中 下面に銅箔等にて形成されたコイル基板31を介して貼着されたステータコイル 32と、鉄板30の所定位置に形成された軸受33に嵌挿されたシャフト21と このシャフト21の図中下端に取付けられたヨーク35を介して上記ステータコ イル32と対向するように取付けられたロータマグネット36とから構成されて いる。
【0011】 また、このアクセスモータ20の上記シャフト21の先端には円盤状のスケー ル37が取付けられている。そして、このスケール37の外周にはN極とS極が 所定ピッチで交互に着磁されている。さらに、上記鉄板30の図中上面には、上 記スケール37の外周に近接する強磁性薄膜磁気抵抗素子(以下「MR素子」と いう)ユニット38が配設されている。 上記MR素子ユニット38は、アクセスモータ20の回転に伴い変化するスケ ール37の外周近傍の磁界の変化を検出してアクセスモータ20の回転速度及び 回転方向を制御する。これによって、上記磁気ヘッド13,13の磁気ディスク 12上の位置制御が行なわれる。
【0012】 ここで、上述の如くMR素子ユニット38及びスケール37とアクセスモータ 20のステータコイル32等の間に上記鉄板30が介在されるため、このステー タコイル32等の磁気的影響が上記MR素子ユニット38には及ばず、MR素子 によるアクセスモータ20の正確な回転制御を行うことができる。
【0013】 一方、上記スピンドルモータ15は、上記アクセスモータ20とは反対に上記 鉄板30の図中上面に配置されたコイル基板40、ステータコイル41と、この ステータコイル41と対向するロータマグネット42と、ヨーク43及び上記鉄 板30に取付けられた軸受44に嵌挿されると共に上記ヨーク43が取付けられ たシャフト16とから構成されている。 なお、このスピンドルモータ15の上記ステータコイル41及び上記アクセス モータ20のステータコイル32には図示しない電源ラインを介してモータ駆動 電流が供給される。
【0014】 上述の如く、本実施例に係るディスクドライブ装置においては、上記アクセス モータ20とスピンドルモータ15を各々構成するステータコイル32,41を 一の鉄板30の図中上面と下面に取付け、これらステータコイル32,41と各 々対向するロータマグネット36,42、ヨーク35,43をもって上記各モー タ20,15を構成している。 よって、これらアクセスモータ20及びスピンドルモータ15の各ステータコ イル32,41から生ずる漏洩磁束は、上記鉄板30のシールド効果にて遮断さ れて相互の悪影響を排除することができる。
【0015】 また、本実施例に係る如きディスクドライブ装置においては、上記アクセスモ ータ20とスピンドルモータ15のシャフト21,16の相対取付け位置が正確 でないと、前記磁気ヘッド13,13による正しい信号の記録再生が行えなくな ってしまう。しかしながら、本実施例よれば、鉄板30に設けられる軸受33, 44の位置決めさえ行えば、上記各シャフト21,16の正確な相対位置を確保 することができる。 更に、上記の如くステータコイル、軸受等を磁性基板に直接固定する如く構成 したことにより、小型、薄型化が可能となる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案は、磁気ディスク装置の基板上に、スピンドルモータ の回転シャフトを回転自在に支持する軸受を直接固定し、上記基板のベース側に ステータコイルを配置すると共に対向するロータ側で、前記軸受に挿入される回 転シャフトに固着されたヨークの内側に永久マグネットを配置し、かつ、前記ス ピンドルモータの回転シャフトの一側に磁気ディスクを取付け、一方、前記磁気 ディスクに情報信号を記録,再生する磁気ヘッドを移動自在に配置すると共に、 この磁気ヘッドを駆動するアクセスモータの回転シャフトを回転自在に支持する 軸受を前記基板上に直接固定し、前記基板の周囲をエンクロージャで密封収納し た磁気ディスク装置を提供することにより、各モータ相互の磁気的影響を排除す ることができると共に、上記各モータを構成するシャフトの嵌挿される軸受の位 置出しを正確に行うことにより、各モータ相互の正確な相対位置関係を実現し得 ることができ、更には小型、薄型化が可能となる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的構成を示す図である。
【図2】本考案に係る一実施例の要部平面図である。
【図3】本考案に係る一実施例の要部概略側断面図であ
る。
【符号の説明】
1,30 磁性基板 2,32,41 ステータコイル 3,36,42 永久磁石(ロータマグネット) 4,16,21 シャフト 5a,5b,5c モータ 6,33,44 軸受 10 エンクロージャ 12 磁気ディスク 13 磁気ヘッド 15 スピンドルモータ 20 アクセスモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク装置の基板上に、スピンドル
    モータの回転シャフトを回転自在に支持する軸受を直接
    固定し、上記基板のベース側にステータコイルを配置す
    ると共に対向するロータ側で、前記軸受に挿入される回
    転シャフトに固着されたヨークの内側に永久マグネット
    を配置し、かつ、前記スピンドルモータの回転シャフト
    の一側に磁気ディスクを取付け、一方、前記磁気ディス
    クに情報信号を記録,再生する磁気ヘッドを移動自在に
    配置すると共に、この磁気ヘッドを駆動するアクセスモ
    ータの回転シャフトを回転自在に支持する軸受を前記基
    板上に直接固定し、前記基板の周囲をエンクロージャで
    密封収納したことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP2120093U 1993-03-31 1993-03-31 磁気ディスク装置 Pending JPH0684584U (ja)

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JP2120093U JPH0684584U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 磁気ディスク装置

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JP2120093U JPH0684584U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 磁気ディスク装置

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JPH0684584U true JPH0684584U (ja) 1994-12-02

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136309A (en) * 1978-04-13 1979-10-23 Nec Corp Magnetic disc apparatus
JPS583559A (ja) * 1982-04-23 1983-01-10 Toshiba Corp タ−ンテ−ブル装置
JPS58159201A (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 Seiko Epson Corp 磁気デイスク装置
JPS5979466A (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 Toshiba Corp フロツピ−デイスク装置用スピンドルモ−タ−

Patent Citations (4)

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