JPH0683857B2 - 金属加工設備 - Google Patents

金属加工設備

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JPH0683857B2
JPH0683857B2 JP60080189A JP8018985A JPH0683857B2 JP H0683857 B2 JPH0683857 B2 JP H0683857B2 JP 60080189 A JP60080189 A JP 60080189A JP 8018985 A JP8018985 A JP 8018985A JP H0683857 B2 JPH0683857 B2 JP H0683857B2
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metal
machine
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unwinder
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進夫 長坂
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はストリップコイルの層間に挿入する中間紙の巻
取機或いは巻出機に係り、特に金属板の走行速度に同調
して中間紙の巻取り、巻出しをするに好適な挿入物巻取
機或いは挿入物巻出機を備えた金属加工設備に関する。
〔従来の技術〕
金属板であるストリップをコイル状に巻取られた状態か
ら巻出して使用するに際し、ストリップの層間の傷つき
防止するために挿入されている中間紙を分離して巻取る
巻取機は特公昭50−219号号公報に記載されている。ま
た、ストリップをコイル状に巻取るに際し、巻取られた
ストリップの層間の傷つきを防ぐ目的で中間紙を挿入す
ることは特公昭50−39617号公報に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記特公昭50−39617号公報に記載され
たものは、中間紙の先端を自動的に巻取機に巻付かせる
には有利であるが、巻取軸とストリップ巻出軸が別体で
あるため、巻出軸の速度中間紙の巻出速度、すなわち刻
々変化するストリップの走行速度に同調させるための電
気的な制御装置や、ストリップの速度が小さくなるとき
に中間紙が重なって入らなくなることを防止するための
ブレーキ、電気的な検出器及びテンシヨン制御回路が必
要となり、装置として複雑化せざるを得ないという問題
点があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、金属板の層間から巻取る挿入物の巻
取り速度、或は金属板の層間に巻出される挿入物の巻出
し速度を金属板の送り速度に簡単な手段にて容易に同調
可能にして該挿入物の切断、シワ寄り等の不具合を防止
した挿入物巻出機或いは挿入物巻取機を備えた金属加工
設備を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、金属板を連続し
て走間加工する金属加工機と、該金属加工機の入側に配
置され金属板の層間に挿入物を入れたコイルから金属板
を巻出す巻出機と、該金属加工機の出側に配置され該金
属加工機で加工された金属板の層間に挿入物を入れなが
らコイル状に巻取る巻取機と、該金属加工機と巻出機と
の間に配置され該巻出機より巻出された金属板をガイド
するデフレクトロールと、該金属加工機で加工された金
属板をガイドするデフレクトロールと、から構成された
金属加工設備において、前記金属板を挟んで前記金属加
工機と前記巻出機との間に配置された前記デフレクトロ
ールの対向する位置に前記金属板の層間に入れた前記挿
入物を巻取る挿入物巻取り機を配設し、該挿入物巻取機
を該デフレクトロール上の金属板に対し押付け或いは離
反動作可能に構成し、該挿入物巻取り機を前記デフレク
トロールに対して押付け或いは離反させながら前記挿入
物の周速を前記金属板の送り速度に同調させるようした
ものである。
或は、上記目的を達成するために本発明では、金属板を
連続して走間加工する金属加工機と、該金属加工機の入
側に配置され金属板の層間に挿入物を入れたコイルから
金属板を巻出す巻出機と、該金属加工機の出側に配置さ
れ該金属加工機で加工された金属板の層間に挿入物を入
れながらコイル状に巻取る巻取機と、該金属加工機と巻
出機との間に配置され該巻出機より巻出された金属板を
ガイドするデフレクトロールと、該金属加工機と巻取機
との間に配置され該金属加工機で加工された金属板をガ
イドするデフレクトロールと、から構成された金属加工
設備において、前記金属板を挟んで前記金属加工機と前
記巻出機との間に配置された前記デフレクトロールの対
向する位置に前記巻取機に巻取られる前記金属板の層間
に前記挿入物を挿入する挿入物巻出機を配設し、該挿入
物巻出機を該デフレクトロール上の金属板に対し押付け
或いは離反動作可能に構成し、該挿入物巻出機を前記デ
フレクトロールに対して押付け或は離反させながら前記
挿入物の周速を前記金属板の送り速度に同調させるよう
したものである。
〔作用〕
金属板の層間に挿入物を緩みなく、かつ、巻取中、巻出
中に切断することなく巻取り或は巻出すには、挿入物の
速度を金属板の送り速度に完全に同調して巻取り或は巻
出せばよい。両者間の速度を完全同調させるには、巻出
中或は巻取中の金属板に挿入物を直接接触させれば良い
が金属板そのものは挿入物の押付けに対し充分な剛性を
持たないため両者間で十分な力を確保することが出来な
い。
そこで本発明は、挿入物と金属板とのかかる同調速度を
得るために、金属板をガイドするデフレクトロールを利
用し、これに挿入物を金属板を介して押付けるという簡
単な手段により両者の速度を同調させたものである。
即ち、金属板を挟んで金属加工機と前記巻出機との間に
配置されたデフレクトロールの対向する位置に前記金属
板の層間に入れた前記挿入物を巻取る挿入物巻取機を配
設し、該挿入物巻取機を該デフレクトロール上の金属板
に対し押付け或いは離反動作可能に構成し、該挿入物巻
取機を前記デフレクトロールに対して押付け或いは離反
させながら前記挿入物の周速を前記金属板の送り速度に
同調させるようにしたものである。
或は、金属板を挟んで金属加工機と巻取機との間に配置
されたデフレクトロールの対向する位置に前記巻取機に
巻取られる前記金属板の層間に前記挿入物を挿入する挿
入物巻出機を配設し、該挿入物巻出機を該デフレクトロ
ール上の金属板に対し押付け或いは離反動作可能に構成
し、該挿入物巻出機を前記デフレクトロールに対して押
付け或いは離反させながら前記挿入物の周速を前記金属
板の送り速度に同調させるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。
第1図は可逆式圧延機1を有する圧延設備に適用した実
施例であり、図中、2′は金属板5を巻出す巻出機、
3′は巻出機2′より巻出された金属板5をガイドする
デフレクトロール、4′は中間紙7′を巻取る中間紙リ
ールを示す。金属板5を巻出す巻出機2′は、中間紙
7′を金属板5の層間に含んで形成されたコイル6′を
巻出すものである。金属板5に中間紙7′(点線で図
示)が乗った状態でデフレクトロール3′付近まで巻出
されて来ると、中間紙リール4′の中間紙巻付装置11′
により金属板5から中間紙7′だけを分離して中間紙リ
ール4′の巻取胴に巻付て巻取る。
従って、圧延機1へは金属板5のみが供給され圧延が行
われる。中間紙リール4′は圧延機本体のスタンドに支
持アーム12′により支えられており、シリンダー8′に
よりデフレクトロール3′に押付けまたは上方へ逃がす
ことが出来るように構成されている。このように中間紙
リール4′をデフレクトロール3′上の金属板5に押付
け或は離反させることにより中間紙7′の周速を金属板
5の送り速度に同調させることができる。
圧延機1で圧延された金属板5は巻取機2により再び巻
取られると同時に圧延機出側に設置されたデフレクトロ
ール3上の中間紙リール4から中間紙7が供給され金属
板5の上面に乗って金属板5の層間に中間紙巻付装置11
により中間紙7を挿入しながらコイル6を形成する。
そして、この中間紙リール4も中間紙リール4′と同様
にデフレタトロール3上の金属板5に押付け或は離反さ
せることに構成されており、中間紙7の周速を金属板5
の送り速度に同調させることができる。
ここで、中間紙リール4′、4の押しつけ位置は、金属
板5を保持しているデフレクタロール3′、3上とか或
はコイル6′、6そのものに直ちに押しつけるのが良
い。
また、中間紙リール4′、4の外径と内径の比が通常3
〜10位あり、中間紙巻胴の軸受が転がり軸受で転がり抵
抗も小さく、金属板と中間紙のコイル外径の摩擦係数は
大きいため押しつけ力はわずかで良いが、中間紙リール
4′、4の偏平などで回転しづらいことがあるため前記
中間紙リール4′、4の巻取胴を空圧モーターなどにて
補助駆動するのが良い。(図において9、9′は補助モ
ーター、10、10′はユニバーサルジョイントを示す。) 次ぎに、中間紙リール4′、4をデフレクタロール
3′、3上の金属板5に押付け或いは離反させる制御方
法について説明する。
例えば、回転計13′,13により中間紙リール4′,4の変
化を演算して、この中間紙リール4′、4の中間紙
7′、7の径に応じてデフレクトロール3′、3に対す
る押しつけシリンダー8′、8の圧力を制御するように
すれば良い。つまり、中間紙リール4′、4の押付け力
は中間紙リール4′、4の外径が大きくなるに従い小さ
くするのが良い。
更に、前述した中間紙巻付装置11′、11は、接着剤吹付
装置または粘着テープ貼付装置による自動方式か、最初
のみは手動式の簡単なものにして中間紙の先端をつかま
えてやる装置で良い。
以上の説明では、第1図において金属板5のパス方向が
右から左へ進行する場合についてのみ説明したが、圧延
機1が可逆式の場合、次パスでは金属板5のパス方向が
左から右へ進行することとなり、この場合、巻出機2′
は巻取機として、巻取機2は巻出機として機能し、中間
紙リール4はコイル6を形成する金属板5の層間に挿入
された中間紙7を巻取り、中間紙リール4′は圧延機1
で圧延された金属板5の層間に中間紙7を挿入しながら
コイル6を形成する。
上述した本発明の実施例によれば、 1)中間紙リール4、4′をデフレクトロール3、3′
に金属板5を介して押しつけているため、中間紙7、
7′は金属板5と等速で巻出し或いは巻取られるので紙
切れの心配がなくなる。
2)中間紙7、7′を金属板5の面に乗せて巻出し或は
巻取るので中間紙7、7′に「シワ」が寄らない。
3)中間紙7、7′の巻出し或いは巻取り時も金属板5
の面に中間紙7、7′が乗って来るので低い位置で巻き
つけが出来る。(デフレクトロール3、3′の位置は通
常作業床から1メートル前後である。) 4)中間紙リール4、4′をデフレクトロール3、3′
に金属板5を介して押しつけていることにより′デフレ
クトロール3、3′と金属板5との間に摩擦力が働いて
デフレクトロール3、3′が廻り易くなり金属板5とデ
フレクトロール3、3′間でのスリップの恐れも減る。
以上のような性能、効率向上の他に 5)中間紙リール4、4′は金属板5の移送により駆動
されているので、駆動されているので、駆動装置は補助
的な駆動力で良く、しかも紙切れの心配がないので簡単
なモーター、例えば空気圧モーター等で良く大幅なコス
トダウンになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、金属板の層間から
挿入物を巻取る巻取速度、或は金属板の層間に挿入物を
巻出す巻出速度を金属板の送り速度に同調可能としたこ
とから、前記挿入物の切断、シワ寄り等の不具合の発生
を確実に防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である圧延設備に適用した中
間紙の巻出し巻取装置を示す正面図、第2図は第1図の
上面図である。 1……圧延機、2……巻取機、2′……巻出機、3、
3′……デフレクトロール、4、4′……挿入物巻出、
5……金属板、6、6′……コイル、7、7′……中間
紙、8、8′……シリンダー、9、9′……補助モー
タ、10、10′……ユニバーサルジョイント、11、11′…
…中間紙巻付装置、12、12′……支持アーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板を連続して走間加工する金属加工機
    と、該金属加工機の入側に配置され金属板の層間に挿入
    物を入れたコイルから金属板を巻出す巻出機と、該金属
    加工機の出側に配置され該金属加工機で加工された金属
    板の層間に挿入物を入れながらコイル状に巻取る巻取機
    と、該金属加工機と巻出機との間に配置され該巻出機よ
    り巻出された金属板をガイドするデフレクトロールと、
    該金属加工機と巻取機との間に配置され該金属加工機で
    加工された金属板をガイドするデフレクトロールと、か
    ら構成された金属加工設備において、 前記金属板を挟んで前記金属加工機と前記巻出機との間
    に配置された前記デフレクトロールの対向する位置に前
    記金属板の層間に入れた前記挿入物を巻取る挿入物巻取
    機を配設し、 該挿入物巻取機を該デフレクトロール上の金属板に対し
    押付け或いは離反動作可能に構成し、該挿入物巻取機を
    前記デフレクトロールに対して押付け或いは離反させな
    がら前記挿入物の周速を前記金属板の送り速度に同調さ
    せるようにしたことを特徴とする金属加工設備。
  2. 【請求項2】金属板を連続して走間加工する金属加工機
    と、該金属加工機の入側に配置され金属板の層間に挿入
    物を入れたコイルから金属板を巻出す巻出機と、該金属
    加工機の出側に配置され該金属加工機で加工された金属
    板の層間に挿入物を入れながらコイル状に巻取る巻取機
    と、該金属加工機と巻出機との間に配置され該巻出機よ
    り巻出された金属板をガイドするデフレクトロールと、
    該金属加工機と巻取機との間に配置され該金属加工機で
    加工された金属板をガイドするデフレクトロールと、か
    ら構成された金属加工設備において、 前記金属板を挟んで前記金属加工機と前記巻取機との間
    に配置された前記デフレクトロールの対向する位置に前
    記巻取機に巻取られる前記金属板の層間に前記挿入物を
    挿入する挿入物巻出機を配設し、 該挿入物巻出機を該デフレクトロール上の金属板に対し
    押付け或いは離反動作可能に構成し、該挿入物巻出機を
    前記デフレクトロールに対して押付け或いは離反させな
    がら前記挿入物の周速を前記金属板の送り速度に同調さ
    せるようにしたことを特徴とする金属加工設備。
JP60080189A 1985-04-17 1985-04-17 金属加工設備 Expired - Lifetime JPH0683857B2 (ja)

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JPS61238421A JPS61238421A (ja) 1986-10-23
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