JPH0683716A - 電気的書換可能型不揮発メモリ - Google Patents

電気的書換可能型不揮発メモリ

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JPH0683716A
JPH0683716A JP23343792A JP23343792A JPH0683716A JP H0683716 A JPH0683716 A JP H0683716A JP 23343792 A JP23343792 A JP 23343792A JP 23343792 A JP23343792 A JP 23343792A JP H0683716 A JPH0683716 A JP H0683716A
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Hiromi Uenoyama
博巳 上野山
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込データのごく一部に書換頻度の高いデー
タを含むEEPROMにおいて、メモリ容量の低減を図
る。 【構成】 アドレス検出回路12は、指定された書込ア
ドレスが所定範囲内のアドレスか否かを検出し、その検
出の結果、所定範囲内のものであったときには、書込対
象データが高書換頻度データであると判定する。そし
て、データ作成回路11により3組の同一データ(D7
〜D0 )を用意し、これらをそれぞれ別個の3つのメモ
リセル(A0 ,A0 ’,A0 ”)に重複的に書込む。読
出時には、各メモリセルからそれぞれデータを読み出
し、多数決論理回路15により多数決で決定したデータ
を読出データとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性のメモリに係
わり、特に、電気的に書換えが可能な不揮発メモリに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年では、各種の電子装置において、初
期値条件設定用の記憶メモリとして、電気的な書換えが
可能な不揮発性のメモリとして、EEPROMが使用さ
れている。中でも、テレビやカメラのような民生市場に
おいては、頻繁にデータ更新の必要があるデータと、一
度設定すると殆ど書換えの必要のない初期値設定用のデ
ータとを混在した形で不揮発性メモリに記憶させる場合
がある。例えば、テレビを例にとると、電源をオフした
場合において、電源オフ直前におけるチャンネルすなわ
ち受信周波数や音量あるいは画面の輝度等の情報が電源
オフ時に記憶され、次回の電源投入時に前回オフ時と同
一の状態からスタートするようになっている。このよう
なデータ(以下ラストチャネルメモリデータと呼ぶ)に
ついては、電源オフ毎に記憶されるため、多数回のメモ
リ書換えが行われる。これに対し、例えばチャネルボタ
ンと周波数との対応付け(プリセット)を行うための初
期設定用データ等については、一旦設定した後は、殆ど
変更することはないため、その書換えの回数はたかだか
数回程度となっている。
【0003】ところで、EEPROMの書換え特性は、
図7に示すようないわゆるバスタブカーブを描く。初期
不良は、製造工程における種々の原因により生ずる不良
であるが、これはテストによりスクリーニングすること
が出来るため、その後のランダム不良と摩耗不良が問題
となる。ランダム不良領域においては、その不良率は極
めて0に近いものであるが、これを限り無く0に近付け
るための一層の工夫が必要となる。また、摩耗領域にお
いては、書換え数と共に、不良率は急速に増大するた
め、この摩耗領域に入るまでの書換え数を出来るだけ伸
ばすための対策が必要となる。
【0004】このような対策として、従来は、いわゆる
ECC(エラーコレクションコード)方式を用いてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したECC方式に
おいては、1ビットのエラーを訂正する場合において、
例えば、1ワード8ビットのデータに対して4ビットの
パリティビットが必要となる。これを全てのワードアド
レスに適用した場合には、チップサイズが大きくなり、
コストアップを招く原因ともなる。すなわち、上記した
テレビ受像機の場合のように、頻繁な書換えが必要なラ
ストチャネルメモリデータと殆ど書換えの必要のないプ
リセットメモリデータとが混在する場合には、後者すな
わちプリセットメモリデータについては、図7に示した
摩耗不良を考慮する必要は殆ど無く、ラストチャネルメ
モリデータについてのみ摩耗不良を考慮すればよい。し
かしながら、上記したように従来の方法においては、ラ
ストチャネルメモリデータがたとえ数バイト程度しか無
い場合においても、EEPROMの全てのワードアドレ
スについてバリティビットを付加するというECC方式
をとっていたため、必要以上のメモリビットが必要とな
り、コストアップにつながるという問題があった。
【0006】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたものであり、書換えが頻繁に行われるデータと殆ど
書換えの行われないデータとが混在するような用途に用
いられるより安価でかつ高信頼の電気的書換え可能型不
揮発メモリを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電気的書換可能型不揮発メモリは、書換頻度の高い高
書換頻度データと書換頻度の低い低書換頻度データとを
混在して記憶する電気的書換可能型不揮発メモリにおい
て、(i) 書込対象データが高書換頻度データか低書換頻
度データかを識別するデータ識別手段と、(ii)このデー
タ識別手段の識別の結果、書込対象データが高書換頻度
データであったときは該書込対象データを高信頼性の所
定の方法でメモリセルに書込む一方、書込対象データが
低書換頻度データであったときは通常の方法でメモリセ
ルに書き込むデータ書込制御手段、とを有することを特
徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリは、書換頻度の高い高書換頻度データと
書換頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する
電気的書換可能型不揮発メモリにおいて、(i) 指定され
た書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否かを検出す
る書込アドレス検出手段と、(ii)この書込アドレス検出
手段による検出の結果、前記書込アドレスが前記所定範
囲内のものであった時、書込対象データが高書換頻度デ
ータであると判定し、これをそれぞれ複数のメモリセル
に重複して書き込むデータ書込手段と、(iii) このデー
タ書込手段により前記複数のセルに書き込まれたデータ
を読出し、これを基に、1つの読出データを決定する読
出データ決定手段、とを有することを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項3記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリは、書換頻度の高い高書換頻度データと
書換頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する
電気的書換可能型不揮発メモリにおいて、(i) 指定され
た書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否かを検出す
る書込アドレス検出手段と、(ii)この書込アドレス検出
手段による検出の結果、前記書込アドレスが前記所定範
囲内のものであったとき、書込対象データが高書換頻度
データであると判定し、これにエラー訂正符号を付加し
てメモリセルに書き込むデータ書込手段と、(iii) この
データ書込手段により書き込まれたデータを読み出し、
前記エラー訂正符号を基にエラー訂正を行うエラー訂正
手段、とを有することを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリは、書換頻度の高い高書換頻度データと
書換頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する
電気的書換可能型不揮発メモリにおいて、(i) 指定され
た書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否かを検出す
る書込アドレス検出手段と、(ii)この書込アドレス検出
手段による検出の結果、前記書込アドレスが前記所定範
囲内のものであったとき、書込対象データが高書換頻度
データであると判定し、該書込対象データ及びこれを反
転したデータをそれぞれメモリセルに書き込むデータ書
込手段と、(iii) このデータ書込手段により書き込まれ
た両データを読み出し、その差分をとって読出データを
作成する差分データ作成手段、とを有することを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明に係る電気的書換可能型不
揮発メモリでは、書込対象データが高書換頻度データか
あるいは低書換頻度データかというデータ種別の判定が
行われ、その判定結果に応じた方法でデータ書込が行わ
れる。
【0012】請求項2記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリでは、指定書込アドレスが所定範囲内の
アドレスか否かの検出を行い、その結果所定範囲内の場
合には、書込対象データが高書換頻度データであると判
定され、複数のメモリセルに重複して書き込まれる。そ
して、読出に際しては、書き込まれた複数のデータを基
に1つの読出データを決定して出力する。
【0013】請求項3記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリでは、指定書込アドレスが所定範囲内の
アドレスか否かの検出を行い、その結果所定範囲内の場
合には、書込対象データが高書換頻度データであると判
定され、これにエラー訂正符号を付加してメモリセルに
書き込まれる。そして、読出に際しては、エラー訂正符
号を用いたエラー訂正が行われる。
【0014】請求項4記載の発明に係る電気的書換可能
型不揮発メモリでは、指定書込アドレスが所定範囲内の
アドレスか否かの検出を行い、その結果所定範囲内の場
合には、書込対象データが高書換頻度データであると判
定され、該書込対象データ及びこれを反転したデータが
それぞれメモリセルに書き込まれる。そして、読出に際
しては、元のデータと反転データとの差分が読出データ
として出力される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例におけるEE
PROMを表したものである。なおここでは、1ワード
が8ビットのEEPROMについて説明するものとす
る。図に示すように、この回路にはデータ作成回路11
が備えられ、アドレス検出回路12へと接続されてい
る。このデータ作成回路11に8ビット幅の書込データ
17としてD7 〜D0 が入力されると、アドレス検出回
路12はアドレスデータ18をチェックし、このアドレ
スが所定のアドレスであったことを検出すると検出信号
20をデータ作成回路11に出力する。データ作成回路
11は、検出信号20を受けた場合には、書込データD
7 〜D0 を、レジスタ16−1〜16−3にそれぞれ書
き込む。ここで、所定のアドレスとは、“0”〜“3”
までの4アドレスであり、これらのアドレスには書換頻
度の高いデータを書き込むものとする。そしてその他の
ワードアドレスには、書換頻度の低いデータを書き込む
ものとする。
【0017】さて、レジスタ16−1〜16−3のデー
タは、それぞれリードライトアンプ13−1〜13−3
を介してメモリ14の該当するワードアドレスのメモリ
セルに書き込まれる。ここではワードアドレス“0”の
3つのメモリセルA0 〜A0”にそれぞれ書き込まれ
る。
【0018】一方、アドレス検出回路12が検出したア
ドレスが、上記した“0”〜“3”の4アドレス以外で
あった場合には、データ作成回路11は、レジスタ16
−1にのみデータをセットし、これを該当するワードア
ドレスのメモリセルA0 にのみ書き込む。
【0019】このデータを読み出す場合には、例えばア
ドレス“0”の3つのメモリセルA0 ,A0 ’,A0
からそれぞれデータを読み出し、リードライトアンプ1
3−1〜13−3を介して多数決論理回路15に入力す
る。この多数決論理回路15では、読み出した3つのデ
ータのうち2つ以上のデータが一致するものを採用し、
これを読出データ19として出力する。
【0020】このように、本実施例においては、書換頻
度が大きいデータについては、3重のデータ書込みを行
う一方、書換えの殆ど行われないデータについては、単
一のデータ書込みを行う。そして、3重のデータ書込み
の行われたものについては、多数決論理により読出しを
行うため、データ誤りの発生が極力抑制され、信頼性が
確保される。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例におけるE
EPROMを表わしたものである。この図で、第1の実
施例(図1)と同一部分には同一の符号を付し、適宜説
明を省略する。本実施例においては、書込データD7
0 をリードライトアンプ22を介してメモリ20の異
なったワードアドレスに3重書込みを行う。そして、読
出しに際しては、アドレス検出回路12が、書換頻度の
多いデータの読出アドレスを検出した場合には、タイミ
ング発生回路21からタイミング信号が出力され、切換
器23の切換制御が行われる。これにより、3つの異な
ったワードアドレスに対応したメモリセルA0
0 ’,A0 ”からそれぞれデータが読出され、切換器
23を介してレジスタ24にそれぞれデータD7
0 ,D7 ’〜D0’,D7 ”〜D0 ”として格納され
る。そして、これらのレジスタの値が多数決論理回路1
5に読出され、多数決論理により読出しデータが決定さ
れ読出しデータ19として出力される。
【0022】この様に、本実施例においては、書換頻度
の高いデータは、異なるワードアドレスに3重書込みが
行われ、読出しに際しては多数決論理により行われるた
め、データエラーが少なくなり信頼性が確保される。
【0023】図3は、本発明の第3の実施例におけるE
EPROMを表わしたものである。本実施例において
は、図に示したように、パリティビット付加回路31を
設け、アドレス検出回路12が、書換頻度の高いデータ
アドレスを検出した場合にのみ、8ビットのデータに4
ビットのパリティビットを付加し、リードライトアンプ
33を介してメモリ34に書込む。例えば、アドレスが
“0”であった場合にはメモリセルA0 とメモリセルP
0 に書込まれる。そして読出しの場合には、これらの8
ビットのデータと4ビットのパリティデータの合計12
ビットがECC回路32に読出され、ここでエラー訂正
が行われて8ビットの読出しデータ19として出力され
る。
【0024】この様に、本実施例においては、書換頻度
の高いデータにのみパリティビットを付加しエラー訂正
処理を行うことにより、データ誤りを低減し信頼性を確
保できる。
【0025】図4は、本発明の第4の実施例におけるE
EPROMを表わしたものである。この実施例において
は、反転データ作成回路41を設け、アドレス検出回路
12がアドレスデータ18から書換頻度の高いデータア
ドレスを検出した場合に、書込データの値を反転したデ
ータD’を作成する。そして、アドレス検出回路12か
らの検出信号に伴ってタイミング発生回路21から出力
されるタイミング信号のタイミングで、切換器44、ラ
イトアンプ43、切換器45を介してメモリ46のメモ
リセルA0 ,A0 ’にそれぞれ書込まれる。そして、こ
れらの2つのデータは、読出しの場合には差動型リード
アンプ47に入力され、その差動出力が読出データ19
として出力される。一般に、EEPROMにおいては、
図5に示すように、書込みデータの“0”に対応してト
ランジスタのスレショルド電圧VTHとして例えば−2V
を対応付け、データ“1”に対応してVTHとして例えば
+7Vを対応させる。そして、読出しの場合には、図6
に示すように、トランジスタ51のベースに読出し電圧
として2Vを印加する。例えば、トランジスタ51のス
レショルド電圧VTHが+7Vに設定されている場合に
は、トランジスタ51はオン動作をしないため、点aの
電位は“H”となる。これにより、インバータ53によ
り反転された“L”が出力される。一方、トランジスタ
51のスレショルド電圧VTHが−2Vに設定されている
場合には、このトランジスタはオンとなるため、抵抗性
負荷52を流れる電流により電圧降下が生じ、点aの電
位は“L”となる。これによりインバータ53により出
力電圧は“H”となる。すなわち、トランジスタ51の
スレショルド電圧VTHを7V又は−2Vに設定すること
により、読出データとしてそれぞれ“0”及び“1”が
出力されるようになっている。
【0026】ところが、図5に示すように、書換回数が
増大するにつれ、このスレショルド電圧VTHがそれぞれ
0Vにそれぞれ接近するため、ある点Xにおいて、スレ
ショルド電圧VTHが2Vとなった以降においては、確実
に読出しエラーとなる。しかしながら、図4に示したよ
うに、データDと反転データD’の2つをメモリに書込
んでおき、読出しに際してはこれらの差を取るようにし
ているため、図5に示すように、書換回数がX以上とな
った場合においても、7Vのレベルと−2Vのレベルが
反転することはなく、差動増幅器47からは、正しいデ
ータが出力されメモリの寿命を延命することができる。
【0027】なお、以上の実施例においては、1ワード
が8ビットのメモリについて説明したがこれに限るもの
ではなく、1ワードが16ビットあるいはそれ以上のメ
モリについても適用できることは言うまでもない。
【0028】また、上記実施例においては、メモリアド
レスの内の4つのアドレス“0”〜“3”を書換頻度の
高いデータの書込み用に設定することとしたが、これに
限るものではなく、必要に応じこのような特別なアドレ
ス領域を増減しても良いことはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、高書換頻度データと低書換頻度データとを電気的書
換可能型不揮発メモリに混在して記憶させる場合に、そ
のデータの書換頻度に応じた方法でデータ書込を行うこ
ととしたので、ごく一部の高書換頻度データの存在を理
由に低書換頻度データについて必要以上の信頼性をもっ
た書込・読出処理を行う必要がなく、また、メモリ容量
も少なくて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気的書換可能
型不揮発メモリを示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例における電気的書換可能
型不揮発メモリを示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例における電気的書換可能
型不揮発メモリを示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施例における電気的書換可能
型不揮発メモリを示すブロック図である。
【図5】EEPROMにおけるトランジスタのスレショ
ルド電圧と書換回数との関係を示す特性図である。
【図6】EEPROMからのデータ読出しの原理を示す
説明図である。
【図7】一般的なEEPROMにおけるエラー発生率と
書換回数との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
11 データ作成回路 12 アドレス検出回路 14,25,34,46 メモリ 15 多数決論理回路 21 タイミング発生回路 31 パリティビット付加回路 32 エラー訂正回路 41 反転データ作成回路 47 差動型リードアンプ 52 抵抗性負荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書換頻度の高い高書換頻度データと書換
    頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する電気
    的書換可能型不揮発メモリにおいて、 書込対象データが高書換頻度データか低書換頻度データ
    かを識別するデータ識別手段と、 このデータ識別手段の識別の結果、書込対象データが高
    書換頻度データであったときは該書込対象データを高信
    頼性の所定の方法でメモリセルに書込む一方、書込対象
    データが低書換頻度データであったときは通常の方法で
    メモリセルに書き込むデータ書込制御手段とを設けたこ
    とを特徴とする電気的書換可能型不揮発メモリ。
  2. 【請求項2】 書換頻度の高い高書換頻度データと書換
    頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する電気
    的書換可能型不揮発メモリにおいて、 指定された書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否か
    を検出する書込アドレス検出手段と、 この書込アドレス検出手段による検出の結果、前記書込
    アドレスが前記所定範囲内のものであったとき、書込対
    象データが高書換頻度データであると判定し、これをそ
    れぞれ複数のメモリセルに重複して書き込むデータ書込
    手段と、 このデータ書込手段により前記複数のセルに書き込まれ
    たデータを読出し、これを基に、1つの読出データを決
    定する読出データ決定手段とを具備することを特徴とす
    る電気的書換可能型不揮発メモリ。
  3. 【請求項3】 書換頻度の高い高書換頻度データと書換
    頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する電気
    的書換可能型不揮発メモリにおいて、 指定された書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否か
    を検出する書込アドレス検出手段と、 この書込アドレス検出手段による検出の結果、前記書込
    アドレスが前記所定範囲内のものであったとき、書込対
    象データが高書換頻度データであると判定し、これにエ
    ラー訂正符号を付加してメモリセルに書き込むデータ書
    込手段と、 このデータ書込手段により書き込まれたデータを読み出
    し、前記エラー訂正符号を基にエラー訂正を行うエラー
    訂正手段とを具備することを特徴とする電気的書換可能
    型不揮発メモリ。
  4. 【請求項4】 書換頻度の高い高書換頻度データと書換
    頻度の低い低書換頻度データとを混在して記憶する電気
    的書換可能型不揮発メモリにおいて、 指定された書込アドレスが所定範囲内のアドレスか否か
    を検出する書込アドレス検出手段と、 この書込アドレス検出手段による検出の結果、前記書込
    アドレスが前記所定範囲内のものであったとき、書込対
    象データが高書換頻度データであると判定し、該書込対
    象データ及びこれを反転したデータをそれぞれメモリセ
    ルに書き込むデータ書込手段と、 このデータ書込手段により書き込まれた両データを読み
    出し、その差分をとって読出データを作成する差分デー
    タ作成手段とを具備することを特徴とする電気的書換可
    能型不揮発メモリ。
JP23343792A 1992-09-01 1992-09-01 電気的書換可能型不揮発メモリ Pending JPH0683716A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23343792A JPH0683716A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 電気的書換可能型不揮発メモリ
US08/361,871 US5535162A (en) 1992-09-01 1994-12-22 Electrically erasable read only memory

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ID=16955030

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