JPH0683403U - タイヤのビード部への潤滑剤塗布装置 - Google Patents

タイヤのビード部への潤滑剤塗布装置

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JPH0683403U
JPH0683403U JP2448093U JP2448093U JPH0683403U JP H0683403 U JPH0683403 U JP H0683403U JP 2448093 U JP2448093 U JP 2448093U JP 2448093 U JP2448093 U JP 2448093U JP H0683403 U JPH0683403 U JP H0683403U
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JP
Japan
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tire
brush
lubricant
bead portion
rotating
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Withdrawn
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JP2448093U
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Inventor
雅勝 中野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡単なタイヤのビード部への潤滑剤塗
布装置を提供する。 【構成】 潤滑剤を付着させ、タイヤのビード部の内側
へ挿入する刷毛を回転部材の周縁に多数植毛した塗布用
ハケを、昇降手段にてタイヤに対して下降させて、刷毛
をタイヤ内へ挿入し、前記塗布用ハケを回転手段にて回
転させ、遠心力にて刷毛を広げてタイヤのビード部へ押
し付けて、潤滑剤を塗布するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タイヤをリムにスムーズに装着するための潤滑剤を、予めタイヤ のビード部に塗布する潤滑剤塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タイヤをリムに取付ける際には、タイヤのビード部をリムへ入りやすくするた めに、タイヤのビード部に、潤滑剤塗布装置にて予め潤滑剤を塗布している。
【0003】 潤滑剤塗布装置は、図3乃至図6に示す様に、タイヤ(1)の搬送コンベア( 2)の途中に設置され、作業台(3)にタイヤ(1)を搬入出を行うベルトコン ベア(4)及びベルトコンベア(4)からタイヤを浮せるリフト機構(5)を設 け、作業台(3)上にタイヤを保持して回転させる回転機構(6)及び潤滑剤を 塗布する塗布機構(7)等を設けてあり、回転機構(6)に設けられた回転ロー ラ(10)(10)、(11)(11)にてタイヤ(1)を保持して回転させ、 同時に塗布機構(7)に設けられたスポンジ(12)(12)…をタイヤ(1) のビード部(1a)へ押し当てて潤滑剤の塗布を行うようになっている。
【0004】 ベルトコンベア(4)はタイヤ(1)を搬送する搬送コンベア(2)(2)間 に設置され、搬送レベルを同一高さに揃えてあり、作業台(3)に取付けられた 駆動モータ(14)にて循環される。リフト機構(5)はリフト台(15)上に 複数のコロ(16)を設けてあり、リフト台(15)を作業台(3)に設けたガ イドロッド(20)(20)に案内させながら、リフトシリンダ(17)にて昇 降させ、ベルトコンベア(4)より上方へ突出するようにしてある。
【0005】 回転機構(6)は、2個一対の回転ローラ(10)(10)、(11)(11 )を左右両側に配置させ、回転機構取付けフレーム(以下第1フレームと称す) (21)の桟(22)(23)に設けられた回転軸(24)(24)、(25) (25)の下端に、夫々支持アーム(26)(26)、(27)(27)を取付 け、この支持アーム(26)(26)、(27)(27)の遊端に回転ローラ( 10)(10)、(11)(11)を回転自在に取付けてある。
【0006】 回転軸(24)(24)、(25)(25)の上端には歯車(30)(30) 、(31)(31)を取付け、対をなす歯車(30)(30)同士及び(31( 31)同士を噛み合わせ、かつ両側の歯車(30)(31)を中間の同期歯車( 32)(33)へリンク(34)(35)にて連動させ、揺動シリンダ(36) にて上記支持アーム(26)(26)、(27)(27)を同期して揺動させ、 タイヤ(1)をセンタリングしながら掴むようになっている。また一つの支持ア ーム(26)に回転駆動モータ(28)を取付けて、回転ローラ(10)を回転 させるようになっている。
【0007】 塗布機構(7)は、昇降軸(37)の下部に取付けた上下一対の支持プレート (40)(41)間に3個のスポンジ(12)(12)…を折畳み可能に取付け 、スポンジ(12)(12)…の上面に起立させたガイドバー(42)(42) …を昇降軸(37)の中間部に取付けた円盤(43)のスリット(44)(44 )…内に配置させてある。円盤(43)は昇降軸(37)に取付けブラケット( 45)を介して取付けられた塗布シリンダ(46)にて回転させられ、スリット (44)(44)…内に配置されたガイドバー(42)(42)…を半径方向に 移動させて、スポンジ(12)(12)…を支持プレート(40)(41)内へ 折畳んだり、広げたりする。
【0008】 昇降軸(37)は上端に昇降フレーム(47)に取付け、第1フレーム(21 )上に取付けられた塗布機構取付けフレーム(以下第2フレームと称す)(50 )に取付けたガイドロッド(51)(51)及び昇降シリンダ(52)にて昇降 フレーム(47)を昇降させるようになっている。上記スポンジ(12)(12 )…へは第2フレーム(50)上に設置されたタンク(53)から潤滑剤が滴下 供給される。
【0009】 一方、搬送コンベア(2)には、塗布装置の直前にタイヤ(1)の左右方向の 位置ずれを矯正するためのセンタリング装置(54)が設置され、その前方にタ イヤ(1)を一旦停止させるストッパ(55)を設けてある。ストッパ(55) はストッパシリンダ(56)にて搬送コンベア(2)上へ突出させられる。
【0010】 上記潤滑剤塗布装置は、搬送コンベア(2)にて搬送されたきたタイヤ(1) がストッパ(55)にて停止され、センタリング装置(54)にて左右方向の位 置合せが行われ、ベルトコンベア(4)へタイヤ(1)が載せられると、タイヤ (1)を塗布装置の中心まで搬送する。タイヤ(1)が中心までくると、リフト シリンダ(17)にてリフト台(15)を上昇させ、タイヤ(1)をリフト台( 15)にて持上げ、搬送コンベア(2)から浮せる。次に揺動シリンダ(36) が伸長動作して支持アーム(26)(26)、(27)(27)を中心側へ揺動 させ、各回転ローラ(10)(10)、(11)(11)にてタイヤ(1)の外 周面を掴む。この後、リフト台(15)が下降し、タイヤ(1)から離れる。
【0011】 タイヤ(1)が掴まれると、昇降シリンダ(52)が伸長動作して、スポンジ (12)(12)…を下降させ、タイヤ(1)内に挿入する。挿入後、塗布シリ ンダ(46)が短縮動作して円盤(43)を回転させ、ガイドバー(42)(4 2)…を介して各スポンジ(12)(12)…を拡げ、タイヤ(1)のビード部 (1a)へ押し付ける。
【0012】 この後、回転駆動モータ(28)が動作して、回転ローラ(10)を回転駆動 させ、他の回転ローラ(10)(11)(11)を従動回転させて、タイヤ(1 )を回転させる。タイヤ(1)が回転することにより、スポンジ(12)(12 )…に含まれた潤滑剤がビード部(1a)に塗布される。タイヤ(1)が一回転 半ほど回転すると、回転駆動モータ(14)を停止させ、スポンジ(12)(1 2)…を折畳んだ後、上昇退避させ、リフト台(15)を上昇させてタイヤ(1 )を支持させる。次に回転ローラ(10)(10)、(11)(11)を外方へ 逃がしてタイヤ(1)を放し、リフト台(15)を下降させて、タイヤ(1)を ベルトコンベア(4)へ戻し、搬送コンベア(2)へ搬出させる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
上記潤滑剤塗布装置は、潤滑剤を含んだスポンジ(12)(12)…をタイヤ (1)のビード部(1a)へ押し付け、この状態でタイヤ(1)を回転させて潤 滑剤の塗布を行うものであるから、タイヤ(1)を掴んで回転させるための回転 ローラ(10)(10)、(11)(11)及びこれらをタイヤ(1)に対して 掴んで回転させるための回転機構(6)が必要であり、しかもスポンジ(12) (12)…をタイヤ(1)内へ挿入して拡げるための塗布機構(7)が必要で、 さらにタイヤ(1)をベルトコンベア(4)から浮せるためのリフト機構(5) も必要で、構造が複雑になっていた。
【0014】 また、塗布作業中にスポンジ(12)(12)…から潤滑剤が周囲に飛散して 周囲の回転ローラ(10)(10)、(11)(11)や回転機構(6)に付着 し、錆等が発生して、動作不良を生じたり、下方へ滴下してリフト機構(5)に かかり、リフト機構(5)が錆等により動作不良を生じることがあった。
【0015】 この考案は、装置の構造を簡単にすると共に、機構部分をなくして、潤滑剤に よる悪影響を受けないようにした潤滑剤塗布装置を提供しようとするものである 。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この考案は、潤滑剤を付着させ、タイヤのビード部の内側へ挿入する刷毛を回 転部材の周縁に多数植毛した塗布用ハケと、前記塗布用ハケをタイヤに対して昇 降させる昇降手段と、前記塗布用ハケを回転させる回転手段とで構成したもので ある。
【0017】
【作用】 上記潤滑剤塗布装置は、タイヤを動かさずに、塗布用ハケを下降させて、塗布 用ハケに植毛された刷毛をタイヤのビード部の内側へ挿入し、塗布用ハケを回転 させて、潤滑剤の塗布を行う。すると、ハケが回転にともなう遠心力によって外 側へ広がってタイヤのビード部へ押し付けられ、潤滑剤を塗布する。
【0018】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1及び図2を参照して説明する。
【0019】 図1及び図2に示す様に、潤滑剤塗布装置は、回転部材(60)の下面周縁に 、刷毛(61)を全周或いは複数箇所(例えば4ヵ所)に分散させて植毛させた 塗布用ハケ(62)を回転させて、潤滑剤の塗布を行うものである。刷毛(61 )はタイヤ(1)のビード部(1a)の内径より小径に配置させている。
【0020】 回転部材(60)は回転軸(63)を介して回転手段(回転シリンダ)(64 )に回転自在に支持させ、回転シリンダ(64)をタイヤ(1)を搬送する搬送 コンベア(2)上に設置された支持フレーム(65)に取付けた昇降手段(昇降 シリンダ)(66)にて昇降させるようにしたものである。また昇降シリンダ( 66)の両側にガイドロッド(67)(67)を昇降自在に設け、このガイドロ ッド(67)(67)にて回転シリンダ(64)を水平に昇降するようにガイド させている。
【0021】 上記潤滑剤塗布装置は、搬送コンベア(2)にて搬送されてきたタイヤ(1) が、上方に待機させた塗布用ハケ(62)の下方で停止すると、昇降シリンダ( 66)を伸長動作させて塗布用ハケ(62)を下降させ、刷毛(61)をタイヤ (1)内に挿入させる。挿入後、回転シリンダ(64)を動作させて、塗布用ハ ケ(62)を所定角度(例えば180度)で往復回転させて刷毛(61)につけ た潤滑剤をタイヤ(1)のビード部(1a)に塗布する。
【0022】 上記潤滑剤塗布装置は、塗布用ハケ(62)を回転させると、回転部材(60 )に設けた刷毛(61)がその遠心力で外方に広がり、タイヤ(1)のビード部 (1a)に自動的に押し付けられるので、予め刷毛(61)をタイヤ(1)のビ ード部(1a)に押し付けなくても、確実に潤滑剤を塗布できる。また刷毛(6 1)はタイヤ(1)のビード部(1a)へ自動的に倣うので、塗布用ハケ(62 )をタイヤ(1)のビード部(1a)へ押し付ける必要もなく、塗布用ハケ(6 2)とタイヤ(1)とのセンタリングも正確に行う必要もない。
【0023】 尚、塗布用ハケ(62)は潤滑剤の塗布時、一定方向へ数回回転させるように してもよい。
【0024】
【考案の効果】
この考案によれば、タイヤを固定し、塗布用ハケに設けたハケをタイヤ内に挿 入して回転させて、潤滑剤の塗布を行うので、タイヤを浮せるためのリフト機構 やタイヤを保持して回転させる回転機構が不要となり、しかもハケが遠心力によ ってタイヤのビード部へ自動的に押し付けられて塗布作業を行うので、タイヤの 正確にセンタリングする機構や、ハケをタイヤへ押し付ける機構も不要となり、 装置が非常に簡単となる。
【0025】 また塗布用ハケの周囲や下方に機構部分がなくなり、潤滑剤が付着して、錆等 による影響を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る潤滑剤塗布装置の側面図
【図2】本考案に係る潤滑剤塗布装置の待機状態での側
面図
【図3】従来の潤滑剤塗布装置の側面図
【図4】従来の潤滑剤塗布装置の背面図
【図5】従来の潤滑剤塗布装置の塗布作業を示す要部の
断面図
【図6】従来の潤滑剤塗布装置の要部の平面図
【符号の説明】
1 タイヤ 1a ビード部 60 回転部材 61 刷毛 62 塗布用ハケ 64 回転手段 66 昇降手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑剤を付着させ、タイヤのビード部の内
    側へ挿入する刷毛を回転部材の周縁に多数植毛した塗布
    用ハケと、前記塗布用ハケをタイヤに対して昇降させる
    昇降手段と、前記塗布用ハケを回転させる回転手段とで
    構成したことを特徴とするタイヤのビード部への潤滑剤
    塗布装置。
JP2448093U 1993-05-12 1993-05-12 タイヤのビード部への潤滑剤塗布装置 Withdrawn JPH0683403U (ja)

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JP2448093U JPH0683403U (ja) 1993-05-12 1993-05-12 タイヤのビード部への潤滑剤塗布装置

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JP2448093U JPH0683403U (ja) 1993-05-12 1993-05-12 タイヤのビード部への潤滑剤塗布装置

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JPH0683403U true JPH0683403U (ja) 1994-11-29

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ID=12139350

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224773A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Bridgestone Corp ビード部用潤滑剤塗布装置
JP2006326492A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Altia Hashimoto Co Ltd タイヤの潤滑剤塗布装置

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Effective date: 19971106