JPH0682619A - カラーフィルタおよび液晶パネル - Google Patents

カラーフィルタおよび液晶パネル

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JPH0682619A
JPH0682619A JP23596592A JP23596592A JPH0682619A JP H0682619 A JPH0682619 A JP H0682619A JP 23596592 A JP23596592 A JP 23596592A JP 23596592 A JP23596592 A JP 23596592A JP H0682619 A JPH0682619 A JP H0682619A
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JP
Japan
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liquid crystal
color filter
crystal panel
transparent electrodes
conductive
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Pending
Application number
JP23596592A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Saito
淳 斎藤
Yoshikatsu Shirai
喜勝 白井
Shinichi Okamoto
信一 岡本
Masanori Fujita
政則 藤田
Hideki Shoji
秀樹 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電性を有するカラーフィルタを提供すると
ともに、カラーフィルタを具備した液晶パネルの低電圧
駆動化を図ることである。 【構成】 ガラス等からなるセグメント基板1の一方の
面上に、ITO等からなる透明電極2が所望の形状にパ
ターニングされて形成してあり、透明電極2上の画素を
形成する部分に導電性のカラーフィルタ3が形成してあ
り、セグメント基板1の一方の面上に配向膜4が形成し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーフィルタおよび
液晶パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば液晶パネルにカラーフィル
タを用いる場合、図4に示すようにセグメント基板41
上に選択的に形成してあるITO(酸化スズをドープし
た酸化インジューム)等の透明電極42上の画素を形成
する部分にカラーフィルタ43を形成したり、図5に示
すようにセグメント基板51上にカラーフィルタ52を
形成した後、ITO等の透明電極53を選択的に形成す
る構成が一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
フィルタは導電性が無いため、その膜厚による電気容量
によって前者の場合、実際に液晶に印加される電圧が透
明電極に印加した電圧よりも低くなってしまい、液晶パ
ネルを駆動する際、カラーフィルタのない液晶パネルを
駆動する場合よりも高い電圧が必要となる問題点を有し
ていた。
【0004】後者の場合は、透明電極53がカラーフィ
ルタ52上にあるため、上記のような問題は生じない
が、カラーフィルタは高温(200℃程度以上)になる
と破壊されてしまうので、カラーフィルタ上にITO等
の透明電極を形成する場合、200℃より低温で形成し
なければならない。しかしながら、ITOは高温で成膜
するほど低抵抗が得られるので、この場合抵抗値の高い
ITOが形成され、上記と同様に液晶パネルを駆動する
際、高い電圧が必要となるという問題点を有していた。
【0005】本発明の目的は、導電性を有するカラーフ
ィルタを提供するとともに、このカラーフィルタを具備
した液晶パネルの低電圧駆動化を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラーフィル
タをカラーフィルタ樹脂と導電性樹脂とを混合して形成
することにより、上記の目的を達成している。
【0007】そして、2枚の基板の対向する面に設けて
ある透明電極間に液晶を介在させてなる液晶パネルにお
いて、上記透明電極間にカラーフィルタ樹脂と導電性樹
脂とを混合してなるカラーフィルタを設けることによっ
て、上記の目的を達成している。
【0008】
【実施例】以下、本発明を液晶シャッタに用いた一実施
例について具体的に説明する。
【0009】図1および図2において、ガラス等からな
るセグメント基板1の一方の面上には、ITO(酸化ス
ズをドープした酸化インジューム)等からなる透明電極
2が所望の形状にパターニングされて形成してある。透
明電極2上の画素を形成する部分に導電性のカラーフィ
ルタ3が形成してあり、セグメント基板1の一方の面上
に配向膜4が形成してある。導電性カラーフィルタ3
は、例えばフジハントエレクトロニクステクノロジー株
式会社製の顔料分散型カラーフィルタ樹脂CR−200
0(赤色)やCG−2000(緑色)やCB−2000
(青色)などと日東工業社製の導電性を有する可溶性ポ
リアニリンとを、体積比1:1で混合することにより製
造したものである。ガラス等からなるコモン基板5のセ
グメント基板1の一方の面と対向する面上には、ITO
等からなる透明電極6が所望の形状にパターニングされ
て形成してあり、コモン基板5の一方の面上には配向膜
7が形成してある。セグメント基板1とコモン基板5と
はスペーサ8を介してシール剤9で接合してあり、両基
板1,5間に液晶10が注入してある。
【0010】図2は図1のA−A線断面図である。な
お、図1と同一番号のものは同一のものとする。
【0011】このように、本例では導電性カラーフィル
タ3を透明電極2上に形成するので、抵抗値の低い透明
電極2を形成でき、しかも導電性のカラーフィルタなの
でその膜厚による電気容量成分が少なく透明電極2−6
間に印加した電圧がそのまま液晶10に印加されること
になり、液晶パネルの駆動電圧を低減できる。
【0012】図3はカラーフィルタ無しの液晶パネル
と、従来の非導電性カラーフィルタ付きの液晶パネル
と、本発明の液晶パネルのそれぞれについて、印加電圧
と透過率との関係を示した特性図である。なお、aはカ
ラーフィルタ無しの液晶パネルの特性を、bは非導電性
カラーフィルタ付きの液晶パネルの特性を、cは本発明
の液晶パネルの特性をそれぞれ示している。
【0013】同図から本発明の液晶パネルは、カラーフ
ィルタ無しの液晶パネルとほとんど同等の印加電圧−透
過率特性を得ており、従来のカラーフィルタ付きの液晶
パネルに比べて低い電圧で駆動可能であることがわか
る。
【0014】
【発明の効果】本発明では、カラーフィルタをカラーフ
ィルタ樹脂と導電性樹脂とを混合して形成することによ
り、導電性を有するカラーフィルタを実現できる。
【0015】そして、2枚の基板の対向する面に設けて
ある透明電極間に液晶を介在させてなる液晶パネルにお
いて、上記透明電極間にカラーフィルタ樹脂と導電性樹
脂とを混合してなるカラーフィルタを設けることによっ
て、抵抗値の低い透明電極を形成でき、しかも導電性の
カラーフィルタなのでカラーフィルタを電極として使用
でき、カラーフィルタを有した液晶パネルの駆動電圧を
低減でき、低電圧駆動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明と従来の液晶パネルとの印加電圧−透過
率特性を示した図。
【図4】従来のカラーフィルタを用いた液晶パネルを示
した断面図。
【図5】従来のカラーフィルタを用いた液晶パネルを示
した断面図。
【符号の説明】
1,5 基板 2,6 透明電極 3 カラーフィルタ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 政則 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内 (72)発明者 庄司 秀樹 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルタ樹脂と導電性樹脂とを混
    合してなることを特徴とするカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】 2枚の基板の対向する面に設けてある透
    明電極間に液晶を介在させてなる液晶パネルにおいて、 上記透明電極間にカラーフィルタ樹脂と導電性樹脂とを
    混合してなるカラーフィルタが設けてあることを特徴と
    する液晶パネル。
JP23596592A 1992-09-03 1992-09-03 カラーフィルタおよび液晶パネル Pending JPH0682619A (ja)

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