JPH0682544B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
- Publication number
- JPH0682544B2 JPH0682544B2 JP62302389A JP30238987A JPH0682544B2 JP H0682544 B2 JPH0682544 B2 JP H0682544B2 JP 62302389 A JP62302389 A JP 62302389A JP 30238987 A JP30238987 A JP 30238987A JP H0682544 B2 JPH0682544 B2 JP H0682544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image display
- display device
- container
- electrodes
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像情報機器分野における平板型画像表示装
置と、その駆動用の電気回路との接続手段に関するもの
である。
置と、その駆動用の電気回路との接続手段に関するもの
である。
従来の技術 近年、画像表示装置として液晶表示装置，プラズマ表示
装置，エレクトロルミネッセンス表示装置等の平板型の
画像表示装置が研究開発され、一部には実用化されてい
るものがある。また、前記の平板型表示装置の他にも、
例えば、マルチラインカソード方式の表示装置も研究開
発されている。
装置，エレクトロルミネッセンス表示装置等の平板型の
画像表示装置が研究開発され、一部には実用化されてい
るものがある。また、前記の平板型表示装置の他にも、
例えば、マルチラインカソード方式の表示装置も研究開
発されている。
以下、図面を参照しながら、上述の平板型画像表示装置
の一例について説明する。第３図は、従来のマルチライ
ンカソード方式の平板型画像表示装置の全体を示すもの
である。第３図において、その具体構成を示すように、
後方から前方に向かって順に、背面電極1,電子ビーム源
としての線陰極2,垂直集束電極3,3a,垂直偏向電極4,電
子ビーム流制御電極5,水平集束電極6,6a,水平偏向電極
7,電子ビーム加速電極8,アノード９及びガラス容器10,
背面金属板容器11が設置され構成されており、上記容器
10,11内に前記構成部品を収納し真空としている。電子
ビーム源としての線陰極２は、水平方向に線状に分布す
る電子ビームを発生するように水平方向に架張されてお
り、かかる線陰極２が適宜間隔を介して垂直方向に複数
本（ここでは４本のみ示している）配置されている。こ
れらの線陰極２は、例えば10〜20μｍφのタングステン
線の表面に酸化物陰極材料が電着されて構成されてい
る。そして上方の線陰極２から順に一定時間づつ電子ビ
ームを放出するように制御される。
の一例について説明する。第３図は、従来のマルチライ
ンカソード方式の平板型画像表示装置の全体を示すもの
である。第３図において、その具体構成を示すように、
後方から前方に向かって順に、背面電極1,電子ビーム源
としての線陰極2,垂直集束電極3,3a,垂直偏向電極4,電
子ビーム流制御電極5,水平集束電極6,6a,水平偏向電極
7,電子ビーム加速電極8,アノード９及びガラス容器10,
背面金属板容器11が設置され構成されており、上記容器
10,11内に前記構成部品を収納し真空としている。電子
ビーム源としての線陰極２は、水平方向に線状に分布す
る電子ビームを発生するように水平方向に架張されてお
り、かかる線陰極２が適宜間隔を介して垂直方向に複数
本（ここでは４本のみ示している）配置されている。こ
れらの線陰極２は、例えば10〜20μｍφのタングステン
線の表面に酸化物陰極材料が電着されて構成されてい
る。そして上方の線陰極２から順に一定時間づつ電子ビ
ームを放出するように制御される。
以上のように構成された画像表示装置については、以下
その動作を説明する。背面電極１は、一定時間電子ビー
ムを放出すべく制御される線陰極２以外の他の線陰極か
らの電子ビームを前方向だけに向けて押し出す作用をす
る。次に、垂直集束電極3,3aによって電子ビームは、垂
直方向に集束され、垂直偏向電極４によって垂直方向に
偏向される。更に、電子ビーム流制御電極５によって電
子ビームの通過量が制御され、水平集束電極6,6aによっ
て水平方向に集束され、水平偏向電極７によって同じく
水平方向に偏向され、最後に電子ビーム加速電極８によ
り加速され、アノード９を励起され発光させる。第２図
を用いて、従来の前記第３図で説明した画像表示装置の
容器のシール面の端子と、前記容器内に収納されている
電極群及び前記容器外の駆動用の電気回路との接続手段
を説明する。第２図において、容器のシール部の端子12
aは、容器10,背面金属板容器11とのシール部で、フリッ
ト13によってシールされており、容器内部では、容器内
の電極群と接続されている端子12bと、スポット溶接又
は、レーザー溶接等により接続されている。また、前記
端子12aは容器外の駆動用電気回路と接続されている端
子12cと同様に、スポット溶接又はレーザー溶接等によ
り接続されている。
その動作を説明する。背面電極１は、一定時間電子ビー
ムを放出すべく制御される線陰極２以外の他の線陰極か
らの電子ビームを前方向だけに向けて押し出す作用をす
る。次に、垂直集束電極3,3aによって電子ビームは、垂
直方向に集束され、垂直偏向電極４によって垂直方向に
偏向される。更に、電子ビーム流制御電極５によって電
子ビームの通過量が制御され、水平集束電極6,6aによっ
て水平方向に集束され、水平偏向電極７によって同じく
水平方向に偏向され、最後に電子ビーム加速電極８によ
り加速され、アノード９を励起され発光させる。第２図
を用いて、従来の前記第３図で説明した画像表示装置の
容器のシール面の端子と、前記容器内に収納されている
電極群及び前記容器外の駆動用の電気回路との接続手段
を説明する。第２図において、容器のシール部の端子12
aは、容器10,背面金属板容器11とのシール部で、フリッ
ト13によってシールされており、容器内部では、容器内
の電極群と接続されている端子12bと、スポット溶接又
は、レーザー溶接等により接続されている。また、前記
端子12aは容器外の駆動用電気回路と接続されている端
子12cと同様に、スポット溶接又はレーザー溶接等によ
り接続されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような接続構成では、接続端子数が
極めて多く、シール面でのシール性の信頼性確保が大変
であり、同時に、生産性が悪いという問題点を有してい
た。
極めて多く、シール面でのシール性の信頼性確保が大変
であり、同時に、生産性が悪いという問題点を有してい
た。
本発明は、上記問題点に鑑み、画像表示装置のシール部
の接続法が簡単で、信頼性が十分確保できる画像表示装
置を提供するものである。
の接続法が簡単で、信頼性が十分確保できる画像表示装
置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の画像表示装置は、
シール部の容器表面に、スクリーン印刷法等により導体
ペーストを厚膜印刷して、複数の金属端子の代りに、導
体印刷端子を設けた構成を備えたものである。
シール部の容器表面に、スクリーン印刷法等により導体
ペーストを厚膜印刷して、複数の金属端子の代りに、導
体印刷端子を設けた構成を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、画像表示装置のシー
ル部の端子が容器の片面の表面上に、印刷法で形成され
るため極めて多くの端子を生産性良く設けることができ
る。同時に、前記画像表示装置のシール部の端子が、容
器の片面の表面上に平面的に形成できるので、リークの
発生が防止でき、画像表示装置の高信頼性が確保でき
る。
ル部の端子が容器の片面の表面上に、印刷法で形成され
るため極めて多くの端子を生産性良く設けることができ
る。同時に、前記画像表示装置のシール部の端子が、容
器の片面の表面上に平面的に形成できるので、リークの
発生が防止でき、画像表示装置の高信頼性が確保でき
る。
実施例 以下本発明の一実施例の画像表示装置について図面を参
照しながら説明する。第１図は、本発明の一実施例にお
ける画像表示装置のシール部の接続構成を示すものであ
る。第１図において、14は、フリットを印刷して、金属
板容器11の表面を絶縁するための絶縁層であり、15は、
スクリーン印刷法等により導体ペーストを厚膜印刷して
形成した印刷端子を示すものである。製法としては、サ
ーメットタイプの銅ペーストを用いて、スクリーン印刷
法により背面金属板容器11の片面の表面上の絶縁層14の
上に、印刷端子15を形成して、900℃×30分の焼成をし
て製造する方法を取っている。このため、本構成の画像
表示装置のシール面の端子は、平面状になっている。以
下第１図を用いて接続方法を説明する。画像表示装置の
シール部の印刷端子15は、前記画像表示装置内に収納さ
れている電極群と接続されている端子12bと、また前記
画像表示装置外の駆動用電気回路と接続されている端子
12cと、おのおの溶接法により接続されている。
照しながら説明する。第１図は、本発明の一実施例にお
ける画像表示装置のシール部の接続構成を示すものであ
る。第１図において、14は、フリットを印刷して、金属
板容器11の表面を絶縁するための絶縁層であり、15は、
スクリーン印刷法等により導体ペーストを厚膜印刷して
形成した印刷端子を示すものである。製法としては、サ
ーメットタイプの銅ペーストを用いて、スクリーン印刷
法により背面金属板容器11の片面の表面上の絶縁層14の
上に、印刷端子15を形成して、900℃×30分の焼成をし
て製造する方法を取っている。このため、本構成の画像
表示装置のシール面の端子は、平面状になっている。以
下第１図を用いて接続方法を説明する。画像表示装置の
シール部の印刷端子15は、前記画像表示装置内に収納さ
れている電極群と接続されている端子12bと、また前記
画像表示装置外の駆動用電気回路と接続されている端子
12cと、おのおの溶接法により接続されている。
発明の効果 以上のように、本発明は、画像表示装置において、前記
ガラス容器と前記背面金属板容器のシール部の前記背面
金属板容器上に、導体層である印刷端子を形成して、前
記画像表示装置内の各種電極群と前記画像表示装置の駆
動用の電気回路とを接続することにより、生産性の向上
と、信頼性の確保をはかることができる。
ガラス容器と前記背面金属板容器のシール部の前記背面
金属板容器上に、導体層である印刷端子を形成して、前
記画像表示装置内の各種電極群と前記画像表示装置の駆
動用の電気回路とを接続することにより、生産性の向上
と、信頼性の確保をはかることができる。
第１図は、本発明の一実施例における画像表示装置のシ
ール部の拡大断面図、第２図は従来例の画像表示装置の
シール部の拡大断面図、第３図は従来例の画像表示装置
の分解斜視図である。 10……ガラス容器、11……背面金属板容器、12a……金
属端子、14……絶縁層、15……印刷端子。
ール部の拡大断面図、第２図は従来例の画像表示装置の
シール部の拡大断面図、第３図は従来例の画像表示装置
の分解斜視図である。 10……ガラス容器、11……背面金属板容器、12a……金
属端子、14……絶縁層、15……印刷端子。
Claims (1)
- 【請求項１】背面電極とアノードの間に、複数本の線陰
極、垂直集束電極、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電
極、水平集束電極、水平偏向電極、電子ビーム加速電極
等の各種電極群を介在させ、前記アノードを内面に形成
したガラス容器と、前記ガラス容器とにより真空容器を
形成するための背面金属板容器とからなる画像表示装置
において、前記ガラス容器と前記背面金属板容器のシー
ル部の前記金属板容器上に絶縁層を設け、該絶縁層の上
面に、サーメットタイプの銅ペーストをスクリーン法に
より各電極引き出し端子に対応するパターンの導体層を
印刷形成して、前記各種電極群と駆動用の電気回路とを
溶接接続するようにしたことを特徴とする画像表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302389A JPH0682544B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62302389A JPH0682544B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01144549A JPH01144549A (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0682544B2 true JPH0682544B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=17908320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62302389A Expired - Lifetime JPH0682544B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682544B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60100344A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像用真空容器 |
| JPS6160456U (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-23 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62302389A patent/JPH0682544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01144549A (ja) | 1989-06-06 |
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