JPH0681804A - アクチュエータの制御装置 - Google Patents

アクチュエータの制御装置

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Publication number
JPH0681804A
JPH0681804A JP25592692A JP25592692A JPH0681804A JP H0681804 A JPH0681804 A JP H0681804A JP 25592692 A JP25592692 A JP 25592692A JP 25592692 A JP25592692 A JP 25592692A JP H0681804 A JPH0681804 A JP H0681804A
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JP
Japan
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spring
pressure
valve
discharge pump
spring force
Prior art date
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Pending
Application number
JP25592692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Saikai
健一 西海
Yoshitake Yonekubo
義健 米窪
Hisato Naito
久人 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Priority to US08/114,613 priority patent/US5438832A/en
Priority to EP93306846A priority patent/EP0586214B1/en
Priority to DE69314735T priority patent/DE69314735T2/de
Publication of JPH0681804A publication Critical patent/JPH0681804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変吐出ポンプ1の吐出圧を、レギュレータ
で制御する制御装置において、そのポンプ1を駆動する
エンジンの回転数が低くて、吐出量が少ないときにも、
切換弁4、7、10のスプールストロークに対する流量
制御範囲を十分に確保する。 【構成】 エンジンを制御するスロットルレバー42に
連係したシリンダ41で、レギュレータを構成するバル
ブ37のスプリング38のバネ力を調整できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、可変吐出ポ
ンプの吐出圧を、レギュレータで設定した圧力分だけ、
負荷圧よりも高く維持するアクチュエータの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3はこれまでに知られているパワーシ
ョベルの回路図である。この可変吐出ポンプ1は図示し
ていないエンジンに連係するとともに、その吐出側には
高圧流路2を接続している。この高圧流路2は、ブーム
シリンダ3に接続した第1切換弁4の入力ポート5と、
バケットシリンダ6に接続した第2切換弁7の入力ポー
ト8と、旋回モータ9に接続した第3切換弁10の入力
ポート11とに接続している。
【0003】第1〜3切換弁4、7、10は、図示の中
立位置にあるとき、上記入力ポート5、8、11が閉じ
ているが、これら切換弁を左右いずれかの位置に切換え
ることによって、可変オリフィス12〜14が開くとと
もに、その切換え量に応じてその開度が制御される。そ
して、この可変オリフィス12〜14の下流側には圧力
補償弁15〜17を接続している。さらに、この圧力補
償弁15〜17の下流側は、第1〜3切換弁4、7、1
0の供給ポート18〜20に連通させている。この供給
ポート18〜20は、切換弁4、7、10が中立位置に
あるときに閉じているが、それを左右いずれかの位置に
切換えることによって、アクチュエータポート21と2
2、23と24、25と26のうちのいずれか一方に連
通する。このとき、いずれか他方のアクチュエータポー
トはタンク流路27〜29に連通する。
【0004】さらに、第1〜3切換弁4、7、10には
負荷検出ポート30〜32を形成しているが、この負荷
検出ポート30〜32は、第1〜3切換弁4、7、10
が中立位置にあるときタンク流路27〜29に連通す
る。そして、第1〜3切換弁4、7、10が左右いずれ
かの位置に切換わると、この負荷検出ポート30〜32
が高圧側のアクチュエータポートに連通するようにして
いる。
【0005】上記圧力補償弁15〜17は、一方のパイ
ロット室15a〜17aに、この圧力補償弁15〜17
の上流側の圧力を導き、他方のパイロット室15b〜1
7bに負荷検出ポート30〜32側の圧力を導く。ただ
し、他方のパイロット室15b〜17bに導かれる負荷
圧は、複数のシャトル弁33で選択されて、各回路系統
の最高負荷圧が他方のパイロット室15b〜17bに導
かれるようにしている。そして、この他方のパイロット
室15b〜17b側には、スプリング34〜36のバネ
力を作用させている。したがって、この圧力補償弁15
〜17は、それに接続した各アクチュエータ21〜26
の負荷圧が、当該回路の最高負荷圧よりも、上記スプリ
ング34〜36のバネ力に相当する圧力分だけ高く維持
できるように制御している。
【0006】また、シャトル弁33で選択された最高負
荷圧は、可変吐出ポンプ1を制御するバルブ37の一方
のパイロット室37aに導かれるが、このパイロット室
37a側には、スプリング38のバネ力を作用させてい
る。そして、このバルブ37の他方のパイロット室37
bには、上記高圧流路2の圧力、すなわち可変吐出ポン
プ1の吐出圧が導かれるようにしている。したがって、
バルブ37は可変吐出ポンプ1の吐出圧と、最高負荷圧
及びスプリング38のバネ力との相対差に応じて動作す
ることになる。そして、このバルブ37の動作によっ
て、制御シリンダ39が動作するが、負荷圧が最高圧に
近づけば近づくほど、可変吐出ポンプ1の吐出量を少な
くするように動作する。なお、図中符号40はメインリ
リーフ弁で、ブームシリンダ3の回路系統、バケットシ
リンダ6の回路系統及び旋回モータ9の回路系統のそれ
ぞれの最高圧を設定するものである。
【0007】上記のようにした制御装置は負荷感応タイ
プで、可変吐出ポンプ1は、最大負荷圧よりも、スプリ
ング38のバネ力に相当する圧力分だけ高い圧力を吐出
するとともに、各回路系統の圧力補償弁15〜17も最
大負荷圧によって、第1〜3切換弁4、7、10の可変
オリフィス12〜14の下流側の圧力を制御する。これ
によって可変オリフィス12〜14の前後の差圧を一定
とし、各切換弁の切換え量に比例した流量を各アクチュ
エータに供給するものである。また、この可変吐出ポン
プ1は、図示していないエンジンに連係し、その回転数
は、エンジンの回転数に依存している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、バルブ37のスプリング38のバネ力が常
に一定なので、例えば、エンジン回転数が低くてポンプ
吐出量が少なく、しかも、負荷圧の変化率が小さいとき
には、バルブ37の切換え量も相対的に小さくなる。そ
のために、第1〜3切換弁のストロークに対して、十分
なポンプ吐出量が確保されず、流量制御のゲインも小さ
くなる。この関係を示したのが図4で、エンジン回転数
が高いときには、その制御範囲αを十分に大きく取れる
が、その回転数が低く、可変吐出ポンプ1の吐出量が少
なくなると、その制御範囲βが小さくなる。このように
ポンプ吐出量が少ないときの制御範囲βでは、吐出量を
多く確保できる制御範囲αのときに比べて、操作フィー
リングが悪くなるという問題があった。この発明の目的
は、エンジン回転数が低く、可変吐出ポンプの吐出量が
少ないときでも、制御流量のゲインが大きくなるように
して、操作フィーリングの悪化を防止した装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、エンジン等
の動力源に連結した可変吐出ポンプに、アクチュエータ
を制御する切換弁を接続し、このアクチュエータの負荷
圧を、可変吐出ポンプを制御するレギュレータに導くと
ともに、このレギュレータは、可変吐出ポンプの傾転角
を制御する制御シリンダと、この制御シリンダを制御す
るバルブとを備え、バルブの一方のパイロット室側に
は、アクチュエータの負荷圧とスプリングのバネ力とを
作用させ、他方のパイロット室側には、可変吐出ポンプ
の吐出圧を作用させ、可変吐出ポンプの吐出圧が、アク
チュエータの負荷圧よりも、一方のパイロット室側のス
プリングのバネ力に相当する分だけ高く保たれる構成に
したアクチュエータの制御装置を前提にするものであ
る。上記の装置を前提にしつつ、この発明は、エンジン
等の動力源の回転数に比例して、バルブのスプリングの
バネ力を強くしたり弱くしたりする調整機構を設けた点
に特徴を有する。
【0010】
【作用】この発明は上記のように構成したので、エンジ
ン等の動力源の回転数が低ければ、バルブのスプリング
のバネ力も弱くなる。したがって、ポンプ吐出量が少な
く、その負荷圧が低い場合にも、バルブが敏感に反応し
て制御流量のゲインを確保する。そして、エンジン等の
動力源の回転数が上昇すれば、それにしたがって上記ス
プリングのバネ力も強くなるので、その吐出量に応じた
ゲインを確保できる。
【発明の効果】この発明の制御装置によれば、エンジン
等の動力源の回転数が低くても、制御流量のゲインを十
分に確保できるので、その回転数が低いときでも、切換
弁の操作フィーリングが悪化したりしない。
【0011】
【実施例】図1に示した実施例は、バルブ37のスプリ
ング38に、そのバネ力を調整するシリンダ41を設け
るとともに、このシリンダ41をエンジンのスロットル
レバー42に連係している。そして、エンジンの回転数
を低くする方向にスロットルレバー42を倒したときに
は、シリンダ41がスプリング38のバネ力を弱くする
ようにはたらく。反対にエンジンの回転数を高くする方
向にスロットルレバー42を倒したときには、シリンダ
41がそのバネ力を強くするようにはたらく。上記以外
の構成は、従来と同一なので、その詳細な説明は省略す
る。なお、この実施例におけるバルブ37及び制御シリ
ンダ39は、この発明のレギュレータを構成するもので
ある。
【0012】次に、この実施例の作用を説明する。この
実施例の制御装置は、上記のように構成したので、エン
ジンの回転数を低くする方向にスロットルレバー42を
倒すと、シリンダ41が動作して、スプリング38のバ
ネ力を相対的に弱くする。したがって、可変吐出ポンプ
1の吐出量が少なく、負荷圧の変化率が小さいときで
も、バルブ37が切換わり、制御流量のゲインを十分に
確保する。この関係を示したのが図2で、エンジン回転
数が低いときでも、その制御範囲βが、従来の場合より
も広くなっていることがわかる。
【0013】また、エンジンの回転数を高くする方向に
スロットルレバー42を倒すと、同じくシリンダ41が
動作して、今度はスプリング38のバネ力を相対的に強
くする。したがって、可変吐出ポンプ1の吐出量が多く
なれば、スプリング38のバネ力が強くなり、その制御
範囲αは従来と同様に広くなる。上記のようにした実施
例の制御装置によれば、エンジン等の動力源の回転数に
依存してその吐出量が変化するとき、たとえ吐出量が少
なくても制御流量のゲインを十分に確保できるので、そ
の制御範囲も十分に広くでき、操作フィーリングの悪化
も防止できる。なお、この実施例のシリンダ41とスロ
ットルレバー42とで、スプリング38のバネ力を調整
する調整機構を構成するものである。ただし、この実施
例では、油圧機構を用いて上記バネ力を調整するように
しているが、例えば、リンク機構を用いてそのバネ力を
機械的に制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】切換弁のスプールストロークと制御流量との関
係を示したグラフである。
【図3】従来の制御装置の回路図である。
【図4】従来の切換弁のスプールストロークと制御流量
との関係を示したグラフである。
【符号】
1 可変吐出ポンプ 3 ブームシリンダ 4 第1切換弁 6 バケットシリンダ 7 第2切換弁 9 旋回モータ 10 第3切換弁 37 バルブ 39 制御シリンダ 41 シリンダ 42 スロットルレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン等の動力源に連結した可変吐出
    ポンプに、アクチュエータを制御する切換弁を接続し、
    このアクチュエータの負荷圧を、可変吐出ポンプを制御
    するレギュレータに導くとともに、このレギュレータ
    は、可変吐出ポンプの傾転角を制御する制御シリンダ
    と、この制御シリンダを制御するバルブとを備え、バル
    ブの一方のパイロット室側には、アクチュエータの負荷
    圧とスプリングのバネ力とを作用させ、他方のパイロッ
    ト室側には、可変吐出ポンプの吐出圧を作用させ、可変
    吐出ポンプの吐出圧が、アクチュエータの負荷圧より
    も、一方のパイロット室側のスプリングのバネ力に相当
    する分だけ高く保たれる構成にしたアクチュエータの制
    御装置において、エンジン等の動力源の回転数に比例し
    て、上記バルブのスプリングのバネ力を強くしたり弱く
    したりする調整機構を設けたことを特徴とするアクチュ
    エータの制御装置。
JP25592692A 1992-08-31 1992-08-31 アクチュエータの制御装置 Pending JPH0681804A (ja)

Priority Applications (4)

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JP25592692A JPH0681804A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 アクチュエータの制御装置
US08/114,613 US5438832A (en) 1992-08-31 1993-08-31 Variable displacement pump with adjustment responsive to drive motor speed
EP93306846A EP0586214B1 (en) 1992-08-31 1993-08-31 Control device for actuator
DE69314735T DE69314735T2 (de) 1992-08-31 1993-08-31 Steuereinrichtung für Verbraucher

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25592692A JPH0681804A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 アクチュエータの制御装置

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JP25592692A Pending JPH0681804A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 アクチュエータの制御装置

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