JPH0680877U - 小型ポンプ - Google Patents

小型ポンプ

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JPH0680877U
JPH0680877U JP1953693U JP1953693U JPH0680877U JP H0680877 U JPH0680877 U JP H0680877U JP 1953693 U JP1953693 U JP 1953693U JP 1953693 U JP1953693 U JP 1953693U JP H0680877 U JPH0680877 U JP H0680877U
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JP
Japan
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pump chamber
pump
diaphragm
check valve
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1953693U
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English (en)
Inventor
廣士 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinjo Rubber Co Ltd
Original Assignee
Kinjo Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイヤフラム式ポンプの吐出圧を高める。 【構成】 モータ1によって駆動されるダイヤフラム部
41と、該ダイヤフラム部41が壁面の一部を構成する
ポンプ室33と、該ポンプ室33の流入口34に連繋さ
れポンプ室33への流入のみを許す逆止弁5と、ポンプ
33の吐出口35に連繋されポンプ室33からの流出の
みを許す逆止弁6と、前記モータ1によって駆動され排
気口24を前記流入口34に連通させた圧縮機2とによ
って構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアーブラシの吹付け装置等に使用するダイヤフラム式小型ポンプ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯種小型ポンプとしては、例えば図4に示すベル型のダイヤフラムを用 いたものがある。 この小型ポンプは、クランク(42)を介してモータ(1)に連繋され往復運動する 駆動体(4)と、該駆動体(4)に設けられたダイヤフラム部(41)と、該ダイヤフラ ム部(41)が壁面の一部を構成するポンプ室(33)と、該ポンプ室(33)の流入口(34) に連繋されポンプ室(33)への流入のみを許す逆止弁(5)と、ポンプ室(33)の吐出 口(35)に連繋されポンプ室(33)からの流出のみを許す逆止弁(6)とによって構成 される。
【0003】 駆動体(4)によってダイヤフラム部(41)が伸ばされ、ポンプ室(33)が拡大する 際、逆止弁(5)を経てポンプ室(33)に空気が流入し、次にダイヤフラム部(41)が 縮められ、ポンプ室(33)が縮小する際、ポンプ室(33)内の空気が圧縮され、吐出 口(35)から排出される。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
上記従来のダイヤフラム式小型ポンプは、ポンプ室(33)の流入口(34)は大気に 開口しており、ポンプ室(33)の拡大速度に該ポンプ室(33)への外気の流入が追従 せず、ポンプ室(33)が負圧になる。従って、ポンプ室(33)を縮小して空気を圧縮 しても、圧力が高く上がらない。
【0005】 又、ポンプ室(33)が負圧になったとき、ダイヤフラム部(41)が内側に捲れる。 ダイヤフラム部(41)が繰り返し内側に捲れることにより、ダイヤフラム部(41) にストレスが生じ、ダイヤフラム部(41)の寿命が短くなる問題があった。 本考案は、ダイヤフラム部を駆動するモータによって空気を圧縮し、この圧縮 空気をポンプ室に供給することにより、上記問題を解決する小型ポンプを明らか にするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】
本考案の小型ポンプは、モータ(1)によって駆動されるダイヤフラム部(41)と 、該ダイヤフラム部(41)が壁面の一部を構成するポンプ室(33)と、該ポンプ室(3 3)の流入口(34)に連繋されポンプ室(33)への流入のみを許す逆止弁(5)と、ポン プ室(33)の吐出口(35)に連繋されポンプ室(33)からの流出のみを許す逆止弁(6) と、前記モータ(1)によって駆動され排気口(24)を前記流入口(34)に連通させた 圧縮機(2)とによって構成されている。
【0007】
【作用】
ポンプ室(33)には該ポンプ室(33)への流入のみを許す逆止弁(5)を介して圧縮 機(2)の排気口(24)が連通しているため、ダイヤフラム部(41)が伸びてポンプ室 (33)が拡大すると、ポンプ室(33)には圧縮機(2)からの圧縮空気が充満し、従来 の様にポンプ室(33)が負圧となることはない。
【0008】 従って、ポンプ室(33)が負圧になることの問題点、即ち、ダイヤフラム部(4
1) が繰り返し内側に捲れることにより、ダイヤフラム部(41)にストレスが生
じ、ダ イヤフラム部(41)の寿命が短くなる問題を解消できる。
【0009】 又、ポンプ室(33)に流入した圧縮空気を、ダイヤフラム部(41)を縮めて更に圧 縮し、吐出口(35)から排出するため、従来の斯種ポンプよりも吐出圧を高くでき る。 ダイヤフラム部(41)を駆動するモータ(1)は圧縮機(2)を駆動するモータを兼 用するため、ポンプの大型化を抑えることができる。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の一例を示し、図2は、その要部の概略図である。 モータ(1)のハウジング(11)に、遠心圧縮機(2)のケーシング(21)を介してポ ンプ部(3)のハウジング(31)を取り付けている。
【0011】 モータハウジング(11)に収容されたロータ(13)のモータ軸(12)は、圧縮機(2) ケーシング(21)を貫通してポンプ部(3)のハウジング(31)内に臨出している。 モータハウジング(11)及び圧縮機(2)のケーシング(21)には、該ケーシング(2 1)内に外気を供給するための流通孔(14)(15)が開設されている。
【0012】 圧縮機(2)のケーシング(21)内には、モータ軸(12)に取り付けられた翼車(22) がケーシング(21)内に収容され、ケーシング(21)には翼車(22)を包囲してディフ ューザ(23)が設けられ、更に、1箇所に排気口(24)が設けられている。 ポンプ部(3)のハウジング(31)は先端開口の筒状に形成され、該開口に蓋板(3 2)が取り付けられている。
【0013】 ポンプ部(3)のハウジング(31)内には、モータ軸(12)の先端に取り付けたクラ ンク(42)、該クランク(42)に連繋された駆動体(4)及び該駆動体(4)と一体に形 成されたダイヤフラム部(41)が収容され、ダイヤフラム部(41)の外周部がハウジ ング(31)の開口縁と蓋板(32)とによって挟圧保持されている。 ダイヤフラム部(41)と蓋板(32)との間にポンプ室(33)が形成される。
【0014】 駆動体(4)が蓋板(32)側に接近すると、ダイヤフラム部(41)は駆動体(4)とハ ウジング(31)との間に折り込まれて、ポンプ室(33)は縮小する。 駆動体(4)が蓋板(32)から離れると、ダイヤフラム部(41)が伸びて、ポンプ室 (33)は拡大する。 蓋板(32)には、流入口(34)及び吐出口(35)が設けられ、該流入口(34)と前記圧 縮機(2)の排気口(24)とが接続管(25)にて接続される。 吐出口835)に、エアーブラシ等の末端機器(9)が接続される。
【0015】 然して、ポンプ室(33)には該ポンプ室(33)への流入のみを許す逆止弁(5)を介 して圧縮機(2)の排気口(24)が連通しているため、ダイヤフラム部(41)が伸びて ポンプ室(33)が拡大すると、ポンプ室(33)には圧縮機(2)からの圧縮空気が充満 し、従来の様にポンプ室(33)が負圧となることはない。
【0016】 従って、ポンプ室(33)が負圧になることの問題点、即ち、ダイヤフラム部(41) が繰り返し内側に捲れることにより、ダイヤフラム部(41)にストレスが生じ、ダ イヤフラム部(41)の寿命が短くなる問題を解消できる。
【0017】 又、ポンプ室(33)に流入した圧縮空気を、ダイヤフラム部(41)を縮めて更に圧 縮し、吐出口(35)から排出するため、従来の斯種ポンプよりも吐出圧を高くでき る。 更に、ダイヤフラム部841)を駆動するモータ(1)は圧縮機(2)を駆動するモー タを兼用するため、ポンプの大型化を抑えることができる。
【0018】 図3は、他の実施例を示しており、圧縮機(2)の排気口(24)は、二股分岐管( 8)を介して、一方の枝管(81)は逆止弁(5)を介してポンプ部(3)の流入口(34) に、他方の枝管(82)は逆止弁(7)を介して、エアーブラシ等の末端機器(9)に連 繋する。
【0019】 ポンプ部(3)の吐出口(35)は、逆止弁(6)を介して前記末端機器(9)側の枝管 (82)上の逆止弁(7)の下流側に連通している。 枝管(81)(82)上の2つの逆止弁(5)(7)は、ポンプ室(33)側の逆止弁(5)の方 が、他方の逆止弁(7)よりも低い圧力で開く。
【0020】 圧縮機(2)からの圧縮空気は、ポンプ室(33)の拡大に伴ってポンプ室(33)に流 入し、ポンプ室(33)の縮小によって逆止弁(6)から末端機器(9)に向かう。この とき、圧縮機(2)から直接に末端機器(9)に向かう管路の逆止弁(7)には背圧が 作用し、この背圧よりも圧縮機(2)からの圧縮空気の圧力が高ければ、圧縮機( 2)からの圧力空気は、逆止弁(5)を経てポンプ室(33)に流入するものと、逆止 弁(7)を経て末端機器(9)に向かうものとに分れる。
【0021】 図3のポンプは、ゴムボートを膨らませる場合等、最初は高い圧力の空気より も空気の量を多く必要とする場合に効果的である。
【0022】 上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請 求の範囲に記載の考案を限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではない。 又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の 技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の小型ポンプの一部断面で表した正面図
である。
【図2】図1の要部概略説明図である。
【図3】他の実施例を示す要部概略説明図である。
【図4】従来例の要部概略説明図である。
【符号の説明】
(1) モータ (2) 圧縮機 (3) ポンプ部 (41) ダイヤフラム部 (5) 逆止弁 (6) 逆止弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(1)によって駆動されるダイヤフ
    ラム部(41)と、該ダイヤフラム部(41)が壁面の一部を構
    成するポンプ室(33)と、該ポンプ室(33)の流入口(34)に
    連繋されポンプ士(33)への流入のみを許す逆止弁(5)
    と、ポンプ室(33)の吐出口(35)に連繋されポンプ室(33)
    からの流出のみを許す逆止弁(6)と、前記モータ(1)に
    よって駆動され排気口(24)を前記流入口(34)に連通させ
    た圧縮機(2)とによって構成された小型ポンプ。
JP1953693U 1993-04-16 1993-04-16 小型ポンプ Pending JPH0680877U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145710A (ja) * 1973-06-25 1975-11-22
JPH02238185A (ja) * 1989-03-09 1990-09-20 Hitachi Ltd 複合圧縮機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145710A (ja) * 1973-06-25 1975-11-22
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960723