JPH0680768A - 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体 - Google Patents

形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体

Info

Publication number
JPH0680768A
JPH0680768A JP4356582A JP35658292A JPH0680768A JP H0680768 A JPH0680768 A JP H0680768A JP 4356582 A JP4356582 A JP 4356582A JP 35658292 A JP35658292 A JP 35658292A JP H0680768 A JPH0680768 A JP H0680768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
norbornene
molding
temperature
based polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4356582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0689122B2 (ja
Inventor
Hitoshi Nagai
仁 永井
Akio Ueda
明男 上田
Satoru Isomura
悟 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP4356582A priority Critical patent/JPH0689122B2/ja
Publication of JPH0680768A publication Critical patent/JPH0680768A/ja
Publication of JPH0689122B2 publication Critical patent/JPH0689122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状回復性を有するノルボルネン系ポリマー
成形体を提供する。 【構成】 ノルボルネン系ポリマー(フランスCdF社
製品norsorex;ガラス転移温度35℃、分子量
200万以上)粉末を金型に仕込み、成形温度150
℃、成形圧力130kg/cm2 の条件で10分間放置
し、直径5mm、長さ20mmの円柱状の成形物とした
後、45℃の温水中で両端をペンチではさみ直径3mm
程度に引き伸ばした状態で室温に戻して、引き伸ばされ
た状態のままで形状が固定された成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノルボルネン系ポリマー
成形体に関するものであり、更に詳しくは形状回復性ノ
ルボルネン系ポリマー成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノルボルネン系ポリマーはガラス転移温
度が大よそ−20℃〜100℃の範囲にあるポリマーで
あり、一般的にはそのままでは室温でゴム的性質を示さ
ない。しかし、ノルボルネン系ポリマーは多量の油を吸
収する特性を有し、かつ多量の油を配合することによ
り、ガラス転移温度を下げ、ゴム的性質を帯びさせるこ
とができるので、その性質を利用して天然ゴムや通常の
合成ゴムと同様、加硫ゴム製品の製造に使用されてい
る。また、ノルボルネン系ポリマーは、分子量が極めて
大きいために、多量の油を添加した未加硫状態でもコー
ルドフローを起こさない特性を有しており、この性質を
利用して、コーキング材、シーリング材、振動吸収用床
下塗り材等にも使用されている。一方、ノルボルネン系
ポリマーあるいは極く少量の油性成分を添加したノルボ
ルネン系ポリマーを熱および圧力を加えることにより成
形し、通常のプラスチックとしての利用も考えられてい
るが、無定形ポリマーで、かつ分子量が極めて大きいた
めにガラス転移温度以上でも流動性が悪く、成形方法も
一般的には圧縮成形方法が多く用いられ、射出成形、ト
ランスファー成形の様な量産形の成形方法を利用するこ
とがむずかしく、成形方法の点からもノルボルネン系ポ
リマーの単独での利用範囲は特定の分野に限られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は油を多量
に添加されていない樹脂状あるいは皮革状のノルボルネ
ン系ポリマーの用途を開発すべく努力を重ねた結果本発
明に達したものである。本発明は形状回復可能なノルボ
ルネン系ポリマー成形体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、ガラス転移温度が10℃以上、数平均分子量が10
0万以上のノルボルネン系ポリマーから構成された成形
体に成形温度未満の温度で変形を与え、次いで該ポリマ
ーのガラス転移温度以下に冷却して変形を固定した形状
回復性ノルボルネン系ポリマー成形体が提供される。
【0005】本発明の形状回復性ノルボルネン系ポリマ
ー成形体は、ガラス転移温度が10℃以上、数平均分子
量が100万以上のノルボルネン系ポリマーを、一旦実
際の使用に必要な任意の形状に成形(以下、一次成形と
記す)した後、成形した時の温度(以下、一次成形温度
と記す)未満の温度で変形を与え、次いで変形したまま
該ノルボルネン系ポリマーのガラス転移温度以下に冷却
することによってその変形を固定したものである。かか
る変形が固定された成形体は使用に際し、再度該ノルボ
ルネン系ポリマーのガラス転移温度以上、成形温度未満
の温度に加熱することによって該変形は自動的に取り除
かれ、当初の形状あるいはそれに近い形状に回復させる
ことができるから、本発明の成形体はこの様な機能が要
求される分野での種々の利用が可能である。
【0006】本発明で使用するノルボルネン系ポリマー
はガラス転移温度が10℃以上、好ましくは20℃以
上、より好ましくは30℃〜60℃の範囲であり、該ポ
リマーの数平均分子量は100万以上である。ガラス転
移温度が10℃未満、数平均分子量が100万未満では
本発明の目的は達せられない。
【0007】かかるノルボルネン系ポリマーは、ビシク
ロ(2.2.1)ヘプテン−2あるいはこの誘導体の開
環重合体あるいは共重合体であり、例えば特公昭47−
35800号公報記載の方法等で重合することにより得
られるポリマーである。使用される単量体としてはビシ
クロ(2.2.1)ヘプテン−2、メチル−5−ビシク
ロ(2.2.1)ヘプテン−2、エチル−5−ビシクロ
(2.2.1)ヘプテン−2などのアルキル−5−ビシ
クロ(2.2.1)ヘプテン−2系単量体;メトキシ−
5−ビシクロ(2.2.1)ヘプテン−2、エトキシ−
5−ビシクロ(2.2.1)ヘプテン−2などのアルコ
キシ−5−ビシクロ(2.2.1)ヘプテン−2系単量
体;シアノ−5−ビシクロ(2.2.1)ヘプテン−
2;ビシクロ(2.2.1)ヘプテン−2−5カルボン
酸のエステル系単量体;ビシクロ(2.2.1)ヘプテ
ン−2−5,6ジカルボン酸のジエステル系単量体など
が挙げられ、さらに、これらの混合物も使用することが
できる。なかでも、代表的重合体としてはビシクロ
(2.2.1)ヘプテン−2の開環重合体であるポリノ
ルボルネンが挙げられる。
【0008】本発明で使用するノルボルネン系ポリマー
に弾性を与え、また硬さを調節するために油性成分を配
合することは何ら差し支えなく、使用する油性成分とし
ては、軟化剤、可塑剤の少なくとも1種が用いられる。
可塑剤としては塩化ビニル樹脂用あるいはゴム用として
汎用されているものが使用され、ジブチルフタレート、
ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジオクチルセバケ
ート、ジオクチルアジペート、トリクレジルホスフェー
ト、エポキシ化大豆油、サラダ油、ゴマ油、ポリプロピ
レンアジペートなどが含まれる。
【0009】軟化剤としてはゴム用などに汎用されてい
るプロセス油あるいはこの高度精製品などであり、パラ
フィン系プロセス油、ナフテン系プロセス油、芳香族系
プロセス油などが含まれる。
【0010】配合する油性成分の量はノルボルネンポリ
マー100重量部に対し10重量部以下であり、好まし
くは5重量部以下である。10重量部以上になると、室
温状態で柔らかくなり過ぎ、形状の固定が困難となる。
【0011】本発明の形状回復性ノルボルネン系ポリマ
ー成形体の性能を調整するために架橋剤を使用すること
も何ら差し支えなく、架橋剤としては硫黄、有機過酸化
物などのゴム及びプラスチック分野で常用されているも
のなどで特に制限されない。架橋剤の配合量はその性能
を妨げない範囲なら何ら制限はないが、通常の加硫ゴ
ム、あるいは架橋プラスチック製品で使用される範囲が
妥当である。また、加硫促進剤、活性剤、その他の架橋
助剤なども架橋剤と共に使用することが出来る。なお配
合に際して安定剤、難燃剤、着色剤、有機・無機補強剤
および、有機・無機充てん剤などの配合剤を本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で添加使用することは自由である。
【0012】本発明の形状回復性ノルボルネン系ポリマ
ー成形体の製造方法は以下のとおりである。まず、ロー
ル、バンバリー、ニーダー、ヘンシェルミキサーなどの
混合機によってノルボルネン系ポリマーと油性成分、架
橋剤および必要に応じて安定剤、難燃剤、着色剤、有機
・無機補強剤あるいは充てん剤等とを混合混練してノル
ボルネン系ポリマーと配合剤との混合物を調製した後、
該混合物を圧縮成形等により、一旦実際の使用に必要な
任意の形状に成形する(一次成形)。
【0013】かかるノルボルネン系ポリマーと配合剤と
の混合物を一次成形する際の温度(一次成形温度)およ
び圧力は、得られた成形体が一定形状を保ち、実用上支
障のない強度特性を示し得る条件であれば何ら制限は受
けないが、通常は、一次成形温度は100℃〜200
℃、好ましくは140℃〜180℃である。また、成形
する際の圧力は通常1kg/cm2 〜200kg/cm
2 、好ましくは50kg/cm2 〜150kg/cm2
である。
【0014】このように一次成形に成形した成形体は、
次いで、該一次成形温度未満の温度で変形を与えた後、
該ノルボルネン系ポリマーのガラス転移温度以下に冷却
してその変形を固定することによって、形状回復性ノル
ボルネン系ポリマー成形体を製造方法することができ
る。変形を与える温度が該一次成形温度以上の温度の場
合は、成形体に新たな形状を与えることになり好ましく
ない。好ましくは該ノルボルネン系ポリマーのガラス転
移温度〜ガラス転移温度+30℃の範囲であるが、該ガ
ラス転移温度以下の温度で変形を与えることも可能であ
る。
【0015】変形を与える方法についても特に制限はな
く、通常は、一次成形した成形体の形状や肉厚等に応じ
て該成形体を変形させ易い温度雰囲気(例えば加熱空気
中、加熱液体中、水蒸気中など)下に置き、素手あるい
は適当な道具で変形を与えることができる。
【0016】また、変形を固定するには、変形を与える
温度がノルボルネン系ポリマーのガラス転移温度以上の
場合には、変形後、直ちにガラス転移温度以下に冷却し
なければならない。また、変形温度がガラス転移温度以
下の場合には、その温度で変形は固定されてしまうの
で、更に低温に冷却する必要はない。
【0017】本発明の形状回復性ノルボルネン系成形体
は使用に際して、ノルボルネン系ポリマーのガラス転移
温度以上で、かつ、一次成形温度未満の温度(以下、形
状回復温度と記す)に加熱すれば良く、変形は自動的に
除去され、一次成形で成形した形状に回復する。形状回
復温度を高くする程、所定の形状に回復する時間は短く
なる。かかる加熱の手段も変形付与時と同様特に制限は
なく、加熱空気、水蒸気等を用いることができる。
【0018】本発明の形状回復性ノルボルネン系成形体
が有する性質を利用することによって、たとえば、所定
の形状のままでは装着や組立て、搬送等が困難な場合
に、取扱いが容易となる様に適当な形状に変形し、装着
や組立て等が終了した後で加熱により所定の形状にまで
回復させることが可能となるから、本発明の成形体を
(1)異径パイプの接合材、(2)パイプ及び棒状物体
の内・外部ラミネート材、(3)締め付けピンなど工
作、建築用固定材、(4)ギブスなどの医療器機材料、
(5)未使用時には折りたたんでおき、使用時に形状を
回復させて使用する携帯用容器、食器類、(6)自動車
バンパーなど衝撃吸収後の変形回復を必要とする部材、
(7)住宅の間仕切りの間隙防止材、(8)玩具用部
材、(9)ひごなどの文具材、教材、(10)造花・ブ
ローチなどの装飾品材などとして使用することができ
る。なお、用途はこれらに限定されるものではなく、完
全に形状を回復させずに、形状回復の性質を利用して前
後左右に束縛物を有する空間を密封するなどの応用も挙
げられる。
【0019】本発明の形状回復性ノルボルネン系成形体
が有する性質を利用した使用方法を図1のギブスを例に
説明する。先ず、(1)腕や脚などの形状に成形された
ギブスAを40℃〜50℃の温水に数分浸した後、周壁
の自由端をBの様に押し広げて装着可能な様にし、この
形状を冷却固定する。しかる後、(2)人体の所定の部
位に装着し、ヘヤードライヤー等で加温すれば自動的に
再びAの当初の形状に回復し、該部位は固定される。
【0020】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。 実施例1 ノルボルネン系ポリマー(フランスCdF社製品nor
sorex;ガラス転移温度35℃、分子量 200万
以上)粉末を金型に仕込み、成形温度 150℃、成形
圧力130kg/cm2 の条件で10分間放置し、直径
5mm、長さ20mmの円柱状の成形物とした後、45
℃の温水中で両端をペンチではさみ直径3mm程度に引
き伸ばした状態で室温に戻して、引き伸ばされた状態の
ままで形状が固定された成形体を得た。次いで、該成形
体を再度45℃の温水中に浸したところ、完全に元の形
状に回復した。形状回復に要した時間は約10秒であっ
た。
【0021】実施例2 実施例1と同様の方法にて、内径30mm、肉厚直径2
mmのO−リングを成形した後に、50℃の温風中で8
の字型に5回ねじ曲げた状態のまま25℃の水に浸し
て、ねじ曲げた状態のままで形状が固定された成形体を
得た。次いで、該成形体を再度45℃の温風中に放置し
たところ完全に元の形状に回復した。形状回復に要した
時間は15秒であった。又、該O−リングの一ケ所を切
断し、室温で約3倍に引き伸ばして棒状に形状が室温で
固定された成形体を得た。次いで、該成形体を60℃の
温水に浸したところ、直ちに完全に元のO−リング状に
形状が回復した。形状回復に要した時間は約5秒であっ
た。
【0022】実施例3 実施例1と同じノルボルネン系ポリマー粉末を金型に仕
込み、成形温度160℃、成形圧力100kg/cm2
の条件で15分間放置し、厚さ0.3mm、幅30m
m、長さ150mmのシート状成形物を得た後に、40
℃の温風中で直径5mmの鉄芯に巻き取り、室温(25
℃)に戻して、ロール状物の成形体を得た。ついで、該
ロール状成形体を再度40℃の温風中に放置したとこ
ろ、完全に元の形状に回復し、シート状になった。回復
に要した時間は約15秒であった。
【0023】実施例4 実施例1と同じノルボルネン系ポリマー粉末にヘンシェ
ルミキサーで、ノルボルネン系ポリマー粉末100重量
部に対し2重量部の油性成分(ナフテン系プロセス油、
日本サンオイル社製、Sunthene−255)を添
加し、この配合物を金型に仕込み、成形温度150℃、
成形圧力150kg/cm2 の条件で15分間放置し直
径25mm、高さ12mmの円柱状の成形物とした後、
50℃の温水中でペンチで圧縮して大変形を与え、変形
下直ちに25℃の水中に浸け、形状を固定した成形体を
得た。次いで、該成形体を50℃の温水中に浸したとこ
ろ完全に元の形状に回復した。形状回復に要した時間は
約20秒であった。
【0024】実施例5 実施例1と同じノルボルネン系ポリマー粉末に、ヘンシ
ェルミキサーで、ノルボルネン系ポリマー粉末100重
量部に対し2重量部の油性成分(ナフテン系プロセス
油、日本サンオイル社製、Sunthene−25
5)、酸化亜鉛5重量部、ステアリン酸1重量部、硫黄
1.5重量部、加硫促進剤シクロヘキシルベンゾチアジ
ルスルフェンアミド5重量部を添加し、この配合物を金
型に仕込み、成形温度150℃、成形圧力150kg/
cm2 の条件で15分間放置し、厚さ2mm、幅30m
m、長さ150mmのシート状成形物とした後、50℃
の温水中でらせん状にねじ曲げ、25℃の水中に浸し
て、ねじ曲げた状態の形状が固定された成形体を得た。
次いで、該成形体を再度50℃の温水に浸したところ、
完全に元の形状に回復しシート状になった。回復に要し
た時間は約15秒であった。
【0025】以上の実施例から、本発明の成形体は、形
状回復性を有する成形体であることが分かる。また、本
発明の成形体の性質を利用した特異な使用方法が得られ
ることが分かる。
【0026】
【発明の効果】かくして本発明によれば、形状回復性ノ
ルボルネン系ポリマー成形体が得られ、また、該成形体
の特異な性質を利用することにより、使用に際して、そ
の形状のままでは装着や組立て、搬送等が困難な場合に
取り扱いが容易となる様に形状を変え、装着や組立て等
が終了した後で加熱により所定の形状に回復させる使用
方法が可能となる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】
【0029】本発明の形状回復性ノルボルネン系ポリマ
ー成形体の使用例を示す図である。
【0030】
【符号の説明】
A ノルボルネン系ポリマーを一次成形した成形体 B 成形体Aを変形後、該変形を固定した形状回復性ノ
ルボルネン系ポリマー成形体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 1/00 7904−2E F16L 13/00 7123−3J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス転移温度が10℃以上、数平均分
    子量が100万以上のノルボルネン系ポリマーから構成
    された成形体に成形温度未満の温度で変形を与え、次い
    で該ポリマーのガラス転移温度以下に冷却して変形を固
    定した形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体。
JP4356582A 1992-12-22 1992-12-22 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体 Expired - Lifetime JPH0689122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4356582A JPH0689122B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4356582A JPH0689122B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16377582A Division JPS5953528A (ja) 1982-09-20 1982-09-20 ノルボルネン系ポリマー成形体の使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0680768A true JPH0680768A (ja) 1994-03-22
JPH0689122B2 JPH0689122B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=18449749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4356582A Expired - Lifetime JPH0689122B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689122B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989001163A1 (en) * 1987-07-24 1989-02-09 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Method for assaying basic fetal protein in urine and assaying kit therefor
GB2317616A (en) * 1996-09-27 1998-04-01 Aaron Seals Mfg Ltd Intumescent materials
US5925298A (en) * 1995-06-26 1999-07-20 Ford Motor Company Method for reworking a multi-layer circuit board using a shape memory alloy material

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989001163A1 (en) * 1987-07-24 1989-02-09 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Method for assaying basic fetal protein in urine and assaying kit therefor
US5925298A (en) * 1995-06-26 1999-07-20 Ford Motor Company Method for reworking a multi-layer circuit board using a shape memory alloy material
GB2317616A (en) * 1996-09-27 1998-04-01 Aaron Seals Mfg Ltd Intumescent materials

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0689122B2 (ja) 1994-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4831094A (en) Articles having shape recovering properties and a method for using it
Gent Engineering with rubber: how to design rubber components
US3597372A (en) Products and process for production of the same
JPH0572405B2 (ja)
Patterson et al. Crosslinked thermoplastics
EP1279702A4 (en) FULLY VULCANIZED THERMOPLASTIC ELASTOMER, MANUFACTURING METHOD THEREOF AND APPLICATIONS THEREOF
MX2010002465A (es) Materiales y expansibles altamente amortiguable y dispositivos.
ITMI921319A1 (it) Composizioni a base di polimeri elastomerici di fluoruro di vinilidene, esafluoropropene e eventualmente tetrafluoroetilene atte a fornire manufatti espansi microcellulari
EP0780437A4 (en) CROSSLINKABLE OR CURABLE POLYACTEON COMPOSITION, CROSSLINKED OR HARDENED MOLDING MATERIAL THEREOF AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
CN109401331B (zh) 一种吸能高温硫化硅橡胶及其制备方法
JPH0680768A (ja) 形状回復性ノルボルネン系ポリマー成形体
JPH06508647A (ja) 地下配管を修復するための方法
US4320084A (en) Air conduits and process therefor
JPS62192440A (ja) 形状記憶性成形体およびその使用方法
JPS61231051A (ja) 形状記憶物品
US5322901A (en) Resin or rubber composition having good heat shrinkability
JPS5964342A (ja) 熱回復性物品
JPH0347289B2 (ja)
WO2004022999A1 (de) Zusammensetzung und vorrichtung zum dämpfen mechanischer bewegung
JPH02252750A (ja) 形状記憶性樹脂組成物及びその使用方法並びに形状記憶成形体
JPH11223283A (ja) 塩化ビニル系管路構成部材
KR920000848A (ko) 성형품 또는 필름을 제조하는 방법
JP3265345B2 (ja) ゴム積層体
Slutzky Dipped natural rubber latex thin films: hypoallergenic accelerator formulations for crosslinking, and composites with waste-derived fillers
JPH04164940A (ja) ゴム組成物