JPH0680009U - アンカーボルト装置 - Google Patents

アンカーボルト装置

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JPH0680009U
JPH0680009U JP008486U JP848693U JPH0680009U JP H0680009 U JPH0680009 U JP H0680009U JP 008486 U JP008486 U JP 008486U JP 848693 U JP848693 U JP 848693U JP H0680009 U JPH0680009 U JP H0680009U
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有 坂倉
Original Assignee
三宝電機株式会社
有 坂倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は装着効率が良好であると共に、建
築物の取付外装材の固定が可能で、引張強度及び耐振性
能において充分な信頼性を有するアンカーボルト装置を
提供することを目的としている。 【構成】 円管状の先端部、この先端部に接続し円管の
上下又は円周方向から押圧され形成された所定長さの凹
部及び水平方向に円管の長手方向に先端部から凹部終端
を越えて溝切りされた一対のスリットを有するアンカー
ボルトと、又は円周方向から押圧形成された所定長さの
凹部及び一対のスリット並びに前記凹部にはめこまれた
カラーを有するアンカーボルトと、このアンカーボルト
の内径孔に挿入されるピンとからなり、このピンをアン
カーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径孔に圧入す
ることにより、アンカーボルトの先端部又はカラーが拡
開されるものとしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建築物のタイル等の外装材に打込まれ固定されて装着されるアン カーボルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
題記アンカーボルトとしては、埋めこまれるスリーブ状のアンカーボルトに心 棒のねじをねじこんで出入させ、先端をテーパー、又はボールで拡開固定するも のが知られている(実公昭46−12096、実公昭53−37177号公報参 照)が、これらのものは、ねじこみの工数がかかり装着効率が悪いものであった 。このため、ねじこみを要せず装着できる打込式アンカーボルトが近来、提案さ れている。いま、この打込式の従来のカーボルト装置を図23により説明すると 、赤外線映像装置等で、建築物のタイル1、モルタル2がコンクリート3から剥 離されていることが診断されると、使用するアンカーボルト4の直径及び長さに 相応した穴5をそれらにあけ、この穴5にアンカーボルト4を挿入する。アンカ ーボルト4は粗材が直径数mm、長さ数十mmの金属製(軟鋼)引抜円管で形成 され、先端部の3箇所の絞り部にC型リング6をはめこんであり、又、先端部か らC型リング6を越えた後部まで、一対のスリット7を設けてある。そして後端 部はフランジ式テーパ部8に形成してある。このアンカーボルト4の内径孔に専 用打込み棒(図示せず)で、ステンレス製で先端テーパの円柱状のいわゆる弾丸 形のピン(ロック用)9を先端部付近まで打込むと3個のC型リング6が広がり 、アンカーボルト4がコンクリート3に固定される。樹脂注入器(図示せず)で エポキシ樹脂10を注入すると、アンカーボルト4のスリット7から樹脂10が 各部の隙間に回りこみ、剥離部分を接着する。樹脂硬化後、パテ等でアンカーボ ルト4のフランジテーパ部8の部分を穴埋めして仕上げるものである。この従来 提案のアンカーボルト装置はねじこみを必要としないので、工数がかからず装着 効率が良好となるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のアンカーボルトは耐振性能上、充分な信頼性が得ら れないという問題点があった。即ち、従来のアンカーボルト4の先端部は、3箇 所の円周絞り部にC型リング6をはめこんである構造であるため、ピン9の打込 みによるC型リング6の広がりは、円周方向に一様であり、又、長手方向でも3 箇所とも同一径となり、その広がり量には打込み式故に自ら限界を有するもので あった。従って、アンカーボルト打込みコンクリート3の穴5の内面の状態が良 好でない場合は、細かな振動でアンカーボルト4に引張り荷重が働き、この荷重 に対してボルト固定の強度が大きく下まわり、場合によっては、アンカーボルト 4が抜け出る、という問題点があった。
【0004】 この考案は、このような従来のものの課題を解決すべく、装着効率を良好に維 持すると共に取付外装材の固定が可能で、引張強度も耐振性能も充分な信頼性を 有するアンカーボルト装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するため、請求項1は円管状の先端部、この先端 部に接続し円管の上下又は円周方向から押圧され形成された所定長さの凹部及び 水平方向に円管の長手方向に先端部から凹部終端を越えて溝切りされた一対のス リットを有するアンカーボルトと、このアンカーボルトの内径孔に挿入されるピ ンとからなり、このピンをアンカーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径孔に 圧入することにより、アンカーボルトの先端部が拡開されるものであるように構 成した。又、請求項2は円管状の先端部、この先端部に接続し円管の円周方向か ら押圧され形成された所定長さの凹部及び水平方向に円管の長手方向に先端部か ら凹部終端を越えて溝切りされた一対のスリット並びに、前記凹部にはめこまれ たカラーを有するアンカーボルトと、このアンカーボルトの内径孔に挿入される ピンとからなり、このピンをアンカーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径孔 に圧入することにより、アンカーボルトのカラー及び先端部が拡開されるもので あるように構成した。
【0006】
【作用】
アンカーボルトの内径孔に挿入されたピンが凹部の内径孔に圧入されると、請 求項1ではスリットにより上下2分割された凹部形成の半片同士が互いに離反す るように広がる。そして、この広がりは圧入部分からの距離に比例して大きくな るため、最先端部での拡開量が最大となる。又、請求項2では先端ほどカラー及 び先端部が拡がる。よって、この考案のアンカーボルトを使用すると、コンクリ ート穴への食い込み量が大きくなり、コンクリート面の状態が良好でなくとも、 細かな振動に対してアンカーボルトが強固にコンクリートに固定され抜け出ると いう恐れがなくなる。
【0007】
【実施例】
以下この考案の一実施例を図1〜図8により説明する。まず構成を説明するに 、図1において、アンカーボルト14は全体的には軟鋼等の引抜円管で形成され 、例えば直径6mm、長さ55mm、肉厚1mmの寸法の粗材を用いる。この円 管の先端部15は粗材寸法のままの円管で形成され、この実施例では長さを肉厚 程度のものとしフレア加工してある。そして、先端部15に続いて、所定長さ( 20mm:円管直径の2〜4倍が好ましい)の凹部16を図の上下から押圧して 形成する。この押圧量は上下合せて1.5mm程度とする。これにより、凹部1 6の内径孔は、その間隔dが円管一般部の直径Dより直径にして1.5mm狭い 寸法となる(図5参照)。この凹部16は、好ましくは、先端ほど深くなるテー パ状に、かつ、幅狭即ち、エッジ状の押圧治具を用いて押圧するようにするとよ い。図2では、凹部16をこのようなエッジ状のもので押圧した状態を示してあ る。凹部16の形成により円管は多少横(左右)方向にふくらむが、その量は少 ない。次に、この凹部16に円管断面方向から見て直交するように(図4参照) 、先端部15から凹部16の後部終端17を越えたところまで、幅1mm程度の 左右一対のスリット18をメタルソー等の溝切りにてあける。尚、後端部19は 従来と同じく、直径8mmのフランジを有するテーパ部を形成するように、フレ ア加工を行なう(図3参照)。
【0008】 前述の如くして形成したアンカーボルト14に図6に示すように、ロック用の ピン9を、その内径孔20に挿入したとする。ピン9は従来同様に、ステンレス 製で円柱状を呈し先端ほど小径となるようなテーパとなっている、いわゆる弾丸 形のものである。ピン9をアンカーボルト14の内径孔20に挿入し、これを凹 部16の内径孔21のところまで圧入すると、この内径孔21はピン9の直径部 分で押し広げられ、内径孔21’となる。
【0009】 そして、アンカーボルト14をコンクリート穴に挿入しない自由状態のもので は、図6に示すように、先端部15の方向にゆくに従って、比例的に、スリット 18が18’となってその幅が広がり、これにつられて、凹部16の半片22同 士が互いに上下に拡開される。この結果、先端部15の最先端面において、その 上下方向の拡開量が最大となり、凹部16の長さを適当寸法とすることにより、 大きな寸法の先端部15の拡開が得られるものである。
【0010】 図7は、前記一実施例のアンカーボルト14の使用例の断面図である。従来同 様に、タイル1、モルタル2及びコンクリート3に直径7mmの穴5を穿ち、ア ンカーボルト14を挿入して、ピン9をその内径孔20に挿入し、凹部16の内 径孔21に圧入して、これを広げて内径孔21’とすると、先端部15が上下に 拡開し、その上下端がコンクリート3の穴5の表面に大きく食いこむことになる 。この状態でエポキシ樹脂10を注入し、隙間に充填させ固化させるものである 。
【0011】 このように、前記実施例のアンカーボルト14は、ねじこみを要せず、打込み により装着されるので工数がかからず、装着効率が良好であると共に、その先端 部15が大きく拡開してコンクリート3の表面に直接、食いこんで固定されるた め、細かな振動に基づく引張り荷重に対しても大きな抵抗を発揮し、従って耐振 性能が向上するものとなる。
【0012】 なお、前記実施例によるアンカーボルトは、貫通型式でも使用できる。即ち、 図8に示すようにタイル1の裏側のモルタル(コンクリートでもよい)2を貫通 して、適宜の長さの短いアンカーボルト14を挿入し、これにピン9を挿入し、 凹部16の小直径の内径孔のところまで圧入すると、先端部15が上下に大きく 広がり、モルタル2の穴の裏面部に食いこみ、固定されるものである。
【0013】 図9及び図10はこの考案による他のアンカーボルトの実施例を示す。これら の図において、アンカーボルト24は、粗材寸法が前実施例と同一であるが、先 端部25は直径6mmの部分の長さが5mmと前実施例より長くなっており、又 凹部26は長さ15mmで先端部25が長くなった分、短くなっている。凹部2 6は、後端の径d1 が0.5mm、前端の径d2 が1.5mmだけ小径となるよ うに、又、その幅Bが2mmとなるように形成されている。なお、スリット27 及び後端部28は前実施例と同様に形成されているものである。
【0014】 この実施例においても、前実施例と同様に作用するものである。
【0015】 図11及び図12はこの考案の他のアンカーボルトの実施例を示す。この実施 例のアンカーボルト14aは、基本的には、図1〜2に示すものと同じであるが 、凹部16aが円管の円周方向から押圧され形成された、いわゆる円周絞り形と なっている点のみが相違している。その他の先端部15及びスリット18などは 図1〜2のものと同様に形成されている。この実施例のものでも前実施例と同様 に作用する。
【0016】 図13及び図14はこの考案の他のアンカーボルトの実施例を示す。この実施 例のアンカーボルト24aは基本的には、図9〜10に示すものと同じであるが 、凹部26aが円管の円周方向から押圧され形成された、いわゆる円周絞り形と なっている点のみ相違している。その他の先端部25及びスリット27などは図 9〜10のものと同様に形成されている。この実施例のものでも前実施例と同様 に作用する。
【0017】 図15〜19は、この考案による他のアンカーボルト(カラー付アンカーボル ト)の実施例を示す。これらの図において、アンカーボルト34は円周方向の凹 部(即ち絞り部)36を有し、その押圧量は径で1.8mmであり、これらの上 にC形の軟鋼材のカラー38が長さ(幅)Wが10mm、板厚0.6mmの寸法 のものにて、はめこまれ、そして先端部35が直径6.3mmにフレア加工によ り広げられ形成されている。アンカーボルト34の粗材及び後端部39の形状は 図1のものと同様である。カラー38は展開図18及び断面図19に示すように 僅かな浮き出しのエンボス40を2個有し、これをはめたとき、そのエンボス4 0で面圧を高めるようにしてある。そして、その場合、端部の合せ部分となる隙 間Cは2〜3mmとなるような長さVにしてある。
【0018】 なお、アンカーボルト34の管状部分には、先端面から凹部36の終端を越え たところまで、エポキシ樹脂の洩れ出し用孔を兼ねて、左右方向のスリット33 を溝切りによりあけてある。
【0019】 図20及び21は、この考案による、更に他の実施例のアンカーボルト(カラ ー付アンカーボルト)の実施例を示す。この実施例のアンカーボルト41は、図 13及び14に示すアンカーボルトとほぼ同様の形状で左右のスリット49を有 するものであるが、違うところは、円周方向からの押圧による凹部43にカラー 45がはめこまれていることである。凹部43は円周方向押圧量及びその長さは 図20及び21即ち図9及び10のものと同一である。又、先端部42及び後端 部47の形状、寸法も図9及び10のものと同一である。カラー45は展開図2 1に示すように、図18とほぼ同様の長手方向のエンボス46を2個有し、又、 その長さWは凹部43の長さより若干小さい寸法11mmとしてある。
【0020】 図15〜19及び図20〜21に示す、カラー付アンカーボルト装置は、図1 及び図9のものと同様に建築物の外装固定に使用できる。例えば、図22に示す ように、コンクリート3に穴5をあけ、ここにアンカーボルト34を挿入し、こ のアンカーボルト34の内径孔にピン9を挿入し、凹部内径孔まで圧入すると、 内径孔と共に先端ほどカラー38が拡がり、コンクリート3の穴5に食いこむ。 又、先端部35も同様に最大に広がり食いこむ。これによりアンカーボルト34 はコンクリート3にしっかりと、固定される。このため、アンカーボルト34に 振動に基づく左方向への引張力Fが働いても、カラー38の肩部38aが圧縮さ れるようにボルト外径に食いこむことと、カラー38の先端38bがボルト先端 部35のフランジ部に当接することとの2つの作用により、アンカーボルト34 の外側(F方向)への抜け出しを完全に防止できる。
【0021】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案によれば打込により装着されるため装着効率 が良好であると共に、建築物のタイル等の外装材の固定が可能で、かつ、アンカ ーボルトの引張強度及び耐振性能において充分な信頼性を発揮するものであると いう効果を奏する。
【提出日】平成5年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建築物のタイル等の外装材に打込まれ固定されて装着されるアン カーボルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
題記アンカーボルトとしては、埋めこまれるスリーブ状のアンカーボルトに心 棒のねじをねじこんで出入させ、先端をテーパー、又はボールで拡開固定するも のが知られている(実公昭46−12096、実公昭53−37177号公報参 照)が、これらのものは、ねじこみの工数がかかり装着効率が悪いものであった 。このため、ねじこみを要せず装着できる打込式アンカーボルトが近来、提案さ れている。いま、この打込式の従来のカーボルト装置を図28により説明すると 、赤外線映像装置等で、建築物のタイル1、モルタル2がコンクリート3から剥 離されていることが診断されると、使用するアンカーボルト4の直径及び長さに 相応した穴5をそれらにあけ、この穴5にアンカーボルト4を挿入する。アンカ ーボルト4は粗材が直径数mm、長さ数十mmの金属製(軟鋼)引抜円管で形成 され、先端部の3箇所の絞り部にC型リング6をはめこんであり、又、先端部か らC型リング6を越えた後部まで、一対のスリット7を設けてある。そして後端 部はフランジ式テーパ部8に形成してある。このアンカーボルト4の内径孔に専 用打込み棒(図示せず)で、ステンレス製で先端テーパの円柱状のいわゆる弾丸 形のピン(ロック用)9を先端部付近まで打込むと3個のC型リング6が広がり 、アンカーボルト4がコンクリート3に固定される。樹脂注入器(図示せず)で エポキシ樹脂10を注入すると、アンカーボルト4のスリット7から樹脂10が 各部の隙間に回りこみ、剥離部分を接着する。樹脂硬化後、パテ等でアンカーボ ルト4のフランジテーパ部8の部分を穴埋めして仕上げるものである。この従来 提案のアンカーボルト装置はねじこみを必要としないので、工数がかからず装着 効率が良好となるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のアンカーボルトは耐振性能上、充分な信頼性が得ら れないという問題点があった。即ち、従来のアンカーボルト4の先端部は、3箇 所の円周絞り部にC型リング6をはめこんである構造であるため、ピン9の打込 みによるC型リング6の広がりは、円周方向に一様であり、又、長手方向でも3 箇所とも同一径となり、その広がり量には打込み式故に自ら限界を有するもので あった。従って、アンカーボルト打込みコンクリート3の穴5の内面の状態が良 好でない場合は、細かな振動でアンカーボルト4に引張り荷重が働き、この荷重 に対してボルト固定の強度が大きく下まわり、場合によっては、アンカーボルト 4が抜け出る、という問題点があった。
【0004】 この考案は、このような従来のものの課題を解決すべく、装着効率を良好に維 持すると共に取付外装材の固定が可能で、引張強度も耐振性能も充分な信頼性を 有するアンカーボルト装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するため、請求項1は円管状の先端部、この先端 部に接続し円管の上下又は円周方向から押圧され形成された所定長さの凹部及び 水平方向に円管の長手方向に先端部から凹部終端を越えて溝切りされた一対のス リットを有するアンカーボルトと、このアンカーボルトの内径孔に挿入されるピ ンとからなり、このピンをアンカーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径孔に 圧入することにより、アンカーボルトの先端部が拡開されるものであるように構 成した。又、請求項2は円管状の先端部、この先端部に接続し円管の円周方向か ら押圧され形成された所定長さの凹部及び水平方向に円管の長手方向に先端部か ら凹部終端を越えて溝切りされた一対のスリット並びに、前記凹部にはめこまれ たカラーを有するアンカーボルトと、このアンカーボルトの内径孔に挿入される ピンとからなり、このピンをアンカーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径孔 に圧入することにより、アンカーボルトのカラー及び先端部が拡開されるもので あるように構成した。
【0006】
【作用】
アンカーボルトの内径孔に挿入されたピンが凹部の内径孔に圧入されると、請 求項1ではスリットにより上下2分割された凹部形成の半片同士が互いに離反す るように広がる。そして、この広がりは圧入部分からの距離に比例して大きくな るため、最先端部での拡開量が最大となる。又、請求項2では先端ほどカラー及 び先端部が拡がる。よって、この考案のアンカーボルトを使用すると、コンクリ ート穴への食い込み量が大きくなり、コンクリート面の状態が良好でなくとも、 細かな振動に対してアンカーボルトが強固にコンクリートに固定され抜け出ると いう恐れがなくなる。
【0007】
【実施例】
以下この考案の一実施例を図1〜図8により説明する。まず構成を説明するに 、図1において、アンカーボルト14は全体的には軟鋼等の引抜円管で形成され 、例えば直径6mm、長さ55mm、肉厚1mmの寸法の粗材を用いる。この円 管の先端部15は粗材寸法のままの円管で形成され、この実施例では長さを肉厚 程度のものとしフレア加工してある。そして、先端部15に続いて、所定長さ( 20mm:円管直径の2〜4倍が好ましい)の凹部16を図の上下から押圧して 形成する。この押圧量は上下合せて1.5mm程度とする。これにより、凹部1 6の内径孔は、その間隔dが円管一般部の直径Dより直径にして1.5mm狭い 寸法となる(図5参照)。この凹部16は、好ましくは、先端ほど深くなるテー パ状に、かつ、幅狭即ち、エッジ状の押圧治具を用いて押圧するようにするとよ い。図2では、凹部16をこのようなエッジ状のもので押圧した状態を示してあ る。凹部16の形成により円管は多少横(左右)方向にふくらむが、その量は少 ない。次に、この凹部16に円管断面方向から見て直交するように(図4参照) 、先端部15から凹部16の後部終端17を越えたところまで、幅1mm程度の 左右一対のスリット18をメタルソー等の溝切りにてあける。尚、後端部19は 従来と同じく、直径8mmのフランジを有するテーパ部を形成するように、フレ ア加工を行なう(図3参照)。
【0008】 前述の如くして形成したアンカーボルト14に図6に示すように、ロック用の ピン9を、その内径孔20に挿入したとする。ピン9は従来同様に、ステンレス 製で円柱状を呈し先端ほど小径となるようなテーパとなっている、いわゆる弾丸 形のものである。ピン9をアンカーボルト14の内径孔20に挿入し、これを凹 部16の内径孔21のところまで圧入すると、この内径孔21はピン9の直径部 分で押し広げられ、内径孔21’となる。
【0009】 そして、アンカーボルト14をコンクリート穴に挿入しない自由状態のもので は、図6に示すように、先端部15の方向にゆくに従って、比例的に、スリット 18が18’となってその幅が広がり、これにつられて、凹部16の半片22同 士が互いに上下に拡開される。この結果、先端部15の最先端面において、その 上下方向の拡開量が最大となり、凹部16の長さを適当寸法とすることにより、 大きな寸法の先端部15の拡開が得られるものである。
【0010】 図7は、前記一実施例のアンカーボルト14の使用例の断面図である。従来同 様に、タイル1、モルタル2及びコンクリート3に直径7mmの穴5を穿ち、ア ンカーボルト14を挿入して、ピン9をその内径孔20に挿入し、凹部16の内 径孔21に圧入して、これを広げて内径孔21’とすると、先端部15が上下に 拡開し、その上下端がコンクリート3の穴5の表面に大きく食いこむことになる 。この状態でエポキシ樹脂10を注入し、隙間に充填させ固化させるものである 。
【0011】 このように、前記実施例のアンカーボルト14は、ねじこみを要せず、打込み により装着されるので工数がかからず、装着効率が良好であると共に、その先端 部15が大きく拡開してコンクリート3の表面に直接、食いこんで固定されるた め、細かな振動に基づく引張り荷重に対しても大きな抵抗を発揮し、従って耐振 性能が向上するものとなる。
【0012】 なお、前記実施例によるアンカーボルトは、貫通型式でも使用できる。即ち、 図8に示すようにタイル1の裏側のモルタル(コンクリートでもよい)2を貫通 して、適宜の長さの短いアンカーボルト14を挿入し、これにピン9を挿入し、 凹部16の小直径の内径孔のところまで圧入すると、先端部15が上下に大きく 広がり、モルタル2の穴の裏面部に食いこみ、固定されるものである。
【0013】 図9及び図10はこの考案による他のアンカーボルトの実施例を示す。これら の図において、アンカーボルト24は、粗材寸法が前実施例と同一であるが、先 端部25は直径6mmの部分の長さが5mmと前実施例より長くなっており、又 凹部26は長さ15mmで先端部25が長くなった分、短くなっている。凹部2 6は、後端の径d1 が0.5mm、前端の径d2 が1.5mmだけ小径となるよ うに、又、その幅Bが2mmとなるように形成されている。なお、スリット27 及び後端部28は前実施例と同様に形成されているものである。
【0014】 この実施例においても、前実施例と同様に作用するものである。
【0015】 図11及び図12はこの考案の他のアンカーボルトの実施例を示す。この実施 例のアンカーボルト14aは、基本的には、図1〜2に示すものと同じであるが 、凹部16aが円管の円周方向から押圧され形成された、いわゆる円周絞り形と なっている点のみが相違している。その他の先端部15及びスリット18などは 図1〜2のものと同様に形成されている。この実施例のものでも前実施例と同様 に作用する。
【0016】 図13及び図14はこの考案の他のアンカーボルトの実施例を示す。この実施 例のアンカーボルト24aは基本的には、図9〜10に示すものと同じであるが 、凹部26aが円管の円周方向から押圧され形成された、いわゆる円周絞り形と なっている点のみ相違している。その他の先端部25及びスリット27などは図 9〜10のものと同様に形成されている。この実施例のものでも前実施例と同様 に作用する。
【0017】 図15〜19は、この考案による他のアンカーボルト(カラー付アンカーボル ト)の実施例を示す。これらの図において、アンカーボルト34は円周方向の凹 部(即ち絞り部)36を有し、その押圧量は径で1.8mmであり、これらの上 にC形の軟鋼材のカラー38が長さ(幅)Wが10mm、板厚0.6mmの寸法 のものにて、はめこまれ、そして先端部35が直径6.3mmにフレア加工によ り広げられ形成されている。アンカーボルト34の粗材及び後端部39の形状は 図1のものと同様である。カラー38は展開図18及び断面図19に示すように 僅かな浮き出しのエンボス40を2個有し、これをはめたとき、そのエンボス4 0で面圧を高めるようにしてある。そして、その場合、端部の合せ部分となる隙 間Cは2〜3mmとなるような長さVにしてある。
【0018】 なお、アンカーボルト34の管状部分には、先端面から凹部36の終端を越え たところまで、エポキシ樹脂の洩れ出し用孔を兼ねて、左右方向のスリット33 を溝切りによりあけてある。
【0019】 図20〜24は、この考案による他のアンカーボルト(カラー付アンカボルト )の実施例を示す。この実施例のものは、前実施例(図15〜19)のエンボス 付きカラー38の代りに、穴40’を有する穴あきカラー38’を用いたもので 、それ以外は前実施例と同一である。
【0020】 図25及び26は、この考案による、更に他の実施例のアンカーボルト(カラ ー付アンカーボルト)の実施例を示す。この実施例のアンカーボルト41は、図 13及び14に示すアンカーボルトとほぼ同様の形状で左右のスリット49を有 するものであるが、違うところは、円周方向からの押圧による凹部43にカラー 45がはめこまれていることである。凹部43は円周方向押圧量及びその長さは 図13及び14と同一である。又、先端部42及び後端部47の形状、寸法も図 9及び10のものと同一である。カラー45は展開図26に示すように、図18 とほぼ同様の長手方向のエンボス46を2個有し、又、その長さWは凹部43の 長さより若干小さい寸法11mmとしてある。
【0021】 図15〜19、図20〜24及び図25〜26に示す、カラー付アンカーボル ト装置は、図1及び図9のものと同様に建築物の外装固定に使用できる。例えば 、図27に示すように、コンクリート3に穴5をあけ、ここにアンカーボルト3 4を挿入し、このアンカーボルト34の内径孔にピン9を挿入し、凹部内径孔ま で圧入すると、内径孔と共に先端ほどカラー38が拡がり、コンクリート3の穴 5に食いこむ。又、先端部35も同様に最大に広がり食いこむ。これによりアン カーボルト34はコンクリート3にしっかりと、固定される。このため、アンカ ーボルト34に振動に基づく左方向への引張力Fが働いても、カラー38の肩部 38aが圧縮されるようにボルト外径に食いこむことと、カラー38の先端38 bがボルト先端部35のフランジ部に当接することとの2つの作用により、アン カーボルト34の外側(F方向)への抜け出しを完全に防止できる。
【0022】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案によれば打込により装着されるため装着効率 が良好であると共に、建築物のタイル等の外装材の固定が可能で、かつ、アンカ ーボルトの引張強度及び耐振性能において充分な信頼性を発揮するものであると いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すアンカーボルトの一
部縦破断した正面図である。
【図2】図1の一部縦破断した平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1のV−V線による横断面図である。
【図6】図1の状態のものにピンを挿入かつ圧入した自
由状態での部分的縦断面図である。
【図7】図1のアンカーボルトを埋込使用した建築物外
装部分の断面図である。
【図8】図1のアンカーボルトを貫通使用した建築物外
装部分の断面図である。
【図9】この考案の他の実施例を示すアンカーボルトの
正面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】この考案の他の実施例を示すものであって、
図1のものの凹部が円周絞り形のものの部分的正面図で
ある。
【図12】図11のXII −XII 線による断面図である。
【図13】この考案の他の実施例を示すものであって、
図9のものの凹部が円周絞り形のものの部分的正面図で
ある。
【図14】図13のXIV −XIV 線による断面図である。
【図15】この考案の他の実施例を示すものであってカ
ラー付アンカーボルトの正面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線による断面図である。
【図17】図15の斜視図である。
【図18】図15の実施例のもののカラーの展開図であ
る。
【図19】図18のXIX −XIX 線による断面図である。
【図20】この考案の他の実施例を示すものであって、
カラー付アンカーボルトの他の実施例の正面図である。
【図21】図20の実施例のもののカラーの展開図であ
る。
【図22】図15の実施例のカラー付アンカーボルトを
建築物コンクリートに挿入使用した例を示す部分的断面
図である。
【図23】従来のアンカーボルトを埋込使用した建築物
外装部分の断面図である。
【符号の説明】
1 タイル 2 モルタル 3 コンクリート 4 アンカーボルト 5 穴 6 C型リング 7 スリット 8 テーパ部 9 ピン(ロック用) 10 エポキシ樹脂 14 アンカーボルト 15 先端部 16 凹部 17 後部終端 18 スリット 19 後端部(テーパ部) 20 円管一般部の内径孔 21 凹部の内径孔 22 半片 24 アンカーボルト 25 先端部 26 凹部 27 スリット 28 後端部 38 カラー 45 カラー
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すアンカーボルトの一
部縦破断した正面図である。
【図2】図1の一部縦破断した平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1のV−V線による横断面図である。
【図6】図1の状態のものにピンを挿入かつ圧入した自
由状態での部分的縦断面図である。
【図7】図1のアンカーボルトを埋込使用した建築物外
装部分の断面図である。
【図8】図1のアンカーボルトを貫通使用した建築物外
装部分の断面図である。
【図9】この考案の他の実施例を示すアンカーボルトの
正面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】この考案の他の実施例を示すものであって、
図1のものの凹部が円周絞り形のものの部分的正面図で
ある。
【図12】図11のXII −XII 線による断面図である。
【図13】この考案の他の実施例を示すものであって、
図9のものの凹部が円周絞り形のものの部分的正面図で
ある。
【図14】図13のXIV −XIV 線による断面図である。
【図15】この考案の他の実施例を示すものであって、
カラー付アンカーボルトの正面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線による断面図である。
【図17】図15の斜視図である。
【図18】図15の実施例のもののカラーの展開図であ
る。
【図19】図18のXIX −XIX 線による断面図である。
【図20】この考案の他の実施例を示すものであって、
穴あきカラー付アンカーボルトの正面図である。
【図21】図20のXXI −XXI 線による断面図である。
【図22】図20の斜視図である。
【図23】図20の実施例のもののカラー展開図であ
る。
【図24】図23のXXIV−XXIV線による断面図である。
【図25】この考案の他の実施例を示すものであって、
カラー付アンカーボルトの他の実施例の正面図である。
【図26】図25の実施例のもののカラーの展開図であ
る。
【図27】図15の実施例のカラー付アンカーボルトを
建築物コンクリートに挿入使用した例を示す部分的断面
図である。
【図28】従来のアンカーボルトを埋込使用した建築物
外装部分の断面図である。
【符号の説明】 1 タイル 2 モルタル 3 コンクリート 4 アンカーボルト 5 穴 6 C型リング 7 スリット 8 テーパ部 9 ピン(ロック用) 10 エポキシ樹脂 14 アンカーボルト 15 先端部 16 凹部 17 後部終端 18 スリット 19 後端部(テーパ部) 20 円管一般部の内径孔 21 凹部の内径孔 22 半片 24 アンカーボルト 25 先端部 26 凹部 27 スリット 28 後端部 38 カラー 45 カラー
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】追加
【補正内容】
【図24】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】追加
【補正内容】
【図25】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】追加
【補正内容】
【図26】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】追加
【補正内容】
【図27】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】追加
【補正内容】
【図28】
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円管状の先端部、この先端部に接続し円
    管の上下又は円周方向から押圧され形成された所定長さ
    の凹部及び水平方向に円管の長手方向に先端部から凹部
    終端を越えて溝切りされた一対のスリットを有するアン
    カーボルトと、このアンカーボルトの内径孔に挿入され
    るピンとからなり、このピンをアンカーボルトの内径孔
    に挿入し前記凹部の内径孔に圧入することにより、アン
    カーボルトの先端部が拡開されるものであることを特徴
    とするアンカーボルト装置。
  2. 【請求項2】 円管状の先端部、この先端部に接続し円
    管の円周方向から押圧され形成された所定長さの凹部及
    び水平方向に円管の長手方向に先端部から凹部終端を越
    えて溝切りされた一対のスリット並びに、前記凹部には
    めこまれたカラーを有するアンカーボルトと、このアン
    カーボルトの内径孔に挿入されるピンとからなり、この
    ピンをアンカーボルトの内径孔に挿入し前記凹部の内径
    孔に圧入することにより、アンカーボルトのカラー及び
    先端部が拡開されるものであることを特徴とするアンカ
    ーボルト装置。
JP008486U 1993-03-03 1993-03-03 アンカーボルト装置 Pending JPH0680009U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256881A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 E Planner Kk 剥落コンクリートの落下防止用ネットの施工方法
JP2016030979A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 Fsテクニカル株式会社 後施工アンカー、後施工アンカーの施工方法および後施工アンカーシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256881A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 E Planner Kk 剥落コンクリートの落下防止用ネットの施工方法
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