JPH0679334A - ワイピング装置 - Google Patents

ワイピング装置

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JPH0679334A
JPH0679334A JP4253656A JP25365692A JPH0679334A JP H0679334 A JPH0679334 A JP H0679334A JP 4253656 A JP4253656 A JP 4253656A JP 25365692 A JP25365692 A JP 25365692A JP H0679334 A JPH0679334 A JP H0679334A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiping
rolls
roll
wiped
backup
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4253656A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takada
信 高田
Mitsuhiro Yada
充宏 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP4253656A priority Critical patent/JPH0679334A/ja
Publication of JPH0679334A publication Critical patent/JPH0679334A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
    • B21B2031/206Horizontal offset of work rolls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイピング装置において、被ワイピング材表
面のオイル等を確実に除去するとともに、被ワイピング
材の幅方向における表面光沢の均一を確保可能とするこ
と。 【構成】 ワイピング装置20において、上下の各バッ
クアップロール22を上下の各ワイピングロール21の
全長に渡って添設するとともに、各バックアップロール
22の軸心を各ワイピングロール21の軸心よりも被ワ
イピング材12の進み方向に偏心配置してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延材等の被ワイピング
材の上下両面に付着しているオイル等を除去するに好適
なワイピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延設備に用いられるワイピング
装置として、実開昭64-10311号公報に記載の如くのもの
がある。この従来技術は、図3に示す如く、被ワイピン
グ材としての圧延材1を上下の回転可能な弾性体表層部
を持つワイピングロール2、2によって挟持するととも
に、上下の各ワイピングロール2、2を上下各2個の回
転可能な各バックアップロール3、3、3、3によって
加圧支持する状態で、両ワイピングロール2、2によっ
て圧延材1の上下両面をワイピングするものである。
【0003】このとき、従来技術では、上下各2個の各
バックアップロール3、3、3、3のそれぞれを小径ロ
ールとして上下の各ワイピングロール2、2の上部両側
に対称配置するとともに、各バックアップロール3を各
ワイピングロール2の長手方向に間隔を置いて分割配置
している。
【0004】この従来技術によれば、ワイピングロール
2が回転できるため、圧延材1とワイピングロール2と
の間に金属片等の異物を噛み込む場合にも、異物が圧延
材1の表面にこすり付けられる等がなく、圧延材1の表
面に疵を生じさせることなく、圧延材1の表面に付着し
ているオイル等を絞り取る如くに除去できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、各ワイピングロール3が各バックアップロール2
の長手方向に間隔を置いて分割配置されるものであるた
め、各ワイピングロール2の表面の摩耗形態がバックア
ップロール3に接触する部分と接触しない部分とで異な
るものとなり、この摩耗形態の差が圧延材1の幅方向に
おける表面光沢の差を生じさせ、結果として、圧延材1
の製品品質を損なう。このことは、ステンレス鋼板のB
A規格品の如くの高光沢材において特に重要な問題であ
る。
【0006】本発明は、ワイピング装置において、被ワ
イピング材表面のオイル等を確実に除去するとともに、
被ワイピング材の幅方向における表面光沢の均一を確保
可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被ワイピング
材を上下の回転可能なワイピングロールによって挟持す
るとともに、上下の各ワイピングロールを上下の回転可
能な各バックアップロールによって加圧支持する状態
で、両ワイピングロールによって被ワイピング材の上下
両面をワイピングするワイピング装置において、上下の
各バックアップロールを上下の各ワイピングロールの全
長に渡って添設するとともに、各バックアップロールの
軸心を各ワイピングロールの軸心よりも被ワイピング材
の進み方向に偏心配置してなるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、下記〜の作用がある。 上下の各バックアップロールが上下の各ワイピングロ
ールに対して被ワイピング材の進み方向に偏心配置され
たものであるから、各ワイピングロールは各バックアッ
プロールによって、被ワイピング材との摩擦力による被
ワイピング材の進み方向への曲げ変形を防止されなが
ら、該バックアップロールによって確実に加圧支持され
る。従って、ワイピングロールと被ワイピング材との接
触部分にオイル等の除去に必要とされる十分な押圧状態
を確保し、被ワイピング材表面のオイル等を確実に除去
可能とする。
【0009】上記において、バックアップロールは
上下の各ワイピングロールに対して各1個添設せしめら
れるものとすることにより、その直径を十分大径とする
ことができる。これにより、各バックアップロールは、
各ワイピングロールの曲げ変形を防止し、且つ各ワイピ
ングロールを確実に加圧支持するに足る剛性を容易に確
保できる。
【0010】各バックアップロールは各ワイピングロ
ールの全長に渡って添設せしめられるものであり、分割
配置されないから、各ワイピングロールの長手方向にお
ける表面の摩耗形態を略均等とし、被ワイピング材の幅
方向における表面光沢の均一を確保し、結果として、被
ワイピング材の製品品質を向上できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す模式図、図2
は圧延設備を示す模式図、図3は従来例を示す模式図で
ある。
【0012】図2に示す圧延設備10は、巻出機11か
ら巻出されるステンレス鋼板等の圧延材12を、圧延機
13によって圧延し、巻取機14によって巻取るもので
ある。このとき、圧延機13の出側には、圧延材12の
上下両面に付着している圧延油等を除去するためのワイ
ピング装置20が配置されている。
【0013】ワイピング装置20は、図1に示す如く、
被ワイピング材としての圧延材12を上下の回転可能な
ワイピングロール21、21によって挟持するととも
に、上下の各ワイピングロール21、21を上下の回転
可能な各バックアップロール22、22によって加圧支
持する状態で、両ワイピングロール21、21によって
圧延材12の上下両面をワイピングする。尚、ワイピン
グロール21は金属からなるもの、弾性体からなるも
の、弾性体表層部を持つもの等のいずれであっても良
い。
【0014】そして、ワイピング装置20は、上下各1
個のバックアップロール22、22を上下の各ワイピン
グロール21、21の全長に渡って添設するとともに、
各バックアップロール22、22の軸心を各ワイピング
ロール21、21の軸心よりも圧延材12の進み方向に
偏心配置している。
【0015】ここで、ワイピング装置20は、上下の各
バックアップロール22、22を上下の各ワイピングロ
ール21、21に加圧する加圧装置24、24を、各バ
ックアップロール22、22の両端軸受部22A、22
Aに連結している。尚、加圧装置24は流体シリンダ等
によって構成できる。
【0016】また、ワイピング装置20は、上下の各バ
ックアップロール22、22が上下の各ワイピングロー
ル21、21に対してなす偏心量を調整するオフセット
装置25、25を、各バックアップロール22、22の
両端軸受部22A、22Aに設けている。各オフセット
装置25は、バックアップロール22の軸受部22Aに
設けた両側テーパ部22B、22Bを挟圧する両側くさ
び部25A、25Aのそれぞれを、両側のリニアモータ
25B、25Bによって進退可能とする等により構成さ
れる。尚、各バックアップロール22、22が上下の各
ワイピングロール21、21に対してなすべき偏心量
は、圧延材12の粗度、ワイピングロール21の粗度等
に応じて、例えば下記(4) 式の如くに定められる。即
ち、Pを加圧力、Rをバックアップロール22の半径、
rをワイピングロール21の半径、dを偏心量、μを圧
延材12とワイピングロール21との摩擦係数、F1
圧延材12が摩擦力によってワイピングロール21を曲
げ変形させようとする力、F2を偏心配置されたバック
アップロール22がワイピングロール21に及ぼす水平
方向力とするとき、下記(1) 式〜(3) 式が成立する。 F1 ≦F2 ……(1) F1 =μP ……(2)
【0017】
【数1】
【0018】よって、下記(4) 式が成立する。
【0019】
【数2】
【0020】例えば、P=1000kg、R= 150mm、r=30
mm、μ=0.0012のとき、d=0.3mm以上である。但し、
一般的には、(1) ワイピングロール21の直径は圧延材
12との面圧を大とするため小径であることがよく、直
径50mmφ、長さ 700〜1300mm、(2) バックアップロール
22の直径は剛性確保のため大径であることが良く、直
径 250〜300mm φ、長さ700 〜1300mm、(3) 偏心量dは
0.2〜 1mmである。
【0021】以下、本実施例の作用について説明する。 上下の各バックアップロール22、22が上下の各ワ
イピングロール21、21に対して圧延材12の進み方
向に偏心配置されたものであるから、各ワイピングロー
ル21、21は各バックアップロール22、22によっ
て、圧延材12との摩擦力による圧延材12の進み方向
への曲げ変形を防止されながら、該バックアップロール
22によって確実に加圧支持される。従って、ワイピン
グロール21と圧延材12との接触部分に圧延油等の除
去に必要とされる十分な押圧状態を確保し、圧延材12
の表面の圧延油等を確実に除去可能とする。
【0022】上記において、バックアップロール2
2は上下の各ワイピングロール21に対して各1個添設
せしめられるものとすることにより、その直径を十分大
径とすることができる。これにより、各バックアップロ
ール22は、各ワイピングロール21の曲げ変形を防止
し、且つ各ワイピングロール21を確実に加圧支持する
に足る剛性を容易に確保できる。
【0023】各バックアップロール22は各ワイピン
グロール21の全長に渡って添設せしめられるものであ
り、分割配置されないから、各ワイピングロール21の
長手方向における表面の摩耗形態を略均等とし、圧延材
12の幅方向における表面光沢の均一を確保し、結果と
して、圧延材12の製品品質を向上できる。
【0024】尚、本発明の実施において、オフセット装
置は、手動にて作動されるものであっても良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ワイピン
グ装置において、被ワイピング材表面のオイル等を確実
に除去するとともに、被ワイピング材の幅方向における
表面光沢の均一を確保可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2は圧延設備を示す模式図である。
【図3】図3は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
12 被ワイピング材(圧延材) 20 ワイピング装置 21 ワイピングロール 22 バックアップロール 24 加圧装置 25 オフセット装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被ワイピング材を上下の回転可能なワイ
    ピングロールによって挟持するとともに、上下の各ワイ
    ピングロールを上下の回転可能な各バックアップロール
    によって加圧支持する状態で、両ワイピングロールによ
    って被ワイピング材の上下両面をワイピングするワイピ
    ング装置において、 上下の各バックアップロールを上下の各ワイピングロー
    ルの全長に渡って添設するとともに、各バックアップロ
    ールの軸心を各ワイピングロールの軸心よりも被ワイピ
    ング材の進み方向に偏心配置してなることを特徴とする
    ワイピング装置。
JP4253656A 1992-08-31 1992-08-31 ワイピング装置 Withdrawn JPH0679334A (ja)

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JP4253656A JPH0679334A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 ワイピング装置

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JP4253656A JPH0679334A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 ワイピング装置

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JPH0679334A true JPH0679334A (ja) 1994-03-22

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ID=17254362

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1043083A1 (en) * 1998-10-26 2000-10-11 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wiper for liquid substances
KR100588977B1 (ko) * 2001-12-27 2006-06-13 주식회사 포스코 압연롤 연삭기용 압연롤 후처리장치
WO2019187995A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 新東工業株式会社 ロールプレス装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102