JPH0677906A - 受電端における偏波不感受性コヒーレント検出及び周波数安定化を有する光学信号の伝送 - Google Patents

受電端における偏波不感受性コヒーレント検出及び周波数安定化を有する光学信号の伝送

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JPH0677906A
JPH0677906A JP5131491A JP13149193A JPH0677906A JP H0677906 A JPH0677906 A JP H0677906A JP 5131491 A JP5131491 A JP 5131491A JP 13149193 A JP13149193 A JP 13149193A JP H0677906 A JPH0677906 A JP H0677906A
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local oscillator
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Oscar J Koning
ヤコブス コーニング オスカー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/516Details of coding or modulation
    • H04B10/532Polarisation modulation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学信号伝送の分野及び偏波不感受性コヒー
レント信号検出のための技術に関する。さらに詳しく
は、本発明は、受電端における偏波不感受性コヒーレン
ト検出及び周波数安定化による光学信号伝送のシステム
及び方法における改良に関する。 【構成】 FSK変調信号のビット周期より長いが周波
数安定化のコントロール時間より短い周期を有する周期
的偏波変化を局部発振器信号にかけ、好ましくは受信し
た信号にかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学信号伝送の分野及
び偏波不感受性コヒーレント信号検出のための技術に関
する。さらに詳しくは、本発明は、受電端における偏波
不感受性コヒーレント検出及び周波数安定化による光学
信号伝送のシステム及び方法における改良に関する。
【0002】
【従来の技術】信頼可能なコヒーレント信号受信を達成
する方法は、偏波不感受性検出を使用することにある。
この目的に使用される標準の技術の一つは、いわゆる
「データ誘導偏波スイッチイング」(DIPS)を使用
するものである。この技術は、例えば、米国特許第50
08958号に開示されている。この技術では、2進コ
ード化データの「0]及び「1」は、異なる相互に直交
する偏波を有する光学信号として伝送される。これは、
コヒーレント受信機で、少なくとも「0」のみ又は
「1」のみの何れかであるが一般に両方の信号が、全て
のいかなる偏波セッティングについて検出される結果を
達成する。偏波スイッチングのこの方法は、2進コード
化データに従ってFSK変調される信号を複屈折ファイ
バー中を伝播せしめることにより、前記の米国特許に又
開示されているように、達成できる。この場合では、フ
ァイバーの長さは、変調で使用される周波数スイングに
より決定される。偏波不感受性信号伝送を達成するため
にDIPSがFSK変調信号に適用されるコヒーレント
伝送システムにおいて、受信された光信号は、受電端に
おいて、局部発信器から発生しそして検出器によりビッ
クアップされる光信号とカップリングされる。二つの操
作は、検出器の検出された電気信号について行われる。
第一の操作は、元のデータが電気信号から採取される復
調に関する。第二の操作において、自動周波数コントロ
ール(AFC)の目的で、周波数コントロールループを
経て局部発信器にフィードバックされるコントロール信
号は、電気信号から誘導される。該コントロール信号
は、電気信号から誘導される、所望の設定周波数、いわ
ゆる中間周波数(IF)及び周波数間隔(IF’)の間
の差、局部発信器の信号周波数及び受信信号の差に比例
する。例えばR.Noeら、Electronics
Letters、1989年1月5日、25巻、1号、
4−5ページ及びB.Christensenら、EC
OC、90年、339−342ページに開示されている
ようにAFCコントロールでは、周波数弁別器は、コン
トロール信号を誘導するために使用される。この弁別器
は、それらが、例えば受信したFSK変調信号に生ずる
もののような論理値「0」及び「1」の周波数信号ピー
クと一致するようなやり方で選ばれる0を通る多数の通
路を有する伝達関数を有する。その結果、たとえもし
「0」又は「1」が失われつつあるならば、弁別器は、
周波数間隔IF’に比例する電気信号を発生できる。操
作の結果として、コントロール電圧が得られ、それによ
り局部発振器は、IF’及びIFの間の周波数の偏差が
大きさ及びサインの両方で補正されるやり方で調節でき
る。コントロールが、たとえもし周波数信号ピークの一
つ即ち「1」のそれ又は「0」のそれの何れかが任意の
ランダムな偏波設定で失われつつあるとしても、操作を
続けるので、このAFCコントロールは、安定な周波数
同調を達成する。しかしながら、欠点は、もし局部発振
器の周波数がIFのそばに設定されそしてAFCコント
ロールループが次に閉じられる開始手続き中、「0」及
び「1」の両者が検出された信号に既に存在しないなら
ば、この安定な周波数同調は、生じさせることができな
い。もし唯一つの周波数信号ピークが開始中検出される
ならば、結局そのどのサイドにIFが存在するかについ
て決めることはできない。
【0003】
【発明の概要】本発明の目的は、上記の欠点を除くこと
にある。それは、局部発振器の全ての偏波状態又は受信
した全ての信号のそれについて、同じ偏波を有する信号
は、主としてAFCコントロール中のコントロールルー
プの特徴的なコントロール時間内に検出されることを妨
げられる点で、上記のElectronics Let
tersに引用されたようなタイプの光学通信システム
を改良するやり方により達成される。所定のビット周期
を有する2進データパターンにより偏波スイッチされし
かもFSK変調された第一の光学信号を発生するための
第一の発生手段、第二の光学信号を発生するための局部
発振器である第二の発生手段、第一及び第二の光学信号
を混合するための混合手段、混合した光学信号を検出し
そしてそれを対応する電気信号に転換するための検出手
段、電気信号から局部発振器手段をコントロールするた
めの周波数コントロール信号及び該2進データパターン
によるデータ信号を誘導するための誘導手段を含む光学
信号伝送のためのシステムは、本発明に従って、その
上、ビット周期より長くしかも局所発振器手段をコント
ロールするのに必要なコントロール時間より短い変化周
期により光学信号の一つの偏波を周期的に変化させるた
めの偏波変化手段を提供することを特徴とする。
【0004】所定のビット周期を有する2進データパタ
ーンにより偏波スイッチされしかもFSK変調された第
一の光学信号の発生、第二の光学信号(局部発振器信
号)の発生、第一及び第二の光学信号の混合、混合した
光学信号の検出そして対応する電気信号への転換、電気
信号から局部発振器手段をコントロールするための周波
数コントロール信号及び該2進データパターンに相当す
るデータ信号の誘導を含む光学信号の偏波不感受性伝送
及びコヒーレント検出の方法は、本発明に従って、その
方法において、その上、ビット周期より長くしかも局所
発振器信号をコントロールするのに必要なコントロール
時間より短い変化周期により光学信号の一つの偏波を周
期的に変化させることを含むことを特徴とする。
【0005】偏波不感受性信号伝送及びコヒーレント検
出のこのシステム及び方法は、局部発振器の偏波設定又
は受信した信号の偏波状態にかかわらず、周波数信号ピ
ークの両者は、常に検出された電気信号に存在するとい
う結果を達成する。
【0006】1個より多い受信機が、分配システムにお
ける場合のように、同じ伝送器に同調できなければなら
ない光学通信システムにおいて、偏波の変化は、好まし
くは送信端で生じ、偏波変化手段は、第一の発生手段と
該発生手段の付近の混合手段との間に配置される。好ま
しくは、これらの手段は、G.R.Walkerら、E
COC、89年、WeP−6、535−538ページ及
びG.R.Walkerら、Electronics
Letters、24巻、22号、1988年、135
3−1354ページに開示されているように、偏波コン
トローラのコンポーネントを形成する偏波変化手段とし
て使用される。好ましい態様では、偏波を周期的に変化
するための手段は、ピエゾ電気物質の円筒の周りに巻い
た好適に選ばれた長さの複屈折ファイバーの第一の部
分、並びに変化周期に従ってピエゾ電気物質を通る電圧
を周期的に変化させるための電圧コントロール手段を含
む。
【0007】複屈折ファイバーの周期的引き伸ばしに基
づくこの偏波変化手段は、好適には、それにより偏波ス
イッチングが第一の発生手段で達成される手段と組み合
せられる。さらに好ましい態様では、複屈折ファイバー
の第二の部分は、第一の部分の長さより長い長さを有す
るようにされ、その第二の部分は、第一の光学信号の偏
波スイッチイングを生じさせる目的で第一の光信号を発
生させるための手段の一部を形成し、そしてその第二の
部分の中に前記の好適に選ばれた長さを有する部分が、
該円筒の周りに巻かれた第一の部分を形成する。もしそ
の上追加の要求が、送信端で伝送されるデータ信号の2
進コードに課されるならば、コヒーレント受信機は、な
お或る程度単純化される。他の好ましい態様では、誘導
手段は、高周波数範囲でデータ信号を含みそして低周波
範囲で周波数コントロール信号を含む弁別器信号から電
気信号を誘導するための周波数弁別器を含み、2進デー
タパターンは、コード要素の等しい分布を有するコーデ
ィングを有する。その上、本発明は、光学信号伝送のた
めのシステムのための伝送器及び受信機に関する。
【0008】本発明は、図に関して例示の態様の記述に
より以下に説明される。図1は、本発明による光学通信
システムの概略図を示す。図2Aは、周波数の関数とし
て検出された中間周波数(IF)のパワー分布を示す。
図2Bは、復調器として使用される第一の周波数弁別器
の第一の弁別器曲線を示す。図2Cは、AFCコントロ
ール信号を誘導するための第二の周波数弁別器の第二の
弁別器曲線を示す。図3は、単一の複屈折光学ファイバ
ーに基づく偏波要素及びDIPS要素の組み合せを示
す。図4Aは、もし2進データ信号の線コーディングが
使用されるならば、周波数の関数として検出された中間
周波数(IF)のパワー分布を示す。図4Bは、図4A
によるパワー分布に使用されるような周波数弁別器の弁
別器曲線を示す。図4Cは、図4Aによるパワー分布の
関数としての図4Bによる弁別器曲線を有する周波数弁
別器の出力電圧の平均を示す。図5は、本発明による単
純化したコヒーレント受信機の図を示す。
【0009】本発明は、周波数変調(FSK)が使用さ
れそして「データ誘導偏波スイッチング」(DIPS)
が又FSK変調光学信号に適用されるヘテロダインコヒ
ーレント光学通信システムに関する。図1は、それ自体
知られている光学通信システムを概略的に示し、そのシ
ステムでは、本発明に従って、ビットレートに比べて遅
い偏波の変化が、好ましくは伝送器とヘテロダインコヒ
ーレント受信機との間の伝送路において、FSK変調及
び偏波スイッチされた光学信号について行われる。通信
システムは、1個以上のコヒーレント受信機3へ光学伝
送媒体2を経て光学信号を伝送するための伝送器1を含
む。伝送器1は、連続して、組み合わされたレーザー/
変調器4、DIPS要素5及び偏波変化要素6を含む。
レーザー/変調器4は、入力7を経て提供される2進コ
ード化データ信号を対応するFSK変調光学信号に転換
され、データ信号の2進「0」及び「1」は、それぞ
れ、同じ偏波を有する周波数f及びfを有する光パ
ルスにより表される。DIPS要素では、周波数f
びfを有する光パルスは、異なるそして相互に直交す
る偏波を得る。又偏波スクランブラとしても呼ばれる偏
波変化要素6において、提供される連続的な光パルスの
偏波は、ビットレートより遅い速度で連続的に変わる
が、異なる周波数を有する連続的な光パルスの偏波の直
交性が、本質的に維持されるようなものである。従って
FSK変調されしかも偏波スイッチされそしてその偏波
が連続的に変化される信号は、光学伝送媒体2を経て伝
送される。該媒体2の他端におけるこの信号のためのコ
ヒーレント受信機は、局部発信器信号を発生するための
局部発振器8、受信した信号及び局部発信器信号をカッ
プリングするための偏波独立パワーカップラ9、カップ
ルされた信号を検出しさらに出力11で対応する電気中
間周波数IF信号を発するための組み合わされた検出器
/増幅器10、IF信号を複調するための復調器として
使用されさらに出力13で元のデータ信号を発する、例
えば「遅延線」のタイプの第一の周波数弁別器12、局
部発信器を周波数コントロールするために局部発信器8
へコントロールループ15を経て送られるAFCコント
ロール信号をIF信号から誘導するための、又「遅延
線」のタイプの第二の周波数弁別器14を含む。
【0010】図2Aは、組み合わされた検出器/増幅器
10の出力11に存在できるような、IF信号の周波数
Fの関数としてのパワー分布PDを示す。該分布は、そ
れぞれ周波数f及びfにおける二つのピークを有す
る。もし検出器における光学信号の良好なコヒーレント
混合が存在するならば、該分布は、示されているよう
に、中間周波数IFのそれぞれの側に二つの明確なピー
クを有するだろう。IF信号は、第一の周波数弁別器1
2で復調される。これは、図2Bで示されるように、0
を通る通路を有する第一の弁別器曲線C1に従って検出
のシーケンスにおいて各f及びfパルスのパワー分
布を、周波数弁別器12の出力13における出力電圧V
C1に転換することによりなされる。もし0を通る通路
が中間周波数IFに正確に設定されるならば、出力13
の出力電圧は、元の2進コード化データ信号に従って揺
らぐ。第二の周波数弁別器14において、AFCコント
ロール信号として使用されるエラー電圧信号は、IF信
号から誘導される。これは、図2Cに示されるように、
それらが、パワー分布における周波数f及びfのピ
ークと一致できるようなやり方で選ばれる0を通る多数
の通路を有する第二の弁別器曲線C2の助けによりなさ
れる。この工程において、パワー分布は、その平均がエ
ラー電圧信号を形成する出力電圧VC2に転換される。
中間周波数IFへの正確な同調により、平均は0であ
り、所望のIFの左への同調により、平均は負であり、
その右への同調によりそれは正である。
【0011】もし従来の技術によるシステムにおけるよ
うに偏波の変化が使用されないならば、任意の比におけ
る「1」のみ又は「0」のみ又は両者の何れかが、例え
ば局部発振器信号の偏波設定又は受信した信号のドリフ
トの結果として、検出され、その結果バランスのとれな
いパワー分布を得る。記載されたAFCコントロールコ
ントロールは、たとえこの条件下でも正確に機能する。
しかし、もし受信リンクが、それぞれのコヒーレント受
信機3から伝送器1へ確立されつつあるとき、バランス
のとれないパワー分布が、すでに検出され、それは、そ
れが唯一つのピークを示すので、所望のIFへの正確な
同調を生じさせることができないものである。結局、所
望の中間周波数が一つの検出されたピークのどの側に位
置するかを判断することが出来ない。この問題は、カッ
プラ9にカップルされた二つの光学信号の一つの偏波
が、全ての可能な偏波の状態がAFCコントロールのコ
ントロール時間内で交差するやり方で周期的に変化する
ことを確かめることにより避けられる。しかしながら、
偏波変化は、偏波スイッチングがそれにより妨害される
ほど早く生じさせてはならない。偏波変化の周期は、そ
れ故さらに、伝送されるべき2進データのビット周期よ
り大きくなければならない(例えば、1から2、3のオ
ーダーの大きさ)。複数の受信機が一つの伝送器に同調
できなければならない分配光学通信システムにおいて、
偏波の変化は、好ましくはFSK変調光学信号における
送信端で行われる。
【0012】種々の偏波スクランブラは周知であり、そ
れは、偏波変化要素6として働く。好ましくは、しか
し、その周りに或る長さの複屈折ファイバーが巻かれた
放射状に膨張可能なピエゾ管に基づくスクランブラを使
用する。DIPS要素は、周知のように、又好適に選ば
れた長さの複屈折ファイバーを使用して構築できるの
で、DIPS要素5及び偏波変化要素6は、容易に組み
合わされる。これは、図3に概略的に示される。周波数
スイングに同調した全DIPS長Lを有する複屈折ファ
イバー21は、ピエゾ電気物質から作られた円筒状の管
22の固りに単一層で局部的に巻かれる。管の内面と外
面との間は、ピエゾ電気効果を生じさせるために周期的
に変化する電圧を供給するための電圧源23を接続す
る。実験的に、好適な偏波の変化は、約5cmの直径を
有する管を使用するとき得られ、その周りに21mのフ
ァイバーが巻かれ、50Hzで約1000Vの周期的な
電圧変化がある。これらの条件下、1000Vのピエゾ
電気電圧は、16πの二つの偏波の間の異なる相シフト
に相当し、そしてこれは、一般に10msのオーダーで
ある通常のAFCコントロール時間より短い約2.5m
sの偏波変化周期に相当する。
【0013】もし本発明による偏波変化が、さらに伝送
されるべきデータ信号のいわゆる線コーディングと組み
合わされて使用されるならば、その線コーディングは、
例えばManchesterコードのように単位時間当
り「0」及び「1」の等しい分布を有するが、IF信号
のパワー分布は本質的に対称でありそしてそれは明確に
区別されるピークを有する。このパワー分布PDは、図
4Aにおいて周波数Fの関数として示される。図4Bに
おいて示されるように弁別器曲線Cに基づく周波数弁
別器により、それは図2Bに示される曲線Cと同じタ
イプであるが、弁別器の出力における出力電圧VC3
早い電圧の揺らぎが、又元の2進コード化データ信号に
相当するので、IF信号は又複調される。図4Cは、出
力信号VC3の平均を示し、それは事実パワー分布PD
の関数としてその遅い揺らぎを形成する。このパワー分
布は本質的に対称なので、中間周波数IFへの正確な設
定により、該平均が値0(VC3(IF)=0)を有す
るが、例えば中間周波数IFの左側に示されるような設
定IF’により、その左側又は右側への偏りは、それぞ
れ正(+)及び負(−)の電圧値(VC3(IF’))
を生じさせることが、図から読み取れる。この平均電圧
値は、それ故AFCコントロール信号として使用でき
る。図1のコヒーレント受信機3で要求される周波数弁
別器の数は、従って僅か一つに減少できる。この受信機
は、図5に概略的に示される。このコヒーレント受信機
は、局部発振器信号を発生するための局部発振器31、
受信した信号及び局部発振器信号をカップリングするた
めの偏波独立パワーカップラ32、カップルした信号を
検出しそして出力34で対応する電気的中間周波数IF
信号を発するための組み合せた検出器/増幅器33、出
力36を有する「遅延線」タイプの周波数弁別器35、
複調された元のデータ信号を発するための出力38を有
する高域フィルタ37及び局部発信器を周波数コントロ
ールするためにコントロールループ41により局部発振
器31に送られるAFCコントロール信号を発するため
の出力40を有する低域フィルタ39を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学通信システムの概略図を示
す。
【図2】周波数の関数として検出された中間周波数(I
F)のパワー分布(A)、復調器として使用される第一
の周波数弁別器の第一の弁別器曲線(B)及びAFCコ
ントロール信号を誘導するための第二の周波数弁別器の
第二の弁別器曲線(C)を示す。
【図3】単一の複屈折光学ファイバーに基づく偏波要素
及びDIPS要素の組み合せを示す。
【図4】もし2進データ信号の線コーディングか使用さ
れるならば、周波数の関数として検出された中間周波数
(IF)のパワー分布(A)、(A)によるパワー分布
に使用されるような周波数弁別器の弁別器曲線(B)及
び(A)によるパワー分布の関数としての(B)による
弁別器曲線を有する周波数弁別器の出力電圧の平均を示
す。
【図5】本発明による単純化したコヒーレント受信機の
図を示す。
【符号の説明】
1 伝送器 2 光学伝送媒体 3 受信機 4 レーザー/変調器 5 DIPS要素 6 偏波変化要素 7 入力 8 局部発振器 9 カップラ 10 検出器/増幅器 11 出力 12 周波数弁別器 13 出力 14 周波数弁別器 15 コントロールループ 21 複屈折ファイバー 22 円筒状管 23 電圧源 31 局部発振器 32 カップラ 33 検出器/増幅器 34 出力 35 周波数弁別器 36 出力 37 高域フィルタ 38 出力 39 低域フィルタ 40 出力 41 コントロールループ 38 出力 39 低域フィルタ 40 出力 41 コントロールループ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のビット周期を有する2進データパ
    ターンにより偏波スイッチされしかもFSK変調された
    第一の光学信号を発生するための第一の発生手段、 第二の光学信号を発生するための局部発振器である第二
    の発生手段、 第一及び第二の光学信号を混合するための混合手段、 混合した光学信号を検出しそしてそれを対応する電気信
    号に転換するための検出手段、 電気信号から局部発振器手段をコントロールするための
    周波数コントロール信号及び該2進データパターンによ
    るデータ信号を誘導するための誘導手段を含む光学信号
    伝送のためのシステムにおいて、 システムが、その上、ビット周期より長くしかも局所発
    振器手段をコントロールするのに必要なコントロール時
    間より短い変化周期により光学信号の一つの偏波を周期
    的に変化させるための偏波変化手段を含むことを特徴と
    するシステム。
  2. 【請求項2】 偏波変化手段は、第一の発生手段と該発
    生手段の周辺の混合手段との間に配置されることを特徴
    とするシステム。
  3. 【請求項3】 偏波を周期的に変化させるための手段
    は、ピエゾ電気物質の円筒の周りに巻いた好適に選ばれ
    た長さの複屈折ファイバーの第一の部分、並びに変化周
    期に従ってピエゾ電気物質を通る電圧を周期的に変化さ
    せるための電圧コントロール手段を含むことを特徴とす
    る請求項2のシステム。
  4. 【請求項4】 システムは、第一の部分の長さより長い
    長さを有する複屈折ファイバーの第二の部分を含み、そ
    の第二の部分は、第一の光学信号の偏波スイッチイング
    を生じさせる目的で第一の光信号を発生するための手段
    の一部を形成し、そしてその第二の部分の中で前記の好
    適に選ばれた長さを有する部分は、該円筒の周りを巻い
    た第一の部分を形成することを特徴とする請求項3のシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 誘導手段は、高周波の範囲でデータ信号
    を含みそして低周波の範囲で周波数コントロール信号を
    含む弁別器信号から電気信号を誘導するための周波数弁
    別器を含み、2進データパターンは、コード要素の等し
    い分布を有するコーディングを有することを特徴とする
    請求項1−4の何れかの項のシステム。
  6. 【請求項6】 所定のビット周期を有する2進データパ
    ターンにより偏波スイッチされしかもFSK変調された
    第一の光学信号の発生、 第二の光学信号(局部発振器信号)の発生、 第一及び第二の光学信号の混合、 混合した光学信号の検出そして対応する電気信号への転
    換、 電気信号から局部発振器手段をコントロールするための
    周波数コントロール信号及び該2進データパターンに相
    当するデータ信号の誘導を含む光学信号の偏波不感受性
    伝送及びコヒーレント検出の方法において、 方法が、その上、ビット周期より長くしかも局所発振器
    信号をコントロールするのに必要なコントロール時間よ
    り短い変化周期により光学信号の一つの偏波を周期的に
    変化させることを含むことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 高周波の範囲でデータ信号を含み低周波
    の範囲で周波数コントロール信号を含む弁別器信号を、
    周波数弁別により電気信号から誘導し、2進データパタ
    ーンは、コード要素の等しい分布を有するコーディング
    を有することを特徴とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 所定のビット周期を有する2進データパ
    ターンに従ってFSK変調された第一の光学信号を発生
    するための発生手段、 第一の光学信号を偏波スイッチイングするための手段を
    含む光学信号伝送システムのための伝送器において、 伝送器は、その上、ビット周期より長い変化周期で偏波
    スイッチされた光学信号の偏波を周期的に変化するため
    の偏波変化手段を含むことを特徴とする伝送器。
  9. 【請求項9】 偏波を周期的に変化するための手段は、
    ピエゾ電気物質の円筒の周りに巻いた好適に選ばれた長
    さの複屈折ファイバーの第一の部分並びに変化周期に従
    ってピエゾ電気物質を通る電圧を周期的に変化するため
    の電圧コントロール手段を含むことを特徴とする請求項
    8の伝送器。
  10. 【請求項10】 伝送器は、第一の部分の長さより長い
    長さを有する複屈折ファイバーの第二の部分を含み、そ
    の第二の部分は、第一の光学信号の偏波スイッチイング
    を生じさせる目的で第一の光信号を発生させるための手
    段の一部を形成し、そしてその第二の部分の中で前記の
    好適に選ばれた長さを有する部分は、該円筒の周りを巻
    いた第一の部分を形成することを特徴とする請求項9の
    伝送器。
  11. 【請求項11】 所定のビット周期を有する2進データ
    パターンに従って偏波スイッチされしかもFSK変調さ
    れた第一の光学信号を受容するための信号入力、 第二の光学信号を発生するための局部発振器である発生
    手段、 第一及び第二の光学信号を混合するための混合手段、 混合した光学信号を検出しそしてそれを対応する電気信
    号に転換するための検出手段、 電気信号から局部発振器手段をコントロールするための
    周波数コントロール信号及び該2進データパターンによ
    るデータ信号を誘導するための誘導手段を含む光学信号
    伝送システムのための受信機において、 受信機が、その上、ビット周期より長くしかも局所発振
    器手段をコントロールするのに必要なコントロール時間
    より短い変化周期により光学信号の一つの偏波を周期的
    に変化させるための偏波変化手段を含むことを特徴とす
    る受信機。
  12. 【請求項12】 誘導手段は、高周波の範囲でデータ信
    号を含みさらに低周波の範囲で周波数コントロール信号
    を含む弁別信号を、電気信号から誘導するための周波数
    弁別器を含むことを特徴とする請求項11の受信機。
  13. 【請求項13】 所定のビット周期を有する2進データ
    パターンに従って偏波スイッチされしかもFSK変調さ
    れた第一の光学信号を受容するための信号入力、 第二の光学信号を発生するための局部発振器である発生
    手段、 第一及び第二の光学信号を混合するための混合手段、 混合した光学信号を検出しそしてそれを対応する電気信
    号に転換するための検出手段、 電気信号から局部発振器手段をコントロールするための
    周波数コントロール信号及び該2進データパターンによ
    るデータ信号を誘導するための誘導手段を含む光学信号
    伝送システムのための受信機において、 誘導手段は、高周波の範囲でデータ信号を含みさらに低
    周波の範囲で周波数コントロール信号を含む弁別信号
    を、電気信号から誘導するための周波数弁別器を含むこ
    とを特徴とする受信機。
JP5131491A 1992-04-23 1993-04-23 受電端における偏波不感受性コヒーレント検出及び周波数安定化を有する光学信号の伝送 Pending JPH0677906A (ja)

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DE69317007D1 (de) 1998-03-26
EP0567181B1 (en) 1998-02-18
ATE163333T1 (de) 1998-03-15
ES2113469T3 (es) 1998-05-01
EP0567181A1 (en) 1993-10-27

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