JPH0595331A - 光送信装置およびその変調方法 - Google Patents

光送信装置およびその変調方法

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JPH0595331A
JPH0595331A JP4062615A JP6261592A JPH0595331A JP H0595331 A JPH0595331 A JP H0595331A JP 4062615 A JP4062615 A JP 4062615A JP 6261592 A JP6261592 A JP 6261592A JP H0595331 A JPH0595331 A JP H0595331A
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fsk
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JP4062615A
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Timothy Andrew Large
テイモスイー・アンドルー・ラージ
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    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
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    • HELECTRICITY
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/501Structural aspects
    • H04B10/503Laser transmitters
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、フィードバックループに応答が遅
いために個々のデータビットを分析できないモニタフォ
トダイオードを使用してあいまいさを排除した光送信装
置変調を提供することを目的とする。 【構成】 デジタル変調信号に応答して周波数偏位(F
SK)方式の光出力を供給するレーザ光源2 と、光出力
の変調をFSKから強度変調(IM)へ変換するマッハ
ゼンダー干渉計で構成された光弁別装置5 とを具備し、
光源のFSK光出力の中心周波数と光弁別装置の光学フ
ィルタ特性の周波数スペクトルとのスペクトル関係を調
整するように構成され、光源に供給されたデジタル変調
信号を振幅変調するモニタフォトダイオード6 と同期検
出器7 とバイアス電流駆動装置1 とを備えているフィー
ドバック制御ループを具備していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変調が周波数偏位方式
(FSK)として行われ、FSKを強度変調(IM)に
変換する光弁別装置を通って伝送される光送信装置変調
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種類の変調は例えば英国特許GB 2 1
07 147 A号明細書に記載されている。それは注入レーザ
の放射の変調のために使用されるとき、強度変調された
信号を得るこの2段方法は高いレベルビットが注入レー
ザ駆動電流の直接の変調によって生成された信号と比較
して減少したスペクトル幅を有する信号を生成できる。
これは単一モード導波体の非コヒーレントなシステムの
分散の影響を減少させるのに有利である。
【0003】FSKはFSK出力周波数と整合されるた
めに光弁別装置の光学フィルタ特性の周波数スペクトル
を構成することによってIMに変換される。それ故、こ
れらの周波数は広範囲に異なる光減衰で弁別装置によっ
て伝送される。特に注入レーザの場合において、無調整
な出力周波数は時間と共にドリフトする傾向があるの
で、恐らくわずか数分で周波数はFSKの周波数差と同
程度に大きく変動する。これらの状況では、この大きな
ドリフト周波数に対して注入レーザの光出力を安定化さ
せる手段が必要であり、或いは弁別装置のスペクトル特
性とFSK出力との能動整合を行うために何らかの形態
のフィードバック制御ループが必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マッハゼンダー干渉計
の形態をとる弁別装置のスペクトル特性を整合するため
に注入レーザのFSK出力周波数を調整するフィードバ
ック信号を導出する1つの方法は、文献(E.G.Bryant氏
他、Br Telecom Technol J Vol 8 No2 18 〜26頁、1990
年4月)に説明されている。この方法は注入レーザの中
心周波数を低い周波数で変調し、注入レーザバイアス電
流を調整するフィードバック制御信号を生成するために
マッハゼンダー干渉計の出力の結果的に生じた変調を使
用することを含む。この方法の欠点はフィードバックシ
ステムが2つの可能な動作条件を与えることである。す
なわち、その1つは、高い周波数のFSKビットが高レ
ベルのIMビットとして弁別装置によって伝送されるよ
うに動作する、もう1つは、低レベルのIMビットとし
て伝送される。
【0005】本発明の一般的な目的は、前述のような型
式のあいまいさが回避され、そのフィードバックループ
において応答が非常に遅いために個々のデータビットを
分析できないモニタフォトダイオードを付加的に使用で
きる光送信装置の変調を行うことができるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、デジタ
ル変調信号の供給に応じて周波数偏位方式(FSK)の
光出力を供給するように構成された光源を含む光送信装
置が設けられ、FSK出力は光出力の変調をFSKから
強度変調(IM)に変換するために光弁別装置を通って
供給され、光送信装置は光源のFSK光出力の中心周波
数と光弁別装置の光学フィルタ特性の周波数スペクトル
の間のスペクトル関係を調整するように構成されたフィ
ードバック制御ループを含み、フィードバック制御ルー
プは光源に供給されたデジタル変調信号を振幅変調する
手段を含むことを特徴とする。
【0007】例えば、マッハゼンダー干渉計がそのアー
ムの1つの光路長を調整することによって弁別装置とし
て使用されているとき、フィードバックループは弁別装
置のスペクトル特性を調整するように動作することがで
きる。その代りに、例えば、注入レーザが光源としてそ
の平均駆動電流またはその温度を調整することによって
使用されているとき、フィードバックループは光源の動
作を調整するために使用できる。
【0008】本発明はまた、光弁別装置を通過する信号
の伝送によってデジタル的に変調された光源の周波数偏
位方式(FSK)の出力信号を強度変調(IM)の出力
信号に変換する方法を提供し、それにおいて弁別装置の
光出力の位相に関係した強度変調を生じるためにFSK
出力信号の高周波数ビットと低周波数ビットの間の異な
る周波数に対して変調が行われ、位相に関係した強度変
調された出力は光源のFSK光出力信号の中心周波数と
光弁別装置の光学フィルタ特性の周波数スペクトルとの
間のスペクトル関係を調整するためにフィードバックル
ープにおいて使用される。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、電流駆動装置1 はバイア
ス電流を注入レーザ2 に供給する。2進データは自動利
得制御回路4 に対する端子3 に供給され、レーザ2 を駆
動するために駆動装置1 からのバイアス電流に付加され
る変調電流を供給する。レーザ2 の光出力は光ファイバ
マッハゼンダー干渉計5 に供給される。干渉計は一方が
送信装置の光出力であり、他方がモニタフォトダイオー
ド6 を照射する2つの光出力を有する。モニタフォトダ
イオード6 の電気出力は入力増幅器7aと、混合器7bと、
出力増幅器7cを含む同期検出器7 の信号入力に供給され
る。同期検出器7 への位相基準入力は信号を自動利得制
御回路4 に供給してその利得値を変調する低周波数発振
器8 からその混合器7bに供給される。同期検出器7 の出
力増幅器7cの出力はバイアス電流駆動装置1 に供給さ
れ、それはその駆動装置によって供給されたバイアス電
流の大きさを調整するために使用される。約5GHzの
FSKの周波数差を有するシステム動作に対して、干渉
計の2つのアームのファイバ長の適切な差は典型的には
20mm程度である。
【0010】レーザ2 のレーザ出力周波数はレーザを通
って流れる電流に依存する。この電流は駆動装置1 から
誘起された安定した成分およびデータ入力端子3 から誘
起されたデータ変調された成分の2つの成分を有する。
駆動装置1 からの安定した成分の大きさはレーザ出力の
中心周波数を決定し、自動利得制御回路4 によって与え
られた電流振幅は反対のデータ符号のデータビット間の
レーザ出力の周波数偏位の大きさを決定する。データが
発振器8 からの何等変調信号が存在しないとき端子3 に
供給されると、データ1ビットはモニタフォトダイオー
ド6 に入射される一定のレベルの出力パワーを生成し、
データ0ビットは通常第1のレベルと異なる別のレベル
を生成する。もしデータが平衡されたコードデータであ
り、フォトダイオードの応答は本質的に十分に遅いか、
或いはその電気出力がローパスフィルタを通って供給さ
れたならば、光検出器の出力はデータ0レベルとデータ
1レベルの間の平均に対応する。発振器8 からの出力は
自動利得制御回路4 によって与えられた利得、すなわち
データ1ビットとデータ0ビットの周波数差を変調す
る。これはモニタフォトダイオードに入射したデータ1
およびデータ0出力光パワーレベルを変調する。もしモ
ニタフォトダイオードの応答時間に関して十分に低い周
波数で動作するとすれば(ローパスフィルタを有する場
合を含む)、発振器の変調はモニタフォトダイオードの
電気出力の変調を生成し、その変調深度および発振器変
調に関する位相は後に詳細に説明されるようにマッハゼ
ンダー干渉計のスペクトル伝送特性に関する中心周波数
の値に依存する。位相関係は同期検出器7 によって決定
され、駆動装置1 により供給された電流出力の大きさを
調整するために用いられたフィードバック信号を生成
し、特にマッハゼンダー特性の特定点の中心周波数を維
持する。それ故、中心周波数での入力ポートの1つに入
射されたパワーはその2つの出力ポート間に等しく分割
される。
【0011】図1の光送信装置は前に参照されたE.G.Br
yant氏他の送信装置と多くの表面的な類似点を有する
が、また多くの著しい相違を有する。2つの送信装置と
その動作モードとの比較が図2を参照して以下説明され
る。
【0012】図2は関数y=sin2 xのグラフであ
り、すなわち周波数xの関数として出力点の1つから現
れる損失および分散のないマッハゼンダー干渉計の1つ
の入力点に入射した光パワー入力の比を示す。
【0013】Aはx=0のときのyの値である。
【0014】Bはx=π/10であるときのyの値であ
る。
【0015】Cはx=2π/10であるときのyの値で
ある。
【0016】順番に、D,E,F,G,H,J,K,L
を経て周波数xを等しくインクレメントされる。
【0017】この場合、Lはx=πであるときのyの値
である。
【0018】FSKをIMに変換する最適の中心周波数
は動作点F* またはF´に対応する周波数であり、最適
な周波数偏位は動作点A* とL* またはL* とA´に対
応する正および負のFSK周波数を与えることである。
しかしながら、中心周波数が動作点A* またはL* に対
応する周波数にドリフトしても、干渉計は明らかにFS
KのIMへの変換はない。なぜなら、FSKビットは干
渉計の単一出力ポートからの光パワー出力の同じ強度を
生成するからである。
【0019】E.G.Bryant氏他の送信装置において、図1
の発振器8 は自動利得制御回路4 の利得ではなく駆動装
置1 の電流出力を変調するために使用され、モニタフォ
トダイオード6 の電気出力はエンベロープ検出器(図示
せず)を介して同期検出器7の入力に供給される。この
モニタフォトダイオードはエンベロープ検出器を与えて
いるため、それはビット速度の比較的高い周波数に応答
することが可能でなければならない。
【0020】例によって検討すると、中心周波数に関し
て、発振器8 によって与えられたバイアス変調のないと
き、最適な中心周波数の動作点F*ではなく動作点E*
に対応する中心周波数を与えると仮定する。さらにFS
Kの振幅は最適な中心周波数の動作点に対する最適値で
あると仮定する。この場合、動作点E* に対応する中心
周波数に関して、正および負の偏位FSK周波数は発振
器8 からの変調信号が全くない場合において動作点B**
とK* に対応する。モニタフォトダイオードの応答特性
の生じたエンベロープの振幅はレベルBとKの間にあ
る。
【0021】中心周波数を動作点E* に対応する値から
動作点F* に対応する値に一時的に上昇させる量だけ駆
動装置1 によって供給されたバイアス電流を一時的に上
昇させる発振器8 からの変調信号の存在において、FS
K周波数は動作点A* とL* に対応する値を有する。モ
ニタフォトダイオードの応答特性の結果的に生じたエン
ベロープの振幅はレベルBとKの間からレベルAとLの
間に一時的に拡大する。その後、発振器8 は中心周波数
を動作点D* に対応する値に一時的に減少させる量だけ
駆動装置によって供給されたバイアス電流を一時的に減
少するとき、FSK周波数は動作点C**とJ* に対応す
る値にある。したがって、エンベロープの振幅はレベル
CとJの間に減少され、発振器8 からの信号のないとき
に生成された振幅よりも小さい振幅である。したがっ
て、発振器8 からの信号のないときに動作点E* に対応
する値の中心周波数に関して、駆動装置によって供給さ
れた駆動電流を変調するためのそのような信号の負担は
駆動装置1 によって供給された駆動電流変調と同位相に
あるモニタフォトダイオードの出力のエンベロープの振
幅の変調を生じることが見られる。
【0022】動作点G* に対応する値の中心周波数に関
する解析を繰返すことによって、同様のエンベロープの
振幅変調が生成されるが、この場合に、駆動装置1 によ
って供給された駆動電流変調と逆位相にあることが明ら
かである。E.G.Bryant氏他の送信装置は動作点F* に対
応する最適値の直ぐ下の中心周波数と、最適値の中心周
波数を安定にするためにフィードバック制御信号を供給
する最適値の直ぐ上の中心周波数との位相関係のこの変
化を利用する。この方法の欠点は同位相関係になる同様
の変化が動作点F´に対応する最適値の直ぐ下の中心周
波数と、最適値の直ぐ上の中心周波数の間に存在するこ
とであることがさらに別の解析によって明らかになる。
エンベロープは中心周波数が最適周波数の下であると
き、例えば動作点F´に対応する最適な周波数よりも低
い周波数にある動作点G´に対応する値を有する周波数
であるとき同位相であり、エンベロープは中心周波数が
高いとき、例えば動作点E´に対応する値を有する周波
数であるときに逆位相であることが実証できる。したが
って、この形態の安定化は動作点F* に対応する周波数
に関して動作点F´に対応する中心周波数で安定にされ
るように均等に十分に動作することが可能である。これ
らの最適な周波数の1つで中心周波数を安定にすること
は高周波数FSKビットが高い強度のIMビットに変換
されるFSKからIMへの変換を生じる。一方、他の理
想的な値での中心周波数の安定化は高い周波数のFSK
ビットが低い強度のIMビットに変換される役割の逆転
を生じる。そのような役割逆転の生じる可能性は重要な
問題になることがある。
【0023】再び本発明の送信装置を説明する。図1を
参照して特に説明されるように、発振器8 の出力は駆動
装置1 に供給されないで、代りに自動利得制御回路4 に
供給される。発振器8 から自動利得制御回路4 への信号
が存在しない場合において、中心周波数は動作点F*
対応する最適な中心周波数ではなく動作点E* に対応す
る値にあると再び仮定する。さらに、自動利得制御回路
4 の出力の振幅は動作点F* に対応する最適な中心周波
数に適しているFSK振幅を与える。これらの条件下
で、FSK周波数は動作点B**とK* に対応する値であ
る。したがって、モニタフォトダイオードに入射した光
の強度はレベルBとKの間で切替えられるので、その平
均レベルはレベルFである。
【0024】自動利得制御回路4 によって与えられた利
得を一時的に増加させる発振器8 からの変調信号の存在
において、正のFSK周波数は動作点K* ではなく動作
点L* に対応する値を有し、負のFSK周波数は動作点
**ではなく動作点C**に対応する値を有する。したが
って、モニタフォトダイオードに入射した光の強度はレ
ベルCとLの間において切替えられるので、その平均レ
ベルはレベルFよりもわずかに大きい。自動利得制御回
路4 によって与えられた利得を減少する発振器からの変
調信号の存在において、FSK周波数は動作点A* とJ
* に対応する値を有し、モニタフォトダイオードに入射
した光の平均光レベルはレベルFよりもわずかに低いレ
ベルにあることが対応して実証される。したがって、動
作点F* に対応する最適値より僅かに低い中心周波数に
関して、自動利得制御回路4 によって与えられた利得の
変調はモニタフォトダイオード6 に入射した光のレベル
の平均値の対応する変調を生じ、この変調は発振器8 に
よって生じた変調と同位相にあることが認められる。
【0025】同様の変調に関する状態の対応する解析
は、中心周波数が動作点F* に対応する最適周波数より
わずかに高い値を有するときに、モニタフォトダイオー
ドに入射した光の平均レベルの結果的に生じた変調が発
振器8 によって生じた変調と逆位相にあることを明らか
にする。
【0026】解析を続けると、発振器8 によって生じた
変調は中心周波数が動作点F* に対応する最適値にある
ときにモニタフォトダイオードに入射した光の平均レベ
ルの変調を生じさせないことを示す。さらに、中心周波
数が動作点F* に対応する最適値より高い値にあるとき
生じる逆位相変調は、動作点L* に対応する値に増加さ
れ、その後、中心周波数の値の別の増加が動作点F´に
対応する中心周波数値でゼロに再び減少されるまで振幅
の順次識別を生じることを示す。
【0027】図1の送信装置の場合において、同期検出
器7 の出力とバイアス電流駆動装置1 の間の接続によっ
て設けられたフィードバック通路は高周波数FSKビッ
トが高強度IMビットに変換されるか、低強度IMビッ
トに変換されるかを必然的に決定する。これは同期検出
器からの出力信号の符号によって駆動装置1 によって供
給されたバイアス電流の大きさを増加させるために動作
することによる。
【0028】図1の送信装置の動作の上記解析におい
て、発振器8 からの出力のないとき、FSKの振幅は中
心周波数が最適値にあるときに最適値であることが仮定
される。したがって、もし最適な中心周波数が動作点F
* に対応する値にあるならば、FSKの振幅は動作点A
* とL* に対応する値を有するFSK周波数を与えると
仮定される。解析はFSKの振幅が完全に最適ではな
い、すなわち最適値よりわずかに大きいか或いはそれよ
りもわずかに小さいときフィードバックが同様に動作す
ることを示すために拡張できる。最適な状態よりもわず
かに小さい状態は例えば発振器8 からの出力のないとき
に周波数差を生成するFSK変調について検討すること
によって解析できる。その対応する動作点はπではなく
図2のx軸において4π/5だけ分離される。同様に、
最適な状態よりもわずかに大きい状態は周波数差を生成
するFSK変調について検討することによって解析でき
る。その対応する動作点はπではなくx軸において6π
/5だけ分離される。
【0029】したがって、第1のフィードバック制御ル
ープと共働する第2のフィードバック制御ループを図1
の送信装置に付加することが可能であるので、第1のフ
ィードバック制御ループは中心周波数を調整するように
動作し、第2のフィードバック制御ループはFSK振幅
を調整するように動作する。
【0030】第2のフィードバック制御ループを有する
そのような送信装置の実施例が図3に示されている。こ
の送信装置は図1の送信装置の全ての部品(これらは前
述のように同じ参照番号で示されている)を有し、発振
器8 の周波数と異なる周波数で動作する第2の低周波数
発振器30および入力発振器31a と、混合器31b と、出力
増幅器31c とを含む第2の同期検出器31を付加的に有す
る。
【0031】この実施例において、モニタフォトダイオ
ード6 の電気出力は同期検出器7 の信号入力だけではな
く、同期検出器31の信号入力にも供給される。同期検出
器31への位相基準入力は低周波数発振器30からその混合
器31b に供給され、さらにバイアス電流の振幅を変調す
るために信号をバイアス電流駆動装置1 に供給する。同
期検出器31の出力増幅器31c の出力は自動利得制御回路
4 に供給され、この回路が与える利得の平均振幅を調整
するために使用される。
【0032】第2のフィードバックループの動作を理解
するために、同期検出器31を含むループは同期検出器7
の出力が駆動装置1 の平均バイアス電流出力を調整し、
図2中の動作点F* に対応する中心周波数を与えるため
に使用されてとこの例で仮定する。発振器30の出力の振
幅が動作点G* に対応する中心周波数を与える最大値と
動作点E* に対応する中心周波数を与える最小値の間の
駆動装置1 により供給されたバイアス電流をサイクルす
るような振幅であるとさらに仮定する。自動利得回路4
により与えられた利得の平均値はFSK周波数差を生成
するならば、その対応する動作点は図2のx軸において
πだけ分離されており(したがって中心周波数がその最
適値にあるときに最適なFSK周波数差を生成する)、
発振器30は最低値で駆動装置1 によって供給されたバイ
アス電流を一時的に維持しながら(したがって動作点G
* に対応する中心周波数を与える)、FSK周波数の平
均値は動作点B* とK´に対応する。これらの条件下
で、モニタフォトダイオード6 に入射した光の強度はレ
ベルBとKの間で切替えられる。したがって、平均レベ
ルはレベルFである。
【0033】平均値にある駆動装置1 によって供給され
たバイアス電流を一時的に維持するように発振器30の出
力の値を変化することによって(それによって動作点F
* に対応する中心周波数を与える)、FSK周波数の平
均値を動作点A* とL* に対応する値に変化する。これ
らの条件下で、モニタフォトダイオード6 に入射した光
の強度はレベルAとLの間で切替えられる。したがっ
て、この強度の平均レベルは再びレベルFである。
【0034】発振器30の出力の値はその最小値にあるバ
イアス電流を一時的に維持するとき、切替えは強度レベ
ルBとKの間において行われ、結果的にモニタフォトダ
イオード6 に入射した光の強度の平均レベルはレベルF
のままである。
【0035】したがって、FSK周波数差はその対応す
る動作点が図2のx軸上でπだけ分離される値を有し、
発振器30から駆動装置1 に供給された信号によるその最
適値(動作点F* に対応する)に関する中心周波数の変
調はモニタフォトダイオードに入射した光の強度の平均
レベルの対応する変調を生成しない。
【0036】この減少したFSK周波数差に関して、バ
イアス電流がその最小値(動作点E* に対応する)にあ
るときモニタフォトダイオードに入射した光の強度のレ
ベルをレベルBとKの間で切替え、バイアス電流がその
中間値にあるときそのレベルをレベルAとJの間で切替
え、バイアス電流がその最大値にあるときそのレベルを
レベルBとHの間で切替えることが上記解析において4
π/5だけ分離された動作点に対応する値を有するFS
K周波数差の置換によって明らかにされる。レベルBと
Hの平均値はレベルAとJの平均値よりも少なく、この
レベルAとJの平均値はレベルBとKの平均値よりも小
さい。結果的に、FSK周波数差は中心周波数の最適値
による動作のために最適値よりもわずかに少ない値を有
するならば、発振器30から駆動装置1 に供給された信号
によるその最適値に関する中心周波数の変調は発振器30
の信号と同位相にあるモニタフォトダイオードに入射し
た光の強度の平均レベルの変調を生成する。
【0037】6π/5だけ分離された動作点に対応する
値を有するFSK周波数差の置換は、もしFSK周波数
差が中心周波数の最適値による動作のために最適値より
もわずかに大きい値を有するならば、発振器30から駆動
装置1 に供給された信号によるその最適値に関する中心
周波数の変調は発振器30の信号と逆位相にあるモニタフ
ォトダイオードに入射した光の強度の平均レベルの変調
を生成することを示す。 図1および図3の上記特定の
実施例において、FSK中心周波数の調整はレーザ2 に
供給されたバイアス電流の振幅の調整によって達成され
た。この中心周波数の調整を達成する代りの方法はバイ
アス電流の増加が中心周波数を増加させ、温度の増加は
中心周波数を減少させることを念願において、レーザの
温度を調整することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例の第1の光送信装置の
概略図。
【図2】図1の光送信装置の1部分を形成するマッハゼ
ンダー干渉計のスペクトル伝送特性の1部分を示すグラ
フ。
【図3】本発明の好ましい実施例の第2の光送信装置の
概略図。
【符号の説明】
1 …電流駆動装置、2 …注入レーザ、4 …自動利得制御
回路、5 …マッハゼンダー干渉計、6 …モニタフォトダ
イオード。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル変調信号の供給に応答して周波
    数偏位(FSK)方式の光出力を供給するように構成さ
    れている光源と、光出力の変調をFSKから強度変調
    (IM)へ変換するためにFSK出力が供給される光弁
    別装置とを具備し、光源のFSK光出力の中心周波数と
    光弁別装置の光学フィルタ特性の周波数スペクトルとの
    スペクトル関係を調整するように構成され、光源に供給
    されたデジタル変調信号を振幅変調する手段を備えてい
    る第1のフィードバック制御ループを具備していること
    を特徴とする光送信装置。
  2. 【請求項2】 光弁別装置は光ファイバマッハゼンダー
    干渉計である請求項1記載の光送信装置。
  3. 【請求項3】 光弁別装置の光学フィルタ特性に関して
    反対のデータ符号のFSKデータビット間の周波数差の
    大きさを調整するように構成されている第2のフィード
    バックループを具備している請求項1記載の光送信装
    置。
  4. 【請求項4】 第1のフィードバックループは光源のF
    SK光出力の中心周波数を調整するように構成されてい
    る請求項1記載の光送信装置。
  5. 【請求項5】 光弁別装置の光学フィルタ特性に関して
    反対のデータ符号のFSKデータビット間の周波数差の
    大きさを調整するように構成されている第2のフィード
    バックループを具備している請求項4記載の光送信装
    置。
  6. 【請求項6】 第2のフィードバックループはFSK光
    出力の中心周波数を変調する方法によって光源の動作を
    変調する手段を備えている請求項5記載の光送信装置。
  7. 【請求項7】 光弁別装置を通過する信号の伝送によっ
    てデジタル的に変調された光源の周波数偏位方式の出力
    信号を強度変調の出力信号に変換する方法において、 弁別装置の光出力の位相に関係した強度変調を生成する
    ためにFSK出力信号の高い周波数ビットと低い周波数
    ビットの異なる周波数について変調が行われ、位相に関
    係した強度変調された出力は光源のFSK光出力信号の
    中心周波数と光弁別装置の光学フィルタ特性の周波数ス
    ペクトルとの間のスペクトル関係を調整するためにフィ
    ードバックループ中で使用されることを特徴とする変調
    方法。
  8. 【請求項8】 異なる周波数に対して行われる前記変調
    はそれと異なる変調周波数による第2の変調と共同して
    行われ、第2の変調は異なる周波数の平均値を調整する
    ために第2のフィードバックループに使用される弁別装
    置の光出力の前記異なる変調周波数で位相に関係した強
    度変調を生成するために光源の中心周波数に対して行わ
    れる請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記位相に関係した強度出力は光源の中
    心周波数を調整するためにフィードバックループ中で使
    用される請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 異なる周波数に対して行われる前記変
    調はそれと異なる変調周波数による第2の変調と共同し
    て行われ、第2の変調は異なる周波数の平均値を調整す
    るために第2のフィードバックループで使用される弁別
    装置の光出力の前記異なる変調周波数における位相に関
    係した強度変調を生成するために光源の中心周波数に対
    して行われる請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 光源は注入レーザであり、フィードバ
    ックループは前記レーザに供給されたバイアス電流の平
    均レベルの調整によってその中心周波数を調整する請求
    項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 異なる周波数に対して行われる前記変
    調はそれと異なる変調周波数による第2の変調と共同し
    て行われ、第2の変調は異なる周波数の平均値を調整す
    るために第2のフィードバックループで使用される弁別
    装置の光出力の前記異なる変調周波数における位相に関
    係した強度変調を生成するために光源の中心周波数に対
    して行われる請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 光源は注入レーザであり、フィードバ
    ックループはレーザの温度の調整によってその中心周波
    数を調整する請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 異なる周波数に対して行われる前記変
    調はそれと異なる変調周波数による第2の変調と共同し
    て行われ、第2の変調は異なる周波数の平均値を調整す
    るために第2のフィードバックループに使用される弁別
    装置の光出力の前記異なる変調周波数における位相に関
    係した強度変調を生成するために光源の中心周波数に対
    して行われる請求項13記載の方法。
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