JPH0677844B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH0677844B2
JPH0677844B2 JP62250338A JP25033887A JPH0677844B2 JP H0677844 B2 JPH0677844 B2 JP H0677844B2 JP 62250338 A JP62250338 A JP 62250338A JP 25033887 A JP25033887 A JP 25033887A JP H0677844 B2 JPH0677844 B2 JP H0677844B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、部品をほぼ水平方向に搬送して目的個所へ
供給する部品供給装置に関するもので、狭い場所や鉄粉
などの不純物の多い個所に適用するとより効果的であ
る。
(ロ)従来の技術 従来技術としては、私の発明である昭和60年12月14日付
出願の特願昭60−281752号(特開昭62−142085号)「ス
ポット溶接機の部品供給装置」および昭和61年2月22日
付出願の特願昭61−37582号(特開昭62−197283号)
「スポット溶接機の部品供給装置」などが挙げられる。
これらはロツド状のガイド部材がガイド溝内を摺動進退
するもので、2本のガイド部材の長短差で形成された部
品保持部に部品を載置して移動させるようになつてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上述の従来技術においては、ガイド溝を形成する長尺な
部材を目的個所まで架設する必要があるため、それなり
のスペースを確保しなければならず、周辺の機器や配
管、配線類などとの関連で採用が困難となる場合があ
る。また、ガイド溝の中に鉄粉のような不純物が侵入し
てその排除に手間がかかる。さらに重要な点は、部品保
持部には部品が単に載置されているだけであるから、移
送中の保持安定性に不安があり、目的個所に対する部品
到達も移送中の不安定さによつて確実性が完全に得られ
ない恐れがある。
(ニ)問題を解決するための手段とその作用 本発明は、以上に述べた問題点を解決するために提供さ
れたもので、ほぼ水平方向に進退する主ロッドと副ロッ
ドとを主ロッドが上側の位置となるように摺動可能な状
態で組み合わせ、両ロッドの先端部は主ロッドの方が副
ロッドよりも突出した長さとし、主ロッドの突出してい
る部分に部品を吸着保持するマグネットを取付け、ガイ
ド機能を果たす枠部材から両ロッドだけが空間中へ進出
するように前記枠部材の位置を設定し、主ロッドに保持
された部品が目的個所のわずか上位において停止するよ
うに両ロッドの上下位置を定め、両ロッドの相対摺動に
よってマグネットを部品から離隔させて部品の吸着保持
を解除して部品を目的箇所に落下させることを特徴と
し、両ロッドだけが枠部材から空間中を進出し、マグネ
ットによる確実な部品保持状態で目的箇所のわずか上位
まで移動させ、それに引続いてマグネットを非作用位置
に離隔させることによって、部品の吸着保持を解除して
目的箇所への落下供給を完了するものである。
(ホ)実施例 先ず、第1図〜第7図の実施例について説明する。この
実施例における部品は符号1で示されているように溶着
用突起を有するプロジェクションナットである。主ロッ
ド2と副ロッド3とは摺動可能な状態で組合わされ、図
示のごとく主ロッド2が副ロッド3の上側に位置してお
り、ほぼ水平方向の姿勢で配置され、ガイド機能を果た
す枠部材4で保持されている。この枠部材は両ロッドだ
けが空間中へ進出するようにその位置が設定されてい
る。両ロッドの先端部は主ロッド2の方が副ロッド3よ
りも突出した長さとされ、主ロッド2の突出している箇
所にマグネット(永久磁石)5が埋設してある。
静止部材上に固定した送給シリンダ6は圧縮空気で作動
させるのが適当で、そのピストンロツド7は副ロツド3
に結合してある。また、副ロツド3上に固定した補助シ
リンダ8も圧縮空気で作動させるのが適当で、そのピス
トンロツド9は主ロツド2に結合してある。補助シリン
ダ8は主ロツド2を後退させる役割を果すもので、これ
に代るものとしては電磁ソレノイドなどがある。
この実施例は、相手方の板金部品10にナツト1をスポツ
ト溶接する場合であつて、固定電極11上にガイドピン12
の貫通を受けた状態で板金部品10が載置され、固定電極
11と同軸上に可動電極13が設置されている。この実施例
では、ナット1の供給目的箇所がガイドピン12であり、
第1図〜第4図から明らかなように主ロッドに保持され
た部品が目的箇所のわずか上位において停止するように
両ロッドの上下位置が設定されている。
第1図は、ナツト1がマグネット5に吸着保持され、し
かも副ロツド3の前端面とも密接しているところであつ
て、ここで送給シリンダ6が作動すると、両ロツド2,3
は相対変位をすることなく一体となつて前進する。ナツ
ト1のねじ孔とガイドピン12とが合致する位置に来る
と、送給ロツド3の前進は停止して第3図のような状態
となる。すなわち、目的箇所のわずか上位において停止
している。
つぎに、補助シリンダ8の作動で主ロツド2が右方へ摺
動させられると、ナツト1は副ロツド3の前端面で停止
させられたまま主ロツド2だけが右動することとなり、
したがつてマグネツト5がナツト1から離隔させられ、
ナツト1の吸着保持力が消去されるので、第4図のよう
にナツト1が落下してガイドピン12と合致した状態とな
る。
その後、両ロツドが後退してから可動電極13が下降して
来るとナツト溶接が完了するのである。
ナツト1をマグネツト5に吸着保持させる手段について
説明すると、ナツト1を導いて来る断面コ字型のシユー
タ14の両側壁板15,16の前端部を切欠いて両ロツドの通
過部17,18を形成し、シユータ14の前端にはストツパ板1
9を設置してある。第5図と第7図に図示してあるが、
軸受片20,21をシユータ14の下部に固定し、これら軸受
片20,21に取付けた枢軸22に開閉板23を固定してある。
枢軸22にはつる巻きコイルばね(図示していない)が組
付けられており、その弾力が第7図実線図示のように閉
じた状態を維持するようになつており、ナツト1が押出
されて行く過渡期には第7図二点鎖線図示のように開閉
板23が押開けられる。
ストツパ板19にはめ込んだ別のマグネツト24は、シユー
タ14内を移動して来たナツトをストツパ板19に密着させ
て位置決めを行なわせるもので、他方、開閉板23は副ロ
ツド3の前端面がナツト1に密着するまでナツト1のず
れ止めを果している。すなわち、第7図の状態から両ロ
ツド2,3が左方へ前進して来たときに、ナツト1が副ロ
ツド3の前端面に密着しないで主ロツドのマグネツト5
によつて左方へ押されようとするのであるが、開閉板23
やマグネツト24の拘束機能(一時的な係止機能)によつ
て副ロツド3の前端面がナツト1に密着するまでナツト
1がほぼその位置に停止しているのである。
以上に説明した実施例は、部品すなわちナツトが所定の
位置に移動してからマグネツトの吸着保持力を解除する
形式のものであるが、第8図のものはナツトが所定の位
置の直前に来たときに前記保持力の解除がなされる形式
のものである。すなわち、主ロツド2と副ロツド3との
間に図示のように圧縮コイルばね25を介装して主ロツド
2に押出し方向の弾力を作用させ、副ロツド3に固定し
た規制ピン26が主ロツド2の長孔27の右端に当たつてい
ることによつて、前記ばね25の弾力が受止められてい
る。また、主ロツド2に固定したストツパピン28は両ロ
ツドが前進したときに枠部材4に当たるようになつてい
る。
第8図の状態から送給シリンダ6が作動すると、副ロツ
ド3は主ロツド2を載せてナツト1を吸着保持したまま
左方へ前進し、ナツト1が目的個所の近くまで来ると、
ストツパピン28が枠部材4に衝合するために主ロツド2
の前進はここで停止するが、副ロツド3は規制ピン26が
長孔27内を移動するので、ナツト1はマグネツト5に摺
動しながら押出されて行くのである。このときに前述の
ようにナツト1がマグネツト5から相対的に離隔して行
くのである。
第9図および第10図は主ロツド2がパイプ状の副ロツド
3内に収容されている場合であつて、吸着保持を良好に
するために、主ロツド2には平面部29が形成してある。
第11図はフランジ30を有するボルト31を扱う場合の実施
例である。
第12図の符号35は、両側にフランジ36,37を有する長方
形の板金部品で、このようなものを扱うときには第13図
のような主ロツド2と副ロツド3を設置し、板金部品35
の保持安定性を良くするために、マグネツト5を2個と
り付けたものである。
なお、主・副両ロツドはステンレス鋼材で作るのが適当
であり、また、両ロツドの挙動は進退動作だけではな
く、回動運動(スイング運動)を行なわせてもよい。
(ヘ)効 果 本発明によれば、主ロッドが副ロッドの上側に配置さ
れ、突出状態にある主ロッドにマグネットを取付けて、
そこに部品を吸着すると共にガイド機能を果たす枠部材
から両ロッドだけが空間中へ進出するように前記枠部材
の位置を設定したものであるから、部品は空中を移送さ
せることができ、従来例のようなガイド溝を特別に設け
る必要がなく、スペースや周辺機器に関する問題を回避
することが可能となる。この点は、狭い箇所に部品を差
し入れるようなば場合に極めて重要である。そして、ガ
イド溝が不要であるから溝内の保守管理の煩わしさがな
くなる。両ロッドが前進するときには、部品が吸着保持
の状態となっているので、移送中の保持安定性が良好
で、不用意に部品が落下したりするようなことがない。
さらに、部品が所定の箇所に来たときには、部品が目的
箇所のわずか上位において停止するように両ロッドの高
さ位置を定め、主・副両ロッドの相対摺動によって、マ
グネットが部品から離隔させられる方式であるから、部
品の保持力を確実に消去することができ、部品の離脱を
確実に達成することがでる。同時に、部品を目的箇所へ
わずかな高さ位置から落下させる方式となるので、特別
な機構を採用することもなく、信頼性の高い部品供給が
得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例で、第1図は全体的な側面図、第
2図は第1図の(2)−(2)断面図、第3図および第
4図は部分的な側面図、第5図は部分的な平面図、第6
図はシユータ端部の立体図、第7図は第5図の(7)−
(7)断面図、第8図は他の実施例を示す側面図、第9
図は部分的な側面図、第10図は正面図、第11図は側面
図、第12図は他の部品の立体図、第13図は側面図であ
る。 2……主ロツド、3……副ロツド、5……マグネツト、
4……枠部材1,31,35……部品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平方向に進退する主ロッドと副ロッ
    ドとを主ロッドが上側の位置となるように摺動可能な状
    態で組み合わせ、両ロッドの先端部は主ロッドの方が副
    ロッドよりも突出した長さとし、主ロッドの突出してい
    る部分に部品を吸着保持するマグネットを取付け、ガイ
    ド機能を果たす枠部材から両ロッドだけが空間中へ進出
    するように前記枠部材の位置を設定し、主ロッドに保持
    された部品が目的箇所のわずか上位において停止するよ
    うに両ロッドの上下位置を定め、両ロッドの相対摺動に
    よってマグネットを部品から離隔させて部品の吸着保持
    を解除して部品を目的箇所に落下させることを特徴とす
    る部品供給装置。
JP62250338A 1987-10-03 1987-10-03 部品供給装置 Expired - Fee Related JPH0677844B2 (ja)

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