JPH067748A - 果実そ菜類の選別方法 - Google Patents
果実そ菜類の選別方法Info
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- JPH067748A JPH067748A JP12227693A JP12227693A JPH067748A JP H067748 A JPH067748 A JP H067748A JP 12227693 A JP12227693 A JP 12227693A JP 12227693 A JP12227693 A JP 12227693A JP H067748 A JPH067748 A JP H067748A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 箱詰めされた被選別物の大きさが揃い見栄え
のする商品として出荷することができる上に、例えば胴
回り（果径）が同じで高さが異なる被選別物の生産者へ
の代価を公正に評価できる果実そ菜類の選別方法を提供
する。 【構成】被選別物としての果実そ菜類を選別コンベアの
多数のトレー装置上に１個ずつ載せて搬送し、搬送途中
に電子秤により被選別物の重量を計測して重量信号を出
力すると共にセンサにより被選別物の形状を計測して形
状信号を出力し、演算装置では、前記夫々の信号から被
選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを
行なうと共に、この重量による階級判定結果を代価精算
のための個数計数データとして処理し、且つ形状による
階級判定結果を仕分け排出信号として出力し、この仕分
け排出信号に基づいて被選別物を選別する。
のする商品として出荷することができる上に、例えば胴
回り（果径）が同じで高さが異なる被選別物の生産者へ
の代価を公正に評価できる果実そ菜類の選別方法を提供
する。 【構成】被選別物としての果実そ菜類を選別コンベアの
多数のトレー装置上に１個ずつ載せて搬送し、搬送途中
に電子秤により被選別物の重量を計測して重量信号を出
力すると共にセンサにより被選別物の形状を計測して形
状信号を出力し、演算装置では、前記夫々の信号から被
選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを
行なうと共に、この重量による階級判定結果を代価精算
のための個数計数データとして処理し、且つ形状による
階級判定結果を仕分け排出信号として出力し、この仕分
け排出信号に基づいて被選別物を選別する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はりんご、桃、梨、柿、み
かん等の果実類やトマト、メロン、西瓜等のそ菜類を、
選別する選別方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】果実、そ菜類の選別規格には等級規格と
階級規格とがある。等級規格は、果実、そ菜類の品質を
示すものであり、階級規格は果実、そ菜類の大きさを示
すものである。この階級規格は形状により区分する規格
と重量により区分する規格とがある。 【０００３】そして、果実そ菜類を選別する汎用形状選
別機には多種多様のものが提案されてきたが、この種の
装置で実情に合致して現在実用化されている代表的な例
としては、機械的接触式二点間計測型（俗称スキマ型）
の形状選果機（特公昭56-38268号公報、実開昭51-86448
号公報）や、球状の全周面接触式傘型形状選別機（実公
昭39-33455号公報、実公昭56-11978号公報）や、非接触
で外径を計測する光線式選別機（実公昭56-33957号公
報、特開昭55-29760号公報）や、テレビカメラを用いて
撮像し面積を算出する形状選別機（実公昭56-11980号公
報）等が公知のものとしてある。 【０００４】前記接触式二点間計測型のものは、第１図
に示す如く果実そ菜類を横向きにしてその胴径を二点間
の間隙Ｄで計測するものである。 【０００５】次に、前記全周面接触式のものは、第２，
３図の如く果実そ菜類を垂直にして傘型に入れるもので
ある。 【０００６】また、前記光線式選別機は、非接触で計測
して選別するので果実そ菜類に損傷を与えない特徴があ
って、今日の形状選別機の主流をなし広く普及しつつあ
る。この装置では、計測位置が進行方向（長さ）と巾方
向とに限定されるので果実そ菜類は、垂直にのせて搬送
しなければならない。従って、第４図に示す如く果実そ
菜類が天地回転して排出される。カメラ式もまたこれと
同様である。 【０００７】これらの形状選別機夫々は、いずれも搬送
装置（一般にバケットコンベア又は選別コンベアとい
う）と対をなした計測装置により専用の測定を行なうよ
うになした機構であり、他の計測装置とは組合せられな
い。そしてこれらの装置は、選別する果実そ菜類の形状
とともに重量も計測できるように構成する思想は示され
ていない。 【０００８】一方重量式の選果機は、年々改良され近年
電子秤を利用したものが開発され実用化されつつある。
この重量式の選果機は、構造上から２つの種類に分類さ
れる。その１つの種類は、果実そ菜類をのせるバケット
（秤量容器）が平行四辺リンクをなすロバーバル機構に
支えられて秤量機構を構成したもの（実開昭53-148943
号公報、特開昭57-6321 号公報、特開昭57-12864号公
報）であり、他の種類は、バケットが単なるカップ型の
ものを秤で支えて秤量するもの（実開昭52-169957 号公
報）である。これらの装置の排出方法から分類すると第
５図の如くカップを下方に傾動させて、果実そ菜類を直
下方向に落下排出するものと、第４図の如くバケットを
側方に傾動させて果実そ菜類を側方に排出するものとが
ある。 【０００９】これらの重量選別機はいずれも、バケット
及び秤量装置が、１つの特定の目的即ち重量計測のため
にお互いに対をなす専用の装置であり、形状と重量との
両方を計測できるように構成する思想は示されていな
い。 【００１０】又、同一の品目の果実そ菜類でも地域によ
り味の濃淡即ち、糖度の高いものが好まれるところと、
若干甘酸っぱい味が好まれるところとがある。 【００１１】更に、選果場は、傾斜した山間地の生産農
家のために設置されたものと平地の生産農家のために設
置されたものとがある。 【００１２】 【発明が解決しようとする課題】このように異なる地域
で生産された果実そ菜類は、同一種類のものでも山間部
で収穫した果実そ菜類と平地で収穫した果実そ菜類とで
は、例えば胴回りが同じ大きさでも第６図に示す如く背
丈（果高）の高さが異なるとともに重量も当然ながら異
なってくる。このような果実そ菜類を形状（果径）で選
別した場合、同一階級となるため同一価格となり、従っ
て、背高の果実そ菜類を生産した農家には収穫量に対し
て対価が不当に安く支払われるという不公正さが発生す
るという問題があり、このような不公平さを是正して公
正な対価を得ることのできる選別方法の出現が生産者、
選果場から望まれている。一方、パック詰め等の箱詰包
装をする場合には、その箱詰めされた商品の見栄え上果
実そ菜類の大きさを揃えることが不可欠のため、形状で
選別することが必要であるという問題があり、形状で選
別することが選果場、市場から望まれている。 【００１３】本発明は、これらの問題点を解消するため
になされたものであり、果実そ菜類の重量による階級判
定結果に基づき代価精算を行ない得る一方、形状による
階級判定結果に基づきパック詰め等の箱詰包装を行ない
得て、生産者、選果場、市場の要望を同時に満たすこと
のできる新しい選別方法を提供することを目的とする。 【００１４】 【課題を解決するための手段】本発明は、被選別物とし
ての果実そ菜類を選別コンベアの多数のトレー装置上に
１個ずつ載せて搬送し、搬送途中に電子秤により被選別
物の重量を計測して重量信号（重量を計測して出される
信号を重量信号と称することとする。）を出力すると共
にセンサにより被選別物の形状を計測して形状信号（形
状を計測して出される信号を形状信号と称することとす
る。）を出力し、演算装置では、前記夫々の信号から被
選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを
行なうと共に、この重量による階級判定結果を代価精算
のための個数計数データとして処理し、且つ形状による
階級判定結果を仕分け排出信号として出力し、この仕分
け排出信号に基づいて被選別物を選別する果実そ菜類の
選別方法の構成である。 【００１５】 【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。 【００１６】１は選別コンベア、２はコンベアチエン、
３は選別コンベア１のトレー装置であって、コンベアチ
エン２に多数取付けられ、果実そ菜類の被選別物２３を
１個ずつ載せるものである。トレー装置３は各種の形状
に形成することができるが、その場合、該トレー装置３
の形状によってコンベアチエン２を左右に各１条設ける
場合と、中央下部に１条乃至２条設ける場合とがあり、
適宜用いることが望ましい。 【００１７】４は選別コンベア１の搬送経路途中の計測
部で被選別物２３の階級判定要素としての重量を計測し
て重量信号を出力する電子秤であり、トレー装置３の走
行路の下部にトレー装置３の下面を受ける如く設けられ
ている。この電子秤４は、電磁力平衡式又はロードセル
式等が用いられる。５は同じく計測部で被選別物２３の
階級判定要素としての平面形状を計測して形状信号を出
力するセンサとしての平面形状測定装置であり、トレー
装置３の走行路の上方に下向きに設けられ、トレー装置
３の上面を視野としてトレー装置３上の被選別物２３の
平面形状を計測する如くなしている。この平面形状測定
装置５は、好ましくはラインセンサカメラ５ａが用いら
れる。６は被選別物２３の階級判定要素としての側面形
状を計測して形状信号を出力するセンサとしての側面形
状測定装置であり、トレー装置３の走行路の側方に横向
きに設けられている。尚、本発明では、平面形状測定装
置５と側面形状測定装置６とのうちいずれか一方を用い
るものである。 【００１８】７はトレー装置３のトレー１９を所定の位
置で傾動させる排出作動装置であり、８は選別コンベア
１の仕分け部であって、該仕分け部８には階級別の受部
としての受箱８ａが設けられており、各受箱８ａには排
出作動装置７が対応している。 【００１９】排出作動装置７は、階級別の仕分け区分数
より多く設けて仕分け排出される被選別物２３の集中度
が高いと予測される区分けには該排出作動装置７を複数
個割当てて設け、複数個所から交互に受箱８ａ上に排出
する如くなして箱詰め作業者が多く配置できるようにな
している。 【００２０】９は演算装置であり、重量の階級区分値、
形状の階級区分値のプリセット回路を有しており、電子
秤４からの重量信号及び形状測定装置５、又は６からの
形状信号を夫々の規格値と比較して被選別物の重量によ
る階級判定と形状による階級判定とを行なうと共に、こ
の重量による階級判定結果を代価精算のための個数計数
データとして処理し、且つ形状による階級判定結果を仕
分け排出信号として選別コンベア１のトレー装置３の移
動と同期させて所定の排出作動装置７に出力するもので
ある。そしてこの仕分け排出信号が出力されると所定の
排出作動装置７が作動してトレー装置３のトレー１９を
傾動させ、トレー１９上の被選別物２３をその排出作動
装置７が割当てられた受箱８ａに仕分け排出するように
なっている。 【００２１】こうして、本発明では、被選別物２３の重
量による階級判定結果に基づき生産者への代価精算を行
ない得る一方、被選別物２３の形状による判定結果に基
づいて仕分け排出（選別）することによりパック詰め等
の箱詰包装を行ない得るようにしたものである。 【００２２】更に、被選別物２３の重量と形状とを計測
できるようにした選別コンベア１のトレー装置３を主と
して詳細に説明すれば、トレー装置３の本体１３は取付
部材１４に対して固着せず上下、前後、左右に若干移動
（浮動）自在に遊嵌して取付けられており、本体１３の
下部滑走面１５が電子秤４の秤量用受台としての滑走測
定レール１６上を走行する時、本体１３は取付部材１４
に対して若干浮き上った状態となり、回動自在に軸架さ
れた押しコロ１７により垂直面１８が押されて進行する
ので、電子秤４は垂直に作用する荷重だけを計測するこ
とができる。 【００２３】トレー装置３のトレー１９は、第１０、１
１、１２、１３図に示す如く本体１３の上部に取付けら
れ、係合機構２０によって本体１３を水平に自己保持
し、取付部材１４の一部に設けた解放レバー２１を排出
作動装置７の作動片２２が瞬時接触することにより水平
保持を解除し、トレー１９を本体１３と共に緩やかな傾
斜で傾動させて被選別物２３を緩やかに側方へ排出する
ものと、第１４図、第１５図、第１６図、第１７図に示
す如き別の実施例のものとがある。 【００２４】第１４、１５、１６、１７図に示すトレー
装置３のトレー１９は、本体１３に対して傾動自在に取
付けられ、この本体１３の一部にトレー１９との係合機
構２０を構成し、本体１３は傾動しない構造である。従
ってこの場合はトレー１９を複数個に分割して設けるこ
とができるものであり、このような構成は、取付部材１
４の構造が簡単である。 【００２５】トレー１９は従来の重量選別機の受皿とは
異なり、上面が光学的に被選別物２３とは明確に区分け
されるよう光を吸収し殆んど反射しないようになしてお
り、かつ上方と側方とから被選別物２３の姿外観が見ら
れるように底の浅い皿形をなしている。 【００２６】又トレー１９は本体１３に対して１個取付
ける場合と小割りして複数個を組合せて同数の係合機構
２０と組合せて一組とする場合とある。トレー１９を小
割りしたものは、被選別物２３の排出時に先の方から分
割片毎に順次傾動して排出するので被選別物２３を加速
することなく緩やかに排出することができるものであ
る。 【００２７】又トレー１９の上面は、被選別物２３の座
りを良くする効果と傷みを防止する効果を得るために、
軟質弾性材で人工芝状に立毛成形したものを被着する場
合と、軟質弾性部材をエアークッション式に形成して被
着する場合とがある。 【００２８】上記の如く構成したトレー装置３は、仕分
け部８においてトレー１９を傾動させるのに解放レバー
２１に排出作動装置７の作動片２２を瞬時に接触させる
だけでトレー１９の水平保持を解除させて傾動させるこ
とができるので、仕分け部８での排出トラブルがないと
共に速やかに排出することができる。特に従来のもの
は、バケットから下方又は側方に突出して設けたレバー
又はピン又はコロ又は摺動片等をガイド、カムで進路切
替えすることによってカム又はガイドに沿って傾くよう
になしているので排出作動部の故障が生じ易く且つ排出
のために比較的長い時間と距離とを必要としたが、これ
らを解消することができた。更に上記の如く作動片２２
を解放レバー２１に瞬時接触するだけでトレー１９が瞬
時に傾動することができるので、コンベアスピードを速
くして能力を向上させることができた。 【００２９】 【発明の効果】本発明は、上記の如く、被選別物の重量
による階級判定結果に基づき生産者への代価精算を行な
い得る一方、被選別物の形状による階級判定結果に基づ
いて仕分け排出（選別）することによりパック詰め等の
箱詰包装を行ない得て、その箱詰めされた被選別物の大
きさが揃い見栄えのする商品として出荷することができ
る上に、例えば胴回り（果径）が同じで高さが異なる被
選別物の生産者への代価を公正に評価できるものであ
り、生産者、選果場、市場の要望を同時に満たすことが
できるものである。
かん等の果実類やトマト、メロン、西瓜等のそ菜類を、
選別する選別方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】果実、そ菜類の選別規格には等級規格と
階級規格とがある。等級規格は、果実、そ菜類の品質を
示すものであり、階級規格は果実、そ菜類の大きさを示
すものである。この階級規格は形状により区分する規格
と重量により区分する規格とがある。 【０００３】そして、果実そ菜類を選別する汎用形状選
別機には多種多様のものが提案されてきたが、この種の
装置で実情に合致して現在実用化されている代表的な例
としては、機械的接触式二点間計測型（俗称スキマ型）
の形状選果機（特公昭56-38268号公報、実開昭51-86448
号公報）や、球状の全周面接触式傘型形状選別機（実公
昭39-33455号公報、実公昭56-11978号公報）や、非接触
で外径を計測する光線式選別機（実公昭56-33957号公
報、特開昭55-29760号公報）や、テレビカメラを用いて
撮像し面積を算出する形状選別機（実公昭56-11980号公
報）等が公知のものとしてある。 【０００４】前記接触式二点間計測型のものは、第１図
に示す如く果実そ菜類を横向きにしてその胴径を二点間
の間隙Ｄで計測するものである。 【０００５】次に、前記全周面接触式のものは、第２，
３図の如く果実そ菜類を垂直にして傘型に入れるもので
ある。 【０００６】また、前記光線式選別機は、非接触で計測
して選別するので果実そ菜類に損傷を与えない特徴があ
って、今日の形状選別機の主流をなし広く普及しつつあ
る。この装置では、計測位置が進行方向（長さ）と巾方
向とに限定されるので果実そ菜類は、垂直にのせて搬送
しなければならない。従って、第４図に示す如く果実そ
菜類が天地回転して排出される。カメラ式もまたこれと
同様である。 【０００７】これらの形状選別機夫々は、いずれも搬送
装置（一般にバケットコンベア又は選別コンベアとい
う）と対をなした計測装置により専用の測定を行なうよ
うになした機構であり、他の計測装置とは組合せられな
い。そしてこれらの装置は、選別する果実そ菜類の形状
とともに重量も計測できるように構成する思想は示され
ていない。 【０００８】一方重量式の選果機は、年々改良され近年
電子秤を利用したものが開発され実用化されつつある。
この重量式の選果機は、構造上から２つの種類に分類さ
れる。その１つの種類は、果実そ菜類をのせるバケット
（秤量容器）が平行四辺リンクをなすロバーバル機構に
支えられて秤量機構を構成したもの（実開昭53-148943
号公報、特開昭57-6321 号公報、特開昭57-12864号公
報）であり、他の種類は、バケットが単なるカップ型の
ものを秤で支えて秤量するもの（実開昭52-169957 号公
報）である。これらの装置の排出方法から分類すると第
５図の如くカップを下方に傾動させて、果実そ菜類を直
下方向に落下排出するものと、第４図の如くバケットを
側方に傾動させて果実そ菜類を側方に排出するものとが
ある。 【０００９】これらの重量選別機はいずれも、バケット
及び秤量装置が、１つの特定の目的即ち重量計測のため
にお互いに対をなす専用の装置であり、形状と重量との
両方を計測できるように構成する思想は示されていな
い。 【００１０】又、同一の品目の果実そ菜類でも地域によ
り味の濃淡即ち、糖度の高いものが好まれるところと、
若干甘酸っぱい味が好まれるところとがある。 【００１１】更に、選果場は、傾斜した山間地の生産農
家のために設置されたものと平地の生産農家のために設
置されたものとがある。 【００１２】 【発明が解決しようとする課題】このように異なる地域
で生産された果実そ菜類は、同一種類のものでも山間部
で収穫した果実そ菜類と平地で収穫した果実そ菜類とで
は、例えば胴回りが同じ大きさでも第６図に示す如く背
丈（果高）の高さが異なるとともに重量も当然ながら異
なってくる。このような果実そ菜類を形状（果径）で選
別した場合、同一階級となるため同一価格となり、従っ
て、背高の果実そ菜類を生産した農家には収穫量に対し
て対価が不当に安く支払われるという不公正さが発生す
るという問題があり、このような不公平さを是正して公
正な対価を得ることのできる選別方法の出現が生産者、
選果場から望まれている。一方、パック詰め等の箱詰包
装をする場合には、その箱詰めされた商品の見栄え上果
実そ菜類の大きさを揃えることが不可欠のため、形状で
選別することが必要であるという問題があり、形状で選
別することが選果場、市場から望まれている。 【００１３】本発明は、これらの問題点を解消するため
になされたものであり、果実そ菜類の重量による階級判
定結果に基づき代価精算を行ない得る一方、形状による
階級判定結果に基づきパック詰め等の箱詰包装を行ない
得て、生産者、選果場、市場の要望を同時に満たすこと
のできる新しい選別方法を提供することを目的とする。 【００１４】 【課題を解決するための手段】本発明は、被選別物とし
ての果実そ菜類を選別コンベアの多数のトレー装置上に
１個ずつ載せて搬送し、搬送途中に電子秤により被選別
物の重量を計測して重量信号（重量を計測して出される
信号を重量信号と称することとする。）を出力すると共
にセンサにより被選別物の形状を計測して形状信号（形
状を計測して出される信号を形状信号と称することとす
る。）を出力し、演算装置では、前記夫々の信号から被
選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを
行なうと共に、この重量による階級判定結果を代価精算
のための個数計数データとして処理し、且つ形状による
階級判定結果を仕分け排出信号として出力し、この仕分
け排出信号に基づいて被選別物を選別する果実そ菜類の
選別方法の構成である。 【００１５】 【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。 【００１６】１は選別コンベア、２はコンベアチエン、
３は選別コンベア１のトレー装置であって、コンベアチ
エン２に多数取付けられ、果実そ菜類の被選別物２３を
１個ずつ載せるものである。トレー装置３は各種の形状
に形成することができるが、その場合、該トレー装置３
の形状によってコンベアチエン２を左右に各１条設ける
場合と、中央下部に１条乃至２条設ける場合とがあり、
適宜用いることが望ましい。 【００１７】４は選別コンベア１の搬送経路途中の計測
部で被選別物２３の階級判定要素としての重量を計測し
て重量信号を出力する電子秤であり、トレー装置３の走
行路の下部にトレー装置３の下面を受ける如く設けられ
ている。この電子秤４は、電磁力平衡式又はロードセル
式等が用いられる。５は同じく計測部で被選別物２３の
階級判定要素としての平面形状を計測して形状信号を出
力するセンサとしての平面形状測定装置であり、トレー
装置３の走行路の上方に下向きに設けられ、トレー装置
３の上面を視野としてトレー装置３上の被選別物２３の
平面形状を計測する如くなしている。この平面形状測定
装置５は、好ましくはラインセンサカメラ５ａが用いら
れる。６は被選別物２３の階級判定要素としての側面形
状を計測して形状信号を出力するセンサとしての側面形
状測定装置であり、トレー装置３の走行路の側方に横向
きに設けられている。尚、本発明では、平面形状測定装
置５と側面形状測定装置６とのうちいずれか一方を用い
るものである。 【００１８】７はトレー装置３のトレー１９を所定の位
置で傾動させる排出作動装置であり、８は選別コンベア
１の仕分け部であって、該仕分け部８には階級別の受部
としての受箱８ａが設けられており、各受箱８ａには排
出作動装置７が対応している。 【００１９】排出作動装置７は、階級別の仕分け区分数
より多く設けて仕分け排出される被選別物２３の集中度
が高いと予測される区分けには該排出作動装置７を複数
個割当てて設け、複数個所から交互に受箱８ａ上に排出
する如くなして箱詰め作業者が多く配置できるようにな
している。 【００２０】９は演算装置であり、重量の階級区分値、
形状の階級区分値のプリセット回路を有しており、電子
秤４からの重量信号及び形状測定装置５、又は６からの
形状信号を夫々の規格値と比較して被選別物の重量によ
る階級判定と形状による階級判定とを行なうと共に、こ
の重量による階級判定結果を代価精算のための個数計数
データとして処理し、且つ形状による階級判定結果を仕
分け排出信号として選別コンベア１のトレー装置３の移
動と同期させて所定の排出作動装置７に出力するもので
ある。そしてこの仕分け排出信号が出力されると所定の
排出作動装置７が作動してトレー装置３のトレー１９を
傾動させ、トレー１９上の被選別物２３をその排出作動
装置７が割当てられた受箱８ａに仕分け排出するように
なっている。 【００２１】こうして、本発明では、被選別物２３の重
量による階級判定結果に基づき生産者への代価精算を行
ない得る一方、被選別物２３の形状による判定結果に基
づいて仕分け排出（選別）することによりパック詰め等
の箱詰包装を行ない得るようにしたものである。 【００２２】更に、被選別物２３の重量と形状とを計測
できるようにした選別コンベア１のトレー装置３を主と
して詳細に説明すれば、トレー装置３の本体１３は取付
部材１４に対して固着せず上下、前後、左右に若干移動
（浮動）自在に遊嵌して取付けられており、本体１３の
下部滑走面１５が電子秤４の秤量用受台としての滑走測
定レール１６上を走行する時、本体１３は取付部材１４
に対して若干浮き上った状態となり、回動自在に軸架さ
れた押しコロ１７により垂直面１８が押されて進行する
ので、電子秤４は垂直に作用する荷重だけを計測するこ
とができる。 【００２３】トレー装置３のトレー１９は、第１０、１
１、１２、１３図に示す如く本体１３の上部に取付けら
れ、係合機構２０によって本体１３を水平に自己保持
し、取付部材１４の一部に設けた解放レバー２１を排出
作動装置７の作動片２２が瞬時接触することにより水平
保持を解除し、トレー１９を本体１３と共に緩やかな傾
斜で傾動させて被選別物２３を緩やかに側方へ排出する
ものと、第１４図、第１５図、第１６図、第１７図に示
す如き別の実施例のものとがある。 【００２４】第１４、１５、１６、１７図に示すトレー
装置３のトレー１９は、本体１３に対して傾動自在に取
付けられ、この本体１３の一部にトレー１９との係合機
構２０を構成し、本体１３は傾動しない構造である。従
ってこの場合はトレー１９を複数個に分割して設けるこ
とができるものであり、このような構成は、取付部材１
４の構造が簡単である。 【００２５】トレー１９は従来の重量選別機の受皿とは
異なり、上面が光学的に被選別物２３とは明確に区分け
されるよう光を吸収し殆んど反射しないようになしてお
り、かつ上方と側方とから被選別物２３の姿外観が見ら
れるように底の浅い皿形をなしている。 【００２６】又トレー１９は本体１３に対して１個取付
ける場合と小割りして複数個を組合せて同数の係合機構
２０と組合せて一組とする場合とある。トレー１９を小
割りしたものは、被選別物２３の排出時に先の方から分
割片毎に順次傾動して排出するので被選別物２３を加速
することなく緩やかに排出することができるものであ
る。 【００２７】又トレー１９の上面は、被選別物２３の座
りを良くする効果と傷みを防止する効果を得るために、
軟質弾性材で人工芝状に立毛成形したものを被着する場
合と、軟質弾性部材をエアークッション式に形成して被
着する場合とがある。 【００２８】上記の如く構成したトレー装置３は、仕分
け部８においてトレー１９を傾動させるのに解放レバー
２１に排出作動装置７の作動片２２を瞬時に接触させる
だけでトレー１９の水平保持を解除させて傾動させるこ
とができるので、仕分け部８での排出トラブルがないと
共に速やかに排出することができる。特に従来のもの
は、バケットから下方又は側方に突出して設けたレバー
又はピン又はコロ又は摺動片等をガイド、カムで進路切
替えすることによってカム又はガイドに沿って傾くよう
になしているので排出作動部の故障が生じ易く且つ排出
のために比較的長い時間と距離とを必要としたが、これ
らを解消することができた。更に上記の如く作動片２２
を解放レバー２１に瞬時接触するだけでトレー１９が瞬
時に傾動することができるので、コンベアスピードを速
くして能力を向上させることができた。 【００２９】 【発明の効果】本発明は、上記の如く、被選別物の重量
による階級判定結果に基づき生産者への代価精算を行な
い得る一方、被選別物の形状による階級判定結果に基づ
いて仕分け排出（選別）することによりパック詰め等の
箱詰包装を行ない得て、その箱詰めされた被選別物の大
きさが揃い見栄えのする商品として出荷することができ
る上に、例えば胴回り（果径）が同じで高さが異なる被
選別物の生産者への代価を公正に評価できるものであ
り、生産者、選果場、市場の要望を同時に満たすことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１図は、従来の接触式二点間計測型の説明
図、 【図２】第２図は、従来の全周面接触式型の平面図、 【図３】第３図は、第２図の側断面図、 【図４】第４図は、従来の光線式選別機の排出部説明
図、 【図５】第５図は、従来の直下方向排出装置の説明図、 【図６】第６図は同一果径で高さの異なる果実の説明
図、 【図７】第７図は本発明の実施例装置の全体平面図、 【図８】第８図は、第７図の側面図、 【図９】第９図は、平面形状測定装置と電子秤と側面形
状測定装置との組合せを示す説明図、 【図１０】第１０図は、側面形状測定装置の説明図、 【図１１】第１１図は、第９、１０図に用いるトレー装
置の側面図、 【図１２】第１２図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１３】第１３図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１４】第１４図は、他の実施例を示すトレー装置説
明図、 【図１５】第１５図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図とトレーの順次傾倒説明図、 【図１６】第１６図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図とトレーの順次傾倒説明図、 【図１７】第１７図は、トレーの排出側を分割した他の
実施例を示す。 【符号の説明】 １…選別コンベア、２…コンベアチェン、３…トレー装
置、４…電子秤、５…平面形状測定装置、５ａ…ライン
センサカメラ、６…側面形状測定装置、７…排出作動装
置、８…仕分け部、８ａ…受部としての受箱、９…演算
装置、13…本体、14…取付部材、15…滑走面、16…滑走
測定レール、17…押しコロ、18…垂直面、19…トレー、
20…係合機構、21…解放レバー、22…作動片、23…被選
別物。
図、 【図２】第２図は、従来の全周面接触式型の平面図、 【図３】第３図は、第２図の側断面図、 【図４】第４図は、従来の光線式選別機の排出部説明
図、 【図５】第５図は、従来の直下方向排出装置の説明図、 【図６】第６図は同一果径で高さの異なる果実の説明
図、 【図７】第７図は本発明の実施例装置の全体平面図、 【図８】第８図は、第７図の側面図、 【図９】第９図は、平面形状測定装置と電子秤と側面形
状測定装置との組合せを示す説明図、 【図１０】第１０図は、側面形状測定装置の説明図、 【図１１】第１１図は、第９、１０図に用いるトレー装
置の側面図、 【図１２】第１２図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１３】第１３図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１４】第１４図は、他の実施例を示すトレー装置説
明図、 【図１５】第１５図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図とトレーの順次傾倒説明図、 【図１６】第１６図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図とトレーの順次傾倒説明図、 【図１７】第１７図は、トレーの排出側を分割した他の
実施例を示す。 【符号の説明】 １…選別コンベア、２…コンベアチェン、３…トレー装
置、４…電子秤、５…平面形状測定装置、５ａ…ライン
センサカメラ、６…側面形状測定装置、７…排出作動装
置、８…仕分け部、８ａ…受部としての受箱、９…演算
装置、13…本体、14…取付部材、15…滑走面、16…滑走
測定レール、17…押しコロ、18…垂直面、19…トレー、
20…係合機構、21…解放レバー、22…作動片、23…被選
別物。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成５年６月１７日 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】第１図は、従来の接触式二点間計測型の説明
図、 【図２】第２図は、従来の全周面接触式型の平面図、 【図３】第３図は、第２図の側断面図、 【図４】第４図は、従来の光線式選別機の排出部説明
図、 【図５】第５図は、従来の直下方向排出装置の説明図、 【図６】第６図は同一果径で高さの異なる果実の説明
図、 【図７】第７図は本発明の実施例装置の全体平面図、 【図８】第８図は、第７図の側面図、 【図９】第９図は、平面形状測定装置と電子秤と側面形
状測定装置との組合せを示す説明図、 【図１０】第１０図は、側面形状測定装置の説明図、 【図１１】第１１図は、第９、１０図に用いるトレー装
置の側面図、 【図１２】第１２図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１３】第１３図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１４】第１４図は、他の実施例を示すトレー装置説
明図、 【図１５】第１５図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図、 【図１６】第１６図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置のトレーの順次傾倒説明図、 【図１７】第１７図は、トレーの排出側を分割した他の
実施例を示す。 【符号の説明】 １…選別コンベア、２…コンベアチェン、３…トレー装
置、４…電子秤、５…平面形状測定装置、５ａ…ライン
センサカメラ、６…側面形状測定装置、７…排出作動装
置、８…仕分け部、８ａ…受部としての受箱、９…演算
装置、13…本体、14…取付部材、15…滑走面、16…滑走
測定レール、17…押しコロ、18…垂直面、19…トレー、
20…係合機構、21…解放レバー、22…作動片、23…被選
別物。
【手続補正書】 【提出日】平成５年６月１７日 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】第１図は、従来の接触式二点間計測型の説明
図、 【図２】第２図は、従来の全周面接触式型の平面図、 【図３】第３図は、第２図の側断面図、 【図４】第４図は、従来の光線式選別機の排出部説明
図、 【図５】第５図は、従来の直下方向排出装置の説明図、 【図６】第６図は同一果径で高さの異なる果実の説明
図、 【図７】第７図は本発明の実施例装置の全体平面図、 【図８】第８図は、第７図の側面図、 【図９】第９図は、平面形状測定装置と電子秤と側面形
状測定装置との組合せを示す説明図、 【図１０】第１０図は、側面形状測定装置の説明図、 【図１１】第１１図は、第９、１０図に用いるトレー装
置の側面図、 【図１２】第１２図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１３】第１３図は、第１１図トレー装置の排出作動
部の説明図、 【図１４】第１４図は、他の実施例を示すトレー装置説
明図、 【図１５】第１５図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置説明図、 【図１６】第１６図は、トレーを複数個に分割したトレ
ー装置のトレーの順次傾倒説明図、 【図１７】第１７図は、トレーの排出側を分割した他の
実施例を示す。 【符号の説明】 １…選別コンベア、２…コンベアチェン、３…トレー装
置、４…電子秤、５…平面形状測定装置、５ａ…ライン
センサカメラ、６…側面形状測定装置、７…排出作動装
置、８…仕分け部、８ａ…受部としての受箱、９…演算
装置、13…本体、14…取付部材、15…滑走面、16…滑走
測定レール、17…押しコロ、18…垂直面、19…トレー、
20…係合機構、21…解放レバー、22…作動片、23…被選
別物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【１】 被選別物としての果実そ菜類を選別コンベアの
多数のトレー装置上に１個ずつ載せて搬送し、搬送途中
に電子秤により被選別物の重量を計測して重量信号を出
力すると共にセンサにより被選別物の形状を計測して形
状信号を出力し、演算装置では、前記夫々の信号から被
選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを
行なうと共に、この重量による階級判定結果を代価精算
のための個数計数データとして処理し、且つ形状による
階級判定結果を仕分け排出信号として出力し、この仕分
け排出信号に基づいて被選別物を選別することを特徴と
する果実そ菜類の選別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122276A JPH0773695B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 果実そ菜類の選別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122276A JPH0773695B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 果実そ菜類の選別方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57128246A Division JPS5919577A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 果実そ菜類の選別方法と装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067748A true JPH067748A (ja) | 1994-01-18 |
| JPH0773695B2 JPH0773695B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14831962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5122276A Expired - Lifetime JPH0773695B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 果実そ菜類の選別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773695B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010079052A (ko) * | 2001-06-08 | 2001-08-22 | 박경애 | 과일선별기의 분류(선별)방법 및 장치 |
| FR2814383A1 (fr) * | 2000-09-22 | 2002-03-29 | Pierre Fachaux | Dispositif de triage de produits, notamment de fruits |
| KR100493419B1 (ko) * | 2002-10-17 | 2005-06-07 | 대한민국(관리부서:농촌진흥청) | 컴퓨터 시각을 이용한 절화선별기 |
| ITBO20100500A1 (it) * | 2010-08-03 | 2012-02-04 | Rg S N C Di Ricci Riziero & C | Calibratrice universale per frutta, ortaggi e simili. |
| ITUB20152968A1 (it) * | 2015-08-06 | 2017-02-06 | Unitec Spa | Gruppo, e procedimento, di trattamento di prodotti ortofrutticoli. |
| CN108246647A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-07-06 | 冯贵良 | 一种农产品自动分拣装置及其控制方法 |
| CN109351665A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-02-19 | 东莞理工学院 | 一种苹果分选装置 |
Citations (4)
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| JPS52145156A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-02 | Onesutoshiya Kk | Automatic grading system of fruit |
| JPS53102078A (en) * | 1977-02-17 | 1978-09-06 | Kenki Kouei Kk | Concentrating method of round agricultural products |
| JPS54127744U (ja) * | 1978-02-27 | 1979-09-05 | ||
| JPS5791417A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Iseki & Co Ltd | Weight sorter for fruit and vegetables |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP5122276A patent/JPH0773695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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| JPS52145156A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-02 | Onesutoshiya Kk | Automatic grading system of fruit |
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Cited By (10)
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| KR100493419B1 (ko) * | 2002-10-17 | 2005-06-07 | 대한민국(관리부서:농촌진흥청) | 컴퓨터 시각을 이용한 절화선별기 |
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| ITUB20152968A1 (it) * | 2015-08-06 | 2017-02-06 | Unitec Spa | Gruppo, e procedimento, di trattamento di prodotti ortofrutticoli. |
| WO2017021421A1 (en) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | Unitec S.P.A. | Assembly, and method, for processing fruit and vegetable products |
| US10549318B2 (en) | 2015-08-06 | 2020-02-04 | Unitec S.P.A. | Assembly, and method, for processing fruit and vegetable products |
| CN108246647A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-07-06 | 冯贵良 | 一种农产品自动分拣装置及其控制方法 |
| CN108246647B (zh) * | 2018-04-02 | 2019-09-24 | 冯贵良 | 一种农产品自动分拣装置及其控制方法 |
| CN109351665A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-02-19 | 东莞理工学院 | 一种苹果分选装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0773695B2 (ja) | 1995-08-09 |
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