JPH0676496A - リニアアクチュエータの直線案内機構 - Google Patents

リニアアクチュエータの直線案内機構

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Publication number
JPH0676496A
JPH0676496A JP22973092A JP22973092A JPH0676496A JP H0676496 A JPH0676496 A JP H0676496A JP 22973092 A JP22973092 A JP 22973092A JP 22973092 A JP22973092 A JP 22973092A JP H0676496 A JPH0676496 A JP H0676496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear
sheet
ceramics
guide
linear actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP22973092A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Kamimura
直人 上村
Yuji Nishimura
裕司 西村
Tomio Suzuki
冨男 鈴木
Takeshi Takahashi
高橋  毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0676496A publication Critical patent/JPH0676496A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、リニアアクチュエータの直線
案内路と転がり式ベアリングの接触面を平坦にし、面圧
を下げると共に、案内路を摩耗等性を優れたシート状セ
ラミックスを用いる事により、常に高い精度の直線往復
運動ができる、低コストのリニアアクチュエータの直線
案内構造を提供することにある。 【構成】リニアアクチュエータの直線案内機構を、ガイ
ドレール基材4に耐摩耗特性の優れたシート状セラミッ
クス11を結合し、転がり式ベアリング7との接触面を
平坦にし、面圧を下げ、キャリッジ6との姿勢変化を防
ぐ。またガイドレール基材4は、アルミ等の材料で作り
剛性を持たせ、転がり式ベアリング7との接触面のみを
シート状セラミックス11にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置のリ
ニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアアクチュエータでは特開平
2−278577に記載の様に、丸棒式の案内路をセラ
ミックス材料を用いて構成している。図4に示す様に、
安価で耐摩耗性の高いリニアガイドを提供している。し
かし信頼性を更に高めるためには、ベアリングと案内路
の面圧を下げるために、平坦な案内路を使用する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、案内路の精
度を充分に保持したまま、平坦な案内路を使用する事で
摩耗が少なく、コストのかからない、リニアアクチュエ
ータの直線案内機構を提供する事にある。更に装置内に
温度上昇がおきても、アクチュエータの姿勢が変らない
リニアアクチュエータの直線案内機構を提供する事にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】リニアアクチュエータの
直線案内路とキャリッジを保持する転がり式ベアリング
を平坦な面で受け、直線案内路と転がり式ベアリングと
を面接触にする事で面圧を下げ、摩耗特性の向上を図っ
た機構とした。
【0005】また案内路面のみをシート状セラミックス
で作り、案内路をシート状のセラミックスと案内路基材
の2つに分け、案内路をレールハウジング等と同じアル
ミ材料で作る事により、セラミックスの使用量が極めて
少なくできる。またセラミックスの形状が極めて単純な
ためコストが大幅に下がる。また案内路基材をレールハ
ウジングと同じアルミ材料で作る事により、材料の膨張
係数差に起因する材料の伸縮差が無くなり、キャリッジ
の姿勢変化が起きない。
【0006】
【作用】本発明のリニアアクチュエータの直線案内路に
よれば、キャリッジを支持する剛性をアルミガイドレー
ル基材が持ち、転がり式ベアリングとの摺動面には、シ
ート状セラミックスを配置する事により、性能を維持し
たまま、コストを低く抑えられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明を磁気ディスク装置のリニアアクチュエ
ータの直線案内機構に適用した場合の一実施例を示す図
である。図2は、リニアアクチュエータの直線案内機構
部の詳細図である。図3は、シート状セラミックスとガ
イドレールとの締結部の詳細図である。図1において、
ディスク1は、スピンドル2に持されている。データの
読書きを行なう磁気ヘッド3は、キャリッジ6に支持さ
れている。レールハウジング5にガイドレール基材4が
取付けられ、転がり式ベアリング7と接触する面にシー
ト状セラミックス11が結合されている。
【0008】また、キャリッジ6には、コイル9が結合
され、磁気回路10に印加される電流に応じキャリッジ
6をアクセス方向に移動させる。
【0009】図2のリニアアクチュエータの直線案内機
構部の詳細図を用いて、各部の動作を詳説する。レール
ハウジング5に結合されたシート状セラミックス11
は、転がり式ベアリング7と平坦な面にて、面接触させ
ているため、接触面と転がり式ベアリング7とのアライ
メントが狂い、キャリッジ6が姿勢変化を起こす事はな
い。このため、アクセス方向に、キャリッジ6が移動し
ても、常に高い精度で直線往復運動ができる。またシー
ト状セラミックス11は、単純な、長方体で良く、且つ
ガイドレール基材4は、レールハウジング5と同じアル
ミ材料で良いため、セラミックスの量が大幅に減りコス
トが下がる。そして転がり式ベアリング7と面接触して
いる面のシート状セラミックス11は、転がり式ベアリ
ング7と充分な精度で支持でき、且つ耐摩耗性に優れて
おり、キャリッジ6は常に高い精度で直線往復運動がで
きる。
【0010】またガイドレール基材4とレールハウジン
グ5の材質が同じ事により、材料の膨張係数差に起因す
る。異種材料間の伸縮差がなくなり、キャリッジ6の姿
勢変化が起きない。これにより、キャリッジ6は、常に
高い精度で直線往復運動ができる。
【0011】図3に示す様に、ガイドレール基材4とシ
ート状セラミックス11とは、1本のネジ12で締結さ
れているため、装置内の温度が上昇し膨張係数差によ
り、ガイドレール基材4の伸びとシート状セラミックス
11の伸びが異なっても、締結部は片方だけで、もう一
方は、自由端としているため、シート状セラミックス1
1と転がり式ベアリング7との面接触部分には変化が起
きない。このため、キャリッジ6は常に高い精度で直線
往復運動ができる。
【0012】
【発明の効果】リニアアクチュエータ直線案内路をシー
ト状セラミックスを用いて構成する事により、低コスト
で摩耗特性が良く、装置可動中のキャリッジの姿勢変化
を防止でき、精度の高い直線往復運動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を磁気ディスク装置に適用した場合の一
実施例を示す図である。
【図2】本発明を磁気ディスク装置に適用した場合の一
実施例の詳細図である。
【図3】本発明を磁気ディスク装置に適用した場合の一
実施例の詳細図である。
【図4】従来技術のガイドレール図である。
【符号の説明】
1…ディスク、 2…スピンドル、 3…磁気ヘッド、 4…ガイドレール基材、 5…レールハウジング、 6…キャリッジ、 7…転がり式ベアリング、 9…コイル、 10…磁気回路、 11…シート状セラミックス、 12…ネジ、 13…丸棒式レール。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 毅 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所小田原工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを搭載するキャリッジと該キャ
    リッジを磁気ディスクの半径方向に案内するベアリング
    とガイドレールを備えたリニアアクチュエータの案内機
    構のガイドレールにおいて、前記ガイドレールを基材部
    と案内面の部分に分け前記ガイドレールの案内面の部分
    だけをシート状材料で作られている事を特徴とするリニ
    アアクチュエータの直線案内機構。
  2. 【請求項2】前記シート状材料を鋼よりも耐摩耗特性を
    持つシート状セラミックスで作られている事を特徴とす
    る請求項1記載のリニアアクチュエータの直線案内機
    構。
  3. 【請求項3】前記ガイドレールの基材部をアルミ材で作
    る事を特徴とする請求項1又は2記載のリニアアクチュ
    エータの直線案内機構。
JP22973092A 1992-08-28 1992-08-28 リニアアクチュエータの直線案内機構 Pending JPH0676496A (ja)

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JP22973092A JPH0676496A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 リニアアクチュエータの直線案内機構

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JP22973092A JPH0676496A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 リニアアクチュエータの直線案内機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676496A true JPH0676496A (ja) 1994-03-18

Family

ID=16896797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22973092A Pending JPH0676496A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 リニアアクチュエータの直線案内機構

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