JPH0675977U - 自動二輪車用灯具 - Google Patents

自動二輪車用灯具

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JPH0675977U
JPH0675977U JP1737893U JP1737893U JPH0675977U JP H0675977 U JPH0675977 U JP H0675977U JP 1737893 U JP1737893 U JP 1737893U JP 1737893 U JP1737893 U JP 1737893U JP H0675977 U JPH0675977 U JP H0675977U
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JP
Japan
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light
license plate
lamp
lens
bulb
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Application number
JP1737893U
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English (en)
Inventor
和彦 遠藤
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右方向略均一な光量でライセンスプレート
を照明できる自動二輪車用灯具の提供。 【構成】 ライセンスプレートランプとテール&ストッ
プランプとが一体に構成された自動二輪車用灯具におい
て、光量の確保できるライセンスプレート光源正対領域
30A,30Bには、ライセンスプレートランプ用レン
ズ20に微小凹凸21を形成して光を積極的に散乱させ
ることで光量の平滑化を図り、一方十分な光量の確保で
きないライセンスプレート光源非正対領域30Cには、
レンズ20にプリズムステップ22を形成して光をでき
るだけ拡散させないように導き光量不足を補うようにし
て、ライセンスプレート30を左右方向略均一な光量で
照明するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動二輪車用灯具に係り、特にライセンスプレートランプとテール &ストップランプとが一体に構成された自動二輪車用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7,8はこの種の従来の自動二輪車用の灯具の正面図及び縦断面図を示して おり、前方から下方にかけて開口するランプボディ1の開口部に縦断面L字型の テール&ストップランプ用のレンズ2が組付けられて灯室が形成され、灯室内に は、光源であるバルブ5とリフレクター6が収容されている。レンズ2の底面に は、ライセンスランプ用のレンズ3が溶着一体化されている。レンズ3の内面に はシボ加工処理による微小凹凸4が形成されており、レンズ3から出射する光が 散乱されることで、レンズ3の下方に設けられたライセンスプレート8が均一に 照明されるようになっている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
しかし前記した従来の灯具においては、図9に示されるように、ライセンスプ レート8のバルブ5から近い左右方向中央寄り8aでは光量が大きく、バルブ5 から遠くなる左右方向両端部寄り8cでは光量が小さいために、ライセンスプレ ート8の左右方向両端部寄り8cが中央寄り8aに比べて暗くなって、ライセン スプレートの表示の視認性が悪いという問題があった。
【0004】 この問題につき、考案者が検討したところ、レンズ3のバルブ5に正対する領 域3aでは光のエネルギー密度が高いため、主にこの領域3aを透過する光によ って照明される領域8a1における光量は大きい。またバルブ正対領域3a,3 aで挾まれた領域3bは、それぞれのバルブ5から導かれる光のエネルギー密度 は低いが、左右双方のバルブ5,5からの光が導かれるので、この領域3bを透 過する光によって照明される領域8a2における光量は、領域8a1における光量 程高くないものの、十分な光量が得られる。しかしバルブ正対領域3aより左右 方向外側の領域3cでは、バルブ5と正対しないためバルブ5から導かれる光の エネルギー密度は低く、しかも遠方に位置するバルブからの光はほとんど届かな いため、この領域3cを透過する光によって主に照明される領域8cにおける光 量は他の領域8a1,8a2に比べると著しく低いことがわかった。
【0005】 そこで考案者は、大きな光量の確保できるライセンスプレートのバルブ正対領 域には、レンズに微小凹凸を形成することで出射光を散乱させてライセンスプレ ート照明光の光量を均一化し、一方、光量が足らないライセンスプレートのバル ブ非正対領域には、レンズにプリズムステップを形成することで、ライセンスプ レート照明光の光量の低下を抑制するようにすれば、ライセンスプレート全体が 略均一な光量となるという知見の下に本考案をなすに至ったものである。
【0006】 本考案は前記した従来技術の問題点及び考案者の知見の下になされたもので、 その目的は、左右方向略均一な光量でライセンスプレートを照明できる自動二輪 車用灯具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案に係る自動二輪車用灯具においては、ライ センスプレートランプとテール&ストップランプとが一体に構成された自動二輪 車用灯具において、ライセンスプレートランプ用レンズの内面の、光源から離間 した位置となるレンズ左右両側部に、出射光をライセンスプレートの左右両端部 寄りに向けるプリズムステップを形成するとともに、同レンズのこの左右のプリ ズムステップ形成領域で挾まれた領域に、出射光を散乱させるための微小凹凸を 形成するようにしたものである。
【0008】
【作用】
光源に正対するため比較的エネルギー密度の高い光を出射するライセンスプレ ートランプ用レンズの左右方向略中央寄りの領域では、レンズ内面に形成された 微小凹凸により出射光が散乱されてライセンスプレート照明光が広く拡散される 。一方、光源に正対せず比較的エネルギー密度の低い光を出射するライセンスプ レートランプ用レンズ左右方向端部寄りの領域では、プリズムステップにより出 射光が散乱されることなく左右方向外側寄りにのみ屈折拡散されて、ライセンス プレート左右両端部寄りに導かれる。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図5は本考案の一実施例である自動二輪車用のテール&ストップランプ を示し、図1は同ランプの正面図、図2は同ランプの水平断面図(図1に示す線 II−IIに沿う断面図)、図3は同ランプの縦断面図(図1に示す線III−IIIに沿 う断面図)、図4はライセンスプレートランプ用レンズの斜視図、図5は同レン ズの透過光の出射方向を説明する説明図である。
【0010】 これらの図において、内面に放物面形状のリフレクター12が一体に形成され た正面視横長矩形状のランプボディ10には、左右に2個のバルブ挿着孔11が 設けられ、それぞれの孔11にバルブ14が挿着されるとともに、ランプボディ 10の周縁にはシール溝16が形成され、このシール溝16に機能色(赤色)を 帯びた容器状のレンズ18が組付一体化されてテール&ストップランプが構成さ れている。レンズ18の左右両側部には段差部19が形成されて、斬新さが強調 されるとともに、段差部19が形成されることにより前方に突出するレンズ前面 突出部領域18aの裏面には、リフレクター12で反射されて前方に導かれた光 を拡散配光するための魚眼ステップ18bが形成されている。
【0011】 レンズ18の底面壁には、白色のライセンスプレートランプ用レンズ20が溶 着一体化され、バルブ14とレンズ20とによってライセンスプレートランプが 構成されている。レンズ20の左右長さは前面突出部領域18aの左右長さと同 一で、前後長さは前面突出部領域18aの底面の一部を占める位置まで前方に延 出形成されるとともに、レンズ20の側面20aが段差部19位置で上方に立ち 上がり、レンズ前面突出部領域18aの側面に一体化されており、このレンズ側 面20aから出射する光は下方に位置するライセンスプレート30の左右の端部 領域を照明する。
【0012】 レンズ20の内面のバルブ14に正対する領域20A,20A及びバルブ正対 領域20A,20Aで挾まれた領域20Bには、シボ加工処理された微小凹凸2 1が形成され、バルブ正対領域20Aの外側の領域20C,20Cには、それぞ れ左右方向外側に出射光を屈折拡散させるためのプリズムステップ22が形成さ れている。
【0013】 即ち、バルブ14に正対しかつバルブ14からの距離が短いため、導かれる光 のエネルギー密度が高く出射光が十分な光量となるバルブ正対領域20Aと、バ ルブ14に正対しないため導かれる光のエネルギー密度がバルブ正対領域20A に導かれる光に比べて幾分低いものの、双方のバルブ14,14からの光が導か れるため十分な光量の出射光が得られるバルブ正対領域20A,20A間領域2 0Bには、出射光を散乱させるためのシボ加工処理の施された微小凹凸21が形 成されており、これらの領域20A,20Bを透過する光は微小凹凸21によっ て種々の方向に散乱され、ライセンスプレート30のこれらの領域20A,20 Bに対応する領域30A,30Bにおける光量が平滑化されている。またバルブ 14に正対しないためバルブ14から導かれる光のエネルギー密度が低く、かつ 遠方に位置する側のバルブからの光がほとんど導かれないため、出射光の光量が 十分ではないバルブ正対領域外側領域20C,20Cには、出射光をライセンス プレート30の端部寄りに導くプリズムステップ22が形成されており、この領 域20Cを透過する光はプリズムステップ22によってライセンスプレートの左 右方向端部寄りに屈折拡散されて、ライセンスプレート端部寄りの領域30Cに おける照明光の光量がライセンスプレートランプ用レンズ全体に微小凹凸を形成 した場合に比べると高められている。このためライセンスプレート30を照明す る照明光は左右方向に略均一な光量となり、プレート表示の視認性が良好となっ ている。
【0014】 図6は本考案の他の実施例である自動二輪車用のテール&ストップランプの要 部であるライセンスプレートランプ用レンズの斜視図である。 前記した第1の実施例におけるテール&ストップランプの前面レンズ18には 、左右両側部に段差部19が形成されていたが、本実施例におけるテール&スト ップランプの前面レンズ18の左右側部には段差部が形成されておらず、しかも ライセンスプレートランプ用レンズ20の左右長さがテール&ストップランプ用 レンズ18の底面壁の左右巾と同一で、レンズ20の左右の側面は上方に立ち上 がってレンズ18の側面に面一に形成されている。このレンズ側面20aは前記 した第1の実施例におけるライセンスプレートランプ用レンズの側面より大きい ため、ライセンスプレート端部照明光の光量はそれだけ大きい。
【0015】 またこのレンズ側面20aの裏面にもプリズムステップ22を形成するように すれば、側面20aから出射する光も屈折拡散されて、ライセンスプレート30 の左右端部寄りを照明する光の光量が一層増加し、ライセンスプレート表面の視 認性がさらに良好となる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る自動二輪車用灯具によれば、光 源に正対するため比較的エネルギー密度の高い光を出射するライセンスプレート ランプ用レンズの左右方向略中央寄りの領域では、レンズ内面に形成された微小 凹凸により出射光が散乱されてライセンスプレート照明光が広く拡散され、一方 、光源に正対せず比較的エネルギー密度の低い光を出射するライセンスプレート ランプ用レンズ左右方向端部寄りの領域では、プリズムステップにより出射光が 散乱されることなく左右方向外側寄りにのみ屈折拡散されて、ライセンスプレー ト左右両端部寄りに導かれるので、ライセンスプレート照明光の光量が平滑化さ れるとともに、従来光量不足であったライセンスプレートの左右方向端部寄りに おける照明光の光量の低下が抑えられて、ライセンスプレート表示の視認性が良 好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である自動二輪車用テール&
ストップランプの正面図
【図2】同ランプの水平断面図(図1に示す線II−IIに
沿う断面図)
【図3】同ランプの縦断面図(図1に示す線III−IIIに
沿う断面図)
【図4】同ランプのライセンスプレートランプ用レンズ
の斜視図
【図5】同ライセンスプレートランプ用レンズの透過光
の出射方向を説明する説明図
【図6】本考案の第2の実施例であるテール&ストップ
ランプの要部であるライセンスプレートランプ用レンズ
の斜視図
【図7】従来のテール&ストップランプの正面図
【図8】同ランプの縦断面図
【図9】従来のライセンスプレート用レンズによる照射
光の光量差を説明する説明図
【符号の説明】
10 ランプボディ 14 光源であるバルブ 18 テール&ストップランプ用レンズ 20 ライセンスプレートランプ用レンズ 21 シボ加工処理の施された微小凹凸 22 プリズムステップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライセンスプレートランプとテール&ス
    トップランプとが一体に構成された自動二輪車用灯具に
    おいて、ライセンスプレートランプ用レンズの内面の、
    光源から離間した位置となるレンズ左右両側部に、出射
    光をライセンスプレートの左右両端部寄りに向けるプリ
    ズムステップが形成されるとともに、同レンズのこの左
    右のプリズムステップ形成領域で挾まれた領域に、出射
    光を散乱させるための微小凹凸が形成されたことを特徴
    とする自動二輪車用灯具。
JP1737893U 1993-04-07 1993-04-07 自動二輪車用灯具 Pending JPH0675977U (ja)

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JP1737893U JPH0675977U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 自動二輪車用灯具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131084A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Honda Motor Co Ltd 車両用灯火器構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131084A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Honda Motor Co Ltd 車両用灯火器構造
JP4558450B2 (ja) * 2004-11-05 2010-10-06 本田技研工業株式会社 車両用灯火器構造

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